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3学期に様々な場所で大型紙芝居「丹生山物語」を発表してきた6年生ですが、19日の日曜日には地元富県地区で行われた「富県ふるさとまつり」に参加して、大型紙芝居を発表しました。
会場はそれほど広いところではありませんが、聞いてくれる人がたくさんなのでマイクをつけての発表となりました。
最初の挨拶をして、舞台の扉を開けると会場から「わあ」というどよめきが上がりました。また台詞のところどころで笑い声も聞かれました。本物だからこその反応だと思います。もう何回も大きな舞台を踏んできているので、主役である太郎と左助のやりとりも臨場感あふれるものになってきましたし、他の役の子もそれぞれに気持ちの入った台詞回しができるようになってきました。同じ富県地区でも新山の事情にそれほど詳しくない方もたくさんおられるので、そうした方に新山の歴史や特産品などを知っていただく良い機会にもなったと思います。
卒業まで残り少ない日数になってきましたが、紙芝居に登場するお世話になった皆さんへの感謝上演などまだしなくてはならないことがいくつかあるので、もうひとがんばりしたいと思います。 -
16日の6時間目には2回目となるカンボジアとのICT交流を行いました。今回は5年生に加えて6年生にも参加してもらいました。
前回同様skypeの回線で両国を結んで交流しましたが、回線の調子が今一つで、度々音声や映像が切れてしまうことが残念でした。それでも子どもたちはわくわくしながら前向きに取り組んでいました。
最初はカンボジアの皆さんの質問に一人ずつ答えました。「今の天気はどうですか?」「あなたは何歳ですか?」「伊那市で有名な食べ物は何ですか?」という比較的簡単な質問から「伊那市はどんなところですか?」という大人でもすぐには答えられないような質問までありました。子どもは「山がきれいに見えて、自然豊かなところです」と立派に答えていました。「どんな音楽が好きですか」という質問に「PPAP」と答えた場面は盛り上がりました。カンボジアの人も「PPAP」を知っていて一緒に踊っていました。
後半は日本からアンサンブル交歓会で歌った三重唱や、6年生が制作した大型紙芝居「丹生山物語」の一部を上演しました。どれだけ伝わったかに一抹の不安はありますが、実践を重ねることがやはり大切だと思います。 -
10日に行われた29年度児童会役員選挙の結果、会長1名(5年生)と副会長1名(4年生)が選出されました。
14日の昼休みには選出された2人と選挙管理委員が選挙結果の報告とあいさつに校長室を訪れました。
はじめに選挙管理委員から新会長と新副会長の紹介があった後それぞれあいさつしてくれました。会長はスローガンである「ONE」を実行することで、新山小をもっと一人ひとりが輝ける学校にしたいということ、副会長は会長を支えて明るく楽しい学校を作りたいと抱負を述べてくれました。
校長先生からは「来年度は6年生が一人しかいないので、太陽のように輝いてほしい」「5年生のサポートがとても大切なので、副会長さんはそのまとめ役として力を発揮してほしい」「会長さんのやりたい学校になるように、まず5.6年生が協力して、それを全校に広めてほしい」という話がありました。まずは、来週末の児童総会に向けて引き継ぎや準備が進められます。 -
13日の給食の時間はいつもとは少し違う趣向がありました。伊那市内の学校で年に1回行われている「お弁当の日」という企画です。
「お弁当の日」は自分で給食の献立をお弁当箱に詰めることにより、「栄養バランスの整った食事や、彩りを考えた詰め方を学び、食への興味・関心を高めるために行われます。
この日のメニューは小梅ご飯、卵焼き、鶏の唐揚げ、ポテトサラダ、きゅうり、ミニトマトといういつもより少し多めの内容です。
給食の時間になると、それぞれ家から持参した弁当箱を用意して、給食をお弁当箱に詰めていきました。ここからは子どもたちの個性が出てきます。男子でも器用に箸を使ってあっという間に彩りよくおかずを詰め終わる、意外な女子力の高さを見せてくれる子もいました。一方女子でも持ってきた弁当箱のサイズが合わずに悪戦苦闘、パズルのように何度も詰め替えているうちに時間ばかり経ってしまった人も何人かいました。ようやく準備ができると、それぞれのお弁当箱に箸を伸ばしながら、おいしくいただく姿が見られました。 -
2月12日に辰野町民会館で上伊那アンサンブル交歓会が行われました。新山小学校からも4年生が3人ずつの2チーム、5.6年生3人の1チームの合計9人3チームが出場しました。
当日の発表は中学生も含めてどのグループもレベルが高く、聞く人に伝えるべき何かを感じさせてくれる演奏ばかりでした。新山小学校も各チーム3人という少人数でもよくがんばり、審査対象2チームのうち4年生の1チームが銅賞、5.6年生のチームは金賞という結果になりました。今回の出場にあたっては校長先生に選曲からチーム編成、パート決めそして発声や表情の付け方など様々なことでお世話になりました。
今回の結果も校長先生のおかげということで、13日の朝には出場メンバーが校長室を訪れてお礼の挨拶をしました。校長先生からは「今回はこういう結果になったが、この結果に落ち込むことなく、また自慢することなく、交歓会に向けて練習したことで自分たちの音楽レベルが上がったことを大切にしてほしい」「30人中の9人がこの何ヶ月かアンサンブル交歓会に向けてがんばったことで、学校全体の音楽レベルが上がったことが何よりもうれしいことだ」というお話がありました。また一つ子どもたちの中に大きな財産ができました。