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今年一年を振り返って思うのは、「伊那北小学校は本当に多くの方に支えていただいているなあ」ということです。
最近のことですが3つ紹介します。
『地元の企業「テク・ミサワ」さん』
精密部品製造販売会社の「テク・ミサワ」さんから、伊那北小学校にファクシミリ複合機やラミネーター、穴あけパンチなどを寄贈していただきました。
「テク・ミサワ」の三澤俊明社長は本校の卒業生で「いつか伊那北小学校の役に立ちたい」という気持ちがあったそうです。
「社会に貢献することが企業の行き着く先であり、今後も貢献できるように社業にまい進したい」と熱く述べられました。
「本当に働くことの意味」をあらためて教えていただいた思いでした。『伊那北小ハローワーク(アニメーター)』
伊那市内に在住の小澤早依子さんを講師として、今年度3回目の伊那北小ハローワークを行ないました。
ドラえもんで実際に使われたカットシーンの絵を写し、アニメ作りには多くの人が関わっていることをわかりやすく説明していただきました。30分間の放送で3500~6000枚の絵を使って製作するということに子どもたちから驚きの声が上がりました。
「自分の好きなことを仕事にしたい」とアニメーターを志した小澤さん。「結果がでないときもあるが、これだけ頑張ったという自信が自分を後押しし次につながる。自分の好きなこと、得意なことを大切にしてやってみて!」と目標に向かって努力する大切さを語っていただきました。子どもたちも夢中になって聞いていました。ありがとうございました。『 いきいきサロンの体験交流のウラガワには…』
本校では「いきいきサロン」という、地域の方に来校していただいて、2時間目休みに、マジックショーや楽器の演奏、折り紙、お手玉、あやとりなど子どもたちと地域の方が楽しいひとときを過ごす時間があります。実はそのサロンの前日に当日参加ができない関係者も喫茶店に集まって、何を作るか?どうやったら子どもたちがつくりやすいか?他に応援してくれる人をお願いできないか?という内容で何時間も検討してくださったそうです。そうやってサロンが成功することを願い、我々の知らないところで努力してくださっていることを本当に嬉しく思います。あらためて「伊那北小学校は多くの地域の皆様に支えられているなあ」と実感しました。
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今日のこもれびの時間は、「6年総合的な学習発表」と「児童集会」でした。
「6年総合的な学習発表」では、昨年から東京大学の黒河内さんと共同研究を続けているシュンランについての研究の成果と活動の報告をしてくれました。
上牧里山のアカマツ林を整備し、シュンランを育てています。腐葉土ではシュンランは育たないなど驚きの結果がでてきました。そして、研究には労力と時間と人手が必要であるということを強く感じた6年生の発表でした。
黒河内さんの「物事を科学的にとらえることが大事。そのことが説得力を持つ。」という言葉がとても印象的だったようです。植物相手の研究なので、冬の間はまとめの活動を行っていきます。
「児童集会」では、ベルマーク委員会と図書委員会の発表がありました。
ベルマーク委員会では、伊那北小のベルマーク収集の現状をテンポよくクイズ形式で9問出題してくれました。
図書委員会では、紙芝居の部屋の紹介や図書館大賞投票を行いました。本屋大賞のように推薦図書を低学年、高学年でそれぞれ分かれて投票します。みんなしっかり考えて選ぶ姿がありました。
紙芝居の部屋の読み聞かせは、図書委員会児童が行います。
期間中、すでに2回行われており、金曜日がラストです。 -
今日のこもれびの時間は、「マラソン大会表彰式」と「校長講話」でした。
「マラソン大会表彰式」では、1年女子、4年女子、6年男子が伊那北小学校歴代1位の記録を更新しました。毎年全力で走っているなかで、3人も一度に新記録が出ました。本当にすごいことです。来年も、その調子で記録更新していけるといいです。
「校長講話」では、なかよし旬間(11/6~17)ということで、「本当の友だちとは何か」を全校児童に問いかけてくださいました。6年生のR君の発言を皮切りにたくさんの児童が手を挙げて発言してくれました。
・嫌なことがあったら励ましてくれて、一緒に遊んでくれる。(6年生)
・悪いことをしたときに、ちゃんと教えてくれる。(2年生)
・許してくれる。(2年生)
・困ったときに助けてくれる。(1年生)
校長先生が考える「本当の友だち像」にとても近い答えがたくさん出ました。時には優しく、時には厳しく、お互いを高められる存在でありたいですね。
「友だち」についてあらためて見つめ直す時間になりました。 -
2017年11月15日
11月15日(水)はこもれびの時間でした。内容は、「歯・ハ・ハの時間」と「早寝、早起き、朝ごはんキャラバン」でした。
「歯・ハ・ハの時間」は、鈴木先生の楽しくてわかりやすいクイズで、歯のことを学習しました。昨年度出題された問題と新しい問題を織り交ぜて出題していただいています。復習にもなり、知識が定着してきているように感じます。
よく噛んで食べると虫歯になりにくくなること以外にも、いいことがたくさんあることがわかってよかったです。
「早寝、早起き、朝ごはんキャラバン」では、高遠少年自然の家の方が来てくださり、早く寝ることや起きること、朝ごはんをしっかり食べることの大切さを、クイズや体操を通して、教えてくださいました。
左から、よふかし鬼、朝ごはんマン、はやねちゃん。いろいろとお手伝いをしてくれました。
2時間目休みは、地域の方を講師に「あやとり」、「おてだま」、「紙飛行機」、「紙鉄砲」、「和楽器」の講座が中校舎で行なわれました。休み時間にもかかわらず、150名以上の子どもたちが参加し、来校されていた地域の方とともに触れ合うことができました。
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伊那北小学校では10月に3つの研究授業を行ないました。
昨年度から、伊那北小学校職員一同、3つの研究チームに分かれて研究を積み重ねてきました。チームは、「総合的な学習」、「幼年教育」、「日本語教育」です。
総合的な学習「里山のよさを知ってもらおう」
里山という素材に、真正面から向き合いました。総合の題材にすることで、こどもたちにとって今まで景色だったものが、かけがえのない存在に変わっていきました。
幼年教育「お兄さんお姉さんとやぎまつりを楽しもう」
伊那北小学校2年生と伊那北保育園児との交流です。子どもたちの追究は、子どもたちの興味関心からはじまるもの。「やぎまつりを、さくら組さんと一緒に楽しみたい。」そんな子どもたちの強い願いがあふれた素敵な授業になりました。
日本語教育「3年とうげを音読しよう」
日本語の語彙を増やしてきた外国籍の子どもたち。本格的に「読み」を深めていく活動は今回が初めてです。読むことの楽しさを味わいながら、「読む」という活動への興味や関心が高まっていきました。
多くの参観者が見守る中で、子どもたちはとても頑張りました。今後も、子どもたちとともに切磋琢磨していきたいです。