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4年生が国語で「一つの花」を勉強しました。初めて読んだときは,「お父さん,死んじゃってかわいそう」や「ゆみこはお母さんのおにぎりを食べちゃって,お母さんがかわいそう」という感想でした。みんなで学習を進めた後の感想が以下のものです。
○最初は,お父さんがコスモスをあげてやさしいと軽く考えていました。それはゆみ子が泣きそうなとき,元気になってと思ったからコスモスをあげたと思っていました。でもお父さんは体が弱くて,戦争に行くと,ゆみ子に会えないとお父さんは分かっていたと思いました。会えないかもしれないから,コスモスにいろんな思いを込めてゆみ子に一輪のコスモスを渡したと分かりました。作者は一輪のコスモスの場面でダッシュ(――)に大切という意味を込めているのではないかと思いました。
○最初のゆみ子は,「一つだけ」と言うと,たくさんもらえると思っていたと感じました。それは,お母さんに「一つだけ」と言い,いつももらっていたからです。けれど,戦争中とくらべて戦争後はゆみこが「一つだけ」と言わなくなっていました。お父さんのあげた一つの花で「ひとつとはこういうものなんだ。」と思っていたかもしれないし,お父さんの一つの花に「もうゆみ子が一つだけと言わずにくらしてほしい。」とお父さんは一つの花に気持ちを込めたと思いました。
みんなで考え合うとお話に込められた作者の願いまで読み取ることができます。みんなで読み深めることも学ぶ楽しさの一つです。
4年 社会 学校中の水の出口(水道)を探して記録していました。グループ毎役割分担をして確認しています。雨の中,傘をさして外の水道を確認していたグループもありました。全部でいくつあったかな?
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6年生が英語の授業をしていました。T:「11時55分は英語でなんて言うんだろう,言える人?チャレンジしてくれる人?」C:「えっと、ほんとにわかんないけど、わかんないけど、わかんないけど、イレブンオクロック、えっと・・・」正しいかどうか自信がないけど挙手して言ってみる。こうやって、自分の今までの知識を総動員してそれを伝えていくことが大事です。伝えることで自分の考えが深く(補強、変化、上書き、より良く)なります。正解(もしあるとしたら)は、クラス全員で考えればいいことです。それが、みんなで学ぶよさの一つだと思います。
1段目 3年生の作品展示と社会科新聞(地域巡り) 2,3段目 5年生の図工 木工 ビー玉の迷路(糸ノコを使って制作しました)
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「あー良かった。1番のは借りられてなかった。」とiPadを借りに来た5年生。いろいろな学習場面でiPadを活用することが多いので,自分が使う学習道具という意識が高まってきたからだと思います。活用方法は様々ですが,世界中とつながっている道具です。子どもたちには,正しい使い方で自由自在に使いこなせるようになってほしいと願っています。
本年度初めての授業参観日でした。ご参観ありがとうございました。お子様の様子はいかがだったでしょうか。連絡帳などで感想をお寄せください。
1段目左 理科で学校中の「花」をiPadで撮影している5年生 中と右端 休み時間中,傘を差したくなるくらいの雨が降り始めても気にしないで遊んでいました。鉄棒でも、ブランコでも。 2段目 左から 長谷小のキーワード「本気」の掲示,付箋に自分の「本気」を書いて貼っています。 右端 朝,グランドであいさつ活動をしている6年生が,校舎内の私(約30m離れています)に向かって,手を振りながら大きな声で「おはようございます」とあいさつをしてくれました。「本気」のあいさつです。
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長谷小学校には以前から紹介しているように校舎内にたくさんの生け花が飾られています。季節にあった花,時期にしか咲かない花,数々の生け花はそこにあるだけで気持ちがホッとします。ただ飾られている訳ではありません。係が決められている訳ではないのに,毎日,水をみたり,弱ってきた花を取り除いたりとお手入れされています。花の種類にもよりますが,6月22日に飾られた紫陽花は,その2日後の6月24日には新しく用意された花と旬が過ぎたものから交換されていきました。図書館廊下の掲示も梅雨にあったものに変えられていました。「雨の日もたのしく」特集で並べられていたのは「お天気」に関する本です。「全ては子どもたちのために」という気持ちが持ち寄られて学校は創られています。
1段目左から 6/22に飾られた紫陽花 右端 6/24交換用に用意された紫陽花と花 2段目左から 図書館前廊下の掲示物「あめのひもたのしく」 右端 「給食の食材にしてください」と地域の保科さんが給食センターに届けてくださったタケノコの一部です。子どもたちを想うそれぞれの方の気持ちで学校は創られています。
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水泳のシーズンになりました。今年はコロナウイルス感染症の対策をしながらの実施になります。子どもたちには,水と仲良しになってほしいと話しました。楽しいけど,水の事故にも気をつけてたくさん遊び,泳いでもらいたいと思います。
お昼の放送で「長谷ラジオ」の企画がありました。与えられたお題に解答して投稿し,放送委員がその解答についてコメントするというものです。今回のお題は「雲が高速で流れてきたよ。どうしてかな?」でした。放送されたものは,A:「太陽がクシャミをしたから」C1:「暖かいクシャミですね」C2:「いや、熱すぎるでしょ」,A:「雷様が学校に遅刻しそうだから」C1:「雷様にも学校があるんですね」C2:「雲はどうやって運転するんでしょうか」・・・等でした。子どもの解答はどれも個性的なものが多く,コメントも漫才のような掛け合いで工夫されていました。
プール開きの様子です。6年生の代表が水泳学習のめあてを発表してくれました。