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本校では,下校時刻が校舎内下校と完全下校の2段階方式で,放課後に学校敷地内で自由に遊ぶ時間が確保されています。学校再開後,通常の下校時刻になってからは,放課後遊んでから帰宅する児童が多くいます。遊具で遊んでいる子が多いのですが,見ていると臨時休業中に遊べなかった分までたくさん友だちと関わろうとしているように思えます。放課後も子どもたちが自由に遊び,自由に語る大切な時間です。


1段目 放課後遊ぶ子どもたち 左 鉄棒で遊んでいて,遊具の子たちへ合流しました 右 遊具を使った鬼ごっこ,ブランコがお気に入りの子どもも多いです
2段目 理科で観察中のキャベツと畑へ水やりするお当番さん 中学生も畑へ水やりをするお当番さんがいました。当番活動もちゃんと中学校までつながっています
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全校集会がありました。体育館で子どもたちの様子を見ていると、学年毎一列になって黙って入場し、大きくお互いの間隔をあけ、前後左右の列を整えます。そうしている間も話し声はほとんど聞こえてきません。シーンとした静かな落ち着いた中で集会が始まります。これが子どもたちにとっての当たり前の姿です。今まで積み重ねられ、創り上げられてきた長谷小学校の伝統を感じました。


1段目 校舎内には、常に生け花がいくつも飾られています
左下 2年廊下には「森」を表した作品 右下 4年廊下には「世界に一つだけの花」
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これからの時期,マスク着用のまま歩いて下校するとどのくらい身体に負担があるのかを知るために,1・2年生と一緒に下校してみました。すると,「あのねぇ,今は毛虫が上からぶら下がっているから,気をつけてね」,「道路を渡るとき,ここは危ないからね。うんと遠くに車が見えていても渡らないでね」,「神社の近くの坂道は,地獄の坂道って呼んでいるんだよ,大変なんだ。だけど大丈夫,こうやって一緒にズンズン歩くと楽ちんだよ」,歩道にある穴にすくった砂を落として見ている子(何か試したかったのだと思います)は集団から遅れ気味でした。子どもたちは,子どもたちの目線で世の中の全てのことを捉えて生活しています。新しい仲間(私)にもその情報を伝え,同じ世界を共有しようと教えてくれる優しい子どもたちです。帰り道でも様々なことを学んでいると思いました。


左上 2年生 コーンの間をジグザグに走り抜けて、チャンバラ道の修行中です。
右上 下校途中のバス停です。JRのバス停だから「中山 駅 」なのです。
2段目 これを見た子が「あー、僕も今度持ってこよう。カタツムリを食べるやつね。知ってる。」と言っていました。様々な生き物とも仲良しの子どもたちです。
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「長谷小の子どもたちは,本をたくさん読む子が多いです」と教えてもらいました。その理由の一つが,図書館前廊下の掲示物だと思います。今は、鳥に関わる本が紹介されています。「くちばし」は,1年生の国語の教科書にもあるお話です。「本は心の栄養」とも言われます。小さい頃から習慣の一つにしてほしいと思います。


左上 図書館前廊下の掲示 全体の様子 右上 体育館で行っている音楽の授業
左下 寄付をしていただいた雷鳥の写真集と図書館にある雷鳥の本
下中 図書館にある鳥の本の一部が展示されています
右下 図書委員会が作成したお守り掲示 「あまびえ」は鳥?・・・お守りください
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学校が再開し,R2年度の児童会活動が本格的にスタートしました。4つの委員会で話し合った活動内容が児童会黒板に紹介されていました。児童会は,自分たちのよりよい生活を自分たちでつくっていく大切な活動です。
「早く来て!ヤゴからうまれる!!」と職員室に駆け込んできたのは,3年生。教室で観察しているヤゴがトンボへと羽化し始めたのです。お昼休みからお掃除の時間も5時間目も「ちゃんとトンボになりますように」と願いながら,ずっと観ていました。クラスのみんなで命の不思議を見つめる時間,そこで交わされる言葉,大事な何かが子どもたちの中に入っていく学習の場がそこにはありました。
6時間目が終わって,獲物を持ってきたのが4年生。親水公園で完全な形のヘビの抜け殻を発見したのです。体長約130cm・・・ビックリです。学校の畑でサツマイモの苗を植えていて,土の中から5cm位の水晶の一部を見つけた子もいました。
身の回りの自然からも,たくさんのことを学ぶ子どもたちです。





1段目,2段目 児童会黒板 2段目右端 健康委員が給食の片付けをしています
3段目 左 羽化しはじめたトンボがわかりますか? 中 iPadでも様子を記録しながら観察を続ける3年生 右 羽化開始4時間後のトンボ 透き通った羽がきれいです
4段目 ヘビの抜け殻・・・完全な形で残っています 5段目 左 ヘビの抜け殻の頭部です
5段目 右 理科室のメダカも産卵をはじめました