• 元気よくあいさつのできる学校に…児童会選挙始まる

    2024年1月17日

    令和6年度児童会役員選挙がはじまり、5年生の候補者の皆さんは、推薦責任者とともに教室訪問で、こんな学校にしたい、と各教室へ訪問し演説をしています。

    3年生の教室では、4月から児童会の委員として頑張る3年生が候補者などの皆さんの演説を、少々緊張した面持ちで聞きました。そんな3年生の皆さんも、「児童会デビュー」を心待ちにしているようです。

    一方、候補者の皆さんも初めてのことですから、とても緊張しています。予め考えておいたiPadの文章に目を落としながら、それでも時々堂々と前を向いて演説ができました。

    会長候補の皆さんからは、「挨拶を元気よくする学校」「階段飛ばしや廊下を走ることを減らす学校」にしたい、さらには「楽しい、行きたい」と思えるような学校にしたい、といった願いやそのための取り組みについて発表がありました。

    また、推薦責任者の皆さんは、「やさしくて正義感が強い」「人に優しく、いつも笑顔でクラスを明るくしてくれる存在です」「考え方がとてもポジティブです」「負けず嫌いで、テストの点に納得がいかないと次のテストに向けて頑張る」と、候補者の人柄のよさをPRしていました。緊張の中、「お腹がすくと機嫌が悪くなるので、気を付けましょう」と冗談も交えるなど、工夫した演説ができました。

    投票は1月24日に行われます。

  • 「甲辰(きのえたつ)」新しいことを始めて成功する年…3学期始業式

    2024年1月10日

    感染対策や寒さ対策により、ここ数年は各教室でオンラインによる始業式が行われていましたが、久しぶりに体育館で行うことができました。

    今年の決意を発表してくれたのは2年、5年の代表の皆さん。

    「みんなが読みやすい漢字を書きたい」「みんなが楽しくなる児童会にしていきたい」とそれぞれ、相手への意識をもった今年の目標を発表しました。

    校長先生からは、この度の1月1日の震災について、もし伊那谷で起こったらどうしたらいいか、改めて考えてみることの大切さについてお話がありました。

    また、今年の干支は「辰」。正確には「甲辰(きのえたつ)」と言い、「甲(きのえ)」とは物事の始まりととらえることができ、「辰」は発芽した植物がしっかりとした形(つまり成功すること)になる。この二つが合わさる「甲辰」は新しいことを始めて成功する、今まで準備してきたことが形になるといった、縁起のよい年になるとお話がありました。

    詳しくはメニュー(校長室)をご覧ください。

     

    最後には「運試し、じゃんけん大会」じゃんけん勝者上位3名の児童の皆さんに、校長先生手作りの竜の切り絵が贈られました。

    手良っ子たち一人ひとりが、これまでの頑張りを積み重ねて、たくさんの実をつける! そんな2024年の始まりです。

  • 「みんな好き」…人とのつながりを大切にした2学期

    2023年12月26日

    12月26日で85日の手良小学校2学期が終了しました。

    終業式では5,6年生が、それぞれ2学期までの振り返り、学習の成果などを発表しました。

    5年生は、お米作りの学習を振り返りました。田植えから始まる一つ一つの作業の意味、作業するうえでのポイント、さらには体験した感想を発表しました。学習や地域・保護者の方の助言を通して、作業のコツをつかめたこと、順調に進んで楽しかったこと、そして何より、皆で協力してできたことのよさをスライドの画像とともに発表してくれました。

    6年生はトランペット鼓隊の取り組みに加えて、その歴史まで調べて発表しました。かつて手良出身で地元企業「信英通信工業(現ルビコン)」の創始者、登内英夫さんが寄贈してくださったことが分かり、なぜ寄贈してくださったのか、これから調べてみたい、とまだまだ学習の過程であるようです。修学旅行のディズニーランドでは、BGMの効果、工夫について発表があり、人々を楽しませるような演奏をしたい、という願いを発表しました。

    校長先生からは、始業式でお話された「『みんな好き』に向かってがんばってほしい」について、これまでの子どもたちの頑張りをスライドで振り返りながら、2学期のまとめの話がありました。

    仙丈班で協力して取り組んだ「手良の自然に親しむ日」、各学年で取り組んだ生活・総合的な学習の時間での取り組み、また地域のみなさんとの触れ合いの機会となった「読み聞かせの会」「トンカチ教室」さらには地域行事の「手良の秋まつり」「百人一首大会」など、人とのかかわりあいを通して、充実感や達成感を味わうことができました、とまとめられていました。(詳しくはホームページメニュー「校長室」をごらんください。)

     

    お互いの頑張りを認め合った2学期まとめの日となりました。来る2024年も、地域の皆様とともに素晴らしい1年になることを願っています。

  • 親子で力を合わせて…第27回「PTA親子ふれあいトンカチ教室」

    2023年12月13日

    手良地区建設労働組合、手良活性化促進会議、手良公民館、手良地区子ども会育成会の各団体よりご支援をいただき、12月9日(土)に「PTA親子ふれあいトンカチ教室」が行われました。

    親子で力を合わせて一つのものを作り上げていく貴重な体験の場でもあり、また子どもたちにとって地区の方々とふれあう場としてたいへん貴重な機会となっています。

    今年度制作したものは「小物置き」。今までにないコンパクトなサイズで、食卓の上に置いて調味料入れ、各種リモコン入れに使うなど、いろいろな場所で活躍しそうです。

    おうちの方がしっかりと板を支え、切りで開けられた穴を手掛かりに慎重に釘を打つ子どもたち。仕上げは校長先生に「手良小学校」の焼き印を希望するところに押してもらって完成。素敵な作品ができました。

    今年はインフルエンザの感染予防のために、恒例の完成集合写真は撮りませんでしたが、一人ひとりできた作品を抱えて記念撮影をしました。

  • 「支援」から「協働」へ、「お手伝い」から「当事者」へ…手良の子どもを守り育てる会

    2023年12月13日

    手良地区の各団体の代表の皆さんが一堂に会して今年度2度目の「手良の子どもを守り育てる会」が開催されました。

    はじめのごあいさつでは会長である公民館長さんから、これから目指したいコミュニティ・スクールについての提言がありました。日本の学校は、子どもの安心・安全を守りつつ、全ての子どもが均等に教育を受けられるよさがあります。その一方でドイツ、フランス、フィンランドのように、多様な大人のいるコミュニティの中で、自ら活動を選び主体的に取り組むという点ではまだまだ、というお話でした。

    また、地域と学校の関係は「支援」「お手伝い」というイメージがありますが、これからは「協働」「当事者」という関係を大切にしたい、そのために大人の意識改革が必要、というお話でした。

    また、校長からは今後の「協働的な活動」として、これまでの活動や今後の活動等の説明、依頼などの話がありました。子どもたちが地域の方から学ぶことの価値はもちろん、参加する地域の方も「活動の楽しさを味わう」「自己実現できる場」「生きがいを感じる」そんな場になってほしいという話がありました。

    後半は3~4人グループで、これからの手良小・手良地区のつながりや関わりについて討議がなされ、最後に出された意見を全体で共有しました。

    「地域と学校それぞれでやっている取り組みを一緒にできないか?」

    「喜びそうだからと、子どものために大人が企画するのではなく、子どもが参画する場を設けて、子どもたち主体の活動にして、子どもが活躍し大人が支える活動にしたい」

    「手良の秋まつりで活躍した中学生のボランティア、それぞれの地区でも活躍できそう」

    「共に盛り上がるニュースポーツの場を大切にしたい」

    「手良に住んでいる子が将来離れてしまう。手良の魅力を知らぬままに大人になってほしくない」

    「地域の歴史、地域の企業などを生かし、『職業体験』的な活動があってもいい」など

    たくさんの意見が出されました。

    会長さんのおまとめの言葉のなかに「手良の大人の生きざまにふれ、地域のよさを感じられるようにしたい」とありました。

    アフターコロナのこれからの取り組み。新たな一歩のきっかけとなる会となりました。