11月9日に伊那西小学校創立70周年記念式典・西地区総合展が行われました。地区内外から、たくさんのお客様に来ていただくことができました。各教室廊下には子どもたちの作品が飾られ、どの学級も子どもたちの学びが楽しく表現されていました。体育館内には地区の皆様や保育園児の出品がたくさん飾られました。力作ぞろいでした。10時からは林間の森のステージで記念アトラクションが行われました。子どもたちにユカイナの製作の指導をしてくださった加納さんにも来ていただくことができました。林間の中にユカイナの音が響き渡り、自然と一体になって音楽を奏でられました。かんな薄削り体験では、中村博さん、日下部良也さんを講師にお招きし、5・6年生が実際にかんなを体験しました。中村さんがかんなをひくと、その薄さに子どもたちからは歓声があがりました。木の香りがとてもよくて、いつまでも触って匂いや感触を確かめている子もいました。思い出深い体験になりました。ステージを飾っていただいたごんべえワールドさんの風船も華やかでした。記念式典では、実行委員長挨拶、校長先生のお話、来賓の方の祝辞、感謝状贈呈、事業の経過報告などが行われ、厳かに進んでいきました。児童会長の挨拶も立派でした。「小学校の10年間のあゆみ」を職員がスライドで発表しました。ご来場された多くの方に10年間で積み上げられた小学校の日々のあゆみを見ていただくことができました。昼食時には、五平餅やパン、伊那西ガレットが販売されました。午後の記念講演会には、樹木医の宇治田直弘さんをお招きし、「樹と人と」という演題でご講演いただきました。樹を守り自然とともに生きる宇治田さんの木に対する愛情がよくわかる講演でした。樹をイメージした体操を教えていただき、会場全体で楽しく体を動かしました。林間の活動を大事にしている伊那西小にとって、学びの多い講演となりました。2月には記念誌発行を予定しています。地域の皆様に支えていただきながら、大きな節目を迎えられたことに感謝しています。