summer camp in いな 開催<後編>
2019.08.09

summer camp in いな 2日目
1日目は、自己紹介やグループで「森の不思議を発見しよう」として伊那西小学校林間の中を探索し、写真や文章、音で表現し参加者全員で共有するところまででしたが、
2日目は、「森の不思議を紹介しよう」と題して、県立長野図書館や高遠町図書館とビデオ会議システムを使い子供達の活動を見ていただき、他会場とコミュニケーションをとることと、多くの人に見てもらうということで「表現」の完成度も変わってくると仮定して準備したアクティビティです。

標準アプリ「Clips」を使い、各グループで絵コンテを描きそれに沿って配役を決め森の中で、撮影やナレーションをつけ完成を目指します。

前日のアクティビティで映像・音楽・文章の組み合わせて基礎的な活動に加え「伝える」「共感する」を意識しながら、ストーリーを考えていきました。
絵コンテ作成時には、考えていなかったカットや音が各グループ森の中で発見し撮影しながらより、面白いものを考えて活動していました。

 そして、この制作には、たった一つ制約をつけました。

それは作品の上映時間は「1分」、これにより、どのように情景や表情を引き出すのか、これにかなり苦戦しているようでしたが発表の際には、どのグループもきっちり1分以内に納めて完成していました。

この映像は、県立長野図書館や高遠町図書館の職員さんに観覧いただき、現地に行ってみたくなるといったコメントをいただき子供達は、自分の活動した森を「伝える」ことに成功し、どうしたら伝わるかを想定したこのアクティビティは成功し、大切なことだと実感してもらうことができました。

お昼は「伊那西応援隊」のみなさんが、カレーの炊き出しをしてくださり美味しいお昼ご飯になりました。「伊那西応援隊」のみなさんは伊那西小学校の生徒たちからはスーパーマンといわれ学校の修繕などを地域で行い学校を支えてくださっている団体です。

美味しい、ご飯のあとは、クロージングイベント。

2日間の感想を、このイベント中に撮影したものを活用しまとめをしたり

振り返りながら、自然のなかでiPadを活用した活動が参加してくれた

多くの子供たちが「今までの利用と違うシーンで使えたので楽しかった」であったり「iPad操作が前より詳しくなれた」と、自然×iPadを活用した今回のsummer campを楽しみながら、今までとは違う使い方を吸収しこれからの授業内での活用提案ができるような2日間になり、これからの伊那市のict教育がさらに推進するためのイベントとなりました。


多くのご協力いただきました皆さま、企画段階の早い段階からお世話になりました。

また、来年もsummer camp in いなでお会いしましょう。