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3学期に入り、5年生が児童会を引き継ぐための準備を行っています。まずは、国語の授業で、「わたしが〇〇委員長になりたい理由」を主題として、「自分の主張」「それを支える理由と根拠」をはっきりとさせて意見文を作成しました。それをもとに、それぞれの思いを反映させ、児童会長候補、各委員会の委員長、副委員長を決めていきました。
はじめは、この1年間の6年生の姿を思い浮かべながら、「自分たちにできるかなあ」と不安そうな5年生でしたが、選挙活動・立会演説会を通して、次は自分たちが児童会を引っ張っていくという意識が高まっていく様子が見られました。
児童総会では、6年生が伝わりやすいようにしゃべり方や目線を工夫しながら活動のまとめを報告しました。2年生・3年生からも活発な意見が出され、それに対し、6年生が的確に返答していました。最後には児童会のファイルが6年生から新委員長に引き継がれました。「なかよく楽しく明るい元気な学校にしよう」という目標に向かって、工夫いっぱいの活動を計画・運営してくれた6年生。本当にありがとうございました。
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節分の日には、学校の鬼を追い出すために、1・2年生が学校中に豆をまいてくれました。鬼のお面を作ったり、まくための豆を袋に詰めたり、準備万端。教室ごとに担当を決めて豆をまきました。思いっきりまきたいところですが、「鬼は~外、福は~内」と優しく投げてくれました。学校中に福がいっぱいになるといいです。
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第2回の北小子どもを守る会も規模を縮小して行いました。規模を縮小してといっても、地域の方に20名参加していただき、地区ごとでの話し合いでは活発に情報・意見交換が行われました。また、来年度は、以前のように環境整備のご協力をお願いしたいとお伝えしたところ、早速10名の方から協力していただけるとのお返事をいただきました。学校長からは「今日の話し合いの様子から、地域を守ることが子どもを守ることにつながると感じました。学校に協力的な地域で本当に有り難いです。来年度以降もご協力をお願いします。」と話がありました。
以前の規模での開催を知らない学校職員が増えてきていますが、学校評議員さんから、「北小子どもを守る会に地域の方が参加し、学校のことを知ってもらうことによって協力してくれるようになっていく。」という話をお聞きしました。来年度以降、どのような規模で行っていくか検討していきたいと思います。
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1・2年生は国立信州高遠青少年自然の家で冬の遊びを体験してきました。
着いたときは曇り空でしたが、そりを持って外に出るとチラチラ雪が降り始めました。新雪の中、子ども達はそり遊びに夢中です。そりが初めての子どもたちも、下の方で何度か滑ったら慣れたようで、一番上から滑り始め何度も何度も坂を上り滑り降りてきました。午後はカーリング・ボーリングという氷の上で行うボーリングをしました。みんな氷の上をスキーウェアーで楽しそうに滑っている姿がとっても可愛かったです。
国少は一日雪でしたが、雪にも負けず元気に過ごした1・2年生でした。
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3年ぶりとなる百人一首大会が開かれました。
2学期の終わりから、国語の授業の中で百人一首を読む声が聞こえてきたり、朝や休み時間に札を囲んで自主的に練習する姿が見られたり、学校全体で百人一首大会を大切にしてきた伝統を感じました。
開会式の目標発表で、「あきらめないでがんばりたい。」「去年の自分よりがんばりたい。」という発表があり、連学年ごとのグループであきらめずにがんばる姿が見られました。
初めての1年生も、回を重ねる中でこつをつかんできて、札を見つけるとうれしそうでした。なかなか札を取ることのできなかった人も「来年は覚えてがんばる!」と意欲を高める姿がすてきでした。
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前日は雨が降っていたのですが、当日はちょうどよく冷え込み、晴天で風もなく、絶好のスキー日和でした。ゲレンデもすいていて、気持ちよく滑ることができました。今回初めてスキーをした人たちもいたのですが、昼食の後も一番に準備をしていて、張り切って頑張っていました。終わる頃には「スキーが大好きになった!」という声が聞かれ、とても満足した様子でした。インストラクターさんに手厚く指導をしていただいたおかげと同時に、「高遠北小学校の子どもたちは素直で、教えてもらったことをその通りにやろうとするのですぐ上達するね。」と職員間で話をしていました。
転んでも何度でもチャレンジする心、教えてもらったことをやってみる心をこれからも様々なことに生かしていってほしいと思います。
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自分たちで種をまき、刈り取り、脱穀し、石臼で粉にし、いよいよそば打ちです。
地域のそば打ち名人の方に来ていただき、見本を見せてもらいました。「満足のいくように打てることは、ほとんどない」とおっしゃっていましたが、流れるような手つきで、見ていて飽きることがありませんでした。
お手本を見た後に、グループごとに分かれ、アドバイスをしてもらいながら打ちました。お手本のようにはいきませんでしたが、子どもたちもなかなかの手つきでした。2・3年生の作った味噌と3年生の育てた辛味大根を使って高遠そばにして、講師の方の打ったそばと自分たちの打ったそばを食べ比べながら味わいました。
お礼の手紙には
・やること一つ一つのポイントを教えてもらい、知らなかったことを知ることができました。そばを打っている姿がかっこよかったです。
・私の家では、毎年、年越しそばを打っています。今年も打つので、教えていただいたことを思いながら打とうと思います。
・そばを打っている時、「おいしそ~」や「がんばれ」と言っていただき、とてもうれしかったです。
・はじめにお手本を見せてくれた時は「簡単そうだな~」と思いましたが、実際にやってみるとすごく難しかったです。
・自分たちが作ったそばと、名人の作ったそばを食べ比べしたら、そばの太さ、食感が全然ちがいました。
と、地域の方に教わりながら体験したからこその感想があふれていました。貴重な体験となりました。
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読書週間中、図書委員による読み聞かせや先生方による読み聞かせ、また、語りの会の方に来ていただき、お話をしていただきました。この期間を中心に、図書館でもイベントを企画し、図書委員も大活躍でした。給食では、本の内容とのコラボメニューもでて、様々に読書週間を楽しみました。
「お話の泉」の方が1年ぶりに来てくださると、昨年語っていただいたお話を覚えていて「今日はあれやらないの?」という声が。自分でイメージを膨らませながら聞くからこそ、忘れられない記憶となっているのかなと思いました。
1年生の読書記録カードには、保護者の方からの励ましの言葉や、成長を喜ぶ言葉がいっぱいでした。
「1年生になってから、毎日本をかりてきてくれるので、家族みんなで楽しみにしています。本からたくさんの出会いがあります。」
「前回の読書週間はひと言で終わっていた感想が、今回は何行かの文章になり、本を読んで思った事を言葉で表せるようになりました。」
読書を通じて、たくさんの出会いをし、心を豊かにし、自分の思いを表現できるようになっていく―そんな経験を積み重ねていってほしいと思います。
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秋の全校行事が立て続けに行われました。
「みやのはら祭り」では、6年生が中心となり、4つの委員会が全校で楽しめる企画を考え、準備してくれました。縦割り班に分かれ、学校中を回って答えにつながる紙を見つけてきたり、走ってクイズの答えを取ってきたりと、工夫がいっぱいで、グループで相談しながらみんなで楽しむことができました。
マラソン大会は、連学年ごとに走る距離が違います。最後に待ち受ける登校坂の登りは、とても過酷で歩きたくなります。でも、試走の時よりも、1秒でも速くなりたいと懸命にがんばる姿に、おうちの方々も熱い声援を送ってくださいました。
マラソン大会を終えると、みんなの「おいしくなってね」の願い通り、ホクホク、熱々の焼きいもが待っていました。(写真はおいしくなるようお願い中)
マラソンを頑張った充実感とおいものおいしさに、みんなの笑顔が輝いていました。
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11月にはなかよし旬間がありました。たくさんの取り組みを通じて、なかよしについて考えました。
11月8日 高学年 情報モラル講演会・高遠小交流
高遠小学校へ行き、高遠小学校の高学年のみなさんと一緒に、セーフティネット総合研究所の南 澤 信 之先生の講演を聞きました。「一部だけ見たのでは、わからない。なぜ?どうして?本当?と考えてみることが大切。」「ゲームには4つの刺激がある。」などの話を聞いて、インターネットやゲームとどのようにつき合っていくか考えました。
その後の学年ごとの交流では、はじめは緊張した様子でしたが、少しずつ距離が縮まっていきました。中学校入学までに、もっと交流を深められるといいなあという声が聞かれました。
11月9日 福祉体験
低学年:ボッチャ 高学年:車椅子バスケ
パラリンピックのメダリスト 加藤正さんに教えていただきながら体験しました。
車椅子バスケでは、競技を楽しみながらも、操作の難しさや視点が低くなることによる見え方の違いなど、実際に車椅子に乗ってみないとわからないことに気づいていました。
誰でも楽しく参加できるボッチャ。子どもたちは終始楽しそうにチームで協力して体験することができました。簡単なルールの中にも、耳の聞こえない人や目の見えない人が楽しめるための工夫のあることを教えてもらいました。
また、加藤さんから「できないことではなく、できることに目を向ける」「できないと決めつけない」など、心に響くお話をお聞きしました。
11月16日 保育園交流
保育園の年長さんに喜んでもらおうと、工夫いっぱいに作ったゲームやお店屋さんの商品、そして読み聞かせの練習など、交流に向け準備をがんばってきた1年生。不安になっている園児の背中をさすってあげたり、同じ目線までしゃがんであげたりと、相手の気持ちになって動く1年生の姿がありました。また、保育園のお友だちに喜んでもらってうれしそうな笑顔が素敵でした。