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「先生、楽しみすぎて眠れませんでした」と登校中に教えてくれた子どもがいました。「ぼくがてるてる坊主を作ると、必ず天気になるんです。だから大丈夫です」とも話してくれました。楽しみにしていたスキー教室が無事終了しました。年に何度も来る子は少ないと思いますが、1日一緒にいると1本滑る毎に上手になっていくのがわかります。言葉で言ってもよくわからないけれど、滑ることが楽しくなるように、自信を持たせて滑るだけであっという間にうまくなります。「スキーは生涯スポーツです。立っていられればいくつになっても楽しめます」とインストラクターの先生に教えていただきました。子どもたちにも長く楽しんでもらいたいです。
午後には少し雪も舞い、視界も悪くなりましたが、一日滑ることができました。伊那市街地と南アルプスを眺めながら滑りました
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「「ニコニコキャッチあいさつ」で仲が良くて楽しい学校にします。」「挨拶をするのは礼儀だから当たり前ですが、当たり前だからこそ大事にします。」「集会では、わかりやすくハキハキと進行をします。」児童会正・副会長の候補者は、3人とも「○○したいと思います。」とか「○○しようと考えています。」ではなく「○○します。」と候補者演説の中で伝えていました。「全校のお手本になるように・・・」「自分から・・・」という言葉もそれぞれの候補者にありました。そこには、自分たちが先頭に立つという決意がありました。また、「先輩のように・・・」「今までしてきてくれた・・・」には、長谷小学校がつないできた伝統を感じました。伝える方も聴く方も真剣でした。子どもたちの「本気」を感じた児童会選挙演説会でした。
左上から 選挙委員会の説明 3名の候補者と応援責任者の演説 6年生から候補者演説について質問と候補者へのエールの言葉がありました 3年生から順番に信任投票を行いました
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4・5年生が音楽の授業で和楽器について学びました。4名の講師の方に来ていただき、演奏を聴かせていただいたり、学年毎にお琴で「さくら」の演奏ができるように教えていただいたりしました。間近で聴く音色は、お琴も尺八も三味線も柔らかいけど芯があり、深くて心地良かったです。子どもたちも座り方の基礎基本から教えていただきました。自分の指ではじいて演奏ができたのは、少人数で一人に一面ずつ琴を用意することができたからです。専科職員が、昨日から会場準備や早朝からお琴の調律をする等の準備をずくを惜しまずにして実現しました。「聴いたことはあったけど、演奏するのは初めてでした。難しいところもあったけど、みんなで弾けてよかったです」と終わった後に子どもの感想がありました。実際に触れることで学べたことがたくさんあった学習になりました。
左上:衣装もバッチリ「鬼滅の刃」の演奏です 上中~姿勢や手の置き方、弦のはじき方等基礎基本からわかりやすく教えていただきました シャノイ先生も初めてお琴を演奏しました 数字で表された不思議な楽譜を見ながら、クラス全員で「さくら」の演奏をしました
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児童会選挙の教室訪問の後、廊下に出てきた候補者の口から思わず漏れた言葉です。「今、話してくれた活動は、コロナなのでできないと思いますが、何か考えはありますか?」と6年生。「そのことについても考えてはいるのですが、まだよい考えが浮かんでいません。相談して決めたいと思います」と質問してくれた6年生の顔を見て、ハッキリとした口調で答えます。6年生は今年最高学年として頑張ってきた自負があります。きちんと引き継ぎが出来る候補者なのか見極めるために、子どもたちなりに厳しい質問もします。長谷小の児童会の伝統はこうして次の学年へとバトンタッチされていきます。
児童会長候補1名、副会長候補2名が教室訪問をしています。応援責任者も候補者と同じ気持ちで教室を訪問しています。どの子もほぼ直立不動の姿勢で演説し、質問に答え、教室を出るときには「ありがとうございました」と深々とお辞儀をしていました。来年度、全校を引っ張っていく覚悟と意欲を感じました
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3年生図工で「くぎの世界の・・・」という学習をしていました。3年生は、これまでに輪切りにした木に釘を打って顔を製作した経験があります。今日は角材と釘を使って作品を作ります。最初は、いくつかの角材を積み木のように重ねて、何かにみたてることから始める子が多かったです。方針が決まると角材同士を「連結」するために釘を打っていきます。ところが、木と釘の相性が悪い(木の大きさや釘の太さ等)と木が割れてしまいます。その後、うまくいかなかった角材同士をまた並べたり積んだりして構想を練り直します。釘を打つところを見ているだけでは、どんなイメージを思い浮かべて製作しているかわからないのですが、それを想像して見ているのが楽しかったです。不完全なように見えるものでも、子どもたちにとっては一つの大切な作品なのだと思いました。
友だちと情報交換しながら、製作を進めていきます。見た目から考えると、かわいい動物になったり、恐竜になったり、出来上がっていくものは様々です