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2月27日(水)に学校応援団感謝の会が行なわれました。
現在、地域の方約160名が学校応援団として、伊那北小学校の活動に関わっていただいています。今日はその感謝の気持ちを伝える会です。
新児童会三役の進行で進められました。各学年の代表が、日頃の感謝を言葉にして伝えていきました。
全校で歌の贈り物 合唱「大切なもの」
6年生から手作りのコースター「6年間の感謝の気持ちを込めて作りました。」
学校応援団代表のお話では、「児童の皆さんが元気に学校生活が送れるように頑張っています。皆さんに挨拶をしてもらうと勇気付けられて、あたたかい気持ちになります。お互い頑張っていきましょう。」
とうれしいお言葉をいただきました。校長先生お礼の言葉では、「現在、160名ほど、この学校を応援してくださっている。素晴らしいのは、ただやっていただくだけではなく、皆さんが喜びを持ってやっていただけているところ。子どもたちとのふれあいを楽しんでいただいているところ。そのような関係であることが素晴らしい。引き続き子どもたちの支えになって欲しい。そして、児童の皆さん。学校応援団の皆さんは伊那北小学校の宝です。関わっていただいていることのすべてが、あたりまえだとは思わないで感謝しながら学校生活を送っていきましょう。」
とお話されました。学校応援団の皆さんに感謝の気持ちがしっかり伝わった会となりました。
退場時に笑顔で応える学校応援団の皆さん。仲良くなった児童に手を振る姿もあり、ほほえましい会になりました。
2月28日(水)。道村先生が伊那北小に来て、漢字を教えてくださいました。
今年度の道村先生の授業はこれで終わりです。
道村先生をはじめ、県外にもまた学校応援団の方はいます。
遠くから子どもたちのためにありがとうございます。
嬉しいことですね。 -
2月20日(火)の参観日。6年1組が昨年から東京大学助教授の黒河内さんと共同研究してきたラン科の植物「シュンラン」の研究発表会が以下の5つのテーマで行われました。
・上牧里山のシュンランの積極的保全に向けた移植方法の検討
・上牧里山におけるシュンランの開花固体および結実固体の分布実態
・地権者ごとに異なる里山の利用実態とシュンランの分布との関連
・シュンランの好む環境を目指した里山管理の実践
・上牧里山に積もっている枯葉の層の有効利用の可能性保護者や地域住民約20人が聞きに集まった中で、緊張しながらも自分たちが研究してきた内容をわかりやすく発表することができました。
今回の活動を通して、地元の山や研究をすることに関心が持てるといいですね。 -
2月21日(水)のこもれびの時間は、「校長講話」「自然観察隊活動報告」「合唱部発表」でした。児童の皆さんは45分間集中して発表を聞くことができていました。
「校長講話」では、杉原千畝さんのことを紹介していただきました。
戦時中のことです。杉原さんはリトアニアのカウナス という町で外交官として赴任していました。そのカウナスの町へ、ナチスドイツの迫害から命からがら逃げてきた避難民が「国外に出るためのビザを書いてください」と外交官の杉原さんに言うのです。日本からは「正規の手続きができない者には、ビザを書いてはいけない」と言われていました。避難民は正規の手続きなんてできません。ビザを書くことは規則違反になります。しかし、この人たちがナチスドイツに捕まってしまったらとてもひどいことをされます。杉原さんは、「外交官をクビになって家族を守れなくなるかもしれない。」という迷いがありました。
しかし、2139通のビザを書きました。結果、6000人近くの人々を救ったことになります。日本領事館が閉鎖され、日本へ戻る中でもビザを書き続けたといいます。「たいしたことをしたわけではない。当然のことをしただけです。」とのちに杉原さんは述べています。あたりまえのことをすることの難しさ。戦時中のこのような状況の中で、このあたりまえの判断ができるでしょうか。
校長先生は岐阜県にある杉原千畝記念館に先週の日曜日に行ってきて、そこの館長さんとお話をしてきました。
「このような戦争は絶対にあってはいけない」
「一人では何もできない。杉原千畝さんの行ったことは、多くの人たちの支えがあってこそ成し遂げられたことである。」
館長さんから児童の皆さんへメッセージを紹介されて話を終えました。「自然観察隊活動報告」では、大村隊長とともに隊員一人ひとりからの活動報告がありました。
ニコニコ自然パークの生き物の生態や、鳥の巣箱の紹介、隊員募集の呼びかけを行ないました。自然観察のプロ、大村隊長とともに身近な自然を感じてみませんか?
「合唱部発表」 合唱部が学年ごとに合唱の発表をしてくれました。
どの学年も大きな口を開いて、歌うことができていました。6年生はたったの7人でしたが体育館いっぱいに響く歌声で「アメージング グレース」を披露してくれました。
最後は、合唱部全員で「校歌」を合唱してくれました。毎日の練習の成果がしっかりと出ていました。素晴らしい歌声にみんな聴き入る姿がありました。合唱部のみなさんありがとう!
2年2組さん主催の「ヤギまつり」。大いに盛り上がりました。ヤギ小屋の清掃体験もあって、寒空の下しっかり掃除をする参加者の姿も見られました。とてもいい活動ですね。ヤギのグラさんとはるさんも喜んでいますね。
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2月14日(水)の2時間目休みに今年度最後のいきいきサロンがありました。「マジックショー」「お手玉」「あやとり」「紙でっぽう」「紙飛行機」。地域の方々と一緒に活動を楽しみました。
次回は新年度5月15日(火)に開催予定です。是非多くの方にご参加いただければと思います。詳しくは伊那北小学校教頭までご連絡ください。
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2月10日(土)、「大空教室ミニ講演会」が開催されました。上伊那に暮らしている外国籍の先輩方3名をお招きして、学校での経験や自分の努力してきた点、将来の夢などに関してお話していただきました。
立場や状況は違いますが3人に共通していることは「自分を取り巻く社会と積極的にかかわり、コミニュケーションしようとする姿」です。そしてどんなことがあっても前向きに前進し、自分らしい夢に向かって努力する姿です。素晴らしい先輩たちだと思いました。
お話の後には様々な質問も出され、先輩のお話を自分たちの生活と重ねて深めることができました。短い時間ではありましたが今後の生活に生きる有意義な場になったと思います。
ご協力いただいた通訳の先生、企画や進行など取り組んでいただいた外国籍児童PTA役員の皆様、そして何より今回の講演で貴重な体験をお話していただいた三名の先輩方に感謝です。本当にありがとうございました。