中間教室でのICT支援活動レポート
2026.08.18
伊那市ICT活用教育推進センターでは、中間教室に通う子どもたちへ向けたICT支援を実施しています。タブレットを学習の道具としてだけでなく、子どもたちの「表現」や「気づき」を引き出すツールとして活用することを目指しています。今回は6月と7月の活動の様子をご報告します。

記憶を頼りにロゴを再現!グラフィックデザイン体験(6月9日)
今年度初の支援となった6月は、小学生4名が参加しました。この日はプレゼンテーションアプリ「Keynote」を使用し、普段見慣れた企業のロゴを観察した後、手本を見ずに記憶だけを頼りにiPad上で再現するというワークを行いました。
一見シンプルなロゴでも、いざ自分の手で作ってみると「見落としていた部分」や細部の難しさに直面します。子どもたちはiPadへの描画で形を近づけたり、色を思い出したりしながらツールを工夫して使いこなし、日常に溢れるデザインへの観察眼を自然と高めていました。

高遠石工の世界に触れる、デジタル彫刻体験(7月13日)
7月は高遠石工のPRをミッションとする地域おこし協力隊の山本隊員と共同でワークを実施しました。「フリーボード」アプリに石のイラストを配置し、消しゴムツールを使って画面上の石を「彫る(消す)」ことで、後ろに隠された9体の石仏を探し出すという内容です。
郷土の歴史である高遠石工の情報を交えつつ、タブレット上で「彫る」という行為を疑似体験する新しい試みとなりました。子どもたちにとって馴染みの薄かった地元の歴史に触れる良いきっかけになったと感じています。
今後も、子どもたちが自分のペースで楽しみながら、新しいデザインの発見や表現のひらめきに出会えるようなサポートを続けていきます。

