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東日本大震災後にタカトオコヒガンザクラを贈った縁で始まった、仙台市高砂中学校との交流が今年度10年目を迎えました。新型コロナのために、顔を合わせての交流はかないませんでしたが、3年生がオンラインでお互いに顔を見ながら交流会を持つことができました。学校紹介やお互いを知るクイズ、高砂中からは息の合ったダンスの発表、東部中からは3学年合唱「Jupiter」の披露がありました。
「震災」をきっかけに始まったこの縁を、「震災を風化させない」という思いだけでなく、「この縁をつなげていく」という思いでこれからも続けていく、いい交流になりました。
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避難訓練を行いました。
今回は予告なしの訓練です。緊急地震速報を聞き、自分の身を守る行動をとることと、火災が起きた場所を放送でしっかりと聞き、自分で避難経路を考えて校庭へ避難する、というものでした。
800人を超す生徒たちがいますが、大変速やかで静かに行動でき、いざというときのためにしっかりと訓練ができました。 -
2021年11月12日
毎年伊那市の小中学校の人権同和教育推進委員会が行っている授業研修会が、今年度は東部中で行われました。東部中では、この人権同和教育月間に合わせ、特に性的マイノリティに目を向け、「みんなが過ごしやすい社会とは?」というテーマで学習を行いました。
各学年2クラス、合計6クラスの授業公開を行い、人権同和教育推進委員に加えて本校の職員も授業を参観しました。授業の中で、グループ別で意見交換を行う場面では、生徒たちは、はっきりとした答えが出ない問いに対して悩み真剣に考えていました。答えは出ないけれど、考え合うことを繰り返すことで人権感覚を磨くことに近づいていくのだと思います。
東部中学校では、この授業研修会だけにとどまらず、生徒、職員共に、あらゆる教育活動の中で人権感覚を磨いていくことを大切にしたいと考えています。 -
空の下、体育祭が行われました。
競技は「大縄跳び」「台風の目」「全員リレー」です。円陣を組んで気合を入れるクラスあり。掛け声をかけて励まし合うクラスあり。他学年を応援する姿あり。
真剣に、どの競技も全力で、笑顔があふれる体育祭になりました。
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昨年度実施できなかった職場体験学習を今年度は行うことができました。ご協力いただいた事業所の方には大変感謝しています。
コロナ感染症に関わって、予定していた職場数に限りがあり、2日間にわたって参加することができない人もいましたが、実習先の方から仕事について説明を受けた後、どの生徒も誠実に仕事に打ち込んでいました。あいさつや受け応えの声の大きさ、商品を丁寧に扱うコツ、お客さんや利用者の立場に立って行動するなど、学校では学べないことをたくさん体験して帰ってきた生徒たちです。仕事の大変さばかりでなく、大人がどんな思いでやりがいをもって働いているのかも、見ることができました。