10月15日(日) おおぞら講演会が行なわれました。
伊那北小、伊那東小、伊那東部中へチラシをお配りしたところ、53名の方が集まってくださいました。
外国籍PTA会長佐久川さんの挨拶です。
講師には、東京で小児科医をしている宮崎ますみ先生に来ていただき、「小児科医からみた外国籍の子どもたちへの支援」という演題でお話をしていただきました。
外国籍の子どもたちの直面している困難には「ことばをめぐる問題」や「いじめ・差別」、「文化の違い」など(小学生の場合)があり、そのことが不就学へとつながっていると宮崎先生は話されました。
最後に、家族にできることとして
・子どもをほめる。
・お手本となる人を見つけて人生の参考にする。
・才能を見つける。
・共にことばを楽しむ環境をつくる。
をあげられました。
外国籍の児童保護者のみならず、日本の保護者も大切にしたいことです。
その後の質問の時間は、約1時間におよびました。日頃から日本の生活の中で心の中に溜め込んでいた思いを伝える場として、この会を活用していただけると、行なった意味があると思います。
宮崎先生も講演会を始めるにあたり、「一方通行の私だけが話をして終わる講演会にしたくない。たくさん意見を言って下さい。東京でも困っている外国籍の方がたくさんいます。講演会を行なっての反省を振り返り、東京で支援活動をしたい。」とおっしゃいました。
参加された皆さんにとって、とてもよい講演会になったと思います。
講演後は、初の試みの「バーベキュー」でした。これは、宮崎先生の「いつかやってみたい」という夢でした。
保護者のバチスタさんや、ウミジさん、オウチさんがバーベキューの準備をしてくれました。
参加した皆さんが、サラダやケーキやお菓子などを持ち寄ってくれました。
ブラジル式のバーベキュー。またやりたいですね。
準備をしていただいた皆さん。ありがとうございました!