• 第4回 伊那北小ハローワーク

    2018年2月5日

    本年度4回目のハローワークが行なわれました。今回のハローワークでは昨年も取り上げた「公共のお仕事」を取り上げました。昨年度より講座数を増やし子どもたちの選択の幅を広げて行ないました。「学芸員」、「消防士」、「警察官」、「保健所職員」、「市役所職員」、「検察事務官」の6講座です。

    公務員といっても本当に多様な職種があります。そしてどの職種の方もみんなのために全力で頑張っています。

    学芸員 高遠歴史博物館の学芸員さんです。実際の土器や火縄銃などの具体物を見ながらわかりやすく説明してくれました。

    消防士 実際の救急蘇生法を体験しました。初めての子どもも多く貴重な体験になりました。

    警察官 今年は鑑識の方にも来ていただき「指紋採取」に取り組みました。テレビドラマなどではおなじみの場面かと思いますが、実際に自分で体験できる機会はなかなかないと思います。

    保健所職員 獣医師でもあり、保健所で殺処分される猫の問題について詳しく説明していただきました。子どもたちにとってはやや思い内容でしたが、話に真剣に耳を傾ける子どもたちの表情が印象的でした。。単なる憧れだけでは済まされない仕事の厳しい現実を学ぶ場面にもなったかと思います。

    市役所公務員 出生届に実際に自分で名前を記入する体験をさせていただきました。さらに、単に仕事の話にとどまらず、よりよい生き方についても、教えていただきました。

    検察事務官 テレビドラマで知っている検察官の仕事も実際は難しいことや厳しいことがたくさんあるそうです。しかし、その職業の厳しさを含めて学んでいくことがキャリア教育の本当のねらいではないでしょうか。

     

    先日行なわれた、来入児給食試食会の様子です。
    1年生が給食の準備をして、来入児さんたちと楽しいひとときを過ごしました。

     

  • 道村式 漢字学習

    2018年1月25日

    1月24日(水)、道村静江先生が本校の児童のために漢字の授業をしてくださいました。伊那北小学校で3年前に始まった道村式漢字学習。漢字カードをぺらぺらめくりながら声に出して読む練習法です。本校をたびたび訪れて、漢字の楽しさや学習の仕方をパワフルに教えてくれます。児童にも「おもしろい」「楽しい」と好評です。

    この漢字学習法ですが、道村静江先生が、盲学校に勤めているときに、児童が漢字を学習するためにはどうしたらいいかと試行錯誤されて編み出された方法で、書くことが苦手な児童も楽しく学習できように工夫されています。実際に取り組んでみた結果、漢字学習を楽しいと感じる児童がとても増えました。また、漢字をパーツ(部首や部品)の集まりと捉えて学習するため、覚えやすくなりました。道村先生の授業の様子です。

    3年生授業

    とにかくパワフルな授業です!

    職員研修

    道村先生の研究は止まることを知らない。毎回新しいことを教えてくれます。

    1年生授業
    (翌日は、漢字と出合って間もない1年生にも漢字の楽しさを伝えてくれました。)

    授業の後で、1年生の漢字が苦手なGくんが
    「あのね~、外っていう字はね、カタカナの「タ」と「ト」でできているんだよ!」と嬉しそうに教えてくれました。

    道村式のおかげで、漢字が好きな子、得意な子が増えてきています。家に持ち帰って学習ができるように漢字カード用の巾着があるといいそうですよ。

  • こもれびの時間

    2018年1月24日

    124日(水)のこもれびの時間は、「歯・ハ・ハの時間」と「清掃委員会の発表」でした。インフルエンザがまた流行りだしたため、今回のこもれびの時間は放送で行ないました。

    「歯・ハ・ハの時間」では、鈴木先生から、歯に関するクイズをしていただきました。「お猿さんは、スイカのどこを食べる?」、「宇宙飛行士が宇宙で虫歯になったらどうする?」。答えを聞くと、「なるほど!」とためになる問題ばかりでした。

     「清掃委員会の発表」では、各クラスの「お掃除マスター」を1名ずつ発表してくれました。取り掛かりのはやさ、無言清掃、気付き清掃、隅から隅まで集中してやっている、友だちが雑巾をし忘れたところをやってくれた、さぼりなし、行動が早い、集中している、時間までに自分の掃除場所に行く、端から端まで掃除。

    「お掃除マスターの皆さんは、これからも先頭に立って掃除を頑張ってください。みんながお掃除マスターになれるようにこれからも頑張りましょう。」

  • 選挙 教室訪問

    2018年1月18日

    来年度の児童会長を決める大事な選挙活動が始まりました。5年生の児童会長候補が各教室を訪問し、選挙公約を伝えました。3人の候補者とも「あいさつに力を入れる」ことを主張していました。
    挨拶があふれる明るい学校。いいですね。

    立会演説会・投票は125日(木)です。その日まで、選挙活動は続きます。

  • いきいきサロン

    2018年1月15日

    今日は地域のプロフェッショナルに来ていただいて、2時間目休みの時間に、「折り紙」、「お手玉」、「あやとり」、「マジックショー」を各会場に分かれて行なっていただきました。4・5・6年生はスキー教室でいませんでしたが、多くの子どもたちが集まり、それぞれの場所で楽しむ姿が見られました。

    机に向かって集中して行なうものだけが勉強ではありません。遊びながら、自分ができなかったことができるようになり、わからなかったことがわかるようになり、気付けなかったことに気付けるようになる。この積み重ねが、勉強することの『楽しさ』につながっていくのだと感じました。「勉強は苦しいだけのもの。」そうならないようにしていきたいですね。

  • こもれびのじかん

    2018年1月11日

    1月10日(水)はこもれびの時間で、内容は「全校音楽」でした。 今回は、5人の先生たちによる演奏会でした。左から、ギター、テナーリコーダー、アルトリコーダー、ソプラノリコーダー、バスリコーダーです。そして、リコーダーの紹介を曲の合間に入れて説明していただきました。音の違いや、リコーダーのサイズの違いに、子どもたちは驚いていました。

    演奏していただいたのは、「ピタゴラスイッチのテーマ」、「星に願いを」、「いつも何度でも」、「ハナミズキ」でした。子どもたちが先生たちの生演奏に、関心を寄せながら、静かに聞き入る姿がありました。子どもたちのために一生懸命演奏していただいた先生方ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

  • 3学期 始業式

    2018年1月9日

    1月9日(火)は始業式でした。1年生、3年生、5年生が2名ずつ、3学期に頑張りたいことを発表しました。
    「100ます計算や漢字をがんばりたい。」「習い事の剣道を頑張りたい。」「人に言われる前に自分から進んで行動したい。」「人の役に立ちたい。」「6年生から児童会を引き継ぐことに対しての決意。」
    これから頑張りたい事が、ひしひしと伝わってきました。

    まとめの3学期として頑張れるといいです。
    続けて、校長講話が行なわれました。 いつもの通り、伊那北小学校の「生活のきまり」の確認からです。 「あいさつ・ありがとう、そうじ、くつそろえ」 もう覚えてしまった児童がたくさんいます。

    今日は、「マザー・テレサ」という人のことをお話していただきました。

    マザー・テレサはアルバニアの生まれで、インドのカルカッタに渡り、多くの人を助けてきました。スタートの所持金は800円。一人で始めた活動だそうです。

    ノーベル平和賞を受賞したときに、ある人から、「私はあなたのようにはなれません。どうしたらいいですか。」と言われた際に、このように答えたそうです。

    「まずはじめることです。家で兄弟やお父さん、お母さんに素敵な言葉をかけてあげてください。学校や地域で困っている人を助けることからはじめましょう。」

    子どもたちは、校長先生のお話を真剣にじっと見つめて、聞いていました。

    このような話が、心に素直に響く子どもたち。お互いを思いやりながら学校生活を過ごしていけることでしょう。

  • 参観日

    2017年12月6日

    11月1日(水)は参観日でした。多くの保護者の方に参観していただきありがとうございました。

    今回の参観授業は、人権月間ということですべてのクラスで人権にかかわる学習をしました。低学年のあるクラスでは、友達とのトラブルについて具体的な例をもとに、話し合っていました。少し上の学年になると、相反する2つの考えを提示して、どちらの考えがよいのか、自分の思いを丁寧に語っている姿がありました。また、6年生は、歴史学習と絡めて同和問題に真剣に向き合っていました。どのクラスも友達の意見をしっかり聞いて、自分の考えをきちんと語っており、「話し合う力」がついてきていると実感しました。

    5年生は、朝から収穫したもち米をふかして餅つきをしていました。お家の皆さんに協力していただいて収穫祭を行ないました。

     

    参観授業のあとはPTA主催の講演会を行ないました。セーフティネット総合研究所専務理事の南澤信之氏を講師にお迎えし、「SNSの特徴と危険性~子どもたちへの影響~」という演題でご講演いただきました。子どもたちを取り巻くネット環境は我々大人が思う以上にどんどん進化しており、それを親がきちんと管理していないと取り返しのつかないことになる、という厳しい内容でした。参加者からは「You Tubeやツイッターの怖さを知りました。」「子供が小さいうちから使用させる事がよくないと勉強になりました。」といった感想が聞かれました。

  • こもれびの時間

    2017年12月6日

    12月6日(水)のこもれびの時間は、「歯・は・はの時間」と「全校音楽」でした。

    「歯・は・はの時間」では、

    歯科医師の管先生が鼻で呼吸をすることの大切さを教えてくれました。口で呼吸をしてしまうと、のどの粘膜が乾いて、風邪の菌が繁殖しやすくなります。睡眠時に口で呼吸をしてしまう人は多いのではないでしょうか。そこで、「あいうべ体操」を毎日することにより、だんだん鼻で呼吸できるようになるそうです。インフルエンザがはやりだす季節がやってきました。手洗い、うがい、あいうべ体操でこの冬の風邪予防は万全ですね。

    「全校音楽」では、

    「友だち賛歌」、「ともだちはいいな」、「友達になるために」を全校で歌いました。合唱クラブのみんながひな壇に立ち、縦に開いた大きなお口で歌をリードしてくれました。「友達になるため」にでは、3年1組さんが以前から練習していた手話も取り入れて、全校で楽しく歌いました。

    全校が退場するまで歌い続けてくれていた合唱クラブの皆さん。 ありがとう。

  • 地域の方の支え

    2017年11月30日

    今年一年を振り返って思うのは、「伊那北小学校は本当に多くの方に支えていただいているなあ」ということです。

    最近のことですが3つ紹介します。

    『地元の企業「テク・ミサワ」さん』

    精密部品製造販売会社の「テク・ミサワ」さんから、伊那北小学校にファクシミリ複合機やラミネーター、穴あけパンチなどを寄贈していただきました。
    「テク・ミサワ」の三澤俊明社長は本校の卒業生で「いつか伊那北小学校の役に立ちたい」という気持ちがあったそうです。
    「社会に貢献することが企業の行き着く先であり、今後も貢献できるように社業にまい進したい」と熱く述べられました。
    「本当に働くことの意味」をあらためて教えていただいた思いでした。

     

    『伊那北小ハローワーク(アニメーター)』

    伊那市内に在住の小澤早依子さんを講師として、今年度3回目の伊那北小ハローワークを行ないました。
    ドラえもんで実際に使われたカットシーンの絵を写し、アニメ作りには多くの人が関わっていることをわかりやすく説明していただきました。30分間の放送で3500~6000枚の絵を使って製作するということに子どもたちから驚きの声が上がりました。
    「自分の好きなことを仕事にしたい」とアニメーターを志した小澤さん。「結果がでないときもあるが、これだけ頑張ったという自信が自分を後押しし次につながる。自分の好きなこと、得意なことを大切にしてやってみて!」と目標に向かって努力する大切さを語っていただきました。子どもたちも夢中になって聞いていました。ありがとうございました。

    『 いきいきサロンの体験交流のウラガワには…』
    本校では「いきいきサロン」という、地域の方に来校していただいて、2時間目休みに、マジックショーや楽器の演奏、折り紙、お手玉、あやとりなど子どもたちと地域の方が楽しいひとときを過ごす時間があります。実はそのサロンの前日に当日参加ができない関係者も喫茶店に集まって、何を作るか?どうやったら子どもたちがつくりやすいか?他に応援してくれる人をお願いできないか?という内容で何時間も検討してくださったそうです。そうやってサロンが成功することを願い、我々の知らないところで努力してくださっていることを本当に嬉しく思います。

    あらためて「伊那北小学校は多くの地域の皆様に支えられているなあ」と実感しました。