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算数で「一万よりも大きい数」の勉強を3年生がしていました。「万の位は・・・、千の位は・・・、」と最初は全員で確認しながら進みます。全員が分かったところで、一度自分のノートに書き写します。新しいことを知識として学ぶ時には、「書く」ことで自分の頭の中に整理されていきます。自分でやってみて分からないことはこの段階で気がつきます。そして、わかってくると言いたくなります。きちんと合っているか確かめたい気持ちも出てきます。「これは・・・」と聞かれて、みんなの手があがっていたので、新しいことがちゃんと理解できたのだと思いました。
左:3年生の様子。手がしっかりあがっています 中:2年生の様子。個別に先生が支援している場面です 右:4年生が芽が出てきたヘチマを観察し、ひもを吊す準備をしていました。自分の手を使ってヘチマに関わることが大切です。身体全体で学びます
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「画面に見えている隅のところを指で触って動かすと大きくなったり、小さくなったりして大きさを変えられます。やってみて」4年生がiPadで勉強用ソフト「スクールタクト」の使い方を学んでいました。「今度は横向きの矢印のところを動かすと回転して好きな向きで止められます。わかるかな?」教えてもらってから、みんなで同じ事を操作します。分からないときは「どうやるの」と声をあげると近くの友だち同士で教え合っていました。一度やればきっと子どもはすぐに使い方をマスターすることでしょう。
左:自分のiPadを操作します。わからないことは、教え合います 中~:2年生廊下に絵の具で色遊びした作品が掲示されていました。筆だけではない道具も使ったようです
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「ちょっと来て」と連れて行かれたのは、1年生のサツマイモ畑です。水やり当番だけど、昨日は雨だったので水が必要かどうか考えていたようです。「たくさん雨が降ったから、今朝は大丈夫だよ」というと安心したみたいです。「これ見て」と見せてくれたのは3年生。iPadで「二十日大根の様子」を上手に拡大して記録してありました。「私の葉っぱに大きな青虫ゲット」「小さい卵もある。ちょっと赤いけど」Myキャベツについている青虫や卵を教室に持ち帰って育てます。理科でモンシロチョウの学習をするためです。朝から畑方面でも子どもたちが活動しています。
左:明るく鮮明な記録写真で驚きました 中:3年生理科で観察記録中 右:6年生がタブレットを駆使して自分の短歌をイメージ画像と合わせて掲示してありました
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「ペットボトルキャップを届けに行きます」と来校されたのは、明治安田生命の皆さん。大きなビニール袋6袋分もありました。お話しを伺うと5年以上前から続けておられるとのこと。そのきっかけは、会社でチューリップを学校に配布するという企画があり、当時の長谷小学校が申し込んだところからだそうです。学校でペットボトルキャップを集め、困っている人の役に立とうとしていることを知り、毎年会社の各営業所を回って集めたものを持ってきてくださるようになったとのこと。「長谷の子どもたちは本当に素直でいい子です。こういう活動をしている学校も少なくなってきたので、ぜひ続けてほしいです」とこれからも応援してくださる気持ちもいただきました。子どもたちと職員でつないできたご縁を大切にしたいです。
左:児童会3役が代表で受け取りました。ありがとうございました 中:昨日の田植えの様子です 右:今日は全国学テの日でした。実力が全部出せますように
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5年生が田植えをしました。泥だらけの田んぼに足を入れると、その感触に「キャー」とか「うわー」という歓声があがります。泥の中では足を動かすのも思うように動かせません。泥の中からガスが出てきたり、そこに住む虫を見つけたりして、また一騒ぎ。苗をもらって植え始めたときは、ぎこちなかったようですが、コツがわかると働き者の5年生はドンドン田植えが進んだようです。以前農家の方に「もっとおいしいお米を作ろうと思っているんだけど、今年はこのやり方でやろうと決めてもその効果が分かるのは収穫の時。だから1年に一度しか試せないんだよね」と聞いたことがあります。5年生も今年限り。おいしいお米になりますように。
左:2年生が体育でiPadを使っていました。自分の使う道具として慣れ親しみ、有効に正しく活用できるようになってほしいと思っています
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2年生のお便りに「算数の足し算の筆算をSchool Taktをつかってやってみました」と書かれていました。今の子どもたちは、生まれた時からデジタル情報機器(スマートフォンやタブレット等)の中で育ってきているので、家では使うのが当たり前ですが、学校職員は全員がデジタル情報機器を十分に活用しながら生活してきているわけではありません。だから、学校では使い方を子どもと一緒に勉強していく(創り上げていく)必要があります。「『わからないなぁ』とつぶやくと私たちに子どもたちが教えてくれる」こんな学び合いも行われています。
6年生が家庭科でお互いの朝食の献立について考え合いました。「野菜をもっと食べよう」等アドバイスも書かれています
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「前ならえ、前ならえをすればいいんだよ」とすぐに反応して4,5年生に伝えているのは6年生。高学年表現種目の合同練習で「真っ直ぐになるときれいに見えるよ」と先生に言われた時の様子です。「○○しなさい」という指示をされてから動くことが多くなると、指示があるまで動けない子になってしまいますが、「○○したいのだけど」と提案して考えさせると主体的に動ける子どもたちになっていきます。いつでも「自分で考え 自分から取り組む 長谷の子ども」を目指しています。
昨日、砂場に新しい砂が届きました。今朝、山になった砂で早速遊んでいる子どもたちがいました。新しい砂山なので、遠慮がちに遊んでいるようでした
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「おぉ・・・」と理科室から歓声が聞こえてきました。6年生が理科で「金魚の呼吸」について勉強しています。授業に備えて担任が氷やビーカー等を準備していた時に、何の実験か聞いてみたら「金魚を氷水にいれて一時的に仮死状態にして、その後復活する時にどのように呼吸をしているのか観察します」とのことでした。歓声は、仮死状態になった金魚が見事に息を取り戻し、呼吸する瞬間を見た時のものでした。子どもたちの中に印象深く位置付いた実験になったと思います。
左:先日紹介した3年生の絵が廊下に掲示されました。絵の中に自分も入っているのでさらに素敵な作品に仕上がりました 中、右:昨日は読書の日でした。お知らせの掲示です。今年度は、家庭へ読書カードを配布しその日の取り組みについて記入してもらいます。それぞれの家庭全員で本に親しむ日にしてほしいと願っています。
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「図工の授業を見に来てください」と言われて3年の教室に行くと、ブルーシートが敷かれた教室の真ん中に模造紙4枚分の紙が用意されていました。これからみんなで春の風景を描くところでした。構図としては、学校が紙の真ん中に位置し、両脇は桜の木と花びら、地面には花を中心に、上部には爽やかな青空、そして新緑鮮やかな山、空を飛ぶ鳥、小さな虫たち・・・長谷の春で見つけてきたもの全てが描かれました。絵筆ではとても間に合わないので、ローラーもスポンジも手のひらも使って仕上げていきます。それぞれの部分を描く時に、いろいろ話しながら絵を創って行く様子が見ていても面白かったです。
制作中の様子です。部分毎に分担して仕上げていました。左下:タブレットに記録してきた描きたい対象物を確認していました。タブレットが日常的に活用され始めています
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教室内には、それぞれの学年で学習したことが掲示されています。学びの足あとです。1年生の教室には、折りたたんでから切り抜いた折り紙をつなげた作品が飾られていました。図工の「かぜにユラユラ」の学習で、気持ちの良い風に吹かれた作品を楽しんだと思います。2年生の教室には、初めて使った絵の具の使い方が掲示されていました。道具の名前や道具の部位の名称まできちんと書かれたものです。水の量を調節して色の濃淡を楽しんだ様子がわかりました。3年生の教室には、大きな地域探検地図が掲示されていました。自分たちの知っている情報がたくさん書き込まれていました。学校生活にも慣れて学習も本格的に進んでいく5月です。※西春近の「デジタルランド」さんより、アルコールスプレー(500ml)を120本も寄付していただきました。ありがとうございました。
左から1年生、2年生、3年生の掲示です