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本校には大学で声楽を専攻し学んできた3人の歌姫がいます。4月から「3人も歌姫が揃うなんてすごいことだから、ぜひ3人の歌声を子どもたちにも聴かせて欲しい」とお願いしてきたことが実現しました。ソロでそれぞれ2~3曲、日本の歌とイタリア歌曲、ドイツ歌曲を聴かせてもらいました。終わった後の子どもたちの感想も「すごかった」「僕も歌いたい」「泣いちゃった」と先生の普段とは違う姿に驚いたり、喜んだり。目の前で、生で本物を体験する学びをすることができました。すごいなぁ、やってみたいなぁという感動は、その後の人生の窓を開くものだと思っています。
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「気持ちを届ける所は、6年生の心の中だよ。今までありがとうの気持ちを届けるようにしよう」“6年生を送る会”がありました。1年生~5年生までの歌声、感謝の気持ちのこもったパフォーマンスやプレゼントも6年生の心に届けることができたと思います。対面で全校の前に座っていた6年生は、どの学年の発表も嬉しそうに見ていました。本当にいよいよ卒業なんだということが実感しているようでした。送る側、送られる側、お互いを思いやる優しい気持ちで体育館が一杯になった会でした。
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「いるかな?」「いるんじゃない?ノックしてごらんよ」トントン、「失礼します。はい、これ」と1年生から渡されたのは1・3年生合同音楽発表会の招待状でした。「ちゃんと読まなくちゃダメだよ。読んでごらん」と音楽の先生に促され、1年生が習っていない漢字交じりの文(ふりがな付き)を読んで聞かせてくれました。たどたどしい感じでしたが、満面の笑みを浮かべて招待状を渡すのが嬉しいという気持ちが溢れていました。そして、一生懸命に練習しているから、絶対に聴きに来てもらいたいという気持ちも伝わってきました。おめでたい「ひな祭りの日」におきた嬉しい出来事の一つです。 写真:「ひな祭り」職員手作り作品と生け花 右:学校のひな人形
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「高い音があるよね。それを出すときには眉毛を上げます。そうして、頭のてっぺんをパッカーンと開けるようにして声を出しましょう。やってみてね。いい?」卒業式で歌う在校生の歌練習がありました。声の出し方について先生からアドバイスがあると、子どもたちの歌声が変わります。1年生は、担任がリモートで授業をしています。黒板に大きく映し出された担任と教室の子どもたちは、そこに先生がいるのと同じように会話をし、授業が進んでいきました。きっとどのクラスでもどの授業でも、子どもと先生が今まで積み重ねて来た関係があるから、先生の言葉は魔法のように子どもたちに響いているのだろうと思いました。 写真:左 新メンバーによる朝の挨拶活動 張り切っています 中:卒業式の歌の練習が始まりました 右:リモートによる授業 1年生とは思えない位集中していて落ち着いています
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5年生が保健体育で「第二次性徴」の学習をしました。本来ならば宿泊を伴う臨海学習前にやる予定でした。しかし、来年度に延期になったので6年生になる前のタイミングで学ぶことになりました。学習リーフレットを使って、男子は担任と女子は養護教諭と学びました。身体も心もぐんと成長する高学年です。同性同士でも個人差があることや異性への思いやりを考える良い機会になったようです。写真:雪解けが進んできました 中、右:PC教室を特別支援教室へとリニューアルしています