学校生活ブログ

本校の宝もの,子どもたちの宝もの,地域の宝もの

2018年12月15日

学びの森づくり懇談会 【10日(月)】

地域の方,保護者の方,地域振興局,地域ボランティア,各アドバイザー,学校職員,総勢約30名を超える方々が集いて開催されました。千賀教諭から「西小学校における学び」の紹介をプロモーション映像で,校長からのグランドデザインとも関わる「学校目標」について,岡田さんからの近隣学校での取り組みや森の様子について話がありました。次に,その内容を踏まえた上で5つのグループに分かれて「学びの森づくり」についてのワークショップが行われました。
始めはやや遠慮がちに座っていた方々が次第に立ち上がり,「ウッドチップを敷いて“いつでも入ってきていいですよ”と,開放するのはどうかな?」等とアイデアを出しあったり,「うん,これはまさに“学び”だから,これとこれを一緒にしよう」などとグループ分けをしてまとめたり,「ここは昔は今のような大きな木はなくて,丈の長い草もあったなあ」と昔の様子を語り合ったり,未来の林間に向け様々に思いを広げるワークショップの時間となりました。自分たちのアイデアや意見を発表する場面では,「紅葉が楽しめる森に」「間伐材を使って工作で遊んだり,朽ちたものをかぶと虫の育成に使うのはどうか」「地域の方々との交流の場となる森に」「子どもたちの意見を大事にして,20才,30才になったときに伝えていかれるようにしたい」「体感することを大事にして,長く使える森にするために木を育て,森をつくりたい」等,言葉の端々に熱い思いが感じられました。
本校教育コーディネーターとして千賀義博教諭からは,「思い切って木を切る…そこにどんな学びが生まれるのか見ていきたい。木と関わりながら,共に育つようなそんな森になってほしい。今の森が横軸とすると,それに時間の縦軸を加えると広がっていく。そんな森になってほしい。」地域森林アドバイザーの中村 博さんからは,「自分も卒業生で70年間がつながっていることを感じる。林間があるからこそ,みんなで集うこのような時間が持てる喜びを感じる。伊那西小で“学びたい”“通いたい”という人が増えて,いずれ100人を超えるような学校になってほしい。」学びの森づくりアドバイザーの東京大学大学院助教 黒河内裕之先生からは「参加者がそれぞれの意見を持っていることが素晴らしい。森の活動は東京の小学生でもやっている。本校のこれだけの立地を使えば,独自の活動をやって行かれるのではないか。科学と森林の関わりは存在する。木を切ってしまうと何もないので,切らないところを振り分けていかれるとよいか。木の生き様をみせること,科学に触れてもらえると良い。」とのお話がありました。
最後に二木校長が「林間を介して伊那西小学校に集まってもらえる強さとは何か。活動の裏に思いがあり,子どもたちもそれを受け継いでいるのではないかと考えます。“学び”の可能性がたくさんあることを教えていただきました。今後も相談しながら考えていきたいと思います」と懇談会をまとめました。