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「歯や体によい給食メニューを考え、作って食べてもらおう」という願いで、6年生が卒業プロジェクトとして取り組んできた「ハピスマメニュー」が本日の給食でふるまわれました。
6年生、お昼の放送でのメッセージです。
僕たちは、卒業プロジェクトを立ち上げ活動してきました。その中に、最後に自分たちで考えた給食を食べたいという思いで作ったハピスマメニューづくりのプロジェクトがあります。これは、全校のみなさんに歯に良い健康メニューを知ってもらい歯みがきや食に対しての取り組みを考えてほしいという思いもあります。
そのために作ったメニューの、体に良い効果を紹介します。
豆腐ハンバーグに入っているビタミンEは血行を良くする作用があり美肌作り、肩こり、腰痛に効果があるほか、活性酸素や脂肪の酸化を抑制(よくせい)し、がんや生活習慣病の予防効果も指摘されています。
切り干し大根サラダは大根やきゅうり、にんじん枝豆が入っているので噛む回数が増えます。野菜が多く入っているので栄養にもいいと思います。
生姜味噌汁に入っている生姜は、歯茎や血管の炎症を抑えたり、殺菌効果を持つのでとても歯にいい食材になります。
6年生が考えたメニューなので、よく噛み、楽しんで食べてください。感想をもらえるととても嬉しいです。
実現してくださった給食の先生方、本当にありがとうございました。
立派なお話でした。また、カミカミメニューはかみごたえがあってとても美味しかったです。6年生、ありがとう!
そして、たいへん手の込んだメニューでした。給食の先生方もとても頑張ってくださったことと思います。さらに、お赤飯のもち米は5年生が今年度育ててくれたもの。感謝して味わいました。
ごちそうさまでした。
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日本学校歯科医会「生きる力を育む歯・口の健康づくり推進事業」の指定校である手良小学校で10月27日、約140名の歯科医師会・県教委・学校関係者をお招きして、「第40回長野県学校歯科保健大会」が開催されました。
開会式では、本校の実践が認められ、「令和4年度長野県よい歯の学校」の優秀賞を受賞しました。(11月10日の参観日に玄関に飾っておきますので、ぜひご覧ください)
また、ビデオ発表や研究発表で、「ハピスマタイム」や授業・学級活動の取り組みとして、歯や口、体の健康に関わる活動の様子を紹介しました。
その後「公開授業」が行われました。簡単に各学年の様子を紹介します。
1年生 特別活動「自分の歯を大切に守ろう」
6歳臼歯のみがき方について学習しました。おうちの方に守ってもらった歯を、生涯にわたって自分の力で守っていくきっかけとなりました。
2年生 生活科「大豆の料理に挑戦」
子どもたち一人ひとりが調理の計画を立て、お家の人と一緒になって作った大豆料理を紹介しあいました。体や歯の健康づくりのきっかけとなる活動になりました。
3年生 総合的な学習「ピザを作ってみんなで食べよう」
昨年度、抜けた歯や生えてくる歯を通して成長の喜び、お家の方の願いを感じた子どもたちが、自分たちで育てた小麦を使い、歯によいピザを作ろうと話し合う学習を行いました。
4年生 総合的な学習 「8020学習で学んだことを発信しよう」
8020運動の一つとして、調べたことなどを様々な人の立場を考えながら、よく伝わる分かりやすい動画づくりに取り組みました。より伝わりやすくするよう、子どもたちが評価をしながらよりよい動画にしようとする活動ができました。
5年生 総合的な学習の時間「8020推進員として活動しよう~歯と口の健康を呼びかけよう~」
歯と口に関する知識や得た情報を発信していくために、誰に、何のために、どのような方法で発信したらよいか、グループで紹介しあいながら発信方法を決めだしていきました。
6年生 総合的な学習の時間「卒業プロジェクト ハピスマメニューをつくろう」
卒業プロジェクトの一つとして、これまで学んできた知識や技能を活かして、自分たちでオリジナルの給食メニューを考える学習を行いました。
また、当日は歯や体によいメニューを取り込んだカミカミ弁当「手良っ子弁当」の販売がありました。歯ごたえのある、栄養価の高いお弁当です。伊那市横山風の谷「山荘ミルク」さんに調理していただきました。このみるくの代表向山さんは手良に縁のある方です。
「歯科大会=虫歯を減らす大会」という目的で始まったこの大会ですが、今回の手良小学校の取り組みは、虫歯を減らすことだけに限らず、関連した学習活動を設定し、自らの健康について考える礎となっていることを高く評価していただきました。
もちろんご家庭の協力あっての健康づくり。この授業や大会に向けて数多くのご支援をいただき本当にありがとうございました。
この取り組みの成果が出るのは何十年も先。今の小さな取り組みは、未来への「健康貯金」。これからもぜひご協力をお願いいたします。
【新聞記事の紹介】
◆2022年10月28日(金) 長野日報より
◆信濃毎日新聞デジタル リンク先をご覧ください。(会員登録すると記事のすべてをご覧いただけるそうです)
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夏休み中の8月1日、「歯と口の健康づくり」をテーマに、本校で学校保健委員会が行われました。
始めに歯科検診や歯科に関する実態調査の報告(内容はこちらから)がありました。この2年むし歯があった児童は20名前後でしたが、今年は8人。「歯と口」に関わる取り組みの成果は徐々に表れてきています。
一方で、磨き残しの多さも課題となっています。「磨いたつもり」でも、実はまだ不十分なことも。
高学年になるにつれ、仕上げ磨きから卒業していくわけですが、保護者の皆さんの確認は是非お願いしたいといった話もありました。「歯って大事なものだよ!」…歯を大切にする親としての姿勢から、子どもが感じとれるといいですね、と歯科衛生士さんにご助言をいただきました。
学校歯科医・茂木先生のご講演では、2年前ご着任いただいてから、これまでの取り組みについて振り返っていただきました。先生にご助言をいただいている「足育、息育、歯育、食育」の4点の実践を通して、子どもたちが生涯を通して自らの健康づくりに向き合えるよう、今後も支援していきます。
地域の医療関係の皆様、そしてPTA子育て部の皆様、ご出席ありがとうございました。
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8020運動推進員となった4年生が、学校歯科医の先生や養護教諭から教わった「歯の健康」に関することを、より多くの人に伝えようという学習が行われました。
これまで学習してきた歯みがきのことや、よく噛むことの大切さなどの学習を振り返り、まずは「ジャムボード」というアプリを使い、自分が伝えたい内容を「付箋」に入力します。
友だちの付箋に書かれている伝えたいことを見て、ジャムボードを操作して自分たちなりに動画づくりのグループを決めていきます。
次回は決めたグループで「何をどのように伝えるか」を考えていきます。動画で伝える相手は,低学年のお友だち、地域のお年寄り、お父さん・お母さんなどなど。
きっと相手の立場を考えて、内容や伝え方を工夫できる4年生のみなさん。歯や口の健康の大切さが、より多くの人に伝わるといいですね。
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「歯と口の健康づくり」の取り組みを進めている本校で、7月7日2年生の研究授業が行われました。
2年生では畑に大豆の種をまきました。あっという間に芽が出るなどすくすく育っていきそうです。そんな大豆がどんな食べ物に変身するのか、調べてきたことを発表しあう授業でした。
自分で調べたこと、お家の方に教えてもらったことなど、とても意欲的に発表し合いました。もちろん友だちの発表を聞いていて、よく分からないものもありました。
さらには給食の献立表から、大豆が使われているメニューを調べてみました。
たくさん大豆が使われていることを知った子どもたちは、栄養士の先生から大豆を使った「かみかみメニュー」にも使うことを知りました。
この学習を通して、より夢中になって大豆づくりに取り組むことでしょうね。食品としての大豆のよさなど、更にこれから学習を深めていけそうな子どもたちです。
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「歯の健康に対する意識を高め、自分の歯を守っていこうとする態度や実践力を育てる」ことをめあてに、改めて歯の健康、食の大切さを見直す取り組みを行っています。
6~8日は「歯科保健指導」が行われます。伊那市口腔保健センターの歯科衛生士さんを指導者としてお招きし、それぞれの年代での歯の特徴に基づく歯みがき指導などを受けました。
6日は1年生がご指導を受けました。ちょうど6歳臼歯の生えかけの段階。他の歯よりも背丈が低く、歯ブラシが当たらない6歳臼歯。その状態が長期間続くため、よりていねいに磨かないといけません。持ち方、力加減、さらには歯ブラシを持つ腕・肘の位置まで、ていねいに教わりました。
今日、教わったことをいつまでも忘れずに、根気よくみがき続けてほしいですね。
以下、歯と口の健康週間のまとめです。
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運動会が行われた6月4日から1週間は、厚労省・日本学校歯科医会などが実施している「歯と口の健康週間」です。その取り組みの一つとして、「第79回全国小学生歯みがき大会(リンク先で子どもたちが視聴した映像が見られます))」が開催され、手良小5年生も参加しました。
歯と歯の間は歯ブラシが届きにくいこと、フロスのよさを知りその使い方を学習するなど、自らの歯によりよく向き合っていく貴重な時間となりました。
手鏡を見ながら、真剣に歯の様子を見ている姿って素敵ですね。
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今年度より、毎週水曜の朝は、健康に関する活動を行っていきます。初回となる4月13日は、この活動の名前を考案した児童会・保健委員会の役員から、その名前の発表がありました。
感染症対策のため、名前の発表はオンラインで。各教室で行いました。
この時間の名前は、「ハピスマタイム」です。(ハッピー + スマイル=ハピスマ)活動を通して、みんなが心も体も健康になり、笑顔で、幸せに暮らしてほしいという意味が込められています。
その後、昨年度取り組んできた足育チャレンジを久しぶりに行いました。
足育2回目の1年生も、動画の見本を見ながら一生懸命取り組んでいます。
最後は、担任の先生やクラスの代表の人と足指じゃんけんをして、盛り上がりました。
これから、足育やあいうべ体操、体幹トレーニングなど、歯と口を中心に、健康に関する様々な活動に挑戦していきます。ぜひご家庭でも、お子さんに教わりながら挑戦してみてください。
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「1年生、初めての足育にチャレンジ!」
昨年度の保健委員会が作成したビデオをみながら、1年生が足育に挑戦しました。足の指を広げたり、担任の先生と足指じゃんけんをしたりして盛り上がりました。足の指で「チョキ」「パー」をつくるのは難しいですが、周りのお友だちと教え合い、一生懸命取り組みました。
これから少しずつきたえていきましょう。
~うしろに倒れないように上手にバランスをとっています~
~「こうするといいよ」…教え合いながら取り組みました~