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新山小学校では様々な特徴ある活動を行っていますが、その一つに清掃があります。わずか30人で校舎の隅々まで清掃するには、分担も工夫する必要があります。そこで学年の枠を超えた縦割り清掃を行っています。
分担は学期毎に変わります。11日の朝は3学期の新分担になった人たち同士が集まって、それぞれの分担場所の清掃計画を立てました。
6年生が8人いるので、多くの場所では6年生がリーダーになって下級生と話し合いながら、やるべきことを決めだして、それを誰が担当するのか決めていきました。中には6年生が居ない場所もあるので、そういう所では5年生や4年生がリーダーとなって話を進めていきます。新山小の特徴の一つとして、学年を越えたつながりが強いことが挙げられます。その要因は月目標振り返り集会やプレーザゲームと共に、この縦割り清掃活動にあるような気がします。毎日の清掃活動の中で上級生から下級生に大切なことが伝えられています。 -

13日間と例年より少し長めの冬休みも無事に終了して、今日から50日間の新山小学校の3学期が始まりました。
一昨日の雪は新山では20cmほど積もり、雪化粧の学校となっています。
朝清掃をした後、早速3学期始業式を行いました。校長先生からは十二支の話の後、今年がとり年であることにちなんだお話がありました。まずは「とり」という漢字も「鳥」「鶏」「酉」の3つがあることを紹介されて、それぞれの意味を教えて下さいました。字が違うだけでそれぞれ少しずつ違った意味があることが分かりました。
次にとりにまつわるお話として、イソップ童話の「からすと水差し」を紹介してくれました。水差しの中に少ししかなかった水を、自分のくちばしが届かないが、何とかして飲みたいと、いろいろ考えて最後には美味しく飲むことができたという内容です。困難に当たってもあきらめずにがんばって考えることの大切さを教えてくれる話でした。
50日間が充実した日々になり今年度のよいまとめができるようにがんばっていきたいと思います。 -

27日は2学期最後の登校日でした。2時間目にはマルチルームで終業式が行われました。2学期にがんばったことの発表を3つの学年の友だちがしてくれました。
最初の1年生は3人がそれぞれ2学期にがんばったことを発表してくれました。新山まつりの劇、キックベース等それぞれの思いを発表してくれました。また好きな漢字の発表もしてくれました。「学校」「文」「森」などが発表されて1年生の成長を感じました。
4年生は11月にあった長野社会見学の様子と継続して取り組んでいるチェリーブロッサムログハウス作りについて感想を発表してくれました。最後の5年生は白毛もち米作り、手良小とのICT交流、そしてなかよしの大切さについて発表してくれました。それぞれに様々な学びがあった2学期であったことが分かりました。校長先生は、2学期のたくさんの行事について写真で振り返った後、1月10日の3学期始業式にはまた元気に学校に来てほしいと話されました。充実の2学期が終わりました。 -

12月26日には4人の3年生が市役所見学を兼ねて、ロビーで新山の梅漬けや梅ジュースを販売する体験活動を行いました。
3年生は5月から度々新山梅協業組合さんの所に出かけては、梅を漬け込む仕事、紫蘇の葉を収穫する仕事、漬かった梅をパック詰めする仕事などを手伝ってきました。そして10月の新山まつりには梅協業組合さんのテントでいっしょに販売を体験させてもらいました。
そして、今までの学習のまとめとして今回は市役所での販売体験が実現しました。市役所見学を終えると、いよいよ梅販売の時間が迫ってきました。階下をを見ると、もう梅協業組合の方が来ていました。早速ロビーに戻り、新山Tシャツにエプロン・バンダナ・ねじりはちまき姿になり、首からは新山まつりの時のように看板を下げて、用意万端です。予定の11:30にはならないうちから、もうお客さんが来始めました。呼び込みの声も最初は少しビビリ気味で「何だか新山まつりの時とちがうなあ・・」と緊張していましたが、そのうちに本領発揮!2階の課にも聞こえるような声が出て来ました。子どもならではの活気が満ちあふれ、用事で来られた市民の皆さんが随分立ち寄って、買い求めてくれました。12時を過ぎると、今度は昼休みに入った職員の方たちが列になるほど来てくれました。
学校からも校長先生が応援に駆けつけ、またお家の皆さんまでがわざわざ来てくださるという心強い味方もありました。売り上げが順調に伸びていったことは、言うまでもありません。梅協業組合さんたちに喜んでいただけて、お世話になった恩返しができたと思います。 -

新山小学校の2学期も26日、27日と後2日を残すのみとなりました。この時期になると学習のまとめが一段落した学級はお誕生日会やクリスマス会などのお楽しみ会を行うことが多くあります。
22日の5.6時間目には4.5年生がお楽しみ会を行いました。子どもたちにとってのお楽しみ何と言っても食べることです。それも自分たちで作った物を自分たちで食べるのは一番の楽しみです。この日の4.5年生はホットケーキと手作りチョコに挑戦しました。ホットケーキはホットプレートを使って1枚ずつ焼いていきました。大きさをそろえるのがなかなか難しかったことと、永遠の課題である裏返しはどうしても早めに手をつけてしまい、生焼けのうちにひっくり返してしまうこともありました。チョコは湯煎までは順調でしたが、溶かしたチョコを入れる型が無いことにそこで気づきました。家庭科室にあったおちょこにラップを敷いてそこにチョコを流し込み、偶然にも「おちょこチョコ」ができあがりました。作っている時も食べている時も笑顔あふれる子どもたちでした。