• 9月8日(木)自分の好きな遊び

    2022年9月8日

     写真左:出来上がった作品です 確かに宇宙船やロケットのように見えます 中:突然激しい雨が降り出しましたが、サッカーをして遊んでいた子どもたちはしばらく続けて遊んでいました。雨に濡れるよりも楽しさが勝っていたのです 右:調理クラブです。おいしそうな匂いがプンプンしていました

    休み時間に、廊下に置いてある算数の「かたちあそび」が気に入ったようで、ここ何日か熱心に何かを作って遊んでいる子がいます。私も隣で一緒に作っていましたが、同じ形のパーツを集めては、はめ込んで動かし立体にしていく。時には違う形も選ぶけれど、自分の中のある決まり事にしたがって作っているようでした。話しかけても、返事もないくらい熱中していました。出来上がると「これは宇宙へ行く・・・」と説明してくれました。できた作品を上手に並べて満足そうにピョンピョン跳びはねて喜んでいました。こんなに夢中になって遊べるものが学校にあってよかったと思いました。

     

  • 8月31日(水)みんなで草取り

    2022年8月31日

     写真:今日は”スマイルタイム”がありました。時間になると縦割り班で集まって、6年生から今日やることの説明があります。校庭で活動した班は、ずっと「けいどろ」をしていました。1~6年生まで実に楽しそうに活動していました

    昨日と今日の2日間、朝の時間に校庭全校草取りをしました。夏休み前から徐々に元気になってきていた校庭の草でしたが、休み明けにはその勢力範囲がますます拡がってしまったので、全校できれいにしようということになりました。僅かな時間ですが、大勢でやるとたちまちきれいになっていきます。その様子を見ていておもしろかったのは、1年生。「こっちの草は王様だから、これからとろう」「けらいもいっしょにぬいていこう」「あっちの草も別の王様だから・・・」と草取りも想像の物語の一つになっていました。“子どもは遊びの天才”と言われますが、小さい子どもほど何でも自由に遊びにしてしまうなぁと思いました。それにしても一生懸命草取りをする長谷の子どもは働き者です。立派です。

  • 8月25日(木)チャイムが鳴ると

    2022年8月25日

     写真 左:休み時間グランドの様子 汗びっしょりになって引き上げてきます 2枚目から:6年生が理科でホウセンカの葉脈や水の中の生き物”ミジンコ”を顕微鏡で観察していました。倍率が高いとぎょっとするような怪物が見えました。

    行間休みの開始を告げるチャイムが鳴ると直後にグランドに飛び出してきたのは3年生の男の子。他の学年の子も次々に出てきて、始まったのはサッカーです。毎回、メンバーは決まっている感じで16~17名の子どもたちが楽しんでいます。「ボールをけったらすぐに始めるからね」「ちょっと待ってまだキーパーがいない」「今のハンドでしょ?」「いや、大丈夫。ぜんぜんさわってない」審判がいるわけでもないので、その都度大声でルール確認をしてゲームが進んでいきました。休み時間が終わる放送があるとアッという間に引き上げていきます。昇降口そばの手洗い場で「ちゃんと手を洗うんだよ」と一緒に遊んでいた高学年の子が毎回声をかけてくれています。図書館に行ってみると、6年生が3名タブレットを使って自分の勉強や調べ物をしていました。「こういう日は、なかなか図書館にきてくれないねと話していたところです」と図書当番もすこしのんびりしている様子です。行間の休み時間は20分間ですが、友だちと遊んだり、自分の好きなことをしたり、毎日思い思いに過ごしています。

  • 8月24日(水)拡大してみると

    2022年8月24日

     写真 左:全校音楽集会 いつもよりも間隔をあけて行いました。「エーデルワイス」を歌いました 右:5年生理科の様子 1人一台顕微鏡を使えるので、自分の好きなように使えます

    「何にする」「葉っぱ持ってってみる」5年生が校舎の外で草花の一部を採集していたので、声をかけると「理科の顕微鏡の勉強です」とのこと。一緒に見せてもらいました。「ワーッ、きれい」「何か動いてる。虫みたいなの」「猫のひげを見ています」一人一台顕微鏡を使って自分の見たいと思うものを観察していました。顕微鏡で拡大してみると、いつもとは違った世界が見えて新たな発見がたくさんあったようです。楽しそうに観察をしていました。

  • 8月23日(火)使わせてもらってもいいですか

    2022年8月23日

     写真 左:1年生が体育で「タイヤ跳び」をしていました。2つに分かれて、途中で出会ったらジャンケン勝負です。勝負がつく度に歓声があがっていました 右:お昼休みに校庭でいろいろな学年が混ざって17人でサッカーをしていました。元気よく遊んでいるのを見ると、元気を分けてもらえます

    「先生、使わせてもらってもいいですか」と廊下でお昼休みに音楽室での楽器練習のお願いしていた6年生。「いいですよ」と許可をもらうと「ありがとうございます」と大きな声でお礼を言って音楽室に向かっていきました。2学期の全校行事の中でも音楽会は、子どもたちにも特別な思い入れがあります。特に6年生は、小学校生活最後となった年の先輩達の合唱や合奏のように、参観していただいた皆さんに感動してもらいたいと考えているようです。昨年も一昨年も同じでした。自分たちも最高学年の伝統として守っていきたいと意識していると思います。音楽会まで約2ヶ月ありますが、自分たちが納得出来る演奏ができるまで子どもたちの自主練習は今年も続いていくことでしょう。

  • 7月20日(水)たくさん気づきます

    2022年7月20日

    「すべすべしてる」「表はザラザラ」「トゲトゲがある」「5つある」「赤とちがうの?」「ハチが来てる」「すぐ動いちゃうね」「カタツムリがいたー」3年生が理科で育てているホウセンカの観察をしていました。見て気がついたこと、触って感じたこと、そこに今起きている出来事をそれぞれが口にし、みんなと共有していました。教室にいて教科書で学ぶのも大事な学習ですが、実際にそこにあるものと出会い五感を通して学ぶからたくさんの気づきがあるのだと思いました。小さいうちに出来るだけこうした学びが多く体験できるといいなと考えています。家庭科室では、6年生がミシンを使って「小物づくり」をしていました。一人の男の子が「ティッシュペーパーBOXカバー」を上手に作っていて見せてくれました。買うのではなく、必要なものは自分で作ることができて楽しいことがわかれば、自分の生活も豊かになると思います。今日は水泳参観もありました。ご来校いただきありがとうございました。

  • 7月19日(火)それぞれのやり方で

    2022年7月19日

    一学期最後の授業参観日で、5年生は「臨海学習で学んだこと」についてiPadを使用したプレゼンテーションを行いました。次々を変わるスライドや見栄えをよくするための図形や効果アニメーションまで、全て児童が自分の力で作成しました。作り方が分からなければ、自分たちで調べて作ったようです。スライドが切り替わるタイミングも自分で調整して発表できました。分かっていることを全て教えてしまうと、作り方が似てきて面白くないし、見ている人にも同じようなものが続くと刺激がなくなります。発表を自己表現の一つとして考えるとすれば、それぞれそのスタイルに個性があるのが自然です。自分の獲得した方法で、自分の表現したいように発表することを大切にした5年生の活動でした。 写真:1年生絵日記「水泳をしているところ」絵日記を書く練習をしています。小学校のプールにも慣れたようです

  • 7月14日(木)手にできるもの

    2022年7月14日

    「わーっ」と歓声が聞こえてきました。粘土作品の窯出しです。昨日、地球の中(1260℃になった土)と同じ温度まで焼かれた自分の作品が、出てくるのを見て思わず出たのでしょう。自分の作品を手にし、釉薬でツルツルしているところや底のゴツゴツしていることろ、絵づけしたところを指でなぞったり、重さや冷えている作品の温度を感じたりしていました。「ほんものだ」と作品を手につぶやいた子がいました。自分で作った自分だけの作品が、家にある商品として買ってきていつも使っているものと同じように使えるものになったことを実感したのだと思います。それぞれ感じたことや学んだことは違うかもしれませんが、手にして実感できるものは説得力があるなと思いました。

  • 7月13日(水)土が燃える

    2022年7月13日

    窓の外から「ゴーゴー」聞こえる送風機の音。今日は朝から2年生の粘土の本焼きをしていました。「今、394℃なんだって」「火が見たい」「どうなってるの」と子どもたちが口々に思ったことを口にします。「これが1300℃近くになると、土が燃えていることになるんだよ。地球の中も同じように土が燃えているんだよ。それを見ることになるよ」と先生に教えてもらうと、また興奮して一騒ぎ。4時間目が始まる頃には「今、903℃になったって」と嬉しそうに何回もみんなで確認にきていました。焼き上がるまでワクワクして待っている気持ちは、大人になって粘土釜を見る度に思い出すはずです。身体全体で感じている学びの一つだと思いました。

    写真 左:音楽集会「ビリーブ」を全校で歌いました。「世界中の優しさで、この地球を包みたい」今の世界情勢を考えると、子どもたちの純粋な歌声で聞くこの歌詞が胸に響きました 右:久しぶりに火が入った粘土釜

  • 7月12日(火)違った視点で

    2022年7月12日

    「トントントントン」と何かを叩いている結構大きな音が聞こえてきたので様子を見に行くと、発信源は理科室でした。クローバーを濾紙に挟んで木槌で叩いている音です。6年生が「植物の葉脈」の学習をしていました。叩く加減が難しくて、強すぎると破れてしまうので、形がわからなくなってしまいます。小さい時から目にしているクローバーですが、「植物が生きていくための秘密」という視点で、学ぶ対象として見ると違ったことがわかってきます。他のことやものでも違った視点でという考え方は大事な学習方法の一つです。

    写真 左・中:クローバーを叩いている様子 右:6年生 租税教室の様子 税金の意味、種類、使われ方等を学びました