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7月16日には上伊那教育会賛助会の皆さんが来校して下さり,授業参観していただきました。5年生は家庭科の授業でボタン付けに取り組んでいる場面を見ていただきました。見ていただいた皆さんからは「どの教室の子どもたちも実に明るく,生き生きとした表情をしている。学校を授業を楽しんでいる様子がよくわかります。」「先生と子ども,子どもと子どもの間の人間関係が実に素晴らしい。こうした雰囲気の中で本物の学習が成立するんだという実感を得ることができた。」などと感想をいただくことができました。
午後は,いなっせで行われた上伊那教育会賛助会の総会に6年生がお邪魔させていただき,先日台湾の皆さんの前でも発表した「白毛もち米作り」の実践を,会員の皆さんの前で発表しました。
堂々とした発表ぶりで自信を持って語る子どもたちに,盛んな拍手を送っていただきました。子どもたちにとっては貴重な発表の機会となりました。 -
7月15日には参観日がありました。今回の参観日は盛りだくさんの内容でした。
最初は,新山小学校自慢の自校給食を味わっていただく試食会です。この日のメニューは「五目タンメン,ほうれん草のナムル,かぼちゃドーナツ」でした。子どもたちの給食準備の様子や食べる様子を見ていただいてから,食べていただきましたが,とても好評でした。 続いて,8月1日に行われる伊那まつりの事前練習として,親子で「ドラゴン踊り」の練習をしました。地域の方を講師にお招きしての講習会は毎年行っているものです。なかなか動きが複雑な踊りですが,毎年の積み重ねの成果もあって,高学年の子どもの動きはなかなかスムーズでした。
低学年はこの踊りを運動会でも行います。初めての1年生はさすがに覚えるのに一苦労していましたが,2回目以降の練習もあるので,きっとだんだん上手になってくれると思います。
引き続き,保護者の方に体育館に残っていただき,夏休みのプール当番に向けて心肺蘇生法講習会を行いました。最初に人工呼吸の仕方や心臓マッサージの仕方などを教えていただき,いくつかのグループに分かれて実際にダミー人形を使って一人ずつやってみました。
そして次に,学校にも設置されているAEDの使い方を教えていただきました。もう何回も受講されている方もいますが,改めてやり方が確認できて良かったです。
最後に,この時期に心配される熱中症への対処の仕方についてもお話をお聞きしました。いざという時のための準備ができました。 -
12日は6年生が台湾農業推広学会(台湾の小・中学校校長,台湾農業関係団体役員,大学教授農水省官僚など23名)の皆さんの長谷中学校訪問にお招きを受けて,昨年度実践した「白毛もち米作り」について発表しました。 最初はたいしたことはないと思っていたもち米作り,しかしご先祖様からの知恵や,周囲の方々の協力,そして仲間同士協力し合うことの大切さなど,子どもたちは作業の経験一つ一つを通して学んでいきました。その過程を写真と子どもたちの感想でまとめた素晴らしい発表でした。発表が始まってまもなく会場の雰囲気が変わり,メモを取る音だけが会場に響き,「がんばって作った白毛もち米は販売開始後10分で売り切れました」「売り上げは56000円になりました」などのコメントがある度に会場がどよめき,発表が終わるやいなや大きな拍手がわき起こりました。その後は和やかに皆さんで記念写真を撮影しました。実践の積み重ねの重みと記録の大切さを改めて感じました。 後日,6年生をお招き下さった伊那市教育委員長の松田泰俊先生が学校を訪れて下さり,6年生に対して,直接賞賛と感謝の言葉をかけて下さいました。子どもたちにとっても貴重な発表の機会となり,6年生として学校のリーダーとしてがんばろうという思いを新たにできました。
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7月10日には中国重慶市の「珊瑚実験小学」「朝陽小学」「樹人鳳天小学」という3つの学校の小学生や先生方など26名をお迎えして交流会を行いました。
最初に体育館で全体交流会を行いました。児童会長の歓迎の言葉や訪日旅行団の代表児童あいさつの後,お互いに歌を歌って交流しました。そして全員で記念撮影もしました。
次は給食の時間です。この日の献立には休み時間のジャガイモ掘り集会で収穫したばかりのジャガイモを使った豚汁が出されました。中国の皆さんはお弁当でしたが,お出しした豚汁は「おいしい」「おいしい」と全部食べてくれました。
その後は3年生以上が体育館で室内ゲームをして交流会Ⅰをしました。万国共通であるジャンケンをしながらのゲームでしたので楽しむことができたようでした。
交流会Ⅱでは各教室で,絵を描いて交流したり,日本の伝統的な遊びである「こま」や「折り紙」「ヨーヨー」などを使って楽しい一時を送りました。短い時間でしたが有意義な経験ができて子どもたちもうれしそうでした。 -
10日の休み時間には新山保育園の皆さんといっしょに4月に植えたジャガイモを収穫するジャガイモ掘り集会がありました。天候不順の時期もあったので3ヶ月で上手に育ったか心配でした。ドキドキワクワクで掘ってみると手頃な大きさに育ったおいもが続々と顔を出し始めて,子どもたちもニコニコでした。
収穫したジャガイモは17日に行われるカレーパーティの材料になるほか,この日お招きした中国から来た修学旅行生の皆さんに食べていただく,給食の豚汁の材料にも使われました。新山の大地の恵みに感謝です。 -
年に一度のお楽しみは七夕だけではありません。新山小学校にとっては8日に行われた手良小学校との交流会も同じように楽しみにしている行事です。
全校でバスに乗って出かけて,手良小学校に着くと,早速全校での交流会がありました。両校の児童会長のあいさつの後,歌の交歓をしました。新山小学校は30人全員で七夕コンサートに歌った「地球はみんなのものなんだ」を歌いました。その後は両校児童が入り交じって「木こりが来たぞ「オオカミが来たぞ「嵐が来たぞ」のかけ声に合わせてゲームを楽しみました。 後半は,各学年ごとに分かれて,体育館や教室で交流会を行いました。1年生は教室でフルーツバスケットをして楽しみました。
6年生は本格的ジャンル別クイズに挑戦していました。制限時間内にいくつの正答が書けるかを新山小と手良小の子が入り交じった班ごとに競い合いました。どの教室からも笑い声や歓声が絶えず,子どもたちどうしの距離が近くなってきていることを実感できました。各教室から手良小の皆さんが手を振ってくれる中を,名残惜しそうな新山小の子どもたちを乗せたバスが出発して,今年の七夕の出会いは終わりました。 -
本校にはたくさんの地域講師の方がいらっしゃいます。その中で毎年習字の指導をお願いしている先生が6日の1校時に5年生の指導をして下さいました。
姿勢や筆の持ち方など基本的なことから始まって,この日の題である「平和」という字の一画一画の筆の運び方についても,丁寧に指導して下さいました。
児童が練習を始めると,後ろや横から一人一人の様子を見ながら,時にはいっしょに手を添えて書き方を教えて下さいました。今回は5年生でしたが,これから他学年の指導もしていただく予定です。 -
6日には市教委の指導主事の先生をお迎えして,3年生で算数の授業公開を行いました。
解き方を学習した2位数-2位数のひき算を暗算ボックスという手作りの機械を使って,友だち同士で問題を出し合うことで演習すると言う学習場面でした。
子どもたちはゲーム感覚で楽しみながら取り組んでいても,それが確実に計算の習熟につながっていました。日頃は計算に苦手意識を持っている児童も意欲的に取り組んでいる姿が印象的でした。 -
新山小学校では7月10日に中国から修学旅行生を迎えて交流会を行うことになっています。そのことを伝え聞いた中国出身の地域の方が,お役に立てればと言うことで,3日に高学年児童対象の中国語講座を開いていただきました。
「中国」「重慶」「珊瑚実験小学」などの地名に始まり,「熱烈歓迎」「你好」「再見」などのあいさつの仕方やその正しい発音についても教えていただきました。何回も発音していると子どもたちの中国語もそれらしく聞こえてくるようになり「とても上手だ」というお褒めの言葉をいただきました。10日の交流会がますます楽しみになってきました。 -
各学年で育てている学級の畑も早いものは実りの時期を迎えています。3年生で育てているレタスがだいぶ大きくなったので,2日には調理実習を行って,各自でオリジナルのサンドイッチを作っていただく活動をしました。
材料は朝とったばかりのレタスやトマト,キュウリの他に,ハム,チーズ,ゆで卵などです。
パンにあれもこれもと欲張って材料をのせていくと,具材がかなりの高さに積み上がりました。思いとボリュームがたっぷりのオリジナルのサンドイッチが完成,給食としていただきました。