学校生活ブログ

校長講話

2020年5月27日

全面的な臨時休校から分散登校など段階的に教育活動が行われてきました。そして、ようやく5月25日(月)通常の登校が始まりました。
そして、校長講話が校内放送で行われました。

以下、内容全文
「みなさん おはようございます。4月10日からの長い臨時休校が終わり、全校の皆さんが久しぶりに集まりました。ここからが本当の1学期の始まりです。今日本や世界は見えないものと戦っていますが、人々は今までも、いくつもの見えないものと戦ってきました。
今から100年ほど前には、スペイン風邪という病気が世界中で広がり、5000万人以上の人がなくなりました。今から50年ほど前には、日本は急激に発展し、たくさんの工場がつくられましたが、空気や川が汚れ、いろんな病気が発生しました。今から9年前には、東日本大震災という大きな地震が発生し、津波でたくさんの被害がでました。
このような大変な状況を人々は、どうして乗り越えることができたでしょうか。それは幅広い知識や様々な技術、そして正しい判断力です。人には、困難を乗り越える力があるのです。皆さんが大人になったときに、また別のウイルスや大地震が起きるかもしれません。そんな時に「自分や家族、地球を守るのは みなさん自身」です。皆さんの出番が来るまで、しっかりと勉強して成長し続けていきましょう。
黒板の上に掲示してある学校目標を見てください。「かしこく なかよく たくましく」。とても素晴らしい学校目標が伊那北小学校にはあります。
先ほどしっかり勉強をしてと言いましたが、国語や算数も大事ですが、絵をかいたり、歌を歌ったり、本を読んだり、畑や田んぼ、森で活動することも大事です。それが「かしこく」です。正しい判断をしていじめや差別をなくすこと、やさしくなること、それが「なかよく」です。そして今、特に手洗いなどをしっかりして健康に過ごすこと、それが「たくましく」です。
さあ、未来の自分や家族、地球のために 本当の1学期がスタートします。」

PDFファイルはこちら⇒R2.5.26 北小だより