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昨日、5年生が脱穀を行いました。と言っても、脱穀機に干しておいた稲を入れていく作業が主な仕事でした。作業が進むにつれて、お米袋も増えていきます。「今年は多いと思うよ。100kg~130kgかな。」「今までで一番多いかも。」とのことです。5年生が関わってきた田んぼですが、日常の管理は多くの方によるものです。ありがとうございます。脱穀の様子を見ていて印象に残ったのが、落ち穂(脱穀されずに稲束に残っている穂)を丁寧に集めている子どもたちがいたことです。籾からスタートし、お米になるまで時間と手間がかかっています。一粒でも残したら「もったいない」という気持ちもあったのかなと思いました。
左:一列に並んで稲束を脱穀機に入れていきます 中:前からの様子です。左端にいるのが、脱穀し終わった稲束を点検している子どもです 右:カメラを構えていたら、指にトンボが止まりました。最終段階の様子です。稲束の上に座り込んで落ち穂をみつけて、取り出していました。
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6年生の廊下に「秋の句・歌」が掲示されていました。気がつけば随分と日も短くなり、朝夕の気温も低くなりました。子どもなりに自然の移ろいを感じ表現していると思いました。「木の下は 赤や黄色の じゅうたんだ」「紅葉だ 秋のはじまり 感じるな」「木の下は かれ葉たくさん うもれちゃう」「山の木が まほうにかかり 赤・黄色 たくさんの色に もようがえ」「お彼岸に 目立つ赤色 マンジュシャゲ」「秋深く 山はだ色づけ風にのり 赤黄の雨が ふりそそぐかな」「秋の朝 風が冷たく 手がこおる」「秋の山 カラフルな服に 衣がえ」「見上げると ひときわめだつ 黄金のまり」「秋風が 木々をゆらして 去っていく」「落ち葉降り 山になったら 飛びこみだ」「窓辺から 秋を感じふ おちはかな」 句や歌と一緒にイラストもお楽しみください。
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1年生が国語“くじらぐも”のお別れの場面で、教科書に出ている物語の通りにジャングルジムの上から“くじらぐも”に「さようなら」と手を振ることができました。始めに教室で「さようなら」の台詞の後で自分ならどんな言葉を付け加えるか考えて、発表し合いました。一人ひとりが音読する時には、地の文、子どもたちの台詞、くじらぐもの台詞の3つを使い分け、そして言葉もはっきり、ゆっくり、正確に言うことができていました。何回も何回も練習してきたことがわかりました。全校の前で発表したら、高学年の児童もきっと驚いたり、感心したりしてしまうような音読になっていました。すごいぞ、1年生。
上段:今日はこんな”くじらぐも”でした。下段左:教室で最後の場面を学習してから校庭へ行きました。 中と右:6年生は理科で昼間の”月の観察”をしていました。望遠鏡で見えたかな?
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長野日報にも紹介されましたが、「児童応援イーナちゃん」を手作りしてくださった手塚さんが、来校されて「イーナちゃん」を全校児童数+担任数分届けてくださいました。子どもたちのために何か出来ることはないかと考えて、毎日6時間以上製作されてきたことや「実は交通安全のお守りにもなるように、カバンにつけられる大きさにしたんですよ」と一針一針願いを込めて作ってくださったこともお話ししてくださいました。早速、お昼休みに全クラスの代表児童に手塚さんの願いを説明し手渡しました。子どもたちは、本当にいろいろな方に守られていることを感じます。ありがとうございました。
市内全15校の人数を調べたこと、イーナちゃんの作り方なども教えていただきました。本校には全部で68個のイーナちゃんとケース入りのイーナちゃんを一個いただきました。6年生の分は、最高学年なので少し大きなサイズのイーナちゃんになっていました
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2年生が図工の時間に新しい素材「とろとろねんど」に出会いました。どんなものかわからない子どもたちに、ワクワク感をいっぱい持たせる出会わせ方を担任の先生は考えていました。授業が始まると一人ひとりが素材と関わり、自分らしい表現方法を見つけていきました。大胆に両手を汚しながら、手形をドンドンつけてみる子。指先にちょっとつけて、固まり具合を確かめる子。ねんどの感触をずっと楽しみながら、バットの中で手を握ったり開いたりしている子。動き出し方も様々ですが、その子のペースで時間が流れていきました。先生が一人ひとりのそばに行って、表現の良さについて会話をしながら認めていたことも、自信になったと思います。絵や粘土で表現してきたこと、そして今回の新しい素材との出会いと体験は、今後にもつながっていく学びだったと思います。
2時間続きの授業でした。2時間目はさらに大胆に、さらに発想豊かに、それぞれの表現方法を発見していきました