• 夏休み明けの校長講話

    2023年8月24日

    今朝は28日ぶりにみなさんの顔を見て、あいさつを交わし、とてもうれしかったです。今日から、休み明けの生活が始まります。休みはどうでしたか。休み前に校長先生が伝えた「やってみよう」の絆創膏のお話、覚えていますか?みなさんはたくさんの時間をどんなふうに使ったかな?心に残っていることを友だちや先生に是非伝えてくださいね。

    はじめに、東春近小のお友達の「やってみた」のお話を紹介します。夏休み前の最後の日に歌を披露した合唱クラブのみなさんのことです。ステキな歌声でしたね。そのあと休みになってからも暑い中一生懸命練習を重ねて、7月28日の合唱コンクール地区大会に出場しました。見事2年連続で金賞を受賞しました。伸びやかさ、清々しさ、はっきりした言葉、豊かな表情、明るさ・・・いっぱいいいところを出すことができました。残念ながら、県大会へは出場できませんでしたが、ここまでやりきったことは大きな宝物です。すばらしいです。これからの活躍も楽しみにしています。ここで表彰したいと思います。(代表に賞状を授与)

    二つ目のお話をします。校長先生の夏休みに「やってみた」のお話です。上伊那農業高校というところで開かれた勉強会に参加し「物作り」に挑戦しました。そこで、こういうものを作りました。「飾り」です。これを考えたのは高校生です。そして、教えてくれたのも高校生です。さて、材料は何でしょう?(フワフワ、ペラペラですが)紙ではありません。実は、「木」です。経木(きょうぎ)と言います。元の形はこれです。木を薄―く削って作られます。伊那市の特産です。昔は食べ物を包むことによく使われていましたが、ビニールなどが広がって使われなくなり、作られなくなっていました。ところが、今、SDG’sの自然な物であることなどで見直され、お皿やデザインなどにだんだん用途が広がってきています。この経木を細く切ったものを組み合わせて作ったのがこの飾りです。このほかにも、これ(造花)を作りました。何に見えますか。そう「花」ですよね。これも、高校生から教わりました。木の原料で作られた和紙というもので、花びらを組み合わせたものです。勉強会の新しい経験はとても新鮮でした。実際に「やってみた」からこそ得られる面白さ、喜びでした。高校生から教わるということもとてもいい時間でした。たまたま、春富地区出身の高校生が教え役だったので、話が盛り上がりいい出会いにもなりました。

    「やってみよう」の気持ちで、休み明けの学校生活を送っていってほしいと思います。そして、「やってみよう」の気持ちを安心して持てるような、「聴き合える」より良い関係作り、仲間づくりを広げていってほしいと思います。

  • 夏休み前の校長講話

    2023年8月3日

    夏休み前の校長講話

    明日から夏休みです。楽しみですね。夏休みは自分の時間がいっぱいあります。ですから、目標をもったり、計画を決めたりして、いっぱいある時間を上手に使ってほしいと思います。それには「やってみよう」の気持ちが大切です。「やってみよう」に関係して小学生の大発明の話をします。

    去年小学4年生だった宇賀持琴音(うがもちことね)さんの発明です。子どもの発明世界大会で銅賞(銅メダル)を受賞しました。何を発明したかというと、アイデアを生かした絆創膏です。普通の絆創膏とは違っているのです。みんな、けがをしたとき絆創膏を使ったことありますよね。琴音さんは絆創膏のテープのところがからまったり、上手く巻けなかったり、思うようにきちんとはることができなくて、困っていました。そんなときに、お母さんが、絆創膏の貼るテープの部分を少し切って貼ってくれていたのです。そうすると、ちょうど巻きやすく、ケガの所にぴったり当てることができたのです。そのことを頭に思い浮かべて、アイデア絆創膏を創り出しました。普通の絆創膏のガーゼの部分を少しずらしたのです。ちょっとしたことですが、確かに貼りやすくなります。発明コンクールに応募すると、地区の予選を通過し、全国大会へ行きました。そして全国大会で上位に入賞して世界大会に進みました。そこで銅賞を獲得したのです。すごいですね。困ったことから考えて、工夫をして、それが発明になる。そういうお話でした。 琴音さんは、休みの時に「やってみよう」「参加してみよう」という気持ちから、発明につながっています。身近なさりげないことでもいいです。何かを「見つける」「やってみる」「続ける」「挑戦してみる」など・・・そういうことに時間を使ってほしいと思います。

    心と体を動かして、健康な夏休みにしましょう。安全に気をつけてください。

    休み明けのみなさんの元気な姿を待っています。

  • プール開き ~安全で 楽しい プール学習を!~

    2023年6月28日

    6月28日(水)朝の活動の時間に全校で体育館に集まり、プール開きをおこないました。

    プール開き 校長先生のお話

    運動会が終わり、プール、水泳の季節になりました。一ヶ月前は、どろどろで緑色だったプール、まわりには落ち葉が落ちていたり、草が生えていたりしました。みなさんが一生懸命お掃除をしてくれたおかげで、キレイになりました。真っ青のプール。すっきりしたプールサイド。準備ができました。ありがとうございました。夏は、プールの水遊びや水泳がとっても気持ちいいです。このステキなプールで思い切り取り組んでほしいと思います。

    3つのお願いを言います。
    1つ目 守る 水は油断すると怖いです。命に関わります。先生の話を聞いて約束を守りましょう。そのことが自分の命、体を守ります。おぼれない、ケガをしないことが大切です。

    2つ目 挑戦する プールを使える期間は1ヶ月くらいです。自分の目標を持ちましょう。「水にもぐれるようになりたい」「立たないで25m泳ぎたい」「記録を縮めたい」など、一人ひとり目標に向かって取り組みましょう。

    3つ目 楽しむ 水と仲良しになりましょう。終わったあと、楽しかった、気持ちよかったと言えるといいですね。

    守る 挑戦する 楽しむ この3つを大事にして、いいプールのシーズンにしましょう。

     

    3年生の今シーズン初泳ぎ。両手を頭の上でピンと伸ばして、大きく「けのび」をしていました。

     

    プール学習についての約束

     

  • 校長講話 「伝えにくい今だからこそ」

    2021年2月12日

    2月10日(水)の朝の時間に校長講話がありました。今年度の生活目標である「伝え合い」についてお話をしてくださいました。

    コロナ禍でマスクが必須となった学校生活。マスクをしているため、表情が読み取りにくい状況が続きます。そのため、自分の意図した言葉とは違う意味で伝わってしまうことがあります。

    校長先生から、頭を下げたり体を使ったりして身振り手振りで伝え合うことが大切、というお話をしていただきました。そうすることで、自分が思ったことをしっかりと伝えることができると思います。また、言葉が一方通行にならず、相手の思いや様子が伝わってきます。

    最後に、3月で卒業する6年生へ、言葉とともに行動でも「ありがとう」の気持ちが伝えていってほしいとお話がありました。6年生の素敵な姿を引き継げるといいですね。