朝、虫取り網を持って登校している子どもたちがいました。理科の学習「秋探し」で使うのでしょう。登校を見守っている方と歩きながら、虫取りの話をしていたら「この辺の子は、いろいろな虫もいつもたくさん見ているから、カブトムシなんかいても余り騒ぐことがないですね。珍しくないからだと思いますよ」という話題になりました。そんな話をしていたら、歩道の隅にカブトムシの雄の立派な成虫を見つけました。子どもたちの反応はといえば、「あっ、カブトムシだ」と言って触るわけでも立ち止まるわけでもなく、そのまま普通に歩いて通り過ぎていきました。確かに珍しくないみたいです。豊かな自然の中で育つ長谷の子どもたちには、カブトムシが身の回りにいるのが当たり前なのだなと改めて思いました。