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1月9日(火)は始業式でした。1年生、3年生、5年生が2名ずつ、3学期に頑張りたいことを発表しました。
「100ます計算や漢字をがんばりたい。」「習い事の剣道を頑張りたい。」「人に言われる前に自分から進んで行動したい。」「人の役に立ちたい。」「6年生から児童会を引き継ぐことに対しての決意。」
これから頑張りたい事が、ひしひしと伝わってきました。まとめの3学期として頑張れるといいです。
続けて、校長講話が行なわれました。 いつもの通り、伊那北小学校の「生活のきまり」の確認からです。 「あいさつ・ありがとう、そうじ、くつそろえ」 もう覚えてしまった児童がたくさんいます。
今日は、「マザー・テレサ」という人のことをお話していただきました。
マザー・テレサはアルバニアの生まれで、インドのカルカッタに渡り、多くの人を助けてきました。スタートの所持金は800円。一人で始めた活動だそうです。
ノーベル平和賞を受賞したときに、ある人から、「私はあなたのようにはなれません。どうしたらいいですか。」と言われた際に、このように答えたそうです。
「まずはじめることです。家で兄弟やお父さん、お母さんに素敵な言葉をかけてあげてください。学校や地域で困っている人を助けることからはじめましょう。」
子どもたちは、校長先生のお話を真剣にじっと見つめて、聞いていました。
このような話が、心に素直に響く子どもたち。お互いを思いやりながら学校生活を過ごしていけることでしょう。
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11月1日(水)は参観日でした。多くの保護者の方に参観していただきありがとうございました。



今回の参観授業は、人権月間ということですべてのクラスで人権にかかわる学習をしました。低学年のあるクラスでは、友達とのトラブルについて具体的な例をもとに、話し合っていました。少し上の学年になると、相反する2つの考えを提示して、どちらの考えがよいのか、自分の思いを丁寧に語っている姿がありました。また、6年生は、歴史学習と絡めて同和問題に真剣に向き合っていました。どのクラスも友達の意見をしっかり聞いて、自分の考えをきちんと語っており、「話し合う力」がついてきていると実感しました。

5年生は、朝から収穫したもち米をふかして餅つきをしていました。お家の皆さんに協力していただいて収穫祭を行ないました。
参観授業のあとはPTA主催の講演会を行ないました。セーフティネット総合研究所専務理事の南澤信之氏を講師にお迎えし、「SNSの特徴と危険性~子どもたちへの影響~」という演題でご講演いただきました。子どもたちを取り巻くネット環境は我々大人が思う以上にどんどん進化しており、それを親がきちんと管理していないと取り返しのつかないことになる、という厳しい内容でした。参加者からは「You Tubeやツイッターの怖さを知りました。」「子供が小さいうちから使用させる事がよくないと勉強になりました。」といった感想が聞かれました。
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12月6日(水)のこもれびの時間は、「歯・は・はの時間」と「全校音楽」でした。
「歯・は・はの時間」では、

歯科医師の管先生が鼻で呼吸をすることの大切さを教えてくれました。口で呼吸をしてしまうと、のどの粘膜が乾いて、風邪の菌が繁殖しやすくなります。睡眠時に口で呼吸をしてしまう人は多いのではないでしょうか。そこで、「あいうべ体操」を毎日することにより、だんだん鼻で呼吸できるようになるそうです。インフルエンザがはやりだす季節がやってきました。手洗い、うがい、あいうべ体操でこの冬の風邪予防は万全ですね。
「全校音楽」では、

「友だち賛歌」、「ともだちはいいな」、「友達になるために」を全校で歌いました。合唱クラブのみんながひな壇に立ち、縦に開いた大きなお口で歌をリードしてくれました。「友達になるため」にでは、3年1組さんが以前から練習していた手話も取り入れて、全校で楽しく歌いました。

全校が退場するまで歌い続けてくれていた合唱クラブの皆さん。 ありがとう。
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今年一年を振り返って思うのは、「伊那北小学校は本当に多くの方に支えていただいているなあ」ということです。
最近のことですが3つ紹介します。
『地元の企業「テク・ミサワ」さん』

精密部品製造販売会社の「テク・ミサワ」さんから、伊那北小学校にファクシミリ複合機やラミネーター、穴あけパンチなどを寄贈していただきました。
「テク・ミサワ」の三澤俊明社長は本校の卒業生で「いつか伊那北小学校の役に立ちたい」という気持ちがあったそうです。
「社会に貢献することが企業の行き着く先であり、今後も貢献できるように社業にまい進したい」と熱く述べられました。
「本当に働くことの意味」をあらためて教えていただいた思いでした。『伊那北小ハローワーク(アニメーター)』

伊那市内に在住の小澤早依子さんを講師として、今年度3回目の伊那北小ハローワークを行ないました。
ドラえもんで実際に使われたカットシーンの絵を写し、アニメ作りには多くの人が関わっていることをわかりやすく説明していただきました。30分間の放送で3500~6000枚の絵を使って製作するということに子どもたちから驚きの声が上がりました。
「自分の好きなことを仕事にしたい」とアニメーターを志した小澤さん。「結果がでないときもあるが、これだけ頑張ったという自信が自分を後押しし次につながる。自分の好きなこと、得意なことを大切にしてやってみて!」と目標に向かって努力する大切さを語っていただきました。子どもたちも夢中になって聞いていました。ありがとうございました。『 いきいきサロンの体験交流のウラガワには…』
本校では「いきいきサロン」という、地域の方に来校していただいて、2時間目休みに、マジックショーや楽器の演奏、折り紙、お手玉、あやとりなど子どもたちと地域の方が楽しいひとときを過ごす時間があります。実はそのサロンの前日に当日参加ができない関係者も喫茶店に集まって、何を作るか?どうやったら子どもたちがつくりやすいか?他に応援してくれる人をお願いできないか?という内容で何時間も検討してくださったそうです。そうやってサロンが成功することを願い、我々の知らないところで努力してくださっていることを本当に嬉しく思います。あらためて「伊那北小学校は多くの地域の皆様に支えられているなあ」と実感しました。
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今日のこもれびの時間は、「6年総合的な学習発表」と「児童集会」でした。

「6年総合的な学習発表」では、昨年から東京大学の黒河内さんと共同研究を続けているシュンランについての研究の成果と活動の報告をしてくれました。
上牧里山のアカマツ林を整備し、シュンランを育てています。腐葉土ではシュンランは育たないなど驚きの結果がでてきました。そして、研究には労力と時間と人手が必要であるということを強く感じた6年生の発表でした。
黒河内さんの「物事を科学的にとらえることが大事。そのことが説得力を持つ。」という言葉がとても印象的だったようです。植物相手の研究なので、冬の間はまとめの活動を行っていきます。
「児童集会」では、ベルマーク委員会と図書委員会の発表がありました。

ベルマーク委員会では、伊那北小のベルマーク収集の現状をテンポよくクイズ形式で9問出題してくれました。

図書委員会では、紙芝居の部屋の紹介や図書館大賞投票を行いました。本屋大賞のように推薦図書を低学年、高学年でそれぞれ分かれて投票します。みんなしっかり考えて選ぶ姿がありました。

紙芝居の部屋の読み聞かせは、図書委員会児童が行います。
期間中、すでに2回行われており、金曜日がラストです。