2月13日(木)に3年生は,社会科の発展としての学習で高遠町にあるなつかし館と歴史博物館に出かけました。
まずは、なつかし館。有賀館長さんと学芸員さんが出迎えてくださいました。そして、事前に手紙と写真でお願いしておいた「学校にあった昔のもので使い方が分からないもの」について、「杼は、機を織るとき横糸を簡単に通すもの。こうやってね・・・」「天秤ばかりは、量るものの重さによって、このように大小さまざまな種類があります。このように・・・・・」などのように、実物を使いながら教えてくださいました。そして「はかり」の進化発展を、実物を示しながら教えてくださいました。その後たくさんある昔のものの中から、自分が興味を持ったものの所へ行き、手に取り・動かしてみたり・館長さんに質問したり・足踏み式縄ない機で縄を作ったりして,時間はどんどん過ぎていきました。
次に県宝「馬島家」の見学に行きました。女子はきれいに飾られているお雛様に、男子は兜や長柄の槍(刃先はなし)がかけられているところに興味津々。武家屋敷の造りにも目を輝かせていました。
最後に,高遠歴史博物館に行きました。館長さんが出迎えてくださったロビーに、子どもたちが調べていた「昔の電話」が使える状態で壁にかかっていました。「使ってみるかい?」と館長さんが言ってくださり、「わ~!」と笑顔になった子どもたちは全員が昔の電話を体験しました。昔の電話の使い方は、ネット検索によって頭では分かっていたのですが、実際にやってみるのとでは大違いです。まさに、「百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず」でした。