自分たちで種をまき、刈り取り、脱穀し、石臼で粉にし、いよいよそば打ちです。
地域のそば打ち名人の方に来ていただき、見本を見せてもらいました。「満足のいくように打てることは、ほとんどない」とおっしゃっていましたが、流れるような手つきで、見ていて飽きることがありませんでした。
お手本を見た後に、グループごとに分かれ、アドバイスをしてもらいながら打ちました。お手本のようにはいきませんでしたが、子どもたちもなかなかの手つきでした。2・3年生の作った味噌と3年生の育てた辛味大根を使って高遠そばにして、講師の方の打ったそばと自分たちの打ったそばを食べ比べながら味わいました。
お礼の手紙には
・やること一つ一つのポイントを教えてもらい、知らなかったことを知ることができました。そばを打っている姿がかっこよかったです。
・私の家では、毎年、年越しそばを打っています。今年も打つので、教えていただいたことを思いながら打とうと思います。
・そばを打っている時、「おいしそ~」や「がんばれ」と言っていただき、とてもうれしかったです。
・はじめにお手本を見せてくれた時は「簡単そうだな~」と思いましたが、実際にやってみるとすごく難しかったです。
・自分たちが作ったそばと、名人の作ったそばを食べ比べしたら、そばの太さ、食感が全然ちがいました。
と、地域の方に教わりながら体験したからこその感想があふれていました。貴重な体験となりました。