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11月1日(水)は参観日でした。多くの保護者の方に参観していただきありがとうございました。
今回の参観授業は、人権月間ということですべてのクラスで人権にかかわる学習をしました。低学年のあるクラスでは、友達とのトラブルについて具体的な例をもとに、話し合っていました。少し上の学年になると、相反する2つの考えを提示して、どちらの考えがよいのか、自分の思いを丁寧に語っている姿がありました。また、6年生は、歴史学習と絡めて同和問題に真剣に向き合っていました。どのクラスも友達の意見をしっかり聞いて、自分の考えをきちんと語っており、「話し合う力」がついてきていると実感しました。
5年生は、朝から収穫したもち米をふかして餅つきをしていました。お家の皆さんに協力していただいて収穫祭を行ないました。
参観授業のあとはPTA主催の講演会を行ないました。セーフティネット総合研究所専務理事の南澤信之氏を講師にお迎えし、「SNSの特徴と危険性~子どもたちへの影響~」という演題でご講演いただきました。子どもたちを取り巻くネット環境は我々大人が思う以上にどんどん進化しており、それを親がきちんと管理していないと取り返しのつかないことになる、という厳しい内容でした。参加者からは「You Tubeやツイッターの怖さを知りました。」「子供が小さいうちから使用させる事がよくないと勉強になりました。」といった感想が聞かれました。
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12月6日(水)のこもれびの時間は、「歯・は・はの時間」と「全校音楽」でした。
「歯・は・はの時間」では、
歯科医師の管先生が鼻で呼吸をすることの大切さを教えてくれました。口で呼吸をしてしまうと、のどの粘膜が乾いて、風邪の菌が繁殖しやすくなります。睡眠時に口で呼吸をしてしまう人は多いのではないでしょうか。そこで、「あいうべ体操」を毎日することにより、だんだん鼻で呼吸できるようになるそうです。インフルエンザがはやりだす季節がやってきました。手洗い、うがい、あいうべ体操でこの冬の風邪予防は万全ですね。
「全校音楽」では、
「友だち賛歌」、「ともだちはいいな」、「友達になるために」を全校で歌いました。合唱クラブのみんながひな壇に立ち、縦に開いた大きなお口で歌をリードしてくれました。「友達になるため」にでは、3年1組さんが以前から練習していた手話も取り入れて、全校で楽しく歌いました。
全校が退場するまで歌い続けてくれていた合唱クラブの皆さん。 ありがとう。
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今年一年を振り返って思うのは、「伊那北小学校は本当に多くの方に支えていただいているなあ」ということです。
最近のことですが3つ紹介します。
『地元の企業「テク・ミサワ」さん』
精密部品製造販売会社の「テク・ミサワ」さんから、伊那北小学校にファクシミリ複合機やラミネーター、穴あけパンチなどを寄贈していただきました。
「テク・ミサワ」の三澤俊明社長は本校の卒業生で「いつか伊那北小学校の役に立ちたい」という気持ちがあったそうです。
「社会に貢献することが企業の行き着く先であり、今後も貢献できるように社業にまい進したい」と熱く述べられました。
「本当に働くことの意味」をあらためて教えていただいた思いでした。『伊那北小ハローワーク(アニメーター)』
伊那市内に在住の小澤早依子さんを講師として、今年度3回目の伊那北小ハローワークを行ないました。
ドラえもんで実際に使われたカットシーンの絵を写し、アニメ作りには多くの人が関わっていることをわかりやすく説明していただきました。30分間の放送で3500~6000枚の絵を使って製作するということに子どもたちから驚きの声が上がりました。
「自分の好きなことを仕事にしたい」とアニメーターを志した小澤さん。「結果がでないときもあるが、これだけ頑張ったという自信が自分を後押しし次につながる。自分の好きなこと、得意なことを大切にしてやってみて!」と目標に向かって努力する大切さを語っていただきました。子どもたちも夢中になって聞いていました。ありがとうございました。『 いきいきサロンの体験交流のウラガワには…』
本校では「いきいきサロン」という、地域の方に来校していただいて、2時間目休みに、マジックショーや楽器の演奏、折り紙、お手玉、あやとりなど子どもたちと地域の方が楽しいひとときを過ごす時間があります。実はそのサロンの前日に当日参加ができない関係者も喫茶店に集まって、何を作るか?どうやったら子どもたちがつくりやすいか?他に応援してくれる人をお願いできないか?という内容で何時間も検討してくださったそうです。そうやってサロンが成功することを願い、我々の知らないところで努力してくださっていることを本当に嬉しく思います。あらためて「伊那北小学校は多くの地域の皆様に支えられているなあ」と実感しました。
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今日のこもれびの時間は、「6年総合的な学習発表」と「児童集会」でした。
「6年総合的な学習発表」では、昨年から東京大学の黒河内さんと共同研究を続けているシュンランについての研究の成果と活動の報告をしてくれました。
上牧里山のアカマツ林を整備し、シュンランを育てています。腐葉土ではシュンランは育たないなど驚きの結果がでてきました。そして、研究には労力と時間と人手が必要であるということを強く感じた6年生の発表でした。
黒河内さんの「物事を科学的にとらえることが大事。そのことが説得力を持つ。」という言葉がとても印象的だったようです。植物相手の研究なので、冬の間はまとめの活動を行っていきます。
「児童集会」では、ベルマーク委員会と図書委員会の発表がありました。
ベルマーク委員会では、伊那北小のベルマーク収集の現状をテンポよくクイズ形式で9問出題してくれました。
図書委員会では、紙芝居の部屋の紹介や図書館大賞投票を行いました。本屋大賞のように推薦図書を低学年、高学年でそれぞれ分かれて投票します。みんなしっかり考えて選ぶ姿がありました。
紙芝居の部屋の読み聞かせは、図書委員会児童が行います。
期間中、すでに2回行われており、金曜日がラストです。 -
今日のこもれびの時間は、「マラソン大会表彰式」と「校長講話」でした。
「マラソン大会表彰式」では、1年女子、4年女子、6年男子が伊那北小学校歴代1位の記録を更新しました。毎年全力で走っているなかで、3人も一度に新記録が出ました。本当にすごいことです。来年も、その調子で記録更新していけるといいです。
「校長講話」では、なかよし旬間(11/6~17)ということで、「本当の友だちとは何か」を全校児童に問いかけてくださいました。6年生のR君の発言を皮切りにたくさんの児童が手を挙げて発言してくれました。
・嫌なことがあったら励ましてくれて、一緒に遊んでくれる。(6年生)
・悪いことをしたときに、ちゃんと教えてくれる。(2年生)
・許してくれる。(2年生)
・困ったときに助けてくれる。(1年生)
校長先生が考える「本当の友だち像」にとても近い答えがたくさん出ました。時には優しく、時には厳しく、お互いを高められる存在でありたいですね。
「友だち」についてあらためて見つめ直す時間になりました。 -
2017年11月15日
11月15日(水)はこもれびの時間でした。内容は、「歯・ハ・ハの時間」と「早寝、早起き、朝ごはんキャラバン」でした。
「歯・ハ・ハの時間」は、鈴木先生の楽しくてわかりやすいクイズで、歯のことを学習しました。昨年度出題された問題と新しい問題を織り交ぜて出題していただいています。復習にもなり、知識が定着してきているように感じます。
よく噛んで食べると虫歯になりにくくなること以外にも、いいことがたくさんあることがわかってよかったです。
「早寝、早起き、朝ごはんキャラバン」では、高遠少年自然の家の方が来てくださり、早く寝ることや起きること、朝ごはんをしっかり食べることの大切さを、クイズや体操を通して、教えてくださいました。
左から、よふかし鬼、朝ごはんマン、はやねちゃん。いろいろとお手伝いをしてくれました。
2時間目休みは、地域の方を講師に「あやとり」、「おてだま」、「紙飛行機」、「紙鉄砲」、「和楽器」の講座が中校舎で行なわれました。休み時間にもかかわらず、150名以上の子どもたちが参加し、来校されていた地域の方とともに触れ合うことができました。
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伊那北小学校では10月に3つの研究授業を行ないました。
昨年度から、伊那北小学校職員一同、3つの研究チームに分かれて研究を積み重ねてきました。チームは、「総合的な学習」、「幼年教育」、「日本語教育」です。
総合的な学習「里山のよさを知ってもらおう」
里山という素材に、真正面から向き合いました。総合の題材にすることで、こどもたちにとって今まで景色だったものが、かけがえのない存在に変わっていきました。
幼年教育「お兄さんお姉さんとやぎまつりを楽しもう」
伊那北小学校2年生と伊那北保育園児との交流です。子どもたちの追究は、子どもたちの興味関心からはじまるもの。「やぎまつりを、さくら組さんと一緒に楽しみたい。」そんな子どもたちの強い願いがあふれた素敵な授業になりました。
日本語教育「3年とうげを音読しよう」
日本語の語彙を増やしてきた外国籍の子どもたち。本格的に「読み」を深めていく活動は今回が初めてです。読むことの楽しさを味わいながら、「読む」という活動への興味や関心が高まっていきました。
多くの参観者が見守る中で、子どもたちはとても頑張りました。今後も、子どもたちとともに切磋琢磨していきたいです。
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10月17日(火) 明日伊那文化会館で行なわれる「中部連合音楽会」へ向けて歌の発表がありました。
題名は「いのちのうた」
『生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう』歌詞の一部です
この歌を歌うために、「感謝」について学年で考えてきたと6年生を代表してSさんから説明がありました。
歌詞と歌声がとてもきれいに合わさり、心地よく全校児童が聞き入りました。
6年生は、あと半年で小学校を卒業します。これまでの12年間には、たくさんの人の支えがあったと思います。感謝の気持ちを忘れないで明日の本番を頑張ってきてほしいと思います。
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10月15日(日) おおぞら講演会が行なわれました。
伊那北小、伊那東小、伊那東部中へチラシをお配りしたところ、53名の方が集まってくださいました。外国籍PTA会長佐久川さんの挨拶です。
講師には、東京で小児科医をしている宮崎ますみ先生に来ていただき、「小児科医からみた外国籍の子どもたちへの支援」という演題でお話をしていただきました。
外国籍の子どもたちの直面している困難には「ことばをめぐる問題」や「いじめ・差別」、「文化の違い」など(小学生の場合)があり、そのことが不就学へとつながっていると宮崎先生は話されました。
最後に、家族にできることとして
・子どもをほめる。
・お手本となる人を見つけて人生の参考にする。
・才能を見つける。
・共にことばを楽しむ環境をつくる。
をあげられました。
外国籍の児童保護者のみならず、日本の保護者も大切にしたいことです。
その後の質問の時間は、約1時間におよびました。日頃から日本の生活の中で心の中に溜め込んでいた思いを伝える場として、この会を活用していただけると、行なった意味があると思います。
宮崎先生も講演会を始めるにあたり、「一方通行の私だけが話をして終わる講演会にしたくない。たくさん意見を言って下さい。東京でも困っている外国籍の方がたくさんいます。講演会を行なっての反省を振り返り、東京で支援活動をしたい。」とおっしゃいました。
参加された皆さんにとって、とてもよい講演会になったと思います。講演後は、初の試みの「バーベキュー」でした。これは、宮崎先生の「いつかやってみたい」という夢でした。
保護者のバチスタさんや、ウミジさん、オウチさんがバーベキューの準備をしてくれました。
参加した皆さんが、サラダやケーキやお菓子などを持ち寄ってくれました。
ブラジル式のバーベキュー。またやりたいですね。準備をしていただいた皆さん。ありがとうございました!
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9月16日(土)心配されていた天候も昼ごろまではもちそうだという判断から、プログラムを一部変更して開催しました。
堂々たる入場行進で赤白の戦いが幕を開けました。
お互いの検討を祈り、運動会の歌と応援が行なわれました。やる気がみなぎってきます。
1年生から6年生までのかけっこを続けて行ないました。
2学年GoGoハリケーン!
昨年度まで伊那北小で勤務されていた先生方も応援に駆けつけてくれました。
また、「ダンスクラブ」の皆さんが日頃の練習の成果を発表して、会場を盛り上げてくれました。
1年生のチェッコリ玉入れ。合間に行なうダンスがとてもかわいらしいです。
5・6年男子は棒倒し!
5.6年女子は騎馬戦!
3・4年生による「竹取物語(竹引き)」も盛り上がりました。
4年生の表現「ドラゴン☆スター」伊那祭りだ!
2年生の表現「タッタ~新たなるチャレンジ~」5・6年生の表現「組体操」。
静と動が織り成す芸術です。
息のそろった「千手観音」。真正面から見た景色はまさに圧巻!!
「万里の長城」です。一番下の段が、そのまま前に出てきて前転をして完成。このように展開するなんて誰が思ったでしょうか。
最後は、Rくんが頑張ったみんなに
「みんな~!よくやった~!かいさ~~~ ~~~ ん!」と号令をかけました。
みんなは帽子を高らかに投げ上げ、声を上げて、四方八方へ走って退場していきました。運動会の花形といえば、リレーです。雨に降られましたが、さすが各学年から選ばれた選手たちです。雨なんか、ものともせずに、全力の走りを見せてくれました。
女子選抜リレー
男子選抜リレー運動会の赤と白の勝負の行方は…。赤の勝ちでした。
赤が勝つのは、7年ぶりだそうです。おめでとうございます!!勝ち負けも大事ですが、もうひとつ大事なことがあります。
運動会スローガンの「仲間はひとりのために ひとりは仲間のために」。
運動会を通して、仲間の大切さも意識できたことでしょう。