• 中部連合音楽会に向けて 10月28日

    2016年11月16日

    28日の1時間目には5.6年生が校長先生と一緒に合唱の勉強をしました。5.6年生は11月2日に行われる中部連合音楽会に参加する予定です。
    2部合唱の「あの花のように」をまず担任の先生の指揮で歌ってもらいました。一人ずつがんばって歌っていますが、全体のまとまりが今一つという感じでした。
    校長先生からは「まず体の重心を動かすことなく歌いましょう」「歌詞には意味があるので、場面場面に相応しい歌い方を考えましょう」「フレーズの最後の処理を丁寧にして、歌をつなげていきましょう」という3つのことを中心にお話がありました。
    その後、実際に歌いながら「出だしの『ねえ』はどういう気持ちで歌っているの」「高い音を出すには口の形を気をつけて」など具体的でわかりやすい指導をしていただきました。その度に子どもたちの歌がはっきり変わっていくのがよく分かります。歌は「燃えるハートとクールな頭で歌う」ということが大切だと言うことがよく分かりました。

  • 勉強の秋も深まってきました  10月27日

    2016年11月2日

    新山まつりも無事に終わって、落ち着いて教科学習に取り組める「勉強の秋」になってきました。昨日の2時間目には本校の研究主任の先生が算数の授業を公開してくれました。内容はたしざんで「17+8」を10の固まりを作ることで計算しやすくなることに気づくことがねらいです。
    課題把握、個人追究、共同追究そして終末まで、無理のない、無駄のない授業の流れから学ぶことはもちろんたくさんありますが、何より学ぶべき点は、課題にみんなで集中して取り組んで解決することを互いに喜び合うという雰囲気が1年生でもできているということです。こうなるまでに日々の授業の中での積み上げがあったに違いありません。発言のルール、聞く人は話す人に体を向ける、よい意見には拍手する、お互いに指名し合うなど、授業の大切なルールが1年生でもきちんと身につけば、これだけの追究ができるということを実証していただきました。お互いの授業を見て学び合うことで、教員一人ひとりの指導力を高めていきたいと思います。

  • 三界山登山に行ってきました 10月26日

    2016年11月2日

    新山小学校校歌は次のような歌詞で始まります「朝日の光さしのぼる 三界の嶺仰ぎつつ・・・」このように校歌に真っ先に出てくる地名である「三界山」に毎年5.6年生が登っています。そしてその登山には毎年地元新山地区の「三界山登山道整備隊」の方が同行してくださいます。今年も児童9名に対して、5名の方が同行してくださいました。
    登山は伊那エースCCから始まります。炭焼き小屋の跡や、馬追いが通った跡、植物や景色など様々なことについて詳しく教えていただきながらの登山なので、とても勉強になります。さすが山道は歩き慣れている新山っ子なので、誰一人文句を言うわけでもなく11:00には頂上に到着しました。
    頂上では美味しいお弁当をいただいた後、新山小や長谷小を眺めたり、遠く中央アルプスや南アルプスの眺望を楽しみました。そして学習会として整備隊長さんのお話をお聞きしました。「整備隊の仕事をしていて楽しいことは何ですか」「逆に大変なことは何ですか」などたくさんの質問に「大勢の人が三界山を訪れてくれるとうれしい」「登山道の整備や、25kgもある標柱を持ち上げるのが大変だった」と答えていただきました。将来は整備隊を引き継いでいきたいという子どももいて、充実した地域学習ができました。

  • 新山も冷え込みました  10月25日

    2016年11月2日

    標高810m地点にある新山小学校では、冬も駆け足でやってきます。25日の最低気温は氷点下近くと一気に冷え込みが進みました。朝、明るくなってきた外を見ると、霜が降りて一面真っ白になっていました。
    このタイミングに合わせたかのように昨日の朝の時間にはストーブ設置作業が行われました。人数の少ない新山小ではこれも全校での作業です。3年生以上は大人並みに4人程で大きなストーブをどんどん各教室に運んでいきます。1.2年生は煙突や蒸発皿などの小さなものを手分けして運びます。子どもたち全員の協力で10台程のストーブが、あっという間に設置されました。この日は校舎の中にいても寒くていられない程でしたので、早速試し炊きをしてストーブの暖かさを実感している教室が多かったです。長い新山の冬が始まりました。

  • 子どもたちが輝いた新山まつり 10月23日

    2016年11月2日

    23日(日)には新山地区最大のイベントである新山まつりが開催されました。心配された天候もさわやかな秋晴れになりました。小学校の出番は午前中の模擬店と午後の演芸大会です。模擬店には2年、3年、4年、5年が出店しました。売り物はそれぞれの学年が自分たちの畑で育てた野菜などが中心です。毎年人気の5年生の白毛もち米は今年も開店前から列ができて、開店20分程で用意した80袋が完売しました。いつも交流している手良小学校の5年生も2人来てくれて、5年生児童もとても喜んでいました。
    午後の演芸大会には1年生の「大きなかぶ」、6年生の「銀河鉄道の夜」という2つの劇、そして全校の「もみじ、トンボの楽園」の歌発表です。1年生は初めてのステージ発表とは思えない堂々とした演技で立派でした。一人ひとりの声が会場中に響き渡っていました。ストーリーもゴジラやウルトラマンが出てくると言ったサプライズもあり、次はどうなるのかなというわくわく感がありました。
    6年生は最高学年という貫禄十分の発表でした。いろいろな星に下りるたびに、新山を思い出すようなストーリーが用意されていました。歌や合奏も良かったです。子どもたちにとってお客様相手に商売をする、お客様に劇や歌を見てもらうのは貴重な経験です。子どもたちの大いなる成長を感じた1日になりました。

  • 手良小学校とICT交流  10月21日

    2016年11月2日

    17日に手良小学校との合同授業を行ったばかりの5年生ですが、21日の20分休みから3時間目にかけて手良小学校の5年生とICT交流を行いました。
    今回も両校の行事時期のずれを利用して、手良小は音楽会で歌う歌を新山小は新山まつりについて発表しました。
    手良小の歌発表は普段大人数での歌を聴くことがない新山小児童にはとても新鮮に聞こえたようです。音響設備がもう一つのため、歌の100%が聞こえるというわけには来ませんが、表情や姿勢から一生懸命歌っていることが伝わってきました。新山小は新山まつりで販売する白毛もち米でおはぎを作って試食する様子を発表しました。私と校長先生、市教委の指導主事の先生の3人が試食させてもらいました。「おいしい」ことを伝えようと、「米が粒立っている」「ごまとよく合っている」「柔らかくてこんなに伸びる」などと感想を言いましたが、スクリーンに映っている口をあんぐりと開けた手良小の子どもたちの顔を見ると「おあずけみたいでかわいそうだったかな・・」と思ってしまいました。今年中には手良小の5年生を新山小に迎える計画もあるので、そのときには白毛もち米を味わってもらいたいです。今回もユニークな交流ができて楽しかったです。

  • 新山まつりに向けて追い込みpart2! 10月20日

    2016年11月2日

    いよいよ新山まつり本番が間近に迫ってきました。劇などの発表に力を入れるクラスと自分たちが育てた野菜などを販売することに力を入れるクラスがありますが、2年生は後者です。
    20日の20分休みは職員室前の廊下がにわかににぎやかになりました。2年生のお店である「げんきや」さんが職員をお客さんにして模擬販売をしてくれたのです。机の上には今まで学級畑で大切に育ててきた「かぼちゃ」「さつまいも」「じゃがいも」「ポップコーン」などが所狭しと並びます。畑面積では1位の広さだった2年生なので収穫も豊富にあります。値段設定がなかなか難しいところですが、じゃがいもは袋詰め放題100円、かぼちゃは1つ30円、2つ50円、4つ100円などと工夫した価格を考えて売り上げが上がるようにしています。
    こうなると少しおつりの出し方が難しくなると言うことで、その練習を兼ねての模擬店となりました。新鮮、安全な野菜なので商売繁盛でした。売ることの楽しさや大変さもよくわかり、本番に向けていい体験ができました。

  • 新山まつりに向けて追い込みpart1  10月19日

    2016年11月2日

    新山小学校では運動会が終わった後も行事が続きます。今度の日曜日23日には、新山地区最大のイベントである「新山まつり」に学校をあげて参加します(この日は授業日です)。
    今週はそのための準備の追い込みで各学年がそれぞれの活動に取り組んでいます。最後の新山まつりになる6年生は恒例の?劇発表の練習に取り組んでいます。伊那文化会館の演劇アドバイザーの方を外部講師にお招きして演技に磨きをかけています。歌や合奏はだいぶ仕上がってきているので、最初の劇が楽しめるものになるように大道具作りも急ピッチです。
    5年生はこれも毎年恒例の白毛もち米販売の準備です。今年は秋雨が長かったせいか、精米してみるともち米らしい白さがないので、ブルーシートの上に広げて天日干しするなど努力しています。上伊那特産の白毛もち米は毎年人気ですぐに売り切れてしまうので、購入希望の方は早めにご来店ください。
    2年生は学級畑でとれた野菜の販売を計画しています。ポップコーンの粒を採ってカップに詰め込んだり、作って試食したりと着々と準備しています。明日は学校内に模擬店を開いて販売練習もする予定です。学校中が生き生きと動いています。

  • 待望の松茸給食! 10月18日

    2016年11月2日

    18日には新山の自慢の給食メニュー松茸シリーズ第1弾で「松茸ご飯」が出されました。材料になったのは、もちろん先週5,6年生が藤原儀兵衛さんの山に出かけて取らせていただいた52本の松茸の一部です。
    いつもお世話になっている方々にせっかくの機会に少しでもご恩返しをと声をかけさせていただき、ちょうど4年生の算数指導に来校された市教委指導主事の先生と、教育相談員の先生のお二人に来ていただくことができました。指導主事先生には4年生、教育相談員の先生には6年生に入っていただき、子どもたちと一緒に松茸ご飯を食べてもらいました。
    たっぷりの松茸が惜しげもなく入っている松茸ご飯が配膳されると、教室中に秋の香りが立ちこめます。そのご飯を普段とは違うメンバーでいっそう楽しく食べている様子でした。他にも手作りのコロッケや畑でとれた野菜が入った味噌汁も出されて、新山の秋の収穫を十二分に味わえるメニューとなりました。松茸メニューは今後もpart2、part3と続く予定だそうで楽しみです。

  • 手良小学校との合同授業がありました  10月17日

    2016年11月2日

    17日には2学期になって初めて、5年生が手良小学校に出かけて合同授業を行いました。この交流もすっかり日常化してきましたが、児童の経験・学びが大きいことはもちろん、担任にとっても大きな学びになっています。本校の5年担任はまだ経験が少ないので、ベテランである手良小学校の5年担任の先生に学ぶことが多いです。また普段は教師1人、児童1人という授業しかできませんが、この合同授業は大勢の子どもたちと共に学ぶことができます。
    この日の合同授業では本校の5年担任が5時間目の国語を担当しました。取り組んだのは「漢字の読み方と使い方」という学習です。最初に「人間にとって時間は大切な財産である」という文を例に、一つの漢字にいろいろな音読みがあることを確認しました。
    その後、当てはまる漢字を探すパズルに挑戦しました。比較的容易に解答できたものもありましたが、なかなか手強いものもありました。友だち同士で考え合ってやっと解けた時、新山小児童は「一人でやってたらきっと分からなかった」と言っていました。最後に自分たちでも複数の音を持つ漢字のパズル作りに挑戦して、新山小児童が発表していました。□面、□下、路□、□球の□に入る漢字を当てるものです。手良小児童も「たった一つの漢字にもいろいろな音読みがある。音読みがいっぱいあるのでまちがえないように気をつけたい」と書いていました。一緒に学ぶことで児童も教師も得るものが多いです。