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OLYMPUS DIGITAL CAMERA 平成29年度1学期始業式では、新山小で進級した子どもたちと、2名の転入生を加えた全員が顔をそろえることができました。不安そうな2人を、優しく迎えてくれた仲間がいました。 入学式では、11名の新入生を迎えました。転入生もその場では迎える側です。どんな形で迎えることができたのでしょう。「校歌斉唱」の時です。始業式で初めて聴いた校歌を、転入してきた2人とも口を大きく開けて歌っていました。自ら仲間に加わるために、まず自分が動く!二人の姿はそのようなことを教えてくれています。
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OLYMPUS DIGITAL CAMERA 入学式前夜、1年ひいらぎ組の教室に入ると、静かに新入生が来るのを待っているかのように一つ一つの教材等が引き出しの上に重ねられていました。保護者と一緒に昇降口を入ってきた子どもたちはどんな表情なのでしょう。教室に入った時の子どもたちはどんな声を上げるのでしょう。
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23日には6年生が飯田市立上久堅小学校に出かけて紙芝居発表を行いました。
車で1時間20分かかる上久堅まで出かけたのには理由があります。実は3学期に各地で行った大型紙芝居発表の時に専用の舞台をお借りすることができました。その舞台は上久堅小学校平成19年度卒業生がやはり大型紙芝居に取り組んだ時に作られたものだったのです。
「お世話になった上久堅の皆さんに舞台をお返ししたい。そして感謝の意味で自分たちが取り組んだ丹生山物語と参考にさせてもらった馬頭観音物語を発表したい」この2つの思いを果たそうということでこの日を迎えました。
集まった子どもや地域の方40名ほどの前で子どもたちは生き生きと紙芝居を発表しました。久しぶりに発表を見た上久堅の方が「前見た時とは別人のようだ」と感嘆されていました。自分たちの成長した姿をお世話になった上久堅の皆さんに見てもらえて、充実したラスト公演になりました。 -
18日に立派に卒業した6年生ですが、少しだけやり残したことがありました。3学期に各地で発表した大型紙芝居「丹生山物語」のモデルになった人たちに直接感謝の思いを伝えたいという希望を叶えることです。
お世話になった何人かの皆さんに連絡をとったり、新山地区の皆さんに有線放送で呼びかけしたりするなど準備を進めてきました。そしてせっっかくなので発表する紙芝居は丹生山物語の手本になった馬頭観音物語も加えて2話にしました。
何人の人に集まっていただけるか一抹の不安があったのですが、開始時刻の9:00近くになると次々に会場の集落センターに人が集まり始めて、50人近い人で広い部屋がいっぱいになりました。子どもたちもとても張り切って堂々と2つのお話を発表することができました。
発表後は別室に移動して、お世話になった方との茶話会を行い、直接感謝の言葉を伝えることができました。6年生の願いがこれで一つ叶いました。 -
18日には平成28年度の卒業証書授与式が伊那市教育委員会や地域の方などたくさんのご来賓の方をお招きして行われました。
新山小の卒業式にはいくつかの特徴があります。証書授与では、校長先生が証書を手渡した後、一人ひとりに思い出を語りかけます。そして、呼びかけ・歌の場面では、在校生が卒業生一人ひとりに呼びかけをします。その凜とした声が体育館に響き渡ると卒業式の雰囲気がぐっと濃くなってきます。
そしていくつもの歌・・・。職員の歌・呼びかけの後はいよいよ卒業生の歌です。「街は光の中に」の歌が始まると、卒業生、在校生、そして来賓の方の中にもこみ上げる感情が抑えられない人がいました。間奏の部分ではお世話になった担任の先生方への感謝の言葉がサプライズで呼びかけられ、いっそうしっとりした雰囲気になりました。
みんなが一つの家族である新山小ならではのアットホームな温かい卒業式を今年も行うことができました。