手良っ子たちの学校生活

6月14日全身で太鼓の響きを感じながら…全校和太鼓体験

2024年6月17日

今年度の学校運営方針「みんなと一緒(手良の一員としての自覚と地域の方に支えられている意識を高める)」に関わり、「地域への感謝の気持ちをもつ」「太鼓の基本的な打ち方や姿勢について学ぶ」 そして、何よりも太鼓の楽しさ、面白さにふれることができるよう、今年度から「全校和太鼓体験」を学校行事として行います。講師に伊那市西春近の「まつり工房」中森道子先生をお迎えして、太鼓の魅力にふれながら体験をしました。

 

1,2年生のみなさんは、まず素手で太鼓を叩きます。手を「パー」や「グー」「1本」「2本」と指を変えながら叩くと、微妙に音が変化します。

3,4年生では、中森先生の下拍子と指示を聞きながら、条件に合う子が交代して叩くなど、ゲーム感覚で太鼓に親しみました。ゲームとはいえ、叩く前や後の「構え」、足の「開き」が既にできていて、ご指導の成果も現れています。

 

5年生では「まわし打ち」と言ってもよいでしょうか? 1列の太鼓を、横に動きながら、順番に太鼓を打っていく打ち方に挑戦しました。動きが出ているので、とでも見栄えがかっこよく、迫力が感じられました。

6年生の様子を見るとすっかり自信を持って叩いているように見えました。体ができているので、安定した姿勢でどっしりと構えて太鼓を力強く響かせています。

「疲れたぁ!」「手が痛い」という子もいましたが、どの子も満足そうな表情を浮かべて体育館から帰ってきます。

学年にもよりますが、今回は太鼓の叩き方だけでなく、この手良小学校の太鼓の歴史のお話を伺う学年もありました。また、叩いた後の太鼓の皮を触ったり、臭いを嗅いだりして、太鼓の様子をじっくり観察しました。表面がざらざらしたところは、太鼓のよい音が出るといったことまで学ぶことができました。

太鼓と様々な関わりができ、貴重な時間となりました。