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写真:1年生図工 紙を自由に破いた後で、できた形から発想した作品です。どちらかと言うと、低学年の方が何にでも見立ててしまう力があり、好きに表現する傾向があると思います。「こんな風に見えるのか」と驚くこともあります。そこが面白いです
「先生、金曜日に“お出かけ講座”って書いてあるんですけど、これって何ですか?」「どこかにお出かけするのかな」「じゃあ、お弁当とか持っていかなくちゃいけないかも」「おやつも持っていけば楽しい」・・・朝、昇降口にある一週間分の学校予定黒板を見た4年生の子どもたちが、質問をきっかけにして勝手にその内容を想像して楽しそうに話し始めました。「じゃあ、金曜日は遊びみたいなもんじゃん」「水曜日も“長谷っ子クラブ”で遊びみたいじゃん。木曜日は“クラブ”があるからやっぱり遊びみたいじゃん」「じゃあ、今週はほとんど遊びみたいなもんだね」・・・遊ぶような気持ちで学校に来ていることもいいなぁと思いました。そして、月曜日の朝から一週間分の活動を“楽しそう”だと思っている子どもたちと話をすることができて元気をもらいました。子どもたち一人ひとりに“学校は楽しむところ”だと思ってほしいです。
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写真:すごく大きくなった4年生のヘチマ 写真は8月25日の様子です。ヘチマも大きくなりましたが、草も負けずに大きくなっていました
朝、昇降口に座り込んでいた低学年の女の子がいました。声をかけてみると「ちょっと、元気がでないんだ」とのこと。「朝ご飯食べてきたかなぁ?」「食べたよ。今日は、なっとうごはんだった」「納豆みたいにネバネバしているのは、身体にいいんだって。身体にいいものを食べてきたから、もうすぐ元気が出てくると思うよ」「うん、あのね、このあいだ“チョコメロンパン”を食べたらすごくおいしかった。おいしかったから、よくかんで食べたの。だって、よくかむともっとおいしくなるんだよ。それから、にたような味のものをいっしょに食べてよくかむともっとおいしくなるから、そうしてるんだ」と教えてくれました。話しているうちに元気が出てきたようで、グランドに遊びに行きました。小さい子は、いろんなことがすぐに身体の調子に現れます。でも、ちょっと話を聴いていると、気持ちもスッキリすることが多いです。これからもよく話を聴いてあげたいなと思いました。
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写真:今日は”スマイルタイム”がありました。時間になると縦割り班で集まって、6年生から今日やることの説明があります。校庭で活動した班は、ずっと「けいどろ」をしていました。1~6年生まで実に楽しそうに活動していました
昨日と今日の2日間、朝の時間に校庭全校草取りをしました。夏休み前から徐々に元気になってきていた校庭の草でしたが、休み明けにはその勢力範囲がますます拡がってしまったので、全校できれいにしようということになりました。僅かな時間ですが、大勢でやるとたちまちきれいになっていきます。その様子を見ていておもしろかったのは、1年生。「こっちの草は王様だから、これからとろう」「けらいもいっしょにぬいていこう」「あっちの草も別の王様だから・・・」と草取りも想像の物語の一つになっていました。“子どもは遊びの天才”と言われますが、小さい子どもほど何でも自由に遊びにしてしまうなぁと思いました。それにしても一生懸命草取りをする長谷の子どもは働き者です。立派です。
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写真 左:休み時間グランドの様子 汗びっしょりになって引き上げてきます 2枚目から:6年生が理科でホウセンカの葉脈や水の中の生き物”ミジンコ”を顕微鏡で観察していました。倍率が高いとぎょっとするような怪物が見えました。
行間休みの開始を告げるチャイムが鳴ると直後にグランドに飛び出してきたのは3年生の男の子。他の学年の子も次々に出てきて、始まったのはサッカーです。毎回、メンバーは決まっている感じで16~17名の子どもたちが楽しんでいます。「ボールをけったらすぐに始めるからね」「ちょっと待ってまだキーパーがいない」「今のハンドでしょ?」「いや、大丈夫。ぜんぜんさわってない」審判がいるわけでもないので、その都度大声でルール確認をしてゲームが進んでいきました。休み時間が終わる放送があるとアッという間に引き上げていきます。昇降口そばの手洗い場で「ちゃんと手を洗うんだよ」と一緒に遊んでいた高学年の子が毎回声をかけてくれています。図書館に行ってみると、6年生が3名タブレットを使って自分の勉強や調べ物をしていました。「こういう日は、なかなか図書館にきてくれないねと話していたところです」と図書当番もすこしのんびりしている様子です。行間の休み時間は20分間ですが、友だちと遊んだり、自分の好きなことをしたり、毎日思い思いに過ごしています。
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写真 左:全校音楽集会 いつもよりも間隔をあけて行いました。「エーデルワイス」を歌いました 右:5年生理科の様子 1人一台顕微鏡を使えるので、自分の好きなように使えます
「何にする」「葉っぱ持ってってみる」5年生が校舎の外で草花の一部を採集していたので、声をかけると「理科の顕微鏡の勉強です」とのこと。一緒に見せてもらいました。「ワーッ、きれい」「何か動いてる。虫みたいなの」「猫のひげを見ています」一人一台顕微鏡を使って自分の見たいと思うものを観察していました。顕微鏡で拡大してみると、いつもとは違った世界が見えて新たな発見がたくさんあったようです。楽しそうに観察をしていました。