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「やったー。あったー。ちょうど9本あるよー」と朝、畑から大きな声が。「9ほんー?せんせいのぶんは~?」「せんせいのぶんは・・・ないよー」収穫できそうなキュウリを見つけた畑にいる子と教室いる子との大きな声でのやりとりです。優しい子どもたちなので先生に分けてあげないことはないと思いますが、まず自分たちの分を確保するところが子どもらしくて、聞いていて大笑いしてしまいました。夏野菜が収穫できる時期になり、どの学年も毎朝当番の子が見回りに行きます。教室で収穫したばかりの野菜を食べるのもお楽しみの一つです。
写真:左 3年生、蝶の幼虫から観察を始め、昨晩羽化したようです。まだ、羽を完全に広げるところまでいきません。一日かけて観察します 右:収穫されたキュウリは教室の机の上にありました
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写真:7月になるので図書館廊下の掲示が新しくなりました。七夕と読書旬間のお知らせです。図書館内、図書委員の展示物も新しくなっていました「失礼します。先生、話してもいいですか。あの、夏休みに地区児童会のレクで“きもだめし”を計画しているのですが、いつもやっている場所は坂も急で危ないので、学校を使ってもいいですか?」と質問に来たのは6年生の地区児童会役員3名。続きを聞いてみると、暗い中でやるから低学年が急坂で転びそうでこわいとのこと。きっと自分も小さい時に転びそうになったことがあったのでしょう。自分たちのことだけではなく、参加する低学年のことまでちゃんと考えています。先生に相談することなく自分たちで判断し代案を考えられるようになってきていることも嬉しく感じた出来事でした。
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児童集会で健康委員会の発表がありました。歯みがきの大切さや虫歯になってしまう原因について、寸劇形式でわかりやすく伝えてくれました。健康委員会で「どんな発表にしたいか」話し合ったところ、「劇がやりたい」ということになったそうです。本校では3年生になると「孝行猿の劇」を発表することが大切な伝統になっています。その役になりきってセリフを言える子が多いのはその経験もいかされているのではと感じました。表現力を高めるためにも、全ての児童委員会の発表が寸劇になったらいいなぁと思いました。
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写真:5年生が畑の草取り作業をしていました。作物も育ちますが草も一緒に・・・「先生見て!ほら、ここのところも海になっちゃった」と手の指についた青色クレパスを見せてくれたのは2年生。国語「スイミー」の学習で海の絵を描いている時についたようです。夢中になって描いていたから、その時は気がつかなかったけれど、終わってから気がついて一生懸命描いたことを教えてくれました。自分の手まで「海になっちゃった」と言える子どもたち。きっと絵を描きながらスイミーと一緒に海の中を泳いでいる気持ちだったのかなと思いました。
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写真:3年生 図工「くるくるランド」25日(土)に第64回長衛祭が行われました。道なき道を切り開き登山道を整備し、山小屋を作った竹澤長衛翁の功績を称える催しです。6年生児童も参加し「讃歌長谷」を合唱してきました。「日本100名山のうち3つが長谷にあります」「地質学的にも様々な山があって非常に珍しい場所です」「GWには日本全国からここに訪れます」「みなさんの暮らしている長谷はそういう素晴らしい場所なのです」と説明がありました。子どもたちと学校で生活していると大自然の中で育ってきたこと良さを感じることも多いですが、何よりもそこで暮らす人たちの気持ちが昔からとても優しいことが素晴らしいと思っています。