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交流学習に力を入れている新山小では、今年度同じ東部中学校区にある手良小学校との交流が大幅に増えました。中心になる5年生が合同授業やICTを使った遠隔合同授業を毎月のペースで行ったほか、6年生も中学校進学に向けて2回の合同授業を行いました。そして年度末の9日、来年度につなげていきたいという希望もあり、4年生が手良小学校を訪れて、給食、清掃、午後の授業を合同でさせてもらいました。年に1回の全校交流会以外で会うのは初めてと言うことで、最初の給食の頃はかなり緊張した様子でした。ですが、そこは子ども同士のことです。徐々に打ち解け始めて、お互いにインタビューをして、聞き取ったことを他己紹介として行う総合の授業の頃には、教室内はずいぶんにぎやかになっていました。インタビューした内容を話しているうちに思わず吹き出してしまう子、その様子を見て教室中に笑いが広がり、和やかなムードになっていました。
感想発表では「最初は緊張していたけれど、たくさんの友だちと話せて良かった」「同じ東部中学校に行く仲間なので、仲を深めることができてよかった」など、子どもたちの率直な思いが語られていました。来年度以降も交流を続けていきたいです。 -
春の遅い新山でも日中はもちろん、朝夕の冷え込みもだいぶ緩み、春が近づいていることが実感されるようになってきました。まだ校庭の状態はもう一つなので、体育の授業は体育館で行うことが多いです。8日には高学年児童が体育館に置かれている卓球台やネットを使って、卓球やバドミントンに親しむ授業をしました。朝からバドミントンや卓球のラケットを持ってくる児童が多数いて意欲満々です。
3学年合わせても少人数なので、卓球台を2つ設置し、真ん中にバドミントンコートを設置すれば、全員がどちらかのスポーツを行えます。卓球は今はめずらしいペンホルダーグリップでラケットを握って、打ち合いを楽しみました。だんだん長い-ラリーもできるようになりました。バドミントンの方は家で家族と親しんでいる子も多いせいか、最初から白熱した打ち合いが見られました。いろいろなスポーツに親しめてよかったです。 -
3月18日に予定されている卒業式まで残り10日ほどとなってきました。各教室からは盛んに卒業式の歌や呼びかけの練習の声が聞こえてくるようになってきました。
7日の朝には1~5年生は音楽室に集合して歌の練習をしました。各学級でだいぶ歌い込んできているので、細かいリズムや音程の練習もしました。
「またあう日までさようなら」では、2部合唱に分かれる箇所のソプラノ・アルトの音程をそれぞれ確認したり、1番と2番でリズムが違う箇所の確認をしたりしました。長いフレーズを歌う箇所が多いので、たっぷりブレスをすることがポイントだという指導がありました。また「心の中にきらめいて」では同じ歌詞でも音程の違う箇所や細かいリズムの箇所を練習して、自信を持って歌えるようになってきました。これからはたくさんの台詞のある呼びかけの練習もしていきます。 -
平成28年度も残すところ2週間ほどになってきました。6日の3校時には児童会主催の「6年生を送る会が」が行われました。この行事の主役はもちろん6年生ですが、送る主役の5年生、4年生の役割も大きく、児童会役員としてその役目を果たすことでぐっと成長するのを毎年感じます。
恒例の各学年の発表では、歌あり、プレゼントありとお世話になった6年生に少しでも喜んでもらおうと工夫しているのが分かる内容でした。1年生のハワイアンダンス付き「ハメハメハ大王」、2年生の「世界に一つだけの花」、3年生の見る物を釘付けにする手品、そして4.5年生のビデオストーリーどれも心に残りました。6年生はさすがの合唱と一人ひとりのメッセージを書いた物をプレゼントしてくれました。最後にドキドキハラハラのくす玉割りをした後、全校で「世界が一つになるまで」を歌って、思い出に残る会が終わりました。 -
今年度1年間新山小学校では様々な交流活動に力を入れて取り組んできました。その一つに地元の新山の方との交流活動があります。
3日はひなまつり、地元下新山のさくらの会の皆さんが1.2年生を招待してくださり、ひな祭り交流会を公民館で行いました。
公民館に入ってみると所狭しとたくさんのひな人形が飾られているのが目に入りました。それだけで子どもたちはもうひな祭りの世界に入れます。思い思いにいろいろな人形を見たり、お年寄りの皆さんに人形のことについて質問したりして過ごしました。
その後別室に移動して、お楽しみの交流茶話会を行いました。お年寄りの方と交互に座り、桜餅に加えてりんごや漬け物、干し柿などをいただきながら、自己紹介を交えて、さまざまな会話を楽しむことができました。来年度以降もずっと続けていきたい行事です。