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ついにというかやっとというか,18日は今シーズン初の本格的な降雪となりました。PTA,区長会,児童がアルミ缶回収したお金で購入した除雪機の初運転として,学校周辺と登校坂を除雪しました。さすがに機械の威力はすごいなと思う反面,舗装でない部分は思うように動かず,まだ慣れていないので腕が痛くなりました・・・。
少し動いただけで,もうストーブが恋しくなる大人とは違い,子どもはさすがに「風の子」です。休み時間になるやいなや校庭に飛び出して,歓声を上げながら,雪玉を投げ合ったり,雪面に四つん這いになったり,雪だるまを作ったり,そりを持ち出して土手を下ったりと,思い思いに雪を満喫していました。子どもたちにとっては待望の雪でした。 -
15日には伊那文化会館で伊那市小学生総合的な学習発表交流会が行われ,4.5.6年生が参加してきました。「伝統野菜『羽広菜』を守ろう 西箕輪小」「ワクワクドキドキ里山探検隊 伊那北小」など,各校がこれまでの取り組みを,プレゼンを使ったり,劇にしたりして発表しました。
新山小学校の6年生は「3年間の活動で学んだこと」をテーマに発表してくれました。
4年生での,新山巡りや新山川での活動,5年生での白毛もち米作り体験,6年生では三界山登山道整備隊や藤原儀兵衛さんから学んだ未来のことを考える,みんなのために働くことなどを自分自身の経験に基づく,自分自身の言葉で語ってくれました。ある男子の「将来は医者になって,新山の人のために新山に病院を作りたい,そしてその病院を継いでもらいたい」という話,2年生の時に東京から転校してきた女子の「あなたのふるさとはどこですかと誰かに聞かれたら『新山です』と答えます。そして私の子どもも新山小学校に通わせたいです」という語りは,会場に静かな感動を起こしていました。最後の「私たちは心に故郷を創る活動に取り組んできました」という言葉には,伊那市でめざすべき総合的な学習の方向が示されていたと思います。素晴らしい発表でした。 -
今年の冬は暖冬傾向が続いていて,まだ新山でも雪は積もっていません。それでもやはり朝は寒いですが,12日の朝にはその寒い体育館で全校体育がありました。
最初に6年生のリードで準備体操をしました。その後は委員会毎に3つの縦割り班に分かれて大縄跳びに取り組みました。縄に入る位置,縄から出る位置,跳ぶポイントなどを確認しながら何回か練習をしました。少し気をつけただけで跳び方がどんどん変わってきます。
最後に1分間に何回跳べるかを班ごとに競いました。本番モードで真剣に跳んでいるので,10,20,30とどんどん回数が増えていきます。最高のチームは84回。1年生もあっという間に上手になってしまうことに感心しました。 -
3学期が始まって2日目の8日には清掃分担集会が行われました。人数の少ない新山小では,1年生~6年生までが縦割りのグループに分かれて,清掃を行っています。
最初に3学期はどのメンバーでどの場所の清掃に取り組むのかを確認しました。次にそのメンバーごとに集まって先生を交えながら,清掃のやり方や分担などを確認して,紙に書き込んでいきました。
2学期は保健美化委員会の呼びかけもあり,無言清掃がかなりできるようになってきています。3学期はさらに集中してすみずみまで清掃できるようにがんばりたいと思います。 -
7日には3学期の始業式が行われました。校長先生のお話では最初に,何人かの児童に今年の分の目標を発表してもらいました。「字を丁寧に書きたい」「大きな声であいさつしたい」「家で読書をしたい」「中学校に行ってもがんばりたい」「友だちを誘って遊ぶようにしたい」など,すぐに取り組めそうなことがたくさんありました。
次に,今年が申年であることを紹介されて,そのことににちなんで伊那市の長谷に伝わる「孝行猿」の話をしてくれました。そして最後に「親孝行の讃歌」という作文コンクールで入賞した2人の6年生が,それぞれの作文を発表してくれました。お話にもあった「人が人を思うこと」を大切にして,今年もがんばりたいと思います。 -
12月28日には2学期の終業式が行われました。1.2.4年生が2学期を振り返ってがんばったことを発表してくれました。1年生は運動会や新山まつりなどの行事について一人一つずつ発表してくれました。2年生は2人で掛け合いをしながらミニトマトやゴーヤの栽培についてのエピソードや,国語や算数の学習で印象に残ったことなどを発表してくれました。4年生は一人ですが,担任の先生と長野社会見学や手良小との合同授業などの思い出について,写真を見せながら発表してくれました。
その後校長先生からはそれぞれの学年についてがんばったことをほめていただきました。様々な出来事があった平成27年も無事に終えることができそうです。 -
2学期も残すところわずかということで,各学級ではまとめの活動が行われてます。25日の4時間目には4.5年生がお楽しみ会の準備を家庭科室で行いました。お茶を入れたり,食パンやバケットを切って,チョコクリームをデザイン感覚で塗って楽しんだりしました。
グループ対抗でゲームを楽しんだ後,できあがったパンやお茶をみんなでいただきました。行事がたくさんあって大変だった2学期ですが,こうした一区切りがあると,子どもたちは「この学級で,この仲間で良かった」と所属感を強めて,きっと,児童会の引継ぎなど大変なこともある3学期もがんばってくれると思います。 -
24日には岡谷のやまびこの森アイスアリーナに出かけて,スケート教室を行いました。新山小からは1時間ほどの道のりです。昨年度は低学年のみの参加でしたが,今年度は全校で参加しました。教室はスケート靴を履くところから始まりますが,これがなかなかの難関です。10人の職員が付きっきりで面倒を見てようやく履けました。
リンクに出るとさすがに冷やっとします。低学年と高学年に分かれて,インストラクターの先生にスケートの基礎を教えてもらいました。最初は歩くような感覚で,次第に数歩走って滑るということを繰り返しました。また足を開いたり,閉じたりを繰り返して,長く滑るような練習もしました。
休憩後,リンクに設置したコーンの周りを全校児童で周回しました。最初はたどたどしかった足取りの子がたくさんいましたが,終わり頃になると氷の上に乗っている感覚で滑っている子が多かったです。子どもたちの進歩の早さを実感しました。 -
22日の朝から1時間目にかけてはミニコンサートが行われました。今年は会場をマルチルームに移して,くじ引きで決めた順番で発表していきました。オ-プニングはこの時期らしく1.2年生のハンドベル演奏による「ジングルベル」でした。 1年生は元気よく「北風小僧の寒太郎」の歌などを発表してくれました。2年生は担任や専科の先生も加わって,4人で「アイアイ」の合奏をばっちり決めてくれました。3年生は歌も合奏もメリハリが効いていて,引き込まれるものがありました。4年生は,3年生や5年生に加わって演奏したほか,担任の先生とリコーダーデュエットを発表してくれました。
5年生ともなるとさすが高学年です。歌も声量が感じられますし,合奏もそれぞれの楽器の特長を活かして「スケーターズワルツ」を演奏していました。そして,6年生。歌「星の世界」では三部合唱に挑戦して,マルチルームを美しいハーモニーで満たしていました。また「木星」や「カノン」などの合奏では,一人一人が全体の中での自分の役割を理解して演奏していました。全校でのクラッピングファンタジーや冬の歌も元気よく演奏できて良かったです。子どもたちも「うまくいってすごくうれしかった」「ハラハラしたけど,本番はしっかりできて良かった」などと感想を発表していました。 -
21日は4年生と担任の先生が手良小に出向いて,手良小の4年生と半日いっしょに過ごしました。昨年度,今年度と交流を重ねてきているので子どもたちも親しげな様子でした。
5時間目は算数の「調べ方と整理の仕方」という学習をしました。担当は新山小の先生です。1週間の間にけがをした人の未整理の表を見て,気づいたことを話し合った後,「どんな場所でけがをしたか」「どんなけがが多いのか」をそれぞれの表にまとめてみました。
そして,2つのことを同時に整理した表について考えた後,「2つのことについて調べる場合の整理の仕方を考えよう」というめあてを確認して,実際に2次元の表を読み解いてみました。横と縦の交わっている場所に調べた数があるというポイントをつかむことができました。
6時間目の国語では「プラタナスの木」というお話しの感想をグループで発表し合い,お互いによいところや自分と似ている点,異なっている点について感想を書いて交流しました。4年生も隣り近所の子と楽しそうにやりとりしている様子が見られました。本校の4年生は在籍1名なので,普段できない学習がたくさんできてよかったです。