-
11月にはなかよし旬間がありました。たくさんの取り組みを通じて、なかよしについて考えました。

11月8日 高学年 情報モラル講演会・高遠小交流
高遠小学校へ行き、高遠小学校の高学年のみなさんと一緒に、セーフティネット総合研究所の南 澤 信 之先生の講演を聞きました。「一部だけ見たのでは、わからない。なぜ?どうして?本当?と考えてみることが大切。」「ゲームには4つの刺激がある。」などの話を聞いて、インターネットやゲームとどのようにつき合っていくか考えました。
その後の学年ごとの交流では、はじめは緊張した様子でしたが、少しずつ距離が縮まっていきました。中学校入学までに、もっと交流を深められるといいなあという声が聞かれました。

11月9日 福祉体験
低学年:ボッチャ 高学年:車椅子バスケ
パラリンピックのメダリスト 加藤正さんに教えていただきながら体験しました。
車椅子バスケでは、競技を楽しみながらも、操作の難しさや視点が低くなることによる見え方の違いなど、実際に車椅子に乗ってみないとわからないことに気づいていました。

誰でも楽しく参加できるボッチャ。子どもたちは終始楽しそうにチームで協力して体験することができました。簡単なルールの中にも、耳の聞こえない人や目の見えない人が楽しめるための工夫のあることを教えてもらいました。
また、加藤さんから「できないことではなく、できることに目を向ける」「できないと決めつけない」など、心に響くお話をお聞きしました。
11月16日 保育園交流

保育園の年長さんに喜んでもらおうと、工夫いっぱいに作ったゲームやお店屋さんの商品、そして読み聞かせの練習など、交流に向け準備をがんばってきた1年生。不安になっている園児の背中をさすってあげたり、同じ目線までしゃがんであげたりと、相手の気持ちになって動く1年生の姿がありました。また、保育園のお友だちに喜んでもらってうれしそうな笑顔が素敵でした。
-
11月2日は授業参観とPTA講演会がありました。

授業参観では、なかよし旬間ということで道徳の授業を参観していただいたり、4年生は親子で学習机の天板のはり替え作業を行ったりしました。授業前には、3年生が、収穫した小麦で作った小麦粉や手作りクッキーの販売を行い、あっという間に売り切れる大盛況でした。

4年生は「木育」の授業として、上伊那地域振興局林務課の方が講師として来てくださり、森林の重要性や木材の良さについて話を聞いた上で、天板のはり替え作業をしました。親子で協力しながら、スムーズにはり替えることができました。地域産のカラマツで作られた美しい天板で気持ちよく学習に励むことができそうです。

PTA講演会では、多田純也さんこと「ただじゅんさん」によるおはやし劇場『だだすこだんだん』を親子で楽しみました。太鼓や皿回し、三味線に獅子舞におはやしに…と盛りだくさんの内容で、あっという間に1時間が過ぎました。保護者の方からも「子どもたち・先生方・親と、同じ空間で同じものを見て笑って、みんなで一緒に体験することで、より楽しくなるな~と思いました。」「面白おかしくだけでなく、ただじゅんさんのお話のなかに出てきた東北の震災のこと、平和であることについて、想像したり考えたりすることができました。」など、大好評でした。役員のみなさま、ただじゅんさん、ありがとうございました。
-
今年も伊澤修二記念音楽祭が行われました。
高遠北小学校では、5年生が音楽劇『魔界の地球侵略大作戦』発表のために、これまでたくさんの練習・準備を重ねてきました。
7人の5年生が演じるように台本をつくり、必要な小道具、大道具、衣装を考え制作し、初めて太鼓をたたく人が多い5年生のために、魔界の雰囲気にぴったりな太鼓の曲を作ってもらい・・・5年生のがんばりはもちろん、学校全体で取り組みました。

魔界の帽子づくり 魔界の衣装づくり
校内リハーサル照明も先生方が担当し、本格的な仕上がりに。全校のみんなが楽しんで見てくれたことで、5年生も自信をつけました。
登場人物の気持ちを深く考え、せりふに気持ちが一層表れるようになるなど、毎日、目に見えて成長していきました。
本番 高遠文化体育館にて


練習の成果を出し切り、一人一人が自分の力を精一杯発揮したすばらしいステージでした。笑いあり、考えさせられる場面あり、感動ありで、名演技のおかげで、思わずお話の中に引き込まれました。「じゃんじゃん捨てよう」の歌が頭から離れない職員も多く、「気軽に捨てられなくなった」という声が聞かれます。5年生の伝えたいことがしっかり伝わった発表となりました。5年生のみなさん、すばらしい発表をありがとう!
-
畑で育てた大きなカボチャを皮の分厚さに苦労しながら「ジャック・オ・ランタン」にした3年生。



仮装用の衣装も一人一人凝ったものをつくり、「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」と言いながら学校を回って楽しみました。校長先生に、「いたずらしてもいいから、お菓子はあげない」と言われて、本当にいたずらしちゃう人も(^o^)
せっかくなので、3年生が作ってくれた「ジャック・オ・ランタン」に暗くなってからろうそくの火を灯し、職員で楽しみました♪

中には落ち武者もいました!
-
1年生は高遠第2第3保育園に出かけ、交流をしてきました。
まずは、年長さんから「ドジボールをしてください!」とお願いされ、挑戦を受けて立ちました。普段あまりドッジボールをしていない1年生ですが、いい勝負の結果、2回戦とも勝利しました。やはり、1年の成長は大きいです。

その後は、「トトロの山」で遊んできました。久しぶりの急斜面に「こわい」と言いながらもがんばって登る人、あっという間に駆け登る人、きのこやどんぐりを見つけたり、枯れ木を踏む音を楽しんだりしながらゆっくり登る人。同じ山ですが、それぞれの楽しみ方をしていました。
高いところに上手に登る友達に刺激を受けて、木登りに挑戦したり、1年生も年長さんも一緒になって綱引きをしたり、たくさん楽しんだので、帰ってきてから思い出しながら日記を書いていました。
次の交流も楽しみです。

-
芸術の秋。6年生は「教室にある大切なもの」を題材に、小規模特認校教育コーディネーターの竹中先生にも指導していただきながら、絵を描くことに取り組みました。
4人の人たちは、昨年度「伊澤修二記念音楽祭」で使い、ずっと教室に飾っていた思い出の「獅子頭」を、4人の人たちは、1年生の時から使用している「通学カバン」を選びました。8人全員が、真剣に納得のいくまで追究しながら、心をこめて描きました。どれも、実物や写真よりも、対象物の特徴だけでなく、思いまで伝わる素晴らしい作品となりました。あまりに素晴らしく、誰が一番と順位をつけることもできないので、作品展には出品しないことにしました。一人一人が自分の作品に満足し、友達の作品もどれも素晴らしいと認め合う姿が、何よりうれしいです。

-
4年生は長野見学に行ってきました。
自分たちで事前に学習をし、伝えたいことや、見てきてポイント・クイズなどを入れながら、しおりを作成しました。そして、実際に行って見たこと・聞いたこと・体験したことを、3年生に伝えるパンフレットにまとめました。完成したパンフレットを三つ折りにすると、本格的な仕上がりで、3年生に渡して読んでもらうのが楽しみです。



-
2年生は自分たちで計画をたてて、見学のマナー、電車の乗り方、切符の買い方などを学習し、諏訪見学に行ってきました。

当日は最高のお天気で、学習の成果を生かし、自分たちでしおりを見て声をかけあって行動することができました。見学場所だけではなく、諏訪湖畔でお散歩中の方に「こんにちは」とあいさつをしたり、電車では降りる人を優先にして立つ場所を考えたりと、マナーを守って気持ちよく行動することができました。また、「見たこと、聞いたことをすべて記録するぞ!」という気迫たっぷりで、今までで一番メモをとった一日となりました。初めての船や味噌ソフトクリーム、杖突峠や諏訪湖畔からの眺めなども楽しみ、最高の一日となりました。


-
10月6日に高遠北小学区(藤沢地区、長藤地区、三義地区)の地区ごとに、地域の皆様に企画していただき「地域で学ぶ日」が行われました。昨年度からの引き続きの活動や、新たな活動など、子どもたちに身近な地域から学習内容や学習方法を考えていただき、児童にとっても職員にとっても、学校では学ぶことのできない貴重な学びとなりました。企画・運営していただいた地域・役員の皆様、本当にありがとうございました。
児童の感想を紹介します。
【藤沢】-長野諏訪太陽光発電所見学 再生可能エネルギー・太陽光発電について-

・守屋山に、37,884枚、太陽光パネルがあって、わたしは数えきれなくてびっくりしました。
・ソーラーパネルを山の上に作るのは大変だったと思いました。
・太陽の光から電気が作れるなんてすごいなぁと思いました。
・いつもわたしたちは電気を使っています。電気がないとこまります。石油や石炭は50年から100年ぐらいでなくなると教えてもらったので、太陽光などで電気を作る大切さがよく分かりました。
・デメリットの主なものは、「ソーラーパネルの面積に対して発電量が少ない」「天候によって発電力が変わる」と分かりました。
【長藤】-小豆坂トンネルはなぜつくられたのか-
・昔は三義の人が病気になったら、馬で診療所のお医者さんをむかえに行っていた。大変だった。
・トンネルができて自由に行き来できるから、みよしの人にとって大切な物だとわかりました。

・車で通ったことはあるけど、実際に歩いて、今までの苦労がわかったのでよかった。
・トンネルがせまくて1台ずつしか通れなかったから広くしていて、わたしはみんなのことを考えてくれてたんだなと思ってうれしくなりました。
・わたしは、たくさんの人に手助けしてもらったからできたんだなと思いました。わたしが生まれていたら手つだいたかったなと思いました。
【三義】-美しい里山の村 法華道(ののさま)2-
・むかしの人が大きい石に、自分たちでがんばって彫った石仏たちだそうです。石仏と言うとつめたい感じがするので、のの様と言うそうです。

・のの様は自由な顔をしていて、とても見た目もやさしいです。親しさがつたわってきます。
・「ののさまは、しぜんといっしょにいきているんだよ。」とおしょうさんはいっていました。
・お百しょうさんの(石仏の)顔を見てびっくりしました。なぜかというと、ほかのののさまよりも、ちょっとつよめな顔をしていたからです。ほかのののさまはほとんどやさしめな顔をしているから、お百しょうさんはすごいなぁと思いました。
-
3年生は ベルシャイン 警察署 市役所 の3か所に社会見学に行ってきました。自分の目で見て、耳で聞いて、触らせてもらって、体験して…「仕事について自分たちのくらしとかかわらせて理解を深める」を見学の目的として行きましたが、社会の学習だけではなく、それぞれの仕事のやりがいなども感じキャリア教育にもなりました。
ベルシャインでは、地元の野菜を売っているコーナーや、メニューに合わせて野菜とお肉を同じコーナーに置く工夫。賞味期限が切れそうな品物は、割引のシールを貼って販売しているなど、様々な工夫を知りました。また、家族に買ってきてほしいものを聞いておき、買い物体験も行いました。セルフレジに挑戦したり、安いキャベツを二玉買ったり、家族のために自分の力でがんばる姿が見られました。

警察署では、警棒や銃を防ぐ道具を持たせてもらいました。こんなに重い物を持っているのかとびっくりしていました。また、「わたしはこわくてどろぼうなんかつかまえられないけど、かわりにやってくれる人がいるから、安心してくらせるんだなと思いました。」と自分たちのくらしと関わらせて考えていました。
市役所では、「総務課 学校教育課 管理課 税務課 子育て支援課…そんなに「課」があると初めて知りました。ベルシャイン 警察署 市役所は、どこも係に分かれて仕事をしているとよく分かりました。」とそれまでの見学場所と関連づけて考えていました。
