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朝夕の冷え込みが厳しくなってきて、マラソンをするにはちょうどいい時期になってきました。子どもたちは朝活動の時間に主体的にマラソン練習に取り組んでいます。
11月16日にはマラソン大会が予定されているので、2日の全校体育でもマラソン練習を行いました。コースを3周する600mの部と5周する1000mの部の二つがあり、自分で選ぶことになっています。最初に1.2年生中心に600mの部の練習をした後、3.4年生中心に1000mの部の練習をしました。さすがに1000mは一気には走れないのでペース配分が大切になります。最初から飛ばし気味の子、後で力を出せるようにためておく子など様々でしたが、応援の子の大声援を受けて、全員が最後まで走りきることができたのは立派でした。やはり日々の積み重ねが子どもの体力増進に役立っていることがわかりました。 -
新山小学校で力を入れていることの一つに英語学習があります。通常は5.6年生で外国語活動の学習を行いますが、新山小ではALTの先生とボランティアの先生のおかげで、1年生から英語学習を行っています。
10月31日はハロウィンでした。早速1日には連学年毎にハロウィン学習を行いました。何はともあれ雰囲気が大切と言うことで帽子や眼鏡、マントなどで仮装して雰囲気はOKです。次はアイマスクをしてのカボチャ福笑いに挑戦です。目隠ししたパートナーを英語を使って正しい位置に誘導して、顔を作っていきます。「右と言っているのに左に行ったり」という場面もありましたが、それなりの顔ができあがりました。またハロウィンの登場人物をカルタにしたものを取り合って遊んだりしました。仮想の楽しさも加わって、いつもよりいっそう楽しく英語学習を行うことができました。 -
新山青少年育成会、新山子育て応援部会、新山小学校PTA共催のツリークライミングが和手下の森で行われました。毎年6月に行われていた行事ですが、今年度は講師の先生の都合でこの時期になりました。それでも子ども16人大人9人という多数の方の参加がありました。
ツリークライミングと言っても、実際の木によじ登るわけではありません。専用のロープやサドル(安全帯)、安全保護具を利用して木に登り、木や森、自然との一体感を味わう体験活動です。
1回目という人の方が少なく、もう何回かの経験がある人が多かったので、一通り説明を聞いてスタートするとあっという間に10m近い木のてっぺん近くまで登っている子もいました。木の上から見える景色はまた格別だったようで、ずっと登っていたいと言っている子もいました。
お昼は近くの和手下公民館に全員で移動して、役員の皆さんが作ってくれた豚汁と持参したおにぎりと一緒にいただきました。吹く風が冷たく感じられる日だったので、温かい豚汁がとてもありがたく感じました。自然豊かな新山ならではの経験がまた一つできてよかったです。 -
28日の1時間目には5.6年生が校長先生と一緒に合唱の勉強をしました。5.6年生は11月2日に行われる中部連合音楽会に参加する予定です。
2部合唱の「あの花のように」をまず担任の先生の指揮で歌ってもらいました。一人ずつがんばって歌っていますが、全体のまとまりが今一つという感じでした。
校長先生からは「まず体の重心を動かすことなく歌いましょう」「歌詞には意味があるので、場面場面に相応しい歌い方を考えましょう」「フレーズの最後の処理を丁寧にして、歌をつなげていきましょう」という3つのことを中心にお話がありました。
その後、実際に歌いながら「出だしの『ねえ』はどういう気持ちで歌っているの」「高い音を出すには口の形を気をつけて」など具体的でわかりやすい指導をしていただきました。その度に子どもたちの歌がはっきり変わっていくのがよく分かります。歌は「燃えるハートとクールな頭で歌う」ということが大切だと言うことがよく分かりました。 -
新山まつりも無事に終わって、落ち着いて教科学習に取り組める「勉強の秋」になってきました。昨日の2時間目には本校の研究主任の先生が算数の授業を公開してくれました。内容はたしざんで「17+8」を10の固まりを作ることで計算しやすくなることに気づくことがねらいです。
課題把握、個人追究、共同追究そして終末まで、無理のない、無駄のない授業の流れから学ぶことはもちろんたくさんありますが、何より学ぶべき点は、課題にみんなで集中して取り組んで解決することを互いに喜び合うという雰囲気が1年生でもできているということです。こうなるまでに日々の授業の中での積み上げがあったに違いありません。発言のルール、聞く人は話す人に体を向ける、よい意見には拍手する、お互いに指名し合うなど、授業の大切なルールが1年生でもきちんと身につけば、これだけの追究ができるということを実証していただきました。お互いの授業を見て学び合うことで、教員一人ひとりの指導力を高めていきたいと思います。