2月13日、1年生が味噌造りを行いました。
8時前から煮始めた大豆は、すぐに灰汁が出てきて、すぐ灰汁取りをしました。そして、吹きこぼれたり焦げついたりしないように見ながら、何回か煮ている大豆を試食しましたが、食べる度に柔らかくなっていくのも実感できました。大豆は6時間半ほど煮て、ようやく柔らかくなりました。麹も、食べてみました。すると、始めは「何も味がしない。」と言っていましたが、もう一度よく噛んでじっくり食べてみると、甘いこともわかりました。
その後、熱い大豆をつぶしました。一人ずつ順番に大豆を機械に入れていき、子どもたち曰く「モンブラン」みたいにつぶしました。そして、そこに塩と麹を入れて、手でしっかり混ぜました。煮汁も入れて固さを調節し、子どもたちが長細い団子にしたものを、もう一度機械に入れてなめらかにしていきました。そして、出てきた物を樽にぎゅうぎゅう押し込んで完成しました。そして、「さらし」をかぶせて押し蓋を上に置き、重石を載せました。最後に残った物を食べてみましたが、とっても塩辛くて、美味しいみそにはほど遠いようでした。8ヶ月から1年かけて熟成させるそうなので、出来上がるのはまだまだ先です。早くて10月です。実際に最初から最後まで造ってみることは、とてもいい勉強になったそうです。