学校だより「高遠の子」

素心  校長 山﨑 茂則(2021/11/19)

素心

「先日、高遠をバイクで通りかかったところ、信号の無い横断歩道にさしかかりました。女の子が二人、渡ろうとしていたので、横断歩道で停車しました。たぶん中学生くらいだったと思うのですが。小走りで会釈しながら横断歩道を渡りました。と、渡り切った先で振り返り、再びお辞儀をしてくれました。私も、なんとなく会釈を返し、そのまま走り始め、感じました。『これってすごく素敵な出来事だ』と。きっと素敵な学校なんだと感じました。こんな時期でなければ、直接『ありがとう』と伝えたいところです。今回、4泊5日のキャンプツーリングでしたが、私は、この出来事が一番心に残り、また、幸せな気持ちになりました。こんな時期にと叱られそうですが。私に代わり、生徒さんたちに『ありがとう』と伝えていただけたら幸いです。」

 この秋、ツーリングバイクで高遠を訪れた方が、伊那市に気持ちを届けてくださいました。生徒さんにとってごく自然な行為であったと思います。その行為がこのように心を温めていくことを改めて教えていただきました。
 純真な心としての「素心」、生きていく心の中心としていきたいと思います。ありがとうございました。

「土砂災害防災訓練」

「1時間目に避難訓練がありました。といっても、いつもと違って土砂災害などを想定した、学校の外に避難する訓練でした。初めてのことということもあって、説明などがあったので、スムーズに行うことが出来たけど、本当に起こった時どうなるか分からないので、しっかり訓練していきたい。」

11月5日、土砂災害に対する非難訓練を行いました。生徒の皆さんにとって、学校がある場所の状況を知る機会となり、またどのように身を守るかの一つの手段を学ぶ機会となりました。「自分の家の周り」について考える生徒さん、さっそく家族の方と話をした生徒さんもいます。この訓練を通して、身近にある危険な場所や対応の仕方を、家族全員で再確認いただければありがたいです。地域でも地震、火災、水害等にかかる訓練が行われていますので、大切になさってください。

パワーアップ学習室
10月から地域の方を講師に、パワーアップ学習室を始めています。毎週火曜日と木曜日の放課後、それぞれに課題をもって取り組んでいます。文字通り「パワーアップ」となることを願っています。講師の先生方も熱心に教えてくださっています。

伊澤修二記念音楽祭
10月30日、伊那県民文化会館にて2年ぶりの開催となりました。学年だよりにてお伝えしましたとおり、本校だけでなくすべての学校が本当にすばらしい発表を披露してくれました。本校の校訓ともいうべき「仰望」を全校で歌いあげることができたこと、3学年の皆さんが、後輩にすすむべき道を示してくれたこと、感謝です。ありがとうございました。

= 生徒会黒板 =
数日おきに書き換えられる「生徒会メッセージ」書き手の思い、読む側の共感。直接の交流でなくとも、意思の交流が生まれています。一部写真におさめました。



※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより211119)から

聖桜祭[ New Wind ]  校長 山﨑 茂則(2021/10/08)

聖桜祭[ New Wind ]
 生徒会最大行事「聖桜祭」。保護者の皆様には、展示のみの参観となり、直に見たかったという方も大勢いらしたことと思います。生徒の皆さんもお家の方に見ていただきたい場面が多数あったことと思います。大変心苦しく思っております。生徒会役員さんを中心に、新型コロナ感染防止対策を様々に工夫して1.5日間の聖桜祭が無事行われました。
2年生が3年生の姿から学び、次のように語っています。(学級通信から一部をいただきました)

 「居残りをして聖桜祭に向けた準備があったからこそ開閉祭式での進行を見てすごいなと思ったし、聖桜祭で全校を盛り上げるために努力した先輩たちに感動した。テスト勉強や修学旅行も近く、たくさんやることがあると思うけど、それでも大成功まで持っていった先輩方の聖桜祭に対する思いや実力は、私も見習いたいなと思った。」「コロナの影響でZoomとかになったりしたけど、全校が楽しめるような企画とか、そういうところを自分たちにもつなげていきたい。」「準備の時に、みんなに指示を出し、率先して作業を行っている姿を見て、見直したいと思った。」「生徒会企画の時、当たり前のように1、2年をまとめてくれたり、1人1人の意見を聞いていた。コロナだったけど、楽しい企画を考えていた。 」「自分たちの手が空いたら、まだ終わっていないところにサッと来て、手伝ってくれた先輩の姿。1、2年生が困らないように、その都度指示をしてくれた姿。」「代議の正副委員長が、みんなをまとめたり、色々な指示を出したりしていてすごいと思った。他の先輩の人たちも聖桜祭をつくるためにとても頑張っていた。」「今、自分たちにやれることは何か考えて実践する姿。自分の意見をしっかりと持って、伝えている姿。」「全校の前で話したり、誰にでも優しいところ。」「準備の時間が余っていて、何をしたらいいか分からない時に、清掃委員長たちが、何をしたらいいか探しに行ってくれて、「これやって」と声をかけてくれた姿。」「全校の前でも恥ずかしがらずに発表していたり、話していたところ。」「先輩たちが中心となって聖桜祭を盛り上げていた姿。それぞれの委員会の先輩たちが中心になって指示を出したり、テキパキと行動していた姿。」 「コロナ禍で色々自分たちで考えてやろうとしたものが思い通りにいかないことがあったと思うけど、全校のために全校が楽しめることを感染対策をして全校を楽しませようとしていたのが感心した。」 「コロナの中、準備を進めていくのはとても大変だったと思うので、大成功させることができ、とても素晴らしいと思った。」

・・・(さらにたくさんの思いが綴られています。)

 聖桜祭の成功は、生徒の皆さん一人一人が自分の(自分たちの)目指す姿を追い求め、仲間と高めあい、支え合い、創り上げていく姿があったからと思います。この思いを、これからの中学校生活に限らず、様々な場面で大切にしていただきたいと願っています。お疲れ様でした。ありがとうございました。お家の皆様には、お支えくださったことに感謝申し上げます。

写真で綴る「聖桜祭」
<1日目>
自分たちの力で展示準備

生徒会企画「クイズ」

体育祭「パックを切ってリレー」

体育祭「お手玉ボッチャ」

体育祭「紙飛行機飛ばし」

聖桜祭記念撮影

<2日目>
展示見学「3年生CM大賞」


英語スピーチにチャレンジ(1学年)

聖桜祭ビブリオバトルに教室から参加

キレッキレのダンス(3学年)

ステージバックを前に2学年集合

高遠中学校の“New Wind”は君たちそのものです

吹奏楽(3年生最後のステージ)

合唱祭 3学年「IN TERRA PAX」感動の歌声

まさか…ステージバックが“光る”とは

 「閉会式の最後、執行委員の先輩方がステージの上にあがったときビックリしました。こんなにたくさんの先輩方が今回の聖桜祭にかかわってくれていたんだと。そのおかげで全校生徒や先生が楽しめたんだと感じました。」(2学年学級通信より)

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより211008)から

聖桜祭に向けて  校長 山﨑 茂則(2021/09/22)

聖桜祭に向けて
 生徒会最大行事「聖桜祭」がいよいよ近づいてまいりました。1.5日開催の中で、一人ひとりの生徒の皆さんのNew wind(新しい風)がさわやかな秋風とともに学校を包み込んでくれることを願っています。
 保護者の皆様には、参観日等で学校にお越しいただく機会がなかなかとれない中、聖桜祭でも校内展示のみの参観で、お待ちいただいた合唱や吹奏楽部の演奏についてもオンラインか後日販売予定のデジタルデータにて視聴いただくこととなり、大変恐縮しております。(放映や販売には著作権の対応が必要であり、本校は撮影業者さんに著作権にかかる対応をお願いしています。放映・視聴に関しては、保護者等関係者へという制限があります。ダビングや転売などは著作権侵害のおそれがあります。ご留意ください。)
 新型コロナによる学校行事、生徒の皆さんの学習活動への影響はまだまだ続く見込みですが、報道などからも、観光業に限らず、例えば自動車の生産や農漁業の販売不調など様々な業界に多大な影響が出ていることを知るにつけ、生徒の皆さんだけでなくお家のことも少なからず心配をしているところです。
 そういう中でも、高遠町青少年育成会からは、新型コロナ対策のために消毒用アルコールなど寄贈いただき、また教育活動のために地域の皆様が生徒の活動を支えてくださることに改めて感謝申し上げます。
 さて、先ほど申しました聖桜祭合唱ですが、練習も新型コロナ対策を講じての練習となっています。例年ですと、各教室でクラスの仲間がそろって、朝・放課後の学活で歌いこんでいきますが、今年も分散練習となっています。
学級の練習では、2~3グループに教室を分けて練習し、全員でそろえるのは多目的ホールか体育館での練習となっています。


 これは、体育館での3年生の練習風景です。互いに間隔をあけ、風通しのよい体育館の中で歌いこんでいました。
 ある学級では、合唱曲(詩)の意味・意義について担任の先生が思いを学級通信に綴っています。通信を読むだけで胸が苦しく、せつない思いに至ります。保護者の皆様には、直接お聞かせできないことをお許しいただき、お子さんの様々な取組への努力を応援し、支えてくださることを切に願います。

FBCコンクールがなくても地道な花づくりで「今、盛り」

<メイン花壇>

<3年1組>

<3年2組>

<摘んだ花で「聖桜祭」を中庭に描く>

<2年1組>

<2年2組>

<1年1組>

<1年2組>

3学年「修学旅行」について
 延期となっていました3年生の修学旅行について、10月4日(月)5日(火)に1泊2日の日程で県内に行くこととなりました。平和学習として「松代大本営跡」「無言館」、グループ活動として「長野市内見学」、白馬での体験活動を計画しています。国や県の新型コロナ感染拡大状況を把握しつつ実施し、感染防止策をとっての活動を心がけてまいります。なお、聖桜祭の振替休みや3学年休業日のことから10月6日、7日と3年生はお休みとなります。
2学年「登山」から「体験学習」へ
 2年生の登山につきまして、1学期中は仙丈ケ岳を目指して準備していたところ、8月下旬~9月上旬の西駒ケ岳へと変更させていただきました。しかしながら、お盆の長雨により、山が荒れてしまったことにより、やむなく登山は中止とさせていただきました。現在、2学年では代替として、10月中旬頃に県内での体験学習を計画・準備を始めています。2学年保護者様には、改めてご連絡差し上げます。ご理解とご協力をお願いします。
1学年「森林学習」
 1学年では、10月8日(金)に森林学習を計画しています。場所は「猪鹿沢伊澤学林」(学校林)です。講師に稲邊謙次郎さんをお招きし、森の大切さ、間伐の必要性など自然環境の保全について体験を通して学びます。
「伊澤学校林」
 高遠町誌によると、伊澤多喜男氏が“和歌山県知事時代、母の十三回忌の法要の費用を節して郷里高遠に学校林を寄付しこれを「母の森」と名付けた”また“古稀の際贈与を受けたお祝いの金に私財を加えて、上伊那東部一町六ヶ村へ約七一町歩程の学校林を設定し、上伊那農業学校・伊那高等女学校・伊那中学校に約三○町歩の学校林を寄付した”とあります。昭和15~16年の頃と思われます。高遠中学校三十年誌には、旧高遠中学校時代、冬期ストーブ使用につき、薪の搬出作業が全校を上げて学校林から年に二、三回行われたこと、伊澤多喜男氏寄付による伊澤学校林(学林)の植林に汗を流し、昭和二十七年には実績が認められ、長野県植林コンクール四等、講和記念植林コンクール三等に入選したとあります。今から70年ほど前の話です。
運動部活動新人戦について
 3年度新人戦について、新型コロナの影響により大会延期の種目があり、保護者の皆様にはご心配をおかけしております。
 各部活動顧問から、新人戦の計画を順次お伝えしてまいりますのでご確認いただきますようお願いします。
 なお、バレー部男子につきまして、元来中総体への出場は認めていない中での活動を行ってきています。今回、他校の出場が危ぶまれる事態にかかわって、上伊那中体連から相談があり、特別の事情を鑑み、合同チームによる出場を、今回に限り、認めることといたしましたのでお知らせします。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210922)から

実践目標  校長 山﨑 茂則(2021/08/19)

実践目標
(2学期始業式 校長講話より)

(新型コロナウイルス感染症を考慮し、オンラインにて始業式を行いました。)
おはようございます。令和3年度の2学期の始まりにあたり、1学期の終業式で2つの実践目標について話をしましたので、その後半のお話をします。
実践目標にかかわって、本校の校歌の2番に、「うち鳴らす夜明けの鐘は こだまする長崎の空」という詩があります。続いて「新しき歌の調べの 声響く 都路の森」と続きます。この長崎とは、進徳館の実学の祖と呼ばれている阪本天山先生のことを指しています。校長室前にブロンズ像があります。そして、新しき歌の調べが、伊澤修二先生のことを指しています。そこではじめに天山先生のことを少し述べさせていただきます。

阪本天山先生は、江戸時代の後期、高遠藩に仕えた阪本家の長男として、小さい時から学問や砲術を習い、22歳で家督を継ぎます。荻生徂徠の流れをくむ儒学を学び、やがて郡代となります。天竜川の洪水対策や西駒調査も行いました。天明の飢饉の際には、財政が悪くなることを防ぐために倹約をすすめたため、やっかみを受けたのでしょうか、冤罪をかぶせられて、やめることになってしまいます。
もともと、学問好きであった天山先生は、自ら学ぶとともに、若者にも指導を続け、周発台という砲術の新しい技術も発明します。冤罪が晴れて高遠藩から戻るように言われても、天山先生は、さらに学ぶことがあるということで、高遠藩には戻らず、長崎へと向かいます。幕末維新で有名な長州藩でも教えています。そして、長崎の平戸藩に着きます。平戸藩でも天山先生を藩に迎えようとしましたが、自分の主は内藤のお殿様、高遠藩のみであるという理由で出仕せず、長崎で亡くなります。天山先生の砲術の技術は当時、世界的に見ても最先端をいっていたそうです。ちなみに、県歌「信濃の国」に出てくる佐久間象山先生は、松代藩の出身で幕末・維新に大きく影響を与えた先生ですが、1811生まれですので、天山先生の次の時代の人となります。全部は調べ切れていませんが、上伊那の中学校・高校で天山先生のことを校歌にうたっているのは、今のところ、高遠中学校と伊那北高校の2校です。

校歌の作者は、「宮下忠道校長先生」です。統合中学校初代の校長先生です。作曲は、広瀬千春さん、当時の公民館長さん。

高遠中学校校歌
作詞:宮下忠道先生(初代校長)
  (有志職員の協力、全職員の意見)
作曲:広瀬千春さん(当時の公民館長)

昭和39年度の卒業式に初めて校歌として歌われました。昭和36年の開校にあたって、宮下校長先生は、学問の尊重、規則を守る、親和協力とお話しています。この言葉は今の高遠中学校にも受け継がれています。

昭和36年「開校式」(宮下校長)
「学問尊重」
「規則を守る」
「親和協力」・機会均等の精神
      ・人に迷惑をかけない
      ・自他ともに敬愛
      ・自然に親しみ生物に愛情を

今、宮下校長先生の話の中の「親和協力」の一つとして、「自然に親しみ生物に愛情を」というものがありました。おそらく、それが、実践目標「花作相見」につながっているのではと思います。昭和56年、学校教育目標「学則得」とともに、「日常活動で重視しているもの」として、「清掃不言、挨拶愛語、花づくり相見」が位置づきます。今から40年ほどまえの話です。

昭和56年…“花づくり相見”
 「人と自然との関係」
・美の世界の問題
・体験を通して自然の摂理を学ぶ

「人と自然との関係。美の世界、体験を通して自然の摂理を学ぶ」ことを願っています。
今、「花作相見」は、「人と自然との関係を構築し、心の美しさを求める」ものとして、皆さんの日常の活動に位置づいています。





4つ目「歌声響合」についてです。昭和56年当時にはありません。平成4年、今から30年ほど前になります。“歌声の響き合い”として、初めて、日常活動の実践目標として位置付けられました。校長先生は第10代、城取茂美校長先生です。当時の記録には、「歌声の響き合う学級、学校は、心の響き合う学級、学校でもある。各個の声を存分に出し、その良さを認め合い、それらを合わせた感動を共に分かち合いたい」とあります。

平成4年…“歌声の響き合い”
 歌声の響き合う学級、学校は、心の
響き合う学級、学校でもある。各個の
声を存分に出し。その良さを認め合い、
それらを合わせた感動を共に分かち合
いたい。


城取茂美 校長先生(第10代)

その年の生徒会の具体目標の中にも5番目に位置づいています。当時の生徒会の目標を見てみると、今でも大切にされている普遍的な内容であることが分かります。目標を目指して日々努めていくことに価値があり、その積み重ねが高遠中学校の伝統となっていくのではと、今回、皆さんにお話しするために調べていく中で、改めて教えられた思いがしています。
ちなみに、伊澤修二記念音楽祭は記念祭として、昭和62年11月から始まっており、中学生が合唱で参加するようになったのは平成19年からです。それまでは鑑賞という形で参加していました。

平成4年…生徒会活動の具体目標
1 明るい笑顔で誰にでも挨拶する
2 小さな意見でも出し合い話し合い生かしていく
3 自分の役割を理解し、責任をもってやりぬく
4 自分の体を使って働く
5 歌声を響かせ、心を一つにする

さて、今年はオリンピックの年ですので、少しオリンピックの話もしましょう。世界から集まったアスリートのすばらしさを、テレビを通して感じた人も多かったことと思います。選手の皆さんが共通して語っていたのは「開催できたことへの感謝」の言葉でした。東京オリンピックについて言うと、東京オリンピックと呼ばれるものは、3つあります。1940年は、戦争であったり、財政的な理由から返上しています。第二次世界大戦、太平洋戦争において、日本は広島と長崎に原爆が投下され、多くの尊い命が奪われました。同時に戦争によってアジアをはじめとして多くの命を奪ってしまいました。このことがその後のオリンピックに影響を与えています。1948年のロンドン大会には出場が認められませんでした。それから16年後、アジアで初めてのオリンピック、東京オリンピックとなります。日本の戦後の復興、平和の祭典という意味をもっての開催です。そして、2020年。東北大震災の復興という願いを込めての開催予定でしたが、知ってのとおり新型コロナ禍により1年延期となりました。
オリンピックも含めて、日本や世界の過去や現在を学ぶことは、私たちがこれからどう生きていくかを考えることにつながります。今度はパラリンピック開催です。メディアを通して情報を得ていくことになりますが、今お話した視点でも考えてほしいと思います。

この2学期、皆さんは何を目標に、どのようなアプローチで目指していきますか。生徒会最大行事である聖桜祭、学年の行事、そして日々の学習や仲間とのかかわりの中で、多くを学んでほしいと思います。新型コロナには、まだまだ十分気を付けていかねばなりません。コロナに負けない生活をしていきましょう。


PTA新聞が表彰されました。県PTA連合会「優良賞」おめでとうございます。

新型コロナにより学年行事の変更をお知らせします。
○2学年行事「登山」
→8月25日(水)西駒ケ岳「乗越浄土」へ(日帰り)
○3学年行事「修学旅行」
→10月9~11日 奈良・京都 (*延期)
保護者の皆様には、ご心配をおかけしております。学年行事につきまして、上記のとおり、期日、方面等を変更させていただきました。現時点で「聖桜祭」は日程等の変更はありませんが、昨年度同様に新型コロナ対策を施しての開催を想定せねばならない状況です。
行事の直前まで予断を許さない状況が続いてしまいますが、ご理解ご協力をお願いします。
新型コロナウイルス感染症についてのお願いです。在校中に発熱等の症状が見られた場合には、感染の可能性を考慮し、他の生徒との接触がないように会議室にて待機し、早期にお迎えをお願いすることになります。緊急連絡先にお電話をしますので、その際には、ご理解とご協力をお願いします。

「教職員の働き方改革」~保護者の皆さまにご理解とご協力をお願いします。~
保護者の皆さまには、これまでもPTA会合等でお伝えしてまいりました教職員の時間外勤務状況についてご理解とご協力をいただきありがとうございます。改めてのお願いです。本年、4月から7月の本校職員の状況は、一部職員に健康を害するとされる基準を大きく上回る結果が出てしまいました。職員の健康を守る上で許されるものではなく、これまで以上の業務改善に努めねばならない状況です。特に夕刻から夜にかけての時間外勤務が要因となっております。以下についてご理解ご協力をお願いします。
○部活動では、複数職員による指導機会を減らし、学習準備等に従事する時間を確保します。
○ご家庭への電話連絡の時刻を夕刻よりも早めにおかけすることがあります。お仕事中にかけることもあります。諸会合も始めの時間を繰り上げることがあります。ご理解とご協力をお願いします。
○学年だより、学級だよりなど簡潔化、回数減にご理解ください。
○学校が休みの日は、これまで同様、市役所・学校緊急携帯をご利用ください。(緊急時は対応します。)

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210819)から

1学期を振り返って  校長 山﨑 茂則(2021/07/21)

1学期を振り返って
新型コロナウィルス感染症の警戒レベルが1でしたので、全校集会形式で終業式を行いました。

『・・・こんにちは。
まず初めに、この1学期、新型コロナウイルス感染症対策の影響を受けながらも、交通事故や大きな災害がなく過ごせたことに感謝です。 
初めての自転車通学に気を遣うことの多かった1年生もいたことと思います。登下校の際に、横断歩道を渡り終えて会釈する高遠中学生をよく見かけます。車を運転する側にとっても、皆さんの会釈によって、安全に運転をしなければならないと、気持ちを引き締めることにもつながっています。これからも大切にしてください。
これは、玄関にある、素心。入学式で話をしました。

この素心には次の言葉がつづられています。「飾り気のない 純真な心 そこに若者の 美しい姿が育っていく 純真な心としての素心 生きていく心の中心としていきたい」
この書を書いた北原青雲先生は、高遠の若者の姿からこの言葉を選び、私たちに残してくれました。純真な心としての素心。今日はこの素心と、皆さんの1学期の姿を、実践目標から考えてみたいと思います。
先ほど、横断歩道での会釈について話しましたが、この会釈も挨拶の一つと言えます。皆さんは、この1学期、挨拶について話し合い、高遠中学校の挨拶について考えてきました。生徒会では主体的に挨拶運動の取組を始めています。挨拶について、改めて考える機会となっていることと思います。


これは、2年生が職場体験のあとに書いた文章をいただきました。目で追って読みながら話を聴いてください。この生徒さんは、仕事の大変さの中でも、「お客さんのためにずっと明るく笑顔でいたり、疲れていてもあんまり表に出さないようにすることが大変だった。」、「美容だけではなく、人との付き合い方やコミュニケーションの取り方も学べた。」、「人との接し方も関係している」、「自分だけが満足!ではなく、周りの人や他の人のためにも役立ったり、力になったりできる大人になりたい。思いやりの気持ちを持ったり、周りを見て、判断、行動したり、困っている人がいたら、助けたい。」と結んでいます。職場体験を通して2年生は、将来の職業についてのイメージだけでなく、働くとはどういうことなのかについて考え、人とのかかわり方、接し方について学んできました。

職場体験学習だけでなく、1年生から3年生まで、この1学期の様々な学習の中で、人とのかかわり方、接し方を広く考えていく機会がありました。自分と相手との関係はどうあったらよいかという「自己と他者との関係」を考え、築くための学びを積み重ねてきたとも言えます。具体的な実践、具体的な行動としての学びが、まさしく実学であり、先ほど紹介した挨拶愛語も含んでいます。実践目標の一つとなっています。

では、実践目標の2つ目、清掃不言について考えてみましょう。高遠中学校を訪れるお客さんは多くを校長室でお迎えして対応しています。清掃中の時もあります。私から、「今清掃中ですので」と一言添えることも多いのですが、ご来校のお客さんから、必ず私に返ってくる言葉があります。それは、「静かですね」です。本当に校長室にいると、清掃中の皆さんの声は全く聞こえてきません。

(4月 生活オリエンテーションにて)

先日、1学年の生徒さんとPTAの皆さんで親子作業をしていただきました。2時間ほどの作業でしたが、校舎内外の環境整備を、黙々と取り組み、とてもきれいにしてくださいました。ありがとうございました。この黙々と、というのと皆さんが日々実践している清掃不言の奥に流れているものは同じものではないかと考えました。目の前にある課題に対して自分の力を注いでいく真摯な取組、おのずと言葉が少なくなっていくのではと思います。
これは、今からおよそ60年前、この校舎が建てられた当時の生徒作文です。目で追って読んでください。統合とは、町内4校が一つの学校になったことを意味しています。ごみを落としても拾わない生徒がいたということも分かりますが、この新しい校舎をより美しく保つためにというだけでなく、学校生活の在り方にまで踏み込んで意見を述べていることが分かります。

「学校内を美しく」・・・八月に統合されてまもなく・・・助け合いにより、美しい学校にしようと心がけてきた。・・・よい学校に、きれいな学校にしようと一生懸命である。反面では、ごみを落としても拾わない人もいる。それでは校内をきれいにしようとしても駄目である。よごさない工夫をすべきであり、教室内は静かに、廊下はとばず、右側を歩き、学校で決められた名札や、きめた靴をはき、注意されたらすなおに聞き、今より中身の一層美しい学校にきずきあげていきたいと思います。(生徒作文)

それからおよそ20年後、学校教育目標「学則得」とともに、清掃不言、挨拶愛語、花づくり相見が位置づきます。昭和56年、今から40年ほど前のことです。
では清掃不言では、何を求め、何を目指しているか。単に美しい学校にしようというだけではなく、「人と物との関係」を考えるものとして、自己を磨く、清掃を通して深く考えることを目指しています。

深く考えるとは、どういうことか。学校校舎への感謝、仲間への感謝。孤独に清掃そのものに徹底する。そして全校が静寂の世界となることにより、その中で、自分の存在を意識したり、他者との連帯が生まれたりするという理念に基づいています。実践を通して学ぶということです。皆さんは、一言も話さずに清掃をしているとき、いろいろと考えることはありませんか。“面倒くさい”とか“やだな”と考えることもあるでしょうし、“ここをもっときれいにしよう”とか、“明日はここをがんばりたい” とか考えたりすることもあると思います。この自分の中に沸き立ってくる感情、思考を自分で責任をもって受け止めていくということが大事なのではと考えます。そう考える自分なのだということから出発し、自分を磨いていくということなのです。
ところで、自分を磨くための清掃と考え教育に位置付けている国は、世界の中では少ないと聞きました。国内でも清掃をしない学校はあります。皆さんはそういう話を聞いてどう考えますか。また考えてみてください。
明日からいよいよ夏休みです。
私からお願いです。それは、自分の命を守る、安全な生活を送ってほしいということです。具体的には、交通事故防止、水難事故防止、新型コロナウイルス対策、熱中症対策など。台風や大雨などの災害もゼロではないという意識をもっていてください。
2学期に充実した笑顔で再会できることを期待して、私の話を終わりにします。』

学校評価アンケートにご協力くださり、ありがとうございました。
 今年度初めて導入したオンライン回答はいかがでしたでしょうか。
現在、アンケート集約を始めております。お認めくださった本校のよさを継続するとともに、お寄せいただきましたご意見、改善すべき事項について検討し、2学期以降に生かしてまいります。

1学年PTA「PTA作業」7/18 ありがとうございました
暑い中、校舎内外の環境整備にご尽力くださり、ありがとうございました。床の汚れは、昨年度からの懸案事項でした。とてもきれいに仕上げてくださり助かります。大切に使わせていただきます。



吹奏楽部壮行会7/16
音は・・・お届けすることができず、すみません。


新型コロナ感染症対策に ご理解とご協力をお願いします。
新型コロナ対策について、市内でも高齢者の方を中心にワクチン接種が徐々にすすんでおります。しかしながら、まだまだ予断をゆるす状況には至っていないのが現状です。
明日から夏休みとなります。ご家庭におかれましては、これまで同様に感染防止策を継続してお取り組みいただきますようお願いします。また緊急事態措置、まん延防止等重点措置が実施されている都道府県、新規感染者数が増えている都道府県等の情報を収集いただき、往来や交流をできる限り控えるなどの感染防止策を重ねてお願いします。安心安全で充実した夏休みとなることを願っております。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210721)から

学びとは…  校長 山﨑 茂則(2021/07/09)

学びとは…
(ZOOM校長講話 7/2)
~タブレットの使い方にかかわって~
おはようございます。今日は読書の時間をいただいて、私からタブレット、ICTと学習について話をさせていただきます。プレゼン資料を見ながら一緒に考えてください。

始めに学習について少し話をします。1・2年生の期末テスト、3年生実力テスト、お疲れさまでした。3年生はほぼ毎月といっていいくらいにテストが続き、範囲も広いのでとても大変です。
 ここに2年生の学級だよりから拝借して、生徒さんの声を載せました。

この文章から、目標をもって学習に向かい、テスト結果を受けて、見返し、次へスタートしようとしている姿が見えてきます。きっと皆さんも同じであろうと思います。自己分析し、学習を積み重ねていくPDCAサイクルの構築が見えてきます。今日は、皆さんにとって当たり前のような話をしますが、これからの生活に役立ててほしいと思います。星印のところ、学習の「質」と「量」について考えてみましょう。

テストに限らず、学習内容が分かるためには、質と量から考える必要があります。授業も家庭学習も同じです。目で追ってください。今、学習の話をしていますが、このことは生き方の問題でもあります。時間は誰でも同じ時間が与えられているといいますが、私は違うと考えています。なぜなら、人の寿命は人によってすべて違うからです。今、どのようにして自分と周りの人の成長と幸せのために時間を使うかということです。人はなぜ生きるのか、なぜ学ぶのかということにつながっています。「人はなぜ学ぶのか」皆さんは何と答えますか?
では、次に問題を出しましょう。
これは教えていただいた話ですが、ある小学校で算数の問題を最後まで解きましょうというテストをしました。制限時間はなく、全部の問題を解くまでということです。横軸には全問終わるまでにかかった時間順にならべて、正答率、正答数ですね。それを縦軸にして表しました。上に行くほど正答率が高いということです。グラフでは右にいくほど時間がかかったということです。その結果、AからDのどのグラフになったと思いますか?
結果は、このグラフに最も近くなりました。

もちろん個人差はありますので、こんなにまっすぐの結果ではありませんが、おおよそこのグラフに近かったということです。
このことはとても重要な意味をもっています。みなさんが受けているテストは時間制限があります。すぐに答えが出る人は解く問題数も増えて点数が伸びます。でも、時間が無制限ならば、そんなに大きな違いはでてこないということになるのです。答えが全然出てこないという問いもありますね。それはテスト勉強でやったつもりでも頭に残っていなかったということです。記憶するための勉強の時間、経験の回数が少なかったということが考えられます。
中学1年のときに分からなかった問題が3年生になって解けるようになるのも同じ理由からです。勉強に時間をたくさんかけることが理解につながっているということになります。
ここまで学習について話をしました。次にタブレットの話です。一人1台のタブレットが今、手元にあり、どんどん使える環境になりました。なかった時と比べ物にならない変化が皆さんの中で起きています。学級でも話し合ったところがあると思いますが、ここで改めて、使い方について考えてみましょう。
ここに、ある学習場面を想定しました。小学校での学習です。左はタブレットがない場合のやり方。右はタブレットなど使っての学習です。

どちらの方が素早くできるか・・・タブレットを使い始めたみなさんであれば、おそらく右の方を選ぶ人が多いのではないでしょうか。効率的に短時間で学習をすすめていき、残った時間でさらに深い学習ができるようになるということです。一人1台のタブレットが、皆さんの学習のために用意された理由のひとつです。
ただし、左の学び方と右の学び方のどちらがよいかは簡単には言えません。どちらも良さと課題があるからです。
さて、最後の話です。これも皆さんはすでに学んでいることですが、タブレットや携帯スマホの使用は、インターネットやSNSの問題、怖さも併せ持ちます。
人権を侵害する使い方、お金にかかわるトラブル、犯罪などです。許されない使い方をすれば、自分だけでなく周囲に迷惑をかけます。今、問題となっているのは、皆さんの中で、学習にかかわらない使い方をしている人がいるということです。
ここで改めてお伝えすることは、あなたの使っているタブレットはあなたのものではないということ、学習のために使ってほしいということです。ここまで話をしてきたことを振り返り、自分たちの使い方を考えてみてください。
以上で話を終わります

タブレットの使い方について話し合う3年生

生徒会の新たな取組「メッセージボード」
6月22日、伊藤生徒会長さんから全校生徒の皆さんにメッセージが発せられました。これは、今年度生徒会の新たな取組の一つ、執行委員を中心に全校生徒へ「大切にしている言葉」や「教訓」「みんなに伝えたいこと」「訴えたいこと」をメッセージとして送る取組です。
そのトップバッターとして、会長さん自らメッセージを発してくれました。
…『いちばんいけないのは、おなかがすいていることと、独りでいることだから…』長生きしてきたおばあちゃんだから言える言葉…愛のこもった温かい言葉…みんなでしっかり食べ、力をつけて行動しよう…

*黒板の前に立ち止まってじっと読んでいる生徒さんを見かけます。生徒会の活躍を期待しています。


恐れず迷わず…思い立ったら何にでもチャレンジ


自分の生きる人生を愛せ。自分が愛する人生を生きろ

3学年「総合」CM制作に向けて
伊那ケーブルテレビジョンの鹿児島さんを講師に迎えて、7/1(木)にビデオ撮影講習会が行われました。I ♥ 高遠プロジェクトの重要な要素であるビデオ撮影について、気を付けるポイントを分かりやすく教えていただきました。

「人物をアップで撮るときは、人物の目線の方向の空間を広くとる」「1カットは5~6秒で、30秒のCMなら5カットくらい」「カットをつなぐときは、同じような画角(写る範囲)を続けない、アップで撮るなど変化をつけて」「何を伝えたいかテーマを絞って、あれもこれも盛り込まない」「映像と合う音楽を使う」など、実際にビデオカメラを通した映像を使って説明されると、何気ない映像であっても新鮮に感じました。
自分たちの伝えたいテーマやコンセプトを更に絞り込んで、9/28の応募締め切りに向け絵コンテ作成・CM撮影など忙しくなります。各グループの完成したCMを観るのが今から楽しみです。
(「3学年通信」より)

2学年キャリア教育「職場体験学習」7/6~7/8
緊張の中、任された仕事に精を出す姿がたくさん見られたそうです。お疲れ様でした。



・・おしらせ・・
『中学生の自習室』今年も開催します。
~伊那市教育委員会主催~
【高遠やますそ会場】
・8/3(火)~8/6(金)
 ・8:45~12:30
 ・中学1~3年生
夏休みの自習室について、案内ちらし(申し込み用紙)を配布いたします。生活リズムを整えたり、効率的に学習したりする機会としてご利用ください。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210709)から

夏の大会に寄せて(3)  校長 山﨑 茂則(2021/06/25)

【学び得たものを大切に~学則得~】
6月5日、12日、13日と高遠中学校の生徒の皆さんが参加した中総体南信大会。3年生にとって運動部の集大成とも言える大会が終わりました。26日は、剣道に1年生が出場します。新型コロナ禍のために開催さえ危ぶまれながらも大会が開催でき、3年生にとって最後の試合ができたことに改めて生徒の皆さんに感謝しています。感染してはいけないというプレッシャーは生徒の皆さんだけでなくお家の方も相当に重かったのではと思います。これまでお支えくださったお家の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
3年生の皆さん、お疲れさまでした。それぞれの思いを結集した日となったことと思います。ありきたりの言葉になってしまいますが、勝敗結果以上に、これまでの活動で得た経験や思いをこれからの生活に生かしてほしいと願っています。数十年経っても忘れられない瞬間を得ることができたと思います。大会が終わってすぐに期末テストもあり、感傷に浸る余裕さえない時間を過ごしているのではと思います。すぐに切り替えることは難しいかもしれません。それほどに生活の大きなウエイトを占めていた活動です。振り返りをして、次のステップにつなげてほしいと願っています。
1、2年生は新しいチーム作り、仲間作りの始まりです。3年生から教えていただいたこと、見て、関わって直に感じたことを大切に活動に励んでください。

【壮行会(6月8日)】



全校での壮行会。応援歌ではなく、精いっぱいの拍手で選手の皆さんを壮行しました。

【大会スナップ】




*大会運営に携わっていたため、一部の部の参観応援のみとなってしまいました。

1年生技術「プランター木枠づくり」~木造建築担い手事業(6/2)~



県の事業に応募し、本事業が実現できました。地元の大工さんにも参加・指導いただけました。「担い手」:高度な技術を受け継ぐ人財育成事業の一つです。キャリア教育ともなっています。

2年生「職場体験学習」に向けて
5月31日、職場体験事前学習会

講師に人財育成コンサルタントの野澤君枝さんをお招きして挨拶の基本など教えていただきました。


野澤さんからのメッセージ

「…高遠中学校の校舎の中はいつも整然と整理されており、迎え入れてもらえている心地よさを感じます。…今回の講座では、マナーとはきれいに見せる、形式ばかりが優先されるのではなく、相手に関心を寄せ、気づき、考え、伝えていくものだとお伝えしました。仕事は世代の違う人と人との関係の中から生まれること、その中でマナー力は、コミュニケーションスキルの一つであり、人とつながる力であることをお伝えしました。学校生活は社会に出るための準備する期間でもあることを、職場体験をすることでその意味を理解できるのではないかと思っています。高い感性でいろいろなことを学んできてくれることを願っています。…」(礼状より)

6月24日 2年生各自が自分で事業者さんへ体験学習のお願いと打ち合わせの電話をしました。




※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210625)から

夏の大会に寄せて  校長 山﨑 茂則(2021/06/04)

夏の大会に寄せて(1)
~悪い結果にどれだけ耐えられるか~
『挑』・・・部活動発足の時に、生徒の皆さんに送った一字です。日々の練習の中で、常に挑戦し続けてきた皆さん、いよいよ夏の大会が始まります。
 昨年は、新型コロナのため8月の大会のみ。南信大会も県大会もないという年でした。今年は、県大会への道があります。
 今年の大会は、新型コロナにより臨時休校や学級・学年閉鎖があると、在籍する生徒のみなさん全員が出場できないという大変厳しい条件があります。安全第一、感染拡大防止のためです。この文章を書いている今でも、なんとか皆さんが無事大会に出場できるように…とそればかりを考えています。
 おうちの方にはこれまで感染防止に心をたくさん配っていただきました。地域の方も感染しないようにと日々努めてきてくれています。4月の観桜期活動で他県の方が高遠に来ても、私たちは感染防止策により、守っていただきました。これも皆さんの努力、ご家族・地域の方全員の協力の賜物です。
 これまでもそしてこれからも気をつけねばならないことは、「これまで大丈夫だったのに、なんで感染したの?」とか「どこの誰?」とか、「ここまで自分たちが努力していたのに。○○のせいで自分たちが大会に出られない(活動ができない)」など、今後、感染者や濃厚接触者が本校関係者に出たときに、誹謗や中傷、または“犯人捜し”という最悪の事態を絶対に生まないことです。
 コロナ下であっても、おうちの方や地域の方は仕事などで家の外に出なければなりません。どんなに防いでいても感染するリスクは誰でもあるということです。他県では、ずっと家にいたのに感染したという例も聞いています。それほどに“変異株”の感染力は強いということです。かかってしまった人を責めても、何も得るものはありません。誹謗や中傷がかえって事態を悪くすると私は考えます。
 大会参加にあたり、新型コロナ感染などの影響で、万が一自分が(自分たちが)出場できないという状況になったとしても、この事実をどれだけ自分の中で消化できるか。そこが大きなポイントだと考えます。これはおうちの方、地域の方にもお願いしたいことです。
あるテレビを見ていましたら、「東日本大震災で大勢の方が亡くなっているのに、どこか他人事であった。自分の身内が亡くなって初めて人が亡くなるということの何とも言えない悲しさを味わった」という場面がありました。
本当にその立場、自分が当事者となったとき、悔しさや切なさ、悲しみや怒りの感情が自分の心に生じたとき、そのときにどのように自分を処していくか。これこそが、もしかしたら、日々の学校生活や苦しい場面を経験してきた部活動での心の成長を測るものさしになるのかもしれません。大会の結果についても同様です。私自身も自分に問うています。

夏の大会に寄せて(2)
~ 「壮行会」での校長挨拶にかえて ~
 いよいよ夏の大会。皆さんは、これまでの地道な練習・辛い練習に耐え、技術と集中力、チームワーク、そして自分自身の心を磨いてきました。
 技術の向上に加え、仲間と過ごし、自分と向き合う中で、自分自身を鍛え、仲間との信頼関係を築いてきたことに、大きな価値があると私は思います。
 ひたすら活動に没頭してきたそのことに誇りを持ち、大会に臨んでください。見ている者が思わず感動するプレーを期待します。(おうちの方の参観が望めない種目もあります。ご容赦ください。)
 さて、今年も新型コロナの影響で制約が生じ、皆さんにとって大変厳しいものになってしまいました。申し訳なく思います。
 そんな中、三年生にとって節目の機会としてほしいという願いから、市町村、事業所のご理解、関係の皆さんのご支援のもと、部活動の顧問の先生方が中心となり、幾度も会議を重ね、準備し、大会開催を迎えることができます。
 選手の皆さんには、顧問の先生方をはじめ、支援してくださる皆さんの熱い思いを受けとめ、大会に参加する全ての選手の皆さんの気持ちを一つにして、思い出に残るすばらしい大会を、自分たちの手で創ってほしいと願っています。
プレーする自分を信じ、仲間を信じ、勝っておごらず、負けて腐らず、正々堂々とはつらつとしたプレーをし、最後の最後まで力を出してください。 
皆さんの健闘を祈ります。

「花作相見」
環境委員会の皆さんがハウスの中で丹念に育ててきた花の苗。いよいよポットに移植する段階となりました。
 5月24日、各学級でポットに移植し、雨に当たらないようにと校舎の壁沿いにならべる作業。ポットは、水持ちがしないので、これからさらに、手間をかけてお世話をする必要があります。毎朝、委員の皆さん、学級の皆さんが足しげく通って見守り育てています。


理科室西側の壁に沿ってプラ箱を並べます。雨に当たらないようにという配慮から壁沿いに設置します。水道が遠いので、水やりは手間がかかります。


メイン花壇は、3年生の分担となっています。マスクをしながら黙々と草を取り、準備をすすめています。

自然体験学習
 5月25・26日、1学年「自然体験学習」が行われました。天候にも恵まれ、自然と文化を味わう2日間を創ることができました。
1日目は高遠青少年自然の家での野外炊飯、散策、体験工房。2日目は高遠町内のオリエンテーション。
高遠町図書館の先生方も、高遠中学校1年生の姿を見守ってくださいました。素朴で熱心な姿であったとの声をいただいています。


5月24日、前日最終打ち合わせ。急遽、泊を伴わない学習に変更となりましたが、生徒が中心となって活動をすすめています。


5月25日、午前。野外炊飯。小学校で体験したこともあるのでしょう。スムーズにできたようです。それでも小さなトラブルを乗り越えての炊飯は格別のものと思います。


高遠町内めぐり。チェックポイントでの課題となっていたのでしょう。ポーズを決めるメンバー。みんなで一つを創るという体験ともいえます。

高遠青少年自然の家は、昨年30周年を迎えました。さらに研修指導員として、地元高遠から大勢の方が携わっています。高遠中学生を温かく見守り育ててくださっています。感謝です。

2学年登山について
山小屋の宿泊制限の影響で泊まることができないため、目的地も含めて検討することとなりました。ご心配をおかけします。改めてご連絡差し上げます。

生徒会 図書委員会 「イラストコンテスト」


(池の蓮華) 撮影:H先生

「高遠応援隊」
 新型コロナ下のため、昨年度に引き続き、高遠中学校応援隊発足の会を見送ることといたしました。
本来であれば、全校生徒と応援隊(ボランティア)の方とが一堂に会しての発足会です。万が一を考慮させていただきました。少人数であれば活動が可能ですので、できる限りの感染拡大防止策を講じて、地域の方のお知恵をいただき、学びにつなげていきたいと考えています。
生徒の皆さんには、顔と名前がつながるような活動を期待しています。そして、皆さんが大人になったら、高遠中学校の“応援隊”になってください。お願いします。

応援隊の皆さんから顔写真とメッセージをいただいて、本校舎1階に掲示させていただきました。45名の方のお名前があります。ここにお名前のない方で中学生に指導や支援をいただいている方もおいでです。感謝です。

6月1日「写生会」
 晴天の下、写生会を行いました。学年によっては、事前に高遠高校生とオンラインで指導や助言をいただいて絵づくりにチャレンジしました。暑い日差しとなったので、体力を消耗したみなさんもいたのではないでしょうか。



※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210604)から

郷土料理・桜の塩漬けゼリーに挑戦  校長 山﨑 茂則(2021/05/21)

5月下旬、例年であれば「五月晴れ」の日が続くのですが、今年はなんとなく雨の日が多いように感じています。長野県も5月に梅雨入りしてしまうのでは・・・と空を眺める日々です。
生徒の皆さん、保護者の皆さまには、日頃より学校教育活動へのご理解とご協力を賜りましてありがとうございます。PTA総会、参観日も、新型コロナ対策のためやむなく中止とさせていただきました。1学年の宿泊体験学習につきましても、これまで準備してきた1学年の生徒の皆さんには思いのすべてが叶う形とはなりませんが、「0泊2日」という体験学習を計画し、感染防止対策をとって、いよいよ来週、出発します。

郷土料理・桜の塩漬けゼリーに挑戦
2学年家庭科では、地域の方に教えていただいて郷土料理「おねじ」と昨年度本校で開発した「桜の塩漬けゼリー」製作に挑戦しました。

伝統食と地域の特色を生かした調理、地域の方との交流を通して、作る・食べる楽しさに加えて地域の奥深さにも思いを馳せることができたことと思います。

桜の塩漬け(天日干し)~来年の観桜期に向けて~
桜の塩漬けもいよいよ天日干しの段階に入りました。今年は5月中旬以降、今一つすっきりしない天候が続いていますが、晴れの日をねらって天日干ししました。来年の観桜期活動にと、生徒の皆さんの天塩の作業が続きます。

ティームティーチングによる教科学習
本年度、保健体育、1・2学年の技術・家庭科では、ティームティーチングを取り入れて学習をすすめています。安全面やより細やかな指導・支援ができるようにという取り組みです。
1学年技術科では、木材加工の学習を行っています。

グラインダーやボール盤など危険を伴う学習ですので、サポートできるようにしました。

職員の数には限りがありますので、全教科とか毎年というわけにはいかない面がありますが、できうるところでの取り組みです。

AIドリル「キュビナ」
2・3学年「中間テスト」の前日、教室を訪問してみると、複数の生徒さんがタブレットで学習をしていました。AIドリル等を用いてのテスト勉強でした。(すでに学習を終えていたようですが、被写体になってとお願いし、写真をいただきました。)


各教科の学習がアップされています。活用を広げていければと願っています。

部活動・中学校総合体育大会の新型コロナ対策対応について(お願い)
新型コロナウイルス感染拡大防止にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。上伊那郡下でも高齢者の方を中心にワクチンの接種が徐々に始まりました。しかしながら、全員のワクチン接種には時間がかかり、小中学生はワクチンの対象外となっているようです。また、郡内でも感染者、濃厚接触者が増加しており、昨日「レベル5」となってしまいました。校内でも、さらに給食前の生徒の机をアルコール消毒することとしました。こまめの手洗い、マスク、換気、消毒というこれまでと変わらない対応ですが、丁寧にすすめてまいります。
ご家庭でも外出の際など引き続き十分な対応、対策をとりますようお願いします。新型コロナウイルス対策対応について、生徒の安全を第一にするとともに、生徒の学びを止めない(教育活動を推進)ということから、伊那市教育委員会をはじめ、関係機関とも連絡、連携をとりつつ対応をしているところです。以下のことについてご理解とご協力をお願いします。

1 部活動・対外練習試合について
夏の大会を6月12・13日にひかえ、技術向上とチームワーク結束に、たくさんの練習試合を行いたいところですが、郡内の感染状況をふまえ、当面の間、練習試合は行いません。感染防止が最大の理由ですが、対外試合等で、感染もしくは濃厚接触となった場合、時期的に6月の大会も欠場という状態になりかねないことが予想されることも理由です。このまま、6月の大会を迎えることになることも予想されます。生徒の皆さんには、練習試合がなく、心配な面も多いかと思いますが、本校だけでなく、他の中学校も同じように練習試合ができませんので、同じ土俵の上に立って大会に臨んでいただきたいと願っています。一日でも早く感染レベルが下がることを願うばかりです。

2 夏の大会について
 長野県中学校体育連盟から、各中学校に、夏の大会についての連絡がありましたので、お知らせします。これは5月14日付けのものですので、修正があれば改めてお知らせします。
【県大会】
可能な限り感染症対策を講じた上で、予定している会期で実施します。
・原則として、地区予選会があり、参加校が決定していること。
・出場権を得た学校では、学校生活および部活動が通常通り行われていること。
・参加生徒・職員は感染症対応に従って対応すること。 等
【配慮事項】
・原則として無観客とするが、感染状況、会場設営状況等、運営に支障がないと判断する場合は、入場人数を制限するなどして有観客にて開催することも可とする。
★会場に入るすべての選手などは、大会2週間前から検温と体調管理を行うこと。感染が認められた場合の保護者等は、大会当日所定の健康チェックカードにより体温及び健康状態を確認すること。
【感染症への対応】連盟からの「新型コロナウイルス、インフルエンザ等による感染症への対応について(通知)」をご覧いただき、ご理解とご協力をお願いします。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210521)から

実学の取り組み  校長 山﨑 茂則(2021/04/30)

実学の取り組み(2021/04/30)
生徒・保護者の皆様には、これまでもお願いをしてきております新型コロナウイルス感染拡大防止につきまして、お取り組みいただき感謝申し上げます。いよいよ大型連休に入ります。せっかくのお休みです。ご家族でゆったりとしていただきたいと願っております。
校内での様子につきまして、いくつか紹介をさせていただきます。

全校花壇作業(4/20)

全校での花壇作業。各学年で分担した花壇の土づくりを行いました。花壇コンクールへの参加も予定していますが、何よりも身近に花がある環境が大切と考えます。「手塩にかけた」ものは、どんなものでも愛おしいものです。

花摘み(4/27)

来年度の観桜期活動(実学)につながる桜の塩漬け用の花摘みを2学年の生徒さんが行いました。高いところに手を伸ばす作業はとても疲れる作業です。「楽しかった」と答えてくれた2年生。これから塩漬けをしたり天日干しをしたりする作業が続きます。これぞまさしく「手塩」です。

桜の塩漬けは、地域の方のお知恵に頼ります。
昨年に引き続き、ポレポレの丘の武井さんと宇野さんに教えていただきました。

キャリア教育 ~職場体験学習に向けて~

桜の塩漬けは、地域の方のお知恵に頼ります。
2学年では、職場体験学習に向けて、多くの事業所の説明を読みながら自分の興味や関心のある職業や事業所について調べる学習を始めました。
伊那市では、伊那市に住み続けること、一旦県外などに出ても戻ってきてほしいという願いをもって職場体験学習をはじめ、多くの企画を推進しています。また学校にもコーディネータさんを派遣いただくなど支援をいただいています。

まなびの充実に向けて
 これまでもお話をしてきました、AIドリルについて、生徒さん個々のタブレットに入れるところまできました。各教科で課題を入力することで、家庭での課題を行うことができます。

全校一斉に持ち帰るところまではいっていませんが、徐々に各教科で広がっていくことを願っています。生徒さんの評判は「これなら、楽しく取り組める」とのこと。ノートへのまとめ学習とうまく組み合わせるなどして、家庭での学習が充実することを願います。

【学校外でのWi-Fi環境について】
高遠町内で生徒が活用できる公共施設について問い合わせをし、学校から生徒の使用についてお願いをしました。以下の場所で学習ができますので必要に応じてご活用ください。利用の際は、高遠中学生として名を名乗り、学習のために使用する旨をお伝えください。
〇高遠町図書館(GW中は5/1・2のみ開館)
 ・開館時間10:00-20:00
  (日曜日は10:00-17:00)
 ・ロビーや第一図書室がつながりやすいそうです。
〇「やますそ」
 ・ロビーにWi-Fi環境があるそうです。ただし、学習机などの設備はありません。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210430)から

観桜期活動ありがとうございました  校長 山﨑 茂則(2021/04/15)

観桜期活動ありがとうございました(2021/04/15)
昨年度できなかった観桜期活動。2年ぶりに行うことができました。ボランティア参加いただきました、生徒・保護者の皆さん、ありがとうございました。

(観桜期活動初の吹奏楽部演奏)

新型コロナ禍と雨天、満開の時期等により、活動は計画されたものより縮小を余儀なくされましたが、3年生が考案したり企画したりしてきた「観桜期をプロジェクト」が随所にちりばめられたすばらしい活動が見られました。
「これ、中学生が考えたんですよ」とゼリーやクリアファイル、饅頭を紹介すると、「すごいですね」「おいしいです。桜茶に合います」と、お客さんからうれしい言葉をたくさんいただきました。
高遠の地に住むからこその活動。伊那市には「伊那に生きる、ここに暮らし続ける」という言葉があります。様々な進路を経ながら、伊那の地で、世界で、貢献できる人になってほしい・・・そういう思いにつながっています。

おうちの皆様へ(お願い)
入学式からおよそ1週間がたち、生徒の皆さんの登校する姿にありがたさを感じている毎日です。
さて、本年度の教育活動をはじめるにあたって、新型コロナウイルス感染防止対策も含めて、おうちの方にご理解をいただきご協力を仰ぎたいことがございます。
新型コロナウイルスにかかわっては、大切なことは、命も心も、人を傷つけないことと考えます。誹謗中傷(差別)により、悲しい思いをする生徒、ご家族がでないことです。また医療崩壊を起こさない(命を守る)ために、感染をできる限り防ぐことが重要と考えます。以下お読みいただき、ご協力をお願い申し上げます。

1 新型コロナウイルス感染防止対策
4月13日(火)長野県から、上伊那圏域に「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」が出されました。感染警戒レベルも「4」に引き上げられました。このことにより学校では、以下の対応をとってまいります。

(1)部活動
警戒レベル「4」となったため、南信中学校体育連盟からの通知に従い、感染拡大防止のために対外試合、他校との合同練習は行いません。急遽中止となった活動もあります。ご理解をお願いします。校内での活動は、感染防止策を優先しつつ行います。

(2)学校行事
生徒会総会、全校集会等、全校生徒が集まる活動は他の方法(ZOOMなど)にて対応していきます。委員会等の諸活動は感染防止策をとりつつ行います。

(3)修学旅行等学年行事
3学年保護者さまにはすでにお伝えしましたが、修学旅行につきましては、9月に延期しました。1学年宿泊学習は、状況を見つつ対応いたします。2学年登山については、現時点では予定通りといたします。

(4)学習
授業はこれまで同様に感染防止策をとってまいります。
万が一、お休みという状況になってもタブレットを用いた学習ができるよう対応してまいります。そのために、
①タブレットの家庭での使用について、約束があります。各家庭に「約束」の冊子をお配りします。生徒はすでにきまりについて学んでいます。
②家庭での使用にあたって「同意書」の提出が必要です。同意書の提出をもって貸し出しが可能となりますので、お読みいただき、学校に提出ください。

【おうちの方にお願い】
★特別警戒が出ていることから、感染防止のために、お出かけ等については細心の注意を払ってください。
★感染リスクを下げるために、体調を整え、規則正しい生活をお願いします。
★帰宅後のうがい、手洗いの後、戸外に出かける時も、マスクを着用するようお声がけください。
★学校の状況等について、可能な限り情報は学校から出す予定ですが、個人情報保護、誹謗中傷から生徒、保護者の方を守るために詳細を伝えられません。それぞれ不安なお気持ちは理解いたしますが、お問い合わせにもお答えしかねますので、ご理解をお願いします。うわさ話など自重していただければ幸いです。
逆に、万が一のとき、保健所から各ご家庭に連絡するための電話番号の情報提供を求められる場合があります。その際は、ご理解とご協力をお願いします。
校内には、相談窓口があります(保健室、職員室、事務室、校長室、アップルーム)。スクールカウンセラー相談の機会もありますので、新型コロナでの不安などでもご利用ください。

2 家庭学習充実のために
「キュビナ(AIドリル)」導入へのご理解を
前回の学校だよりで若干触れました家庭学習についてですが、昨年度の試験導入で生徒の反応がよく、学力向上に効果があると見られる、タブレットによるAIドリルを今年度早期に導入いたします。
そこで、お願いがございます。他の副教材等の精選をしてまいりますが、それでも費用がかさみ、副教材としてドリルを購入するために、学年費の増額が必要となっています。増額につきまして、別途お知らせしますのでご理解とご協力をお願いします。AIドリルは各自のタブレット端末に導入されますので、家庭で学習できますが、WiFi環境が必要となります。ここもご家庭の負担となってしまいます。重ねてご理解をお願いします。
 
いつも、いつも、お願いばかりで心苦しいところですが、ご協力をお願いします。

入学式(4/6)
(新任職員紹介の式)

(新入生入場)

(新入生代表挨拶)

(記念写真風景)

生徒会入会式(4/7)
(生徒会長挨拶)

新入生へ生徒手帳と入学式で胸につけた手製の「水引」をプレゼントしました。

「実学の精神を基軸とする学びの構築」~学習オリエンテーション~(4/8)
本校研究主任の原洋一先生に、高遠中学校の学びについて説明し、各教科の先生方から、それぞれの教科の学び方を紹介しました。生徒の皆さんにはそれぞれ自分のタブレットの中に資料が入っていますので、いつでも振り返ってみることができるようになっています。

(全体説明)

(プレゼン資料から)

部活動説明会(4/9)

各部活動の説明の後、井内学年主任から1年生に説明がありました。
「今日、どの部見に行く?」「今日は〇〇部!」という会話が1年生から聞こえました。慣れない中学校生活の中で、今日一日を大切に過ごす生徒の姿に、うれしい思いです。

安心・安全(お願い)
4月は、交通事故がとても多い時期です。本校中学生は、徒歩通学、自転車通学、バス通学と通学方法があります。それぞれに気を付けねばならないことがあります。特に、自転車については、十分に留意をしつつ運転をお願いします。おうちの方には、全生徒について自転車運転にかかわる損害賠償保険への加入の確認のお願いをしてあります。自転車通学生だけでなく、休日等でも自転車を利用することを想定して確認のためのものですので、ご理解とご協力をお願いします。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210415)から

ご入学・進級 おめでとうございます 校長 山﨑 茂則(2021/04/06)

ご入学・進級 おめでとうございます(2021/04/06)
日頃より、本校へのご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。桜満開の中、令和3年度の高遠中学校が始まりました。
本日は、ご入学・進級、おめでとうございます。本日、入学式を挙行いたしました。今年度も感染防止の一環として、来賓は伊那市教育委員会のみ、ご挨拶も頂戴しない形で行いました。始業式は、新任職員紹介の式のみとしました。(伊那市教育委員会からのメッセージを最終ページに掲載しましたのでお読みください。)

入学式式辞にて、北原青雲先生の言葉を紹介しました。「素心」という言葉です。高遠中学生の姿・心を見事に表している言葉であり、こうでありたいと願う姿・心でもあります。校内に書(額)があります。校長室には直筆があります。ご来校の折にご高覧いただければ幸いです。

今年度、中学校は学習指導要領全面実施の年度となっています(全国)。教科書も全面改訂されています。生徒の皆さんに育む力について、大きな転換の年となっていますが、本校ではすでに昨年度から新しい学びを取り入れてきております(対話を重視した学習、ICTを活用した学習、課題発見・解決を目指す総合的な学習の時間など)。
まだまだ十分とは言えませんが、職員一同、自らも学び、生徒とともに教育活動をすすめてまいりますのでご協力をお願いします。家庭学習につきましても新たな取組を検討しています。

新型コロナウィルス感染症拡大防止の取組につきまして、昨年度に引き続き、対応しながらの教育活動となります。お配りしました「年間行事計画」は、新型コロナウィルスの蔓延がないことを想定しての計画です。状況を見つつ、その都度判断しながらの教育活動、行事運営となりますが、「ウィズ・コロナ(with corona)」を基本に置いて、可能な限り生徒の活動が展開できるよう努めていきたいと考えています。
なお、毎日の検温や手指消毒など感染防止対策に引き続き取り組んでまいりますので、保護者の皆様におかれましても、ご理解とご協力をいただきたくお願いします。風邪の症状や発熱がある場合には、かかりつけの医療機関と連絡をとってご対応いただくようお願いします。本年もどうかよろしくお願いします。


安心・安全の学校に向けて

本校は、子どもと親の相談員(宮下)、スクールカウンセラー(小澤)をはじめ、全職員で生徒の心の安全を図る取組を続けてまいります。校内に『なんでも相談窓口』(校舎1階各所)を設置しています。生徒の皆さんには、悩みを抱え込まずに相談していただきたいと願っています。
 中学生時期は、いろいろな悩みがたくさん出てくる思春期真っただ中の時期です。悩みがあることが成長のしるしとも言えますが、自分だけで解決することが難しい問題もあります。話を聴いてもらうところからでも利用してください。

グランドデザイン
令和3年度の学校運営グランドデザインを策定しました。キーワードは『素心』、『実学の精神を基軸とする学びの構築』です。お預かりしました生徒の皆さんが本校で学べてよかったと思えるよう、職員一同、努めてまいります。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210406)から

観桜期学習会(3・9) 校長 山﨑 茂則(2021/03/18)

観桜期学習会(3・9)
観桜期ボランティアを直接経験したことのある3年生から、ボランティアのポイントや留意点を教えてもらいました。

パワーアップ学習室
地域の皆様にご支援いただきました。ありがとうございました。
来年度も「パワーアップ学習室」を開設の予定です。生徒の皆さんの多数参加と、地域の先生方に再び学校に来ていただいて指導いただけますことを願っています。

読み聞かせに、スペシャルゲスト(2・18)
高遠高等学校の司書、有賀拓郎先生による読み聞かせ(道徳)が3年2組でありました。
有賀拓郎先生は、小説家でもあり、この日読んでいただいた「明日のぼく」の作者です。こんな近くに小説家の方がいたということにびっくりでした。出会った生徒さんは、どんな感想を持ちましたか。

3学期のギャラリー
1年生 美術 「陶芸」“土と炎の芸術”
2学期につくったランプシェードです。1月に素焼きをし、上薬をかけ、本焼きをしました。温かな雰囲気の作品がたくさんできました。

1年生 美術 「デザイン」
モダンテクニックをいくつか組み合わせて作品をつくりました。
台紙への貼り方も人それぞれで、個性あふれる作品がたくさんできました。

2年生 美術 「絵画」“風流を学ぼう”
「風流を学ぼう」をテーマに金屏風を制作しました。修学旅行学習の一環として屏風・ふすま絵という日本文化に触れました。古風な色彩の作品、現代的な作品、さまざまです。

3学期終業式(3・17) 校長講話
「東日本大震災から10年」

おはようございます。本日で3学期、令和2年度の終業となります。この1年、新型コロナウィルスのために、例年とは異なる学校生活を送ることとなりました。行事の変更や縮小がある中、生徒のみなさん、一人一人がその場で何をどうしたらよいか、考え、取り組んできました。その取組によって、皆さん一人一人の考える力、実行する力が伸びるとともに、高遠中学校が高遠中学校として、立派に存在できたと感じています。

新型コロナウィルスと対比して話が出てくるのは、およそ100年前のスペインかぜがあります。その歴史については、それぞれ調べてもらいたいと思いますが、ここでお話したいことは、歴史から何を学び、これからの生活にどう活かしていくかということです。

今から10年前の3月11日、皆さんも知っての通り、東日本で起きた大地震によって、多くの命が奪われ、家が流され、町が壊され、原子力発電所の事故が起きてしまいました。3年生の皆さんが5つの時の話です。もしかしたら、これまでに体験したことのないあの揺れをまだ覚えている人もいるかもしれません。大きな津波が災害を大きくしてしまいました。

5年前の4月、熊本地震は、立て続けに大地震が起きるという経験したことのない地震がありました。熊本城の被害はテレビでもたくさん放送されていますが、それだけではなく土石流、地すべり、がけくずれによって、多くの命が失われています。一昨年は集中豪雨により、千曲川の堤防決壊で長野市内を中心に大きな災害に見舞われました。高遠も、過去に大きな災害に見舞われたことがあります。

この地球上で暮らすということは、様々な災害、これは自然災害もあれば、火災や交通事故を代表とする、人によってもたらされる災害もありますが、様々な災害と向き合って生きていかねばならないということです。生きるために必要なことはおそらくたくさんあると思いますが、私からは2つ話をします。

1つ目は、自分の命をいかに守るか。そのためには、今、ここで起きうる災害を想定する想像力をもち、命を守る行動をいち早くとるということです。「正常性バイアス」という言葉を聞いたことはありますか。普段の生活では、これによって心の安定が図れますが、大災害などで、自分の身に大きな危険が迫っていて、すぐに逃げなくてはならない時に、「自分は大丈夫」と思い込んで行動に移さないという心の働きです。体験したことがないものは想像しにくいものです。だからこそ映像や資料、過去の歴史から学び、避難訓練などによって行動を学ぶ必要があるのです。

2つ目は、周りの命を守るということです。そのためには、周囲に気を配る、気配りの気持ちでいるということです。釜石の奇跡と呼ばれていますが、東日本大地震では、中学生が住民に声をかけながら非難し、多くの命が救われました。江戸時代、南海沖でおきた大地震の際の話として「稲むらの火」があります。わらを積んだ「稲むら」に火をつけて、避難路を示して津波から多くの人を救い、さらに私財を投じて、地震に備えて堤防をつくったという話が残されています。
自分を大切にすること、周りを大切にすることは、これまでも話をしてきたことですが、東日本大地震から10年という節目の年に、改めて、今、何をどうしたらよいか、考えることの大切さについて、お話をさせていただきました。

10年前の大地震の日、3学期の終業式が終わり、卒業式の準備を整えて、明日を待つばかりとなっていた学校が多くありました。私は、明日を迎えられるということに感謝しかありません。みなさんにとって大切な一日となることを願っています。
(3月11日、東日本大震災発生時刻に合わせて全校で黙祷を捧げました。)


ありがとうございました

高遠中学校PTAの皆さんのご厚志により令和2年度PTA会計から「教育活動費」として学校に15万円のご寄付をいただきました。このお金で、現在、取組をすすめている“萌えキャラ「高遠さくら組」”のクリアファイルを作成し、全校生徒に配布することができました。3年度入学生徒にも配布の予定です。生徒の活動に資するよう大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

一年間ありがとうございました
令和2年度3学期の終業式を昨日行い、本日は、令和2年度卒業証書授与式を挙行いたしました。

今年度は、昨年度末からの新型コロナ禍の中、様々に変革を求められた一年でした。生徒の皆さんにとって、どのような一年間だったでしょうか。各学年、学級での話や、お便りなどを通して振り返り、次年度へのステップアップの準備をしていただきたいと願っています。年度末の休みの留意事項に心掛けて、有益な休みにしてください。
保護者の皆様には、例年と異なることも多く、いつもと違う対応をお願いすることとなりました。「朝令暮改」は好ましいことではないことを承知しつつも、こればかりは予断を許さない状況であったことをお汲み取りいただき、そのうえでご理解とご協力をいただきましたことに改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
卒業生の皆さんには、学校教育目標「学べばすなわち得る」の言葉通り、本校で学んだことを、次のステップで生かしていただきたい、大きく羽ばたくことを切に願います。
在校生の皆さんには、新たに新入生を迎え入れ、仲間とのつながりを大切に、新たな高遠中学校での歴史を紡いでほしいと願っています。
 「どこにいても、あの空は繋がっている」
私の好きな言葉の一つです。“一つ屋根の下”から、“大きな一つの空の下”になりますが、共に学んだということを胸に、それぞれ新たな一歩を踏み出してください。


転任・退職職員から

「たかとほは山裾のまち古きまち
ゆきあふ子等のうつくしき町」
(田山花袋)

在職期間は長短ありますが、高遠中学校で皆さんと一緒に学べたことは、一生の宝物です。校内ですれ違うときの挨拶、黙想で心を落ち着かせて黙々と床を磨く清掃、水やりに精を出し美しく彩る花壇、学活の時間に聞こえてくる歌声、素直に懸命に取り組む皆さんの姿のことを詠んでいる短歌だと思います。私たちはそれぞれ新しいステージへと進みます。皆さんも次のステージで十分に力を発揮してください。保護者の皆様、今までさまざまな場面でお支えくださり本当にありがとうございました。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210318)から

“修める”3学期に 校長 山﨑 茂則(2021/02/19)

“修める”3学期に
3学期も、すでに2月後半となり、残すところあと1か月となりました。先月の授業参観ではご来校ありがとうございました。前後して小学校6年生と保護者の皆様を招いて説明会を行いました。本校としましても、新型コロナウィルス感染防止策をとりつつ、学びを止めないよう、努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。
校内のスナップ写真から3学期のこれまでを振り返ります。


中学校説明会(1/26・火)


1年生による「中学校説明会」
「中学校説明会がありました。私たちが今の2年生に教えてもらったことが昨日のように感じ、改めて考えると1年間というものはとても速いなぁと感じてきました。1年1組全員で過ごしてきた1年間の復習にもなる3学期もわずかです。悔いなく気持ちの良い生活をしていけるといいです。」(1年生)

授業参観日(1/28・木)


やますそ1組販売「手作りマグネット」
参観日に向けて自家製マグネットを製作してきました。「高遠」の刻印入りや、かわいい笑顔の木製マグネット。売り上げも上々。ご協力に感謝申し上げます。観桜期でも販売したいという願いがあります。高遠さくら祭の記念にと願っています。

【観桜期プロジェクト・2学年】

 参観日に合わせて観桜期にお家の方から意見をいただこうという「プレ観桜期」企画。

お茶の接待に使いたい「高遠焼」

手作り石鹸
試作の時は、白一色でしたが、いつの間にか「桜色」に染まった石鹸が開発されていました。

高遠「石工」サブレ、桜ゼリー
産官学連携という言葉があります。中学校版「産官学」連携で生まれた商品です。

「私のグループは案内板を見せました。最初は紹介するのに緊張したけど、保護者の方々がアンケートに真剣に答えてくれていてうれしかったです。また、他の部のこともよく知るきっかけになりました。」(2年生)

物に語りが加わると、「物語」。
日頃から目にしている物も、その成り立ちや歴史、関わった方々の行為や思いを知ることで、物が「もの」になっていきます。生徒の皆さんも、一つ一つ「ものがたり」を作り出しています。


SDGsを考える 新生徒会(2/1・月)

新生徒会は、伊藤悠悟生徒会長さんを中心に早速動き始めています。公約でもあるSDGsの推進に向けて、全校で考える機会をつくり一人一人がSDGsに向き合う気風をつくろうとしています。

生徒会掲示板に貼り出された「3学期の生徒会で実現させたいこと」




アルミ缶回収ご協力に感謝。(生徒会生活・福祉委員会)
さくらの里さんに車椅子の贈呈


花作相見 (生徒会環境委員会)
日々、パンジーのお世話


清掃不言
中央渡り廊下の床磨き~3年1組~


こつこつ毎日床磨きで、ここまできれいにしてくれています。


性教育(1学年)

2月8日、1年生は、性教育の学習を行いました。

小学校の頃と変わってきた心とからだの変化を自覚している生徒が、二次性徴の真っ只中にあること、この時期は思春期と呼ばれ心とからだの変化が激しく戸惑う時期であることを確認し、性の多様性も学びました。性を大事にするとは「自分と向き合い自分を大切にすること」「人を差別しない」等、考えてくれた生徒たちでした。心身共に大人に近づいている自分を大切にし、人それぞれのあり方を尊重していける大人になっていってくれることを願っています。


高遠小・高遠北小6年生とZOOM交流…3年2組


職員研修の一コマ


今年度は、新型コロナ禍の中、どのように生徒の学びを紡いでいくかという、日々試行錯誤の連続でした。
臨時休校中のオンライン授業をはじめ、ICT機器を活用した授業を行うことによる、生徒の意欲や学習の向上を図ってまいりました。この日は、個々に取り組んできた授業について、グループで、成果や課題を明らかにする研修でした。授業のはじめの段階で、いかにこの時間の学習の目的を理解してもらえるか、生徒が相互に意見交換する中で、どのようにしたら自己の学びを振り返り、更新していくかという授業の在り方に迫る話し合いを行いました。
先生も生徒の皆さんに負けてはいられません。教師が「何を教えるか」から、生徒が「何ができるようになるか」への転換。生徒の皆さんに「もっといい授業を」プレゼントしたいというのが、職員共通の願いです。


= 令和3年度の行事に向けて =

新型コロナ禍(下?)ではありますが、切なる願いをもって4月の修学旅行、8月の登山に向けて準備・手続きをすすめています。お家の方には状況を見つつ判断をしていくことへのご理解とご協力をお願い申し上げます。観桜期活動へのご理解とご協力もお願いします。
※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210219)から

新型コロナ感染症対策について 校長 山﨑 茂則(2021/01/19)

新型コロナ感染症対策について
1月14日に県から「医療非常事態宣言」が出され、県下では、レベル5に達する地域があるほどに、新型コロナ感染症が猛威をふるっています。これまで、生徒・保護者の皆様には様々にご理解とご協力を賜り、校内での発生は抑えられております。しかしながら、予断を許さない状況が続きます。学校としての対応をあらかじめお知らせしますので、ご理解とご協力をお願いします。

1 感染や濃厚接触について
濃厚接触者の接触者、濃厚接触者、PCR検査で陽性が確認された場合の対応については、それぞれの場合ごとに慎重に検討します。そのために、分かった時点ですぐに学校にお伝えください。

2 参観日・学年PTAについて
 上伊那圏域もしくは伊那市がレベル「4」になった場合には、授業参観はとりやめ、学年PTAのみ予定の時間に行います。レベル「5」になった場合は、授業参観は中止、学年PTAは延期または別の方法にて対応いたします。

3 部活動について
 これまで、学校部活動の練習試合・合同練習・合同演奏会等を認める地域を「当面の間、上伊那郡市内」としてきましが、これに加え、上伊那圏域の感染警戒レベルが「4」に引き上げられた時点で、「練習試合等を中止」することとします。校内での部活動については、これまで通りですが、感染等により学級閉鎖や休校となった場合は、部活動もお休みとします。

4 3年生の進路指導について
 長野県教育委員会HPに掲載されているコロナ感染にかかわる対応に沿ってすすめていきます。内容については、学年PTAの資料にてご確認ください。県でも3年生の進路について配慮をしていく方向が出ておりますので、その指示に従って対応してまいります。

5 令和3年度「修学旅行」について
 現在、修学旅行は4月26日(月)~28日(水)に予定しています。長野県や京都、奈良の感染状況を総合的に判断してまいります。詳細は2学年PTAでの資料でご確認ください。

6 教育活動について
新型コロナ感染症の感染拡大防止のために、県立の学校に準じて、制限を設けて実施するか、とりやめることがございます。
 引き続き、感染防止対策へのご協力をお願いします。

次年度学校運営について
現在、令和3年度の学校運営・グランドデザインを校内で検討しています。あらかじめ生徒・保護者の皆様にお知らせします。
※原稿はA3サイズのため、お手数ですがPDFでご確認ください「R3学校運営について

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210119)から

この度はご心配をおかけいたしました 校長 山﨑 茂則(2021/01/12)

この度はご心配をおかけいたしました
 新型コロナウィルスにかかわる安心安全メールでは、ご心配をおかけいたしました。おかげさまで本人、ご家族ともに「陰性」と分かり、ほっとしているところです。新型コロナウィルスは、誰もが感染する可能性があり、今後もこのような安心安全メールでお知らせする対応となりますので、ご理解とご協力をお願いします。
安心安全メールでは、個人情報保護のため、十分な情報をお伝えすることができません。そのために憶測による言動がないようにご配慮をお願いします。また、関係者の人権を守るために、学校からの情報について、関係者以外への拡散がないようにお願いします。
 本日、通常どおり学校活動をはじめております。今後も学校生活が安心して過ごせるよう、感染防止対策を講じながら全職員一丸となって、学校を運営してまいります。
 本日の朝、学校長として次のような内容を話しました。

【学校長の話より】 1月12日・朝
 みなさんおはようございます。少し長く話をしますのでお聞きください。
 この休み中、安心安全メールのことでお家の方から聞いたと思いますが、本校の生徒さんが、新型コロナウィルスの検査をうけましたが、ご家族の方も含めて全員「陰性」と分かりました。連絡があった金曜日から、不安な気持ちや心配な気持ちが、皆さんにあったと思います。不安な気持ちにさせてしまったことに校長としてお詫びします。
 今、国内はもちろん、県内でも新型コロナウィルスの感染が広がっています。今回、保健所が、丁寧に感染経路を追い、感染拡大防止策をとっていることが改めて分かりました。感染経路が分からない、という人も多くなっています。
 改めてお話します。
 1つ目。「新型コロナウィルスには誰もが感染する可能性があります。感染した人が悪いということではありません。学校やクラスの中で感染することは悪いことだという雰囲気ができてしまうと、新型コロナウィルスに感染したと疑われることをおそれて、具合が悪くなっても、言い出しにくくなったり、病院に行くのが遅くなったりして、さらに感染が広がってしまう恐れがあります。」感染を広げないためにも、「感染は誰でもおこりうる」「感染を広げないことが大切」という立場から、今後も健康状況や体調の変化に注意し、具合が悪かったらすぐに、お家の方や先生に相談してください。
 2つ目。「これまでも、私たち人間は、新型コロナウィルスのような病気を経験してきました。そのたびに、世界中の研究者が病気の原因を探り、予防方法を見つけたり、薬の開発をしたりしてきました。今、新型コロナウィルスについても世界で研究が進められています。このように私たちは、病気と共存していく。この歴史は繰り返されています。新型コロナウィルスも研究が進み解明されれば、予防と治療ができるようになり、新しい共存生活が始まります。今、私たちにできることは、今できる感染防止対策を行い、「自分や家族、友人を守る」ことです。」
 3つ目。伊那市では、以前から新型コロナウィルスの感染防止について、市民の皆さんが、たいへん落ち着いて行動しています。11月の学校だよりにも書きましたが、これから先、本校に関係する人、生徒さんやご家族の方、学校の先生、地域の方が感染したという状況が起こりえます。その時、「新型コロナウィルスに感染した人も含めて、その家族、周りの人への、心ないことば、誹謗中傷は絶対にしない。」ということです。とにかく、無事を祈りましょう。そして、落ち着いた行動と、感染防止の取り組みを続けていきましょう。以上です。

3年生がすすめる最後の委員会(1/12)
 1月12日、3年生がすすめる委員会がありました。新役員、新委員も決定し、引継ぎとなります。3年生の皆さん、今日までお疲れさまでした。ありがとうございました。後輩に思いを伝え、2年生が“独り立ち” できますよう、応援してください。

3学期の教室から ~書初め展~
1年

2年

3年

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210112)から

新年あけましておめでとうございます 校長 山﨑 茂則(2021/01/06)

新年あけましておめでとうございます。年末年始休業中、ご家庭での安全へのご配慮とご指導に感謝申し上げます。新型コロナ禍が一層厳しい状況を迎えております。保護者・地域の皆様をはじめ関係の皆様の安全を願うばかりです。

2学期終業式(12/5)
「進徳修業」
(一日努力し励み、その日の終わりに反省)
 各学年の生徒さんから発表をいただきました。1学年、Iさんは、宿泊体験での町内ウォークラリーをはじめとする体験から学んだこととして、自分の個性を大切にすること、自分の成すべき事を成すという発表をいただきました。2学年、Hさんは、部活動や観桜期プロジェクトの取り組みから実行委員としての責任と努力の大切さを発表いただきました。3学年、Hさんは、聖桜祭や修学旅行、学習への取り組みから全力で取り組むこと、集中力、友と共に努力することの大切さを教えてくれました。
 校長講話では、これまで話す機会がとれなかった学校目標について話をしました。・・・
 「おはようございます。今日で2学期が終わります。3年生は生徒会を2年生にバトンタッチして、いよいよ自分の進路に向けて充実した日々を過ごしてほしいと願っています。1年生、2年生はそれぞれ次のステップへの準備となります。願いや思いをふくらめながら、確かな歩みを続けてほしいと願っています。
 さて、今日、皆さんにお話しすることは、学校教育目標「学則得」についてです。本来ならば、もっと早い時期に、皆さんと共有すべきものでしたが、大変遅くなってしまいました。2、3年生は、すでに聞いたことのある話もあるかもしれませんが、振り返って考えていただければと思います。ちなみに、高遠小学校の学校教育目標も「学則得」とお聞きしています。
 「学則得」は、伊澤修二先生の言葉です。伊澤修二先生は進徳館で学ばれ、明治のはじめにはすでに東京に出て、さらに学問を重ねておりました。帰郷の折に、ある方から「進徳館を一言で表せば何と言いますか」と問われ、伊澤先生は「学則得」である。と答えたそうです。進徳館は皆さんもよく知っていますが、その教育理念は、人格教育を核として、自主的に実践する事によって体得する教育を大事にしていました。いわゆる「実学」と呼ばれるものです。「得」は、道徳の「徳」に通ずるという考えです。
 進徳館は、江戸時代、高遠藩の藩校、つまり学校ということですが、この実学を推奨したのが中村元起先生です。この中村元起先生は、松本の国宝「開智学校」の創立に携わった方です。

 この実学ですが、ここに示したように、目先のことに役立つということだけでなく、もっと先を見通したものでなくてはならないということです。色をつけてある部分を見てください。役立つ教育とは、今あるものを活用して、自分で調べたり考えたりして、必要とする知識を獲得する方法を身に付けるということを指しています。これは今の私たちの学習に通じています。

 「進徳」という言葉は、阪本天山の弟子にあたる、松田黄牛先生が述べた言葉「君子は進徳修業」からきていると思われます。「君子は終日けんけん、夕べにてきじゃく、あやうけれど、とがなし」と読みます。意味は、よくできた人は、一日努力し励み、その日の終わりには、自分がどうであったかをよく反省するので、間違いがあったとしても、自分でその過ちを認めるので、それ以上の災いとはならない。という意味になります。これは、私たちの今にも通じる心がけと言えます。
 次に進徳館の教育が、どんな教育方針であったかを見てみましょう。
 進徳館の教育方針は全部で20あります。今の自分や周りのことも頭に浮かべながら聞いてください。

一 文武中孝ノ道懈ル(怠る)可ラサル事(べからざる事)(学習、武道、道徳はその道を怠ってはならない)
一 朋友ノ交ハ信義ヲ失フ可ラサル事(友だちとの付き合いは信頼を失ってはならない)
一 長者ヲ敬ヒ幼ヲイツクシムヘキ事(年上を敬い、年下を慈しむこと)
一 言語ヲ慎ミ行儀ヲ正スヘキ事(言葉には細心の注意を払い、正しい行いをすること)
一 政務ノ批評致間敷事(いたすまじきこと)(政治についてやたら批判してはならない)
一 流言ヲ聞彼是評議致間敷事(流言を聞き、かれこれ評議いたすまじきこと)(噂話を聞いて、あれこれ適当に話し合ってはならない)
一 師弟ノ間親愛ヲ主トスヘキ事(先生との関係は親しくすべきである)
一 貴賤ヲ是非シ人物ヲ臧否(そうひ)致間敷事(貧富の差で人物のよしあしを判断してはならない)
一 実学専一ニ心掛クヘキ事(もっぱら実学を心がけること) 
一 課程ヲ定メ相互ニ励ムヘキ事(学びの計画を立て、お互い励まし合って学ぶこと)
一 互ニ流派ヲ争フ間敷事(お互いに流派を競ってはならない)
一 書生信実ニ切磋可致(生徒は、お互いに切磋琢磨して信実を尽くすこと)
一 教授方ノ指揮ニ違背(いはい)スヘカラサル事(先生方の指導に背いてはならない) 
一 御書籍疎略ニ取扱フ間敷(教科書等教材を粗末に扱ってはならない)
一 火ノ元別ニ念入レヘキ事(火の用心は念入りにすること)
一 手習卒爾(そつじ)ニ臨写スヘカラサル事(習字はいい加減に書き写してはならない)
一 躾方ノ習礼平日忘ルヘカラサル事(礼儀正しい振る舞いはふだんから忘れてはならない)
一 席次混雑スヘカラサル事(勝手に席順を変えてはならない)
一 贔負(ひいき)偏頗(へんぱ)ノ取扱スヘカラサル事(ひいきや、偏った扱いをしてはならない)
一 無益ノ雑話スヘカラサル事(役に立たない無駄話はしてはならない)

 みなさんはどう感じましたか。進徳館は江戸時代末期にすでにあった藩校ですが、明治5年に新しい学校となっても、進徳館の名称を引き続いて使っていたそうです。だから、この教育方針は明治5年、新しい学校「進徳館」に引き継がれていきます。そして、進徳館で学んだ先生方が、長野県内に広く学校の先生として勤めましたので、この考え方が長野県内に広まっていった可能性は高いと思われます。先ほど政治についてありましたが、当時は幕末・明治はじめで政治が混乱していた時期です。暗殺や戦争などで命のやりとりも起きていた時期ですので、生徒の安全を考えてのことではないかと思われます。
 ちょっと前段が長くなってしまいました。高遠中学校の学校教育目標を語るためには、江戸時代、明治時代までさかのぼる必要があるということです。
 では、高遠中学校の学校教育目標が「学則得」となったのはいつからかという話をします。今からちょうど40年前の昭和56年です。当時の校長先生は唐木哲郎校長先生です。宮田村出身の先生です。この年、唐木哲郎校長先生が、高遠中学校の目標を新たに示しました。その思いを読みます。


第6代校長 唐木 哲郎 先生
「教育は 人格の完成をめざし 平和的な国家及び社会の形成者として 真理と正義を愛し 個人の価値をたっとび 勤労と責任を重んじ 自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期待して行われなければならないが 高遠の学統を継承し発展させるところに 本校教育の目標がある」

さらに唐木哲郎校長先生は、高遠の学、本校の目指す姿について、3つにまとめています。

「高遠の学の特色の第一は文武両道 知行合一の精神である。思想と実行は距離がなく思想即実行であり実行即思想の実学である。 第二は反骨の精神である。権力に屈せず迎合せず 時流に流されず 真実正義を求めていく反骨の精神である。 第三は国際的精神である。井の中の蛙にあらず、常に大海を見ようとするおう勢な探究心である。」

 本年度、先生方は、高遠の学を受け継ぐ皆さんがさらに伸びるために、何を重点にすべきか考え、これまで皆さんとともに生活をしてきています。その重点は「求めて学び自ら立つ」姿、「互いを認め合い学び合う」姿の2つです。前回の校長講話でも、授業がだんだん変わってきているという話をしましたね。学級や学年の話し合いや取り組みも全て、この重点を出発点としています。
 では2学期を、唐木哲郎校長先生の言葉を借りて振り返ってみましょう。
 平和的な国家社会の形成者としてどうでしょうか。挨拶運動や道徳の学習はどうだったでしょうか。勤労と責任を重んじという点では清掃不言や花壇などどうでしたか。自主的精神という観点では、生徒会活動や学級、総合の時間での取り組みを振り返ってみてください。
 明日から年末年始休業となります。私の願いは、安全で安心な新年を迎えてほしいということにつきます。よいお年をお迎えください。」

3学期始業式(1/6)
【生徒代表発表】3名に決意を述べていただきました。1学年、Mさんは、部活動と学習についてあきらめずに続けること、集団での協調性と団結力、人間関係・コミュニケーションについて発表いただきました。2学年、Mさんは、学習と部活動について、苦手なものにこそ力を・日々の努力を、観桜期について、新たな高遠中を目指すこと・有意義なものにと発表いただきました。3学年、Nさんは、助走とシロップを例に、準備の必要性と達成感、「傷さえいとおしい」と失敗が力になったと思えるようにと発表いただきました。

校長講話 「発心、決心、継続心」
 あけましておめでとうございます。さすが高遠中学生です。静かに聞いています。教室で皆さんは、新年の抱負、3学期の決意を考えていました。この決意について、今、3人の生徒さんも述べてくれましたが、新年の抱負や目標をもつことはよいことです。目指すものがあると、人はがんばれるし、成長するからです。将来の夢はありますか。夢は夢のままで終わってしまいます。夢を目標に変えたときに夢の実現が始まるとも言われます。
 ところが、こうなりたいと思っても、なかなか実現しないことが多い。それは、ただ思っているだけ、願っているだけだからです。願っているだけでは何も変わりません。「これを目指そう」という目標をたてることを、ちょっと難しい言葉で言うと「発心(ほっしん)」といいます。発心は大切です。しかしそれだけでは何も始まりません。
 そこで目指そうと思うことができたら、今度は行動を始めることが大切です。これを「決心(けっしん)」。本当に始めるというのが「決心」なのです。
 さて、始めてみたものの、いつの間にかやらなくなっている、さぼってしまう、どうでしょうか。続けるということがとても難しいのです。勉強をしようとしてもいつの間にか、テレビやゲームで時間を過ごし、あーもったいなかったと反省することもあります。継続すること、「継続心(けいぞくしん)」といって、実行を継続する心が重要なのです。始めたら続けるという心です。
 終業式に「進徳修業」の話をしました。日々努力し、その日の終わりに一日を振り返って反省する。そうすれば失敗しても大きな過ちにならないという考えです。
 やろうとしていることは、きっと皆さんにとってすばらしいことのはずです。新年を迎えますので、「発心」「決心」「継続心」というお話をしました。
3学期、49日間です。3年生にとっては、最後の中学校生活になります。一日一日を大切に過ごしてください。
このように全校が体育館に集まって式ができること、皆さんの努力、お家の方や地域の方に感謝します。        以上です。

(追記)
「継続心」・・・どうやったら続けられるか。みなさんは、どんな方法が頭に浮かびますか。方法はいろいろあります。①紙に書いて家の壁に貼って、朝起きたら最初にこれを見て決意を新たにする ②実行したらカレンダーに○をつけたり、日記に記録をつけたりする ③お家の方や友だちに宣言して、できていない時に声をかけてもらう など。そして途中でくじけても、なまけても、またそこから思い立って始めることです。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより210106)から

「ネット ここが心配!」南澤信之先生講演 校長 山﨑 茂則(2020/12/18)

「ネット ここが心配!」南澤信之先生講演
 12月7日、インターネット等ネットにかかわる危険性や身を守る方法についての講演をお聞きしました。昨年度に引き続き、南澤先生にお願いしました。以下、内容を振り返ります。

1.オンラインゲームがやめられないのは、脳に刺激が与えられているため。年齢制限を守ること。
*刺激:「定期的なイベント」「フラッシュ光」
「サブリミナル効果」(テレビでは法的に禁止されているが、ネット上では制限されていない。)
2.SNSは、情報ではなく感情が拡散する。
 ・一度出た情報は止められない。将来にわたって自分に影響を及ぼす。(就職にも影響)
 ・同じ価値観を持つ人が集まるようになっている。→信じてしまう。自己中心的な狭い視野での判断に陥る。「間違った正義感」に注意する。
3.ネットは書いたら、終わりです!
 ・書いた人、投稿した人、全員が「OUT」です。
4.「置換的思考力」が必要
 ・置換的思考力=自分を様々な立場に置き換えて考えることのできる力。そのために様々な考え方や価値観に触れることが重要。
5.SNS時代の4つの「OUT」
 ★友達のことを書いてはいけない。
 ★他人が写っている写真を掲載してはいけない(個人情報流出、肖像権・プライバシーの侵害)
 ★他人の名前でSNS投稿してはいけない(プライバシーの侵害、不正アクセス禁止法違反)
 ★グループトークで、友人が他人の悪口・・・同じグループにいることで同罪となる。
6.SNS利用上の注意点「3つのNO」
 ★感情を書き込まない。
 ★個人を特定できる情報(顔写真など)を絶対投稿しない。
 ★自分が確認できないものは、他人に回さない。

【生徒の感想】

 「今までゲームの時間は自分で減らしてきてたけど、動画についてはあまり制限などをしていなかったので、今回のセーフティネット講座を聴いてみて、動画もゲームと同じで脳に刺激を与えていることが分かりました。なので、ゲームだけでなく動画も制限し、自分の体に問題が起きないように年齢制限を守っていきたいです。さらに、SNSでは、少しつぶやいたり、写真をのせたりするだけで、自分の情報が流出してしまったり、正義感で書いたつもりのことが、犯罪にまでなってしまうんだなと思いました。SNSだけでなく、他のことも、しっかり自分で管理したいと思いました。」(1年生徒)
 「動画などをみて、やめたくても自分ではやめられないのは、刺激があるからということが分かりました。『SNSは書いたら終わり』という言葉が心に残っています。今後はネットを使う時、注意しながら使いたいです。」(3年生徒)
 「私は最近インターネットを利用する時間が増えたのでネットの落とし穴を見極めて使うことが大切なんだなと思いました。間違ったおもしろ半分の正義感は、かえって人を傷つけてしまい、その人の心にはずっと残ってしまうので個人情報は気を付けていきたいです。また、楽しくネットを利用するためにも、自分で制限していけるようになりたいです。」(2年生徒)
 「ぼくはまだ、スマホやLINE、ツイート、ティックトックはやったことがなく、ゲームはネットワークにつながらない、すごく古いものをしています。しかしこの先、スマホを持ったりしたときに、どのようにして注意をしながらネットを使うかが分からなかったので、とても参考になりました。また、ゲームやスマホなどによって発生するブルーライトによる人への害についてなども改めて分かったので、する時間などを決めて、自覚をもってやりたいと思います。これからの社会、スマホやPC,ネットワークは欠かせないものとなっている今だからこそ、考えなくてはいけないことが分かりました。今回は、本当にありがとうございました。」
(1年生徒)
◎不安な時や心配があるときは、スマホの電源をOFFにする。ネットから一度離れる。
◎相談メール「shinpai@nisr.jp」

ICT活用の学習
 11月4日に引き続き、12月9日に長野県教育委員会事務局の先生方を招いて、ICT活用の公開授業を行いました。参観された先生方から、生徒の皆さんの学びに向かう姿勢の素晴らしさ、特に自らの考えを仲間に発する姿についてお誉めの言葉をいただきました。
大切なことは、生徒の皆さんの学びが充実することです。これからもICT機器を活用するなどして充実した学習を築いていきましょう。
(本校では県教育委員会“学びの改革実践校”として、ICTを活用した学校間交流を実践研究しています。)


1の2国語「書き初めを練習しよう」
高遠高校の書道コースから4名の1年生が来校し、書き初めの指導をしてくれました。一人一台タブレットで動画を見ながら筆のはねやはらいだけでなく、運筆の速さまで気付いて書くことができました。

2の2数学「図形の調べ方」
これまでは、“証明問題を解いて完成”という授業が多かったのですが、これからは、証明問題の解き方を理解した上で条件を変えて自分で問題を作ることにより、理解を深める授業も目指します。証明を考える上でのフローチャートをスクールタクトで共有していきます。

1の1美術「線による画面構成」
一人一台タブレットで、前の時間に作成した描画の中に色をつけていきます。明度、彩度等を意識し、“タブレットで作った色”を画面上で塗っていきます。

3の1数学「平行線と線分の比」
授業の初めに図形の移動の動画を視聴し、タブレットと学習カードを使って考えます。教室内のグループの机が適度に広がっていて、自分たちで進んで学びに集中する環境が伝わってきました。

2の1社会「近畿地方」
修学旅行で行ってみたい見学地について、各自調査し、一人一台タブレットにまとめて発表。自分のタブレットからコードを使わずに直接電子黒板にデータを送って映すことができます。

3の2社会「公民・契約と消費生活」
地元の商店さんに協力をいただき、販売側の視点に立って3人グループで商品広告をタブレット(keynote)で制作します。

2の1国語
「群読『平家物語 扇の的』」
職員(教頭、堀米、鬼頭、伊藤あ)が出演する群読の動画をタブレットで視聴・比較して、自分たちの群読方法を考えました。

読み聞かせボランティアさん
12月2日(水)6名のボランティアさんに来校いただき、全学級で読み聞かせをしていただきました。
*読書旬間:12/1~12/4
保護者懇談会ありがとうございました。
12月9日から15日まで懇談会を開催いたしました。ご家庭の様子などお教えいただきましたことをこれからの指導、支援に生かしてまいります。ありがとうございました。お家の方から寄せられたお問い合わせにつきまして、以下お読みいただき、ご理解とご協力をお願いします。
Q:「校内生活のスナップ写真をいただけないか」
A:現在、学習活動の写真は、ご家庭のご理解のもと、学校・学年だより等にて使用させていただくと共に、主な行事については学校沿革史のために伊那市で管理するサーバーに保存をしています。これらの写真は、情報セキュリティ、肖像権の観点から譲渡等することができず、また検索や配信等にかかる職員の負担の課題もあり、現時点ではお応えできかねる状況にあります。ご理解をいただきますようお願いします。個人情報保護の観点からぼやかしていますが、学校だより等にてお楽しみいただければ幸いです。
編集後記にかえて
先日、携帯電話を「ガラケー」から「スマホ」に代えました。なんとか電話とカメラが使えるようになりました。スマホもPCです。情報漏洩とならないようセキュリティ対策を施しました。聞くところによるとオンラインゲームによるトラブルが市内で続発しているそうです(声かけ・誘惑、課金による多額請求、生徒間での金銭トラブル、暴力・いじめなど)。基本的な生活習慣や学校生活での生徒間トラブルは学校で対応できますが、ゲームやスマホ等のトラブルは学校だけでは対処しきれず、関係機関を交えてご家庭でご対応いただくこともあります。お困りのことがございましたらまず学校にご相談ください。南澤信之先生をはじめ関係機関と連携して対応させていただきます。トラブルに巻き込まれる前の手立てを大切になさってください。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより201218)から

人権強調旬間を振り返って 校長 山﨑 茂則(2020/12/04)

人権強調旬間を振り返って ~11月24日 校長講話
「恕の心 ~日常の学習から考える~」
 こんにちは。
 新型コロナウィルスが徐々に身近に感じるようになってきましたが、先日もお話したように、私たちにできることは、人を責めるのではなく、今自分にできることを丁寧に行っていくことだと考えます。よろしくお願いします。
 今日は、その話も含めつつ、これまで取り組んできた人権についての話を、日頃の学習と結び付けてお話します。この時間の後半は、私の話も含めつつ、これまで学習してきたことを振り返る時間にしていただきたいと思います。
 まず、最初に、新型コロナウィルスで改めて気を付けたいことについてです。私は、一つ目の感染防止の取り組みはもちろんですが、2つ目に示した「いじめや差別をしない取り組み」が、今、とても重要になっていると考えています。全学級で、新聞での事例をもちいた学習を順番に行っていますので、改めてそこで学習をしてください。

 今週まで「人権教育強調旬間」として、皆さんとともに考え、学んできていますが、この旬間で学んでいることは何か、改めて示しました。一つ目は「いじめや差別をしない取り組み」について、2つめはさらに視野を広めて、「日本や世界で起きている差別、偏見」についての学習です。ここで、大事にしたいことは、この旬間中だけ考えていればいいということではないということです。
 「いじめや差別をしない」と、口では言えますが、これを実行することの難しさは、今、世の中で「いじめや差別」がなくなっていないことを考えればわかるかと思います。でも、あきらめるわけには、いきません。なんとかしていかねばと私は考えています。これは、わたしの考えですが、結局は、一人一人の考えや気持ちが変わることにつきます。それは、「自分の心の弱さに気づく」ということです。たとえば、知らないものへの恐怖、自分と異なるものでの不安、自分が他と違うことへの不安などこういう不安は、誰でもあること。そこを出発点とするということです。もう一つは、自分は正しいと思っているが、本当は偏った見方や考え方をしているかもしれないということに気づくということです。
 実は、今日、どんな話をしようか、ずっと悩んでいて、今年発行した、学校だよりを読み返しました。そうしたら、ほとんどが、「いじめや差別をしない」ことを述べていたことに気づきました。

 さきほど、日頃から考えること、取り組むことが大切だと言いました。振り返ってみると、例えば、この間の防災訓練のこと。仲間に気づくことを話しました。この考えを広げていけば、人類を、もっと大きく、地球を救うには・・・という考えに至ると思います。では、毎日受けている授業はどうでしょうか。
 ここから、日頃の学習を振り返ってみましょう。
 あたりまえの話をしますが、授業は、分からないことが分かるようになることを目指しています。わからないという皆さんが主役です。では、授業がすすんでいって、分かったという人がでてきます。分からないという人もいます。主役は誰ですか?・・・・そうです。わからないと悩んでいる人が主役なのです。

 では、仲間に教えるというのはどうでしょう。脇役ですか?・・・ちがいます。このことは、あとで説明します。
 よく言われることですが、授業で「わからない」と言えることがとても大切だというのは、こういう理由からです。
 もう少し、学習活動を振り返ってみましょう。授業でよくある場面です。
 この中で(*下のスライド画面参照)、みなさんにとって、よく身につく、頭に入ってくる方法はどれですか?隣同士で1分程度、意見交換してみてください。
 1分たちましたので、意見交換はここまでとします。次のテロップを見ましょう。
 これは、エドガーという先生が、学習でよく見につく方法は何かということを考えてつくったピラミッドを参考に、あてはめてみたものです。下にいくほど、学んだ内容が身につくと言われています。

 先ほど、仲間に教えることは、脇役ですか?と言いましたが、実は、人に教える、説明することは、よく理解していないとできません。説明することを通して、内容をよく理解していくことができるということなのです。今、授業で、話し合うことや発表することが多くなってきていると思います。ここで大事なことは、人間関係がとても重要であるということです。学級などで仲がよく、話し合える環境、意見が自由に言える環境ができていることが学習にも大きくつながっています。

 ここまで、日頃の学習にからめながら、人権教育について話をしてきましたが、冒頭に「恕の心」という題を示しました。論語に出てきます。弟子が先生である孔子に質問します。生きていく上で、最も心にとめておくことは何ですか?と。孔子は答えます。それは「恕」かな。自分がされていやなことは、人にはしないことですよ。と。
 「自分がされていやなことは、人にはしない」。授業では、教えてもらいたいというタイミングで教える、話し合いでは、相手を否定せず、自分と違う意見に耳を傾ける。これが大事だということになります。
 ここまで、いろいろな話をしてきましたが、改めて皆さんに問います。「いじめや差別をしないために」自分は、自分たちはどうしたらよいか。これまでの学級での人権学習も振り返りながら、これからの自分づくりをしてほしいと思います。

新聞を活用した授業で新型コロナに対する自分の考えや行動について学びました ~NIE教育~
 10月28日、3年1組で新型コロナウィルスにかかわる県内の新聞報道を題材に、差別や中傷に対しての自分たちの思いや行動について考える授業を行いました。
 生徒の皆さんは、何が起きていたのかという事実から、コロナウィルスがもたらす人の行動に対する怖さを知るにとどまることなく、誹謗中傷やデマに流されない自分、個人情報の大切さを学び、「自分たちの住みたい社会」をつくるために、自分たちがとるべき行動について学びました。
 この学習を全学年で取り組むこととし、現在、同じ題材で授業を行っています。

「~食と農~」 “やきいも大会”
 12月1日、全学年で育ててきたサツマイモを、やますそ1組の皆さんが焼いてくれました。学級では、新聞紙とアルミ箔で包んで準備しました。とてもおいしい焼き芋ができました。

新型コロナ対策・対応について
 市内でも感染された方がいらっしゃるという報道が続いています。命を守る、医療機関への負担を避けるという観点からも校内での感染防止、拡大防止をこれまで同様続けております。万が一、「罹患者」「濃厚接触者」が本校生徒、職員、保護者の方から出ても、どうか慌てないようにお願いします。学校に相談や報告をお願いします。急な臨時休校もあり得ることをご理解ください。
 一番心配なのは、どんな人でも「不安」(罹患すること、周囲に迷惑をかけてしまう心配、他者からの誹謗中傷への恐れ)が増大することです。私たちにできる事は、関係の皆様に寄り添う心持ちを忘れずにいるということだと思います。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
【報告】
 3学年の修学旅行につきまして、県内での学習が無事できましたことに改めて感謝しております。
 宿泊ホテルのキャンセルに伴う経費増加分の支払いが必要となっておりましたが、過日、伊那市議会で補正予算が可決され、全額、伊那市に公費負担していただけることが決定いたしました。関係する皆様に感謝するとともに、変更にかかる費用負担分の支払いがなくなったことをご報告申し上げます。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより201204)から

ICTカンファレンス伊那・高遠 校長 山﨑 茂則(2020/11/09)

ICTカンファレンス伊那・高遠
公開授業参観ご来校ありがとうございました
 11月4日、伊那市ICTカンファレンスの公開授業が高遠中学校をはじめ、市内小・中・高等学校にて行われました。
 様々な方が参観に来ていたので、生徒の皆さんには、緊張の場面もあったかと思います。それぞれの学年・学級で取り組んできた学びを地域、保護者の皆さんだけでなく、オンラインで長野県内の教育関係機関にも紹介できたことは学校にとってもとても貴重な一日となりました。
 ICTを活用した授業は、新しい学習の中でも取り分け充実が求められている分野です。伊那市では、市内全小中学校でICTを活用した学習をすすめています。中でも、高遠中学校は今回の公開授業をはじめとして、他の小中学校に先駆けて取り組み、成果と課題を明らかにして、市内のさらに多くの児童生徒の皆さんが有意義な学習ができるようにと、先生方は授業に取り組んでいるところです。
 ICT活用の授業研究は、すべての教科、すべての場面でICTを活用することが目的ではなく、様々な場面で、どのように活用したら生徒の皆さんの学習が充実するかが大事なポイントと考えています。ちょっと難しい言葉で言えば、臨床研究・実践研究ということになるかと思います。

GIGA-School構想
今、日本では文部科学省、経済産業省が中心となってGIGA-School(ギガスクール)構想のもとに、児童生徒一人一人に1台ずつ、タブレットを用意して、ICT活用の学習をすすめています。高遠中学校も、伊那市内の中でも他の学校に先駆けてタブレットを導入して授業をすすめていく準備をしています。
 今回、1年2組の皆さんは公開研究授業に伴い、一人一台タブレットを用いました。すべての生徒さんの手元に届くためには、タブレットを使用するための約束やご家庭の皆さんにも知っていただき、協力いただきたい事柄があります。それらが整い次第、事前の学習を経て生徒の皆さんの手元に届きます。思い切り学習に活用していただきたいと願っています。さらには、家庭学習の面でもタブレットを活用していけるようになれば、学習にも深まりや充実ができるのではと考えています。

11月4日「公開授業参観」


1年1組「書写」
高遠高校3年生、書道コースの生徒さんとオンラインで会話し、書写を見ていただいたり書き方の見本を見せていただいたりして、アドバイスをいただき、課題の“不言実行”にチャレンジしました。報道関係の方もおいでになっていました。

1年2組「社会」
合衆国の移民政策について、各自がタブレットでデータを収集・分析し、自分ならばという政策を提案、検討し合いました。外国の政策を学んでいますが、自分たちの身近でも考えていかねばならない内容が含まれています。学びを深めてほしいと願っています。

このような表示で、先生や生徒さんの様子が教育関係機関に配信され、研究を深めていただきました。

2学年
 観桜期プロジェクト
2年生全員が体育館に移動し、ブースを作って、自分たちの取り組みを発表し、その道の先達から話を聞いたり、検討をしたりしました。

3年1組「英語」
高遠の魅力を発信する英作文を完成させるために、信州大学教育学部の学生さんから英語の表現方法を教えてもらいました。

ここで使用しているアプリは、会議システム「ZOOM」です。将来、英語の先生を目指している大学生と英語で会話することができたことも生徒さんにとって大きな学びです。
新型コロナウィルス感染拡大防止とご配慮について(お願い)
11月7日、伊那市教育委員会から安心安全メールにてお知らせがありましたように、新型コロナウィルスについて市内小学校で1名の児童の感染が発表されました。本日朝、全校生徒に向けて校長から以下の話をしました。

「おはようございます。皆さんも知っていることと思いますが、伊那市内の小学生が、新型コロナウィルスに感染し、入院しています。Aさんとしましょう。Aさんの学校では、毎日の検温や観察カードの確認をしてきていて、Aさんは、咳が出たことはありましたが、熱が出るといったことはなく生活していました。家族が検査を受けたことから、PCR検査を受け、感染が分かりました。
 どのように感染したのかといったことは分かりません。現在、体の状態は落ち着いていて、心配ないと聞いています。
 今、世界では、新型コロナウィルスの感染が、再び広がっています。日本でも、各地で、感染する人が増えています。例えば、町中で、隣の人がくしゃみをしたことで感染することもありますので、どうして感染したのか分からない、という人もたいへん多くなっています。十分に気を付けていても感染する、ということが起きています。
 伊那市では、以前から、コロナウィルスの感染防止について、市民の皆さんが、たいへん落ち着いて、冷静に対応してくれています。そのことで、春の学校の臨時休業では、ほかの地域に比べ、早く学校を再開することができました。今回も、伊那市の皆さんは、たいへん落ち着いて対応してくださっています。
 皆さんも、毎日の、検温やうがい、手洗い、健康観察を、今まで通り丁寧に行ってください。
 今まで、ニュースなどで聞いたことがあり、知っている人が多いと思いますが、新型コロナウィルスに感染した人や家族、その人が働いている会社などに、心ないことばが寄せられるなどして、たいへん悲しい思いをした人がいます。こうしたことが、私たちの周りで、決して起こらないよう、皆で気持ちを配り合いましょう。そして、Aさんはじめ、感染した人たちが、一日も早く回復してくれるよう、祈りましょう。このことはとても大切なことです。皆さんに、私からも、お願いします。
 伊那市でコロナウィルスの感染が広がらないよう、私たちは、毎日のうがいや手洗い、検温や換気などに、十分に気持ちを配り、落ち着いた生活をしましょう。もし、体の調子が悪いとか、熱があるといった場合には、家族に相談し、病院に行くなどして、休むようにしましょう。
 私から、皆さんにお願いの放送をしました。」


 感染されたお子さんやご家族の方の無事をお祈りします。本校では、これまで感染拡大防止の取り組みを続けており、今後も同様の取り組みを続けてまいります。生徒の皆さんには、これまでの取り組みをこれからも丁寧に続けていくようお願いします。マスクの着用と手洗いの励行、三密を避ける行動等これまでの取り組みを継続してまいりましょう。保護者の皆様には、今後も、冷静な対応をお願いします。
 今後も、本校生徒や保護者、地域の方も含めて、感染は誰でもどこでも起こりうることを念頭に置き、感染が確認された場合には、保健所および伊那市教育委員会の指示にしたがって対応してまいります。その際には、ご理解とご協力の上、冷静におちついて行動いただきますようお願いします。
高遠中学校長 山﨑 茂則

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより201109)から

『聖桜祭』“生徒が主役の生徒会” 校長 山﨑 茂則(2020/10/13)

『聖桜祭』“生徒が主役の生徒会”
Festival for the student by the student
 9月25日・26日、生徒会最大行事の聖桜祭が無事終わりました。「文化祭を生徒の手に」と先輩方が創り上げてきた聖桜祭。今年度も生徒による、手作りの文化祭ができました。
 保護者の皆様、地域の皆様には、この度のコロナ禍による諸対応により、観覧の制限をさせていただくこととなりましたが、限定でのライブ配信やDVD等の販売にて、対応をさせていただいたところです。
小学校の児童の皆さんにもご遠慮いただきました。来年度入学する児童の皆さんには、別の機会で、少しでも多く高遠中学校の様子を知っていただき、夢や希望のもてる進学となるよう準備をしてまいります。生徒の皆さんは、小学生に中学校のすばらしいところを伝えてください。
 今回は、「聖桜祭」特集とします。生徒の皆さんや先生方が撮った写真で振り返りをしたいと思います。3年生には、よき思い出と次へのステップアップを、1・2年生は、次年度以降の聖桜祭へのイメージ作りに役立てていただくことを願っています。

【開祭式】

(舞台裏)

【生徒会企画】

【校内展示】



【2日目の朝…】

【意見文】

【English】



3学年 修学旅行「県内を巡る」

 4月からの延期、再延期、方面の変更を余儀なくされてきましたが、去る10月7日、8日、1泊2日の日程にて無事行うことができました。
 湯田中渋温泉を宿泊地とし、信濃町・野尻湖カヌー体験、小布施町の文化財見学、長野市内ホテルでの食事マナー体験など、旅行代理店さんからアドバイスをいただきつつ、3学年職員と生徒の皆さんで創り上げることができました。
 3年生にとって生涯忘れることのできない思い出ができたであろうことを願い、保護者の皆様にご報告申し上げます。

1学年 「森林学習」

10月9日(金)、1学年の森林学習。晴天であれば学校林での伐採体験でしたが、台風接近のため安全第一を考えて、木工室にて行いました。ヒノキなどの木材を輪切りにしてのネームプレート作りに挑戦。ちょっと大きめの輪切りはコースターにも使用できそうでした。

2学年 総合「観桜期プロジェクト」 ~現地体験学習~

10月9日(金)、2学年では校外に出かけての体験調査活動を展開しました。学年全体で「高遠そば」の実食。
飯島進先生の手作りそばを味わうことができました。午後は飯島進先生から「高遠そば」の由来や歴史、高遠町の取り組みなど貴重なお話をお聞きしました。
「高遠中学校部活動 保護者・指導者合同ミーティング」10月5日(月)
 本校では今年度より「伊那市立中学校部活動運営方針」に基づいて部活動を運営しています。去る5日に上記ミーティングを開催し、「高遠中学校部活動運営方針」の共通理解を図りました。参加された方から貴重なご意見を伺うことができました。
 現状を考えると、ご質問・ご意見・ご要望の中には即答・対応の難しいものがあります。現時点では「運営方針」に基づいて部活動運営を行ってまいります。
今後も、生徒数減少による部員数の減少と近い将来の学校職員の減少・時間外勤務の縮減という課題も踏まえ、部活動の在り方について、検討を重ねて参る所存です。ご理解とご協力をお願いします。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより201013)から

・・・思い・・・ 校長 山﨑 茂則(2020/9/24)

・・・思い・・・
高遠中学校文化祭「聖桜祭」が、いよいよ明日あさってとなりました。生徒会役員の皆さんが日々、カウントダウンボードの日付をかけ替え、「1」という数字が表示されました。
生徒の皆さんには、これまでの準備、お疲れ様でした。目には見えにくい、それぞれの「思い」を、作品に、発表に込めてこられたと思います。その「思い」を自分の中に意識し、大切にしてほしいと願っています。
 
さて、高遠中学校の文化祭の歴史をたどりますと、藤沢中学校では、昭和32年から実施されております。「高遠中学校三十年史」によると「三十二年には、寸劇・クイズ・幻燈・弁論などがその内容として記録が残っている。三十三年にはこれにクラブ発表などが加えられ、年ごとにその内容が充実され、三十五年まで続けられている。」とあります。長藤中学校は、昭和24年、「総合展覧会に学芸品の展示」と記録が残っています。三義中学校では昭和27年に新校舎記念学芸会、弁論大会、昭和32年に「文化祭」に向けての話し合いがされています。旧(新制)高遠中学校は昭和25年ころからの、町公民館主催の文化祭の中で、展示、講演会、東部音楽会、ロードレース、中学生のバザー(おしるこ)も行われたとの記述があります。河南中学校では、昭和23年、農産物品評会と同時に成績品展覧会がもたれています。昭和25年に学芸会、昭和31年から34年まで、河南村の文化祭、農業祭と同時に行われており、年によってはバザーも開かれています。
 
統合高遠中学校では、昭和37年の体育館落成式に併せて展覧会が開催されています。では、「文化祭」は・・・昭和46年の文化祭が1日であったとの記載があります。午前は自由見学、午後はクラブ発表という形でクラブ員の歌、演奏、劇の鑑賞のみであったとのこと。この頃から「文化祭を生徒の手に!」という願いが高まり、昭和51年、生徒会文化祭準備委員会が設けられることとなりました。そして、生徒(生徒会)の手による文化祭『聖桜祭』が昭和52年から始まりました。それから43年が経ち、明日を迎えます。生徒の手による文化祭を実現すべく努力を積み重ねてきた先輩方に感謝し、明日を迎えたいと思います。

私も中学校時代(宮田中学校卒、昭和50年代)、文化祭というものがありました。クラブの発表で(なんと)英語劇の準主役でステージに登ったことがあります。その作品名が何だったのか、どんな台詞を言ったのか、今では全く覚えていませんが、父親に借りた大きな背広を着て、ステージに立っていたという映像のみが頭に残っています。(これのおかげで、「どもり」のある私も、人前で話すということが少しずつできるようになったのかもしれません。英語はさっぱりですが・・・)

皆さんにとって、聖桜祭がどのような映像を残してくれるのか、それは自らかかわり、自ら取り組んできたことが残るのだと私は考えます。それこそが、自分の光輝く瞬間なのだと思います。すばらしい二日間にしてください。



保護者の皆様
保護者の皆様におかれましては、これまでの聖桜祭の準備にかかわって、ご理解とご協力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。作品の制作や準備のために放課後や休日などの活動にご理解をいただけたことに改めて感謝申し上げます。新型コロナ禍の中、できる範囲での発表とはなりますが、それでも生徒の皆さんは、時間を惜しんで、自分の果たすべき活動に熱心に取り組んでまいりました。

ご家庭からの参観が保護者の方のみとなってしまったことが心苦しいところですが、ぜひご来校くださり、お子さんの「今」と「これまで」、そして「これから」を見ていただければ幸いです。
ご来校をお待ち申し上げます。

「1学年宿泊体験学習」(9月8・9日) ~国立信州高遠青少年自然の家~

延期されていました1年生の宿泊体験学習は、晴天の中、けがなどなく無事行うことができました。保護者の皆様には、ご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。


※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200924)から

充実の2学期を願って 校長 山﨑 茂則(2020/8/28)

充実の2学期を願って
 例年よりも短い夏休みが終わり、2学期が始まりました。1学期、夏休みも含めて、ご家庭でのご指導、ご支援に感謝申し上げます。
 新型コロナ禍の中、諸行事の見直しがあり、保護者の皆様には見通しの持ちにくい状況であること、心苦しく思っています。少しでもお役に立てますよう努力してまいりますので、ご理解をお願いします。
 さて、2学期には大きな生徒会行事「聖桜祭」があります。大変心苦しいところではありますが、ご来賓や地域の皆様には、本年はご来場をご遠慮申し上げ、保護者の皆様にのみご案内申し上げて、開催の運びといたします。
 例年通りとはいかないまでも、生徒の皆さんの活躍の場、成果を発表する場として、できる限りの準備をすすめてまいります。
 1年生の宿泊学習につきまして、計画通りの実施の方向で準備をすすめています。地元の施設という強みを活かし、自然の中で、友と支え合いながら、自らを伸ばす良い機会にと願っています。
 延期となっていました3年生の修学旅行につきまして、新型コロナの状況を鑑み、10月上旬、県内1泊による修学旅行を実施することといたしました。3年生一人一人の気持ちに寄り添ったものとは言えないことは十分承知の上で、それでも何とか実施にこぎ着けたい。そういう思いでいます。
 例年であれは2年生の職場体験学習ですが、やむなく中止といたしました。そのような中、2学年ではこの2学期、「観桜期プロデュース」を軸に、進路学習、人権学習等、計画しております。
 明日を担う子どもたちの成長を願って、教育活動をすすめてまいりますので、ご協力をお願い申し上げます。

中体連「夏の大会」へのご理解とご協力に感謝
 8月1日・2日・8日・9日と、中学校体育連盟主催の上伊那の体育大会、中南信の陸上大会が開催されました。6月の大会ができず、県大会、北信越、全国といった大会が中止となる中、3年生の皆さんには直前まで、ご心配をかけることとなりました。お家の皆様には、大会までのご理解とご協力、当日のご支援とご声援(拍手)をありがとうございました。
 どの部活動、試合も全力で取り組んでくれました。それぞれの生徒さんにとって、一つの区切りとなる大会となったであろうことを願っています。
 2学期が始まり、それぞれが新たな出発の時期を迎えています。日々の練習の中で、運動や文化に対する意識を高めるとともに、仲間と支え合い励まし合う関係を強化し、充実した活動を・・と願います。

始業式(8/20)校長講話 「挨拶愛語」
 1学期終業式に引き続き、2学期の始業式もZOOMにて、校長室と各教室をつないで始業式を行いました。戦後75年…節目を迎えたことも踏まえたお話をさせていただきました。

 おはようございます。13日間の夏休みでしたが、今朝、みなさんの姿を見て、例年にも増して暑い日が続く中、しっかりと休みの生活をしてきた様子が伺え、うれしく思います。出かけることも制限があり、いつもとは違う夏休みだったと思いますが、今日から2学期ですので、気持ちを切り替えて取り組んでください。
 はじめに、8月1日から9日にかけて行われた中体連、夏の大会では、3年生をはじめとして運動系の部活動の皆さん、お疲れ様でした。お聞きする中で、粘り強く最後まで全力を出していたと報告を受けています。3年生は引退、引継ぎ、そして新たな目標設定と大切な時期となります。
さて、今日もZOOMによる校長講話となります。資料を用意しましたので、その資料を見ながら共に考えていきましょう。
 今日、皆さんとともに考えたいことは、高遠中学校の目指す姿の一つ、「挨拶愛語」についてです。挨拶愛語、皆さんにとって、日々行われていることですが、少し異なる視点から、この「挨拶愛語」を考えてみます。

 今年は、第二次世界大戦、太平洋戦争終結から75年の年。皆さんも8月6日には広島原爆で犠牲になられた方への黙とうを捧げました。8月9日の長崎原爆、8月15日の終戦記念日に黙とうをささげた人もいるでしょう。この75年間、幸いにも日本が他国と戦争をするということがなく、今日を迎えています。平和という言い方をする方もいます。安定という言い方をする人もいます。その中で、8月6日や8月9日に何があったのかを知らない、忘れてしまった若者がいるという報道を聴いてショックを受けています。
 しかし、この75年間、世界では、多くの戦争や紛争が起き、尊い命が失われていることを皆さんはどこかで学んでいると思います。私が中学時代に学び、また記憶に残っている戦争をあげてみました。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、どの大陸でも戦争が起きています。そして、今なお戦争が終結していない国があります。犠牲になっているのは、兵隊・兵士だけでなく、さらに多くの住民、市民であるということです。

 なぜ戦争や紛争がなくならないのか、どのようにしたらなくすことができるのか、私は、戦争とか紛争を考えるというよりも、自分自身の心のあり様について考えています。みなさんもたくさんのことを学び、考えてほしいと願っています。そこで、次の3つのキーワードを示します。
 それは、(1)コンパッションCompassion。共感とか思いやりという意味です。自分の感情の部分。2つめは、(2)コミュニケーションCommunication。話し合い。3つめは、(3)コミュニティCommunity。共同体という意味です。存在の在り方を示しています。この3つに共通することは、自分以外の人とどのようにかかわっていくかということです。それを今、皆さんは、この学校で学んでいます。

 「挨拶愛語」。先ほどの3つのキーワードに共通する、本校の目指す姿です。多くの皆さんはもうできている。十分に果たしていると考えているでしょう。ところが、これが当たり前すぎて、本当に重要であるという認識が持ちにくいという面があります。もう一つは自分自身の心のあり様に左右されやすく、実行に移せないという場面もあるのではと考えます。その原因を考えます。

 学校生活の中での皆さんの悩みの一つは、自分が他者からどのように見られているかということです。自意識といいます。だれでも、思春期に特に強く出る感情です。ところが、この感情が強くなりすぎたり、うまくコントロールできなかったりしたとき、問題が発生します。その典型は、他者を排除しようとする行動です。それが差別であり、仲間はずしということです。
では、どのような自分であったらよいか。その一番身近で基本となるものが、「挨拶・愛語」と考えます。

 そのことを通して、自分を好きになる(友を好きになる)。隣人に対する接し方を大切にする。「私たち」と言った時の「たち」の範囲を広くする。そして、これが最も大切な心構えだと考えますが、違うということを許容する(共有)ということです。
 戦後75年という節目の年、皆さんの日々の生活の中で考え、取り組んでほしいこととしてお話しました。

 9月には聖桜祭が開かれます。生徒会執行委員の皆さんは夏休み中も学校に来て準備をすすめてくれています。今日の話にも通ずるところがあります。だれもが楽しめるものにと願っています。以上で私の話は終わりとします。

新しい先生の紹介
 新型コロナに対応するための学習保障として、国の補助で、新しく学習指導や学校サポートの先生をお迎えすることができましたので紹介します。
 ・「田中 秀之」先生
  学習指導補助員として、お迎えしました。主に3年生の数学の授業で教科の先生と一緒に数学をみていただきます。
 ・「小山 太士」先生
  スクールサポートスタッフとしてお迎えしました。校内の施設・設備の消毒や環境整備、保健室のサポートをしていただきます。
 *田中先生は昨年度もパワーアップでお世話になった先生です。小山先生は高遠中のOBです。よろしくお願いします。

学校アンケート調査ご協力に感謝
 7月の学校アンケートへのご協力、ありがとうございました。多数のご意見を賜りましたことに感謝申し上げます。アンケートは、保護者の皆様だけでなく、生徒、職員からもとっております。現在、集計まで進み、分析を始めております。
 学校への温かな励ましのお言葉を頂戴しつつも、新型コロナ禍による影響を心配されるお声もいただいております。また学校からの急な連絡対応について、ご指摘をいただいております。職員の指導や対応についてもご指摘をいただいております。生徒の皆さんからは、授業評価、生活アンケートをいただいています。
 保護者の皆様、生徒の皆さんの声を大切に、改善を図りつつ学校運営、教科指導をしてまいります。できかねることも多々ありますが、できることはできるようにしたいという思いでおります。保護者、生徒の皆さんの協力なくては実現できないものですので、今後もお声をいただき、ご理解とご協力を賜りながら、学校運営をしてまいります。よろしくお願いします。なおアンケート結果については、校内対応も含め、後日別途お知らせいたします。

3年生の数学の授業風景から


通学に十分注意を(横断歩道など)
 8月19日、長野市内の国道(横断歩道)において、普通自動車と自転車が衝突し、小学生が亡くなるという大変痛ましい交通事故が起きてしまいました。また、15日には、千曲市の県道でトラックと自転車が衝突し、高校生が亡くなってしまいました。
 今年に入り、県内で自転車に乗っている時の交通事故ですでに8人の方がお亡くなりになっているそうです。
★自転車(通学も含む)はヘルメットの着用と左側通行。歩道も安全上、乗り入れ可能を頭に置いて乗車を。自転車も「車」です。
★全ての歩行者に…信号「青」を過信しない。横断歩道も十分注意。それ以外は命の保証がないということを頭に置いて行動を。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200828)から

令和2年度「学校要覧」に寄せて 校長 山﨑 茂則(2020/8/3)

令和2年度「学校要覧」に寄せて
 本年度の学校要覧が完成しましたので、過日、各ご家庭に配布をさせていただきました。表紙は、高遠のシンボルである桜をベースにした色合いです。
 本校は昭和22年(1947年)4月1日、学制に伴い高遠中学校、長藤中学校、三義中学校、河南中学校、藤沢中学校がそれぞれ設立されたことに始まります。その後、高遠・長藤・三義・藤沢各中学校の統合により昭和34年8月1日に「統合高遠中学校」が設立(実質統合は昭和36年8月21日)、昭和39年に河南中学校を統合して、現在の高遠中学校となります。2017年が学制から70年ということで創立70周年記念撮影が行われました。本年度は、73周年(74年目)となります。
 高遠中学校は「高遠の学」を受け継ぐ中学校です。「高遠の学」は、阪本天山先生にはじまり、中村元起先生が開く「進徳館」の教育、「実学」に通じます。本校は、高遠の学統を継承し発展させるところに、本校教育の目標があります。学校教育目標「学則得」は、伊澤修二先生の言葉ですが、高遠の学の精神の柱であり、実学の精神を端的に表現した言葉となっています。その具体が「高遠の子」(挨拶愛語、清掃不言、花作相見、歌声響合)となります。
 学校要覧をご覧になり、お気づきのことがございましたら学校までお知らせください。

2年生、月蔵山は残念でしたが、楽しいピザづくりに挑戦(7/14)
 月蔵山登山は、雨天中止でしたが、「ピザづくり」は校内でチャレンジすることができました。


 今年度、生徒の活動が例年通りにいかないことが多い中、生徒の皆さんは一つ一つの学びの場の中に、めあてや達成感を自らの中に見いだして活動しています。そのこと自体がとても大切な学びとなっています。

「SOSの出し方」授業
 『これから辛いことが多くあると思うけど、一人で抱え込まずに、相談したりしてやっていきたい』・・・これは、7月20日に2年生が「SOSの出し方」(道徳)を学んだ時の生徒の感想です。
 授業は、実際に起きた命にかかわる事柄について、あらかじめ自分の考えをもち、グループの仲間と真剣に考え合うものでした。授業のはじめに北澤教諭から「中学生はどんなことに悩んでいるか」データを示してもらいました。後半では、保健師の先生からもお話をいただきました。

 社会には、相談できるシステムがあること、保健師さんが見守り、相談にのってくれること、相談することの勇気、相談に乗ってあげる心遣い…様々に大切なことを学びました。今後、1年生、3年生も学習していく予定です。
 過日、「チャイルドラインカード」を生徒の皆さんに配布しました。子ども専用の相談ダイヤルです。抱えている悩みを誰かに聴いてもらえるだけで気持ちが楽になります。決して「一人ではない」ということを忘れないでいてほしいと願います。
 悩みは尽きませんが、「けっして一人で悩まないでください。」

「ICTと音楽のコラボ」(音楽)

 タブレットのアプリを用いた作曲の授業。驚きました。リコーダーやピアノやハーモニカを使って作曲し発表となると、作曲だけでなく演奏の力量も必要になります。今回は、イメージした曲を入力し音源も選択して作曲していきます。「参考に」と聞かせていただいた生徒さんの製作途中の楽曲はハイレベルなものでした。本当にびっくりしました。

PTA作業 ありがとうございました!
7月19日、1学年PTA親子作業で、学校施設の清掃・整備をしていただきました。
おかげさまでとってもきれいになりました。ありがとうございました。

進路講話 ~3学年~

 3学年では、高等学校の校長先生をお招きして進路講話がありました。全ての学校の校長先生というわけにはいきません。生徒の皆さんの参考になるように複数の高校に絞って来ていただきました。校長先生方は、高等学校生活のことはもちろんですが、ご自身の学校の良さや特徴を、熱意をもってお話されている様子がとても印象深かったです。3年生の皆さんの参考になればと願っています。

修学旅行「再延期」
 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3年生の修学旅行を再度延期することとし、7月22日、3年生の皆さんに伝えました。
 状況と事実のみお話したため、3年生には十分に納得できかねる生徒もいると思いますが、こればかりは無理はできないと判断いたしました。延期先の期日だけでなく、方面・日程についても再度検討する必要があります。6月に3学年の保護者・生徒の皆さんにお配りした通知をもとに、今後早期に対応をすすめてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

みんな違って みんないい
 前回のお便りの中で、「みんな違って、みんないい」についてのお話というお約束をいたしましたので、そのことについてお話します。
 過日、2年生の学級で「SOSの出し方」についての学習をいたしました。本校で大事にしている命についての授業です。あいにく私は出張で授業を見ることがかないませんでしたが、生徒の皆さんが熱心に考え、取り組んでいたとの報告を受けています。
 「考えるカエルくん」という本があります。ネズミ君と顔を比べて、歯や耳が無いことに気付いたカエル君は、他の動物はどうなのか、探していきます。そうして、目も鼻も、耳も無いミミズに行き着きます。そして、「無くてもいいんだ」ということを理解していきます。そういう内容の本です。
 人には違いがあります。そして、その違いを自分のマイナスととらえがちです。特に思春期の中にいる中学生ならばなおさらでしょう。
この世の中に「私と同じ」人はいません。ところが誰かと同じでないと安心できないという心理、異なるもの・ことに対する不安から、同調圧力が働き、少数を排除する動きが起きたり仲間はずしをしたりしてしまいます。
 そこで、ちょっと私の昔話を聞いていただいて、命や心について考えていただければと思います。
 かれこれ30年ほど前の話になります。当時、私は中学校に勤務しておりまして、ある研修の折りに「大須賀発蔵(おおすがはつぞう)」先生という方に出会いました。大須賀先生はすでにお亡くなりになってしまわれたのですが、初めて大須賀先生にお会いしたその中で、自分の置かれた状況や悩み、挫折感を素直に話すことができました。大須賀先生はやわらかなお声で、「そうですか・・」と頷きながら私の話をずっと聴いてくださいました。
 私の話を聴き終えると、「先生、パワーレス イズ パワフルですよ」(Powerless is Power-full )と一言のみ話してくれました。自分は弱い者である。そういう自分であるからこそ、自分は強い。“そうか、弱くてもいい。マイナスがあることがプラスになる”という意味も含んでいるのでしょう。そのように私は解釈し、心が温かくなり、元気をいただいて、なんとかその頃の苦しさをやっとこさ乗り越えて教員生活を続けることができ、現在に至っています。
 その大須賀先生から、私は次の言葉を教えていただきました。これは仏教の華厳経にある言葉です。

池中蓮華 大如車輪
青色青光青陰
黄色黄光黄陰
赤色赤光赤陰
白色白光白陰
雑色雑光雑陰
微妙香潔

 ご存じの方には、それこそ釈迦に説法で大変失礼しています。この言葉は、阿弥陀経の中にもあります。おおまかな意味は「池の中に蓮の花が咲いている。青い花には青い光と青い陰、黄色の花には黄色の光と黄色の陰・・・・諸々の色の花には諸々の光と諸々の陰がある。それが微妙で香しく潔い。(みんな違って、みんないい)」というところでしょうか。
 この中で、大須賀先生は「光は確かにすばらしいものだが、陰もとても大事なものだ」ということを教えていただきました。「闇」ではなく「陰」です。心の中に陰を持っていることが、他の人にやさしくできる、陰があるから、光の部分が表れてくるのだと受け取りました。
 いじめや仲間はずしなど、友だちから、時には大人から心を傷つけられるという悲しい出来事が後を絶ちません。特に今はインターネットが発達し、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が多くの人に広がっている時代となり、これによりさらに多くの問題が起きています。私は、いじめや仲間はずしなど他者に対して悪影響を与える元は、心の弱さであり、「闇」ではないかと考えます。

 それに対していじめられた、仲間はずしを受けたことによって心に傷を負うなどして、心の中に「陰」の部分を持つ人だからこそ、人として他者に寄り添う生き方ができるという考え方があるということも知ってほしいと願っています。大事なことは、この「陰」のところを聞いてくれる、受け止めてくれる人が必要であり、生徒にとっては、兄弟姉妹や友だちということもあるでしょうし、親や身近な大人が気付いて、聴いてあげられるようであってほしいと願っています。
 このことが、いじめや仲間はずしをする人にも寄り添えたならば、世の中もっと変わるのではないか、暮らしやすいものになるのではないかと考えます。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200803)から

生徒会の船出に寄せて 校長 山﨑 茂則(2020/6/29)

生徒会の船出に寄せて
 去る6月5日(金)。今年度初めての生徒総会に出席しました。新型コロナ対策の一環として生徒全員が集まる総会でなく、ZOOMにより各教室と多目的ホールをつないでのオンライン総会開催でした。今、テレビでもさかんに行われている「3密」を防ぐ総会。高遠中学校では初めての取り組みだったのではと思います。
 生徒会役員の皆さんにとっては、とても緊張の総会であったであろうと思います。また全員が登校してから短期間での総会でもありました。準備の時間が少ない中、総会が成立し承認されたことにお祝いを述べたいと思います。おめでとう。
 総会の折にお話しすることがかないませんでしたので、紙に書いて廊下に掲示しました。ここでは、生徒会スローガン「前人未踏 ―誰も見たことのないその先へ- 」にちなんで話をします。生徒会とはやや次元が異なりますが、なぜか「前人未踏」につながっています。
現代は、予測することが困難な時代、多様性が尊重される時代、グローバル化社会、「ソサイアティ5.0」と言われる新たな社会構造へ移行している時代と言われます。
 そのようなグローバル化社会に向けてどのように生きていくか、中学生としてだけでなく、私たち大人にも通ずる話として、ある人生の先輩からお聞きした、経営コンサルタント会社の研修の話をしたいと思います。
 この研修の期間はおよそ1か月。毎日、早朝から夜中まで講義と試験を繰り返すという日課。日々の試験結果は、全てその研修に参加させてくれた勤務元の企業の代表者宛に封書で送られていました。中学生の皆さんに当てはめてみると、単元テストが毎日あって、その日のうちにお家の方に結果が届けられるというところでしょうか。社会に出て就職し、活躍し、期待されて研修に送り出されて参加した方も多かったようですが、そういう活躍している人でも、研修の途中でスピンアウト、会社をやめてしまう人がいたそうです。わたしも1か月ほど県外で研修に参加させてもらったことがありますが、このような厳しいものではなかったと記憶しています。
 さてこの研修で、講師の先生が繰り返しお話していた言葉がありました。
“企業活動に限らず、生活していく全ての環境、事象において、「個性」「困難」「複雑」「分散」「先発」の5つの要素が、生きながらえる要素で極めて重要”
というものです。ここからは、私なりに「中学生ならば」という解釈を付けて説明したいと思います。

①「個性」
個性がないものは、存在の理由無し。
 厳しい言葉です。でも、考えてみれば全ての人に個性はありますので、個性がないということはないのです。しかし、気を付けないと自分の個性を隠してしまったり、他の誰かの真似をしていたりということはないでしょうか。自分の持ち味を見出し、磨くことが生きる上で大切であるということです。必ず、だれにでもすばらしい個性があります。その個性を自分が認識し大事にすること。個性を互いに大事にしていくことが仲間として取るべき行動です。
 「みんな違って、みんないい」といいます。この思いを新たにしたい。もともとみんな違うのですから。(みんな違って…はまたいつかお話をしたいです。)

②「困難」
より困難な、難しい事に挑戦し、他の人が諦めたことに敢えて取り組むべし。
 「他の人がやってだめなら、自分もだめ」と考えるのではなく、自分が挑戦することで、これまでにない新しいものが生まれるという発想で取り組むことです。これまでの自分ならだめだったものが、今の自分ならできるということもあります。小学校の縄跳びや鉄棒を思い出してみてください。
 現代社会はこれまで効率を重視し、構造は複雑でも使う人からすれば簡単なものを作り出すことが多かったように思います。よくよく考えると、そのような先端技術や科学の進歩も、困難に挑戦し続けてくれた人がいるからこそ実現しています。

③「複雑」
今の時点で、より複雑な事に取り組むべし。
 より難しいと、他の人が中々真似できない、オリジナリティが生まれる事になります。コロナウィルスの影響で厳しい今、企業では、これまでになかった新しい商品が生まれています。
 個性を大事に、困難を経験していくことに重なります。

④「分散」
人、もの、お金を集中させていると、一見、合理的・経済的に見えるが、一端大きな事故が起きると全てを失ってしまい、復活が難しい。
 例えば日本では、東京に様々なものが集まっています。これを危惧する人もいます。伊那市では、「伊那に住んでいても世界と通ずる」街を目指しています。東京に行かなくても活躍できる環境があります。
 例えば皆さんにとって、学級の中でだれか一人に責任を負わせ、全ての仕事を任せていたらどういう事になるかを想像すれば分かるでしょう。生徒会もたくさんの仲間で創り上げてほしいと願っています。

⑤「先発」
他の人が未だやった事がない分野、事を先駆けてやるべし。
 自分にとって新しい事に挑戦することこそ、この「先発」に通ずると考えます。前人未踏ということは未知の世界に入っていくということ。当然、他の人が未だやっていないことに着目することは目のつけどころがよいということでしょう。

 このお話をしてくださった方は、実際に1か月の厳しい研修を受けられ、その後、海外の会社の責任者となりました。言語が通じない世界、互いの思想や信条も異なる世界の中で、長年にわたってご活躍されました。また、地域の役員をたくさんお引き受けいただき、そのお仕事も徐々に後進に譲って、現在は新たな事業をお手伝いしているとお聞きしています。
スポーツをはじめ、多くの達成者が共通して語る言葉に「自分で限界をつくるな」「自分で限界を決めると、それ以上は伸びない」があります。皆さんには、様々に「挑戦」することを託したい…そんな思いでいます。

(保護者様)24日の学年PTAにご出席くださいましてありがとうございました。7月に学校運営にかかる保護者アンケートを予定しております。改めてご理解とご協力をお願い申し上げます。(校長)

食と農の取り組み
 今年も「食と農の教育」の取り組みが始まりました。お借りしている畑での学年作業や観桜期に向けた梅漬けなど、学年の特色を活かした取り組みです。生きることの根源につながる食と農から多くを学び取ってほしいと願っています。





2学年「観桜期プロジェクト」に寄せて
 6月19日、2学年の皆さんが来年の観桜期に向けてプロジェクトを考え、発表してくれました。ここに、お話しした内容を少し付け加えて、ともに考えてみたいと思います。
 話の中身をざっくりと言うと、これまでの活動とこれからの活動で大切なこととして、「知る」「かかわる」「取り組む」「描く」の4つがあるという話をしました。
 今年度、2年生は新型コロナ禍により、やむなく職場体験学習をとりやめることとしました。この体験学習は、20年以上も前から続いている学習で、当時は「進路指導」(職業を知る)の一環として行われていました。この活動を単なる活動にとどめることなく、生き方を学ぶキャリア教育として、“キャリアスタートウィーク”と銘打ち、はじめたのが平成17年。その年は、のべ6日間の職場体験を行いました。
 ここで大事にした学びが、先ほどの4つの言葉です。
  ①「知る」  =「自己理解」
  ②「かかわる」=「人間関係形成力」
  ③「取り組む」=「実践力」
  ④「描く」  =「将来設計力」
というそれぞれに身に着けてほしい力が含まれているということです。2年生には、自己理解ではなく、仲間(他者)を知るという話をしました。観桜期プロジェクトをすすめていけば、必ずや職場体験と同等の学びが実現できる・・・これが2学年の先生方の思いであり、願いなのだと私は理解をしています。
日常生活の中で、たくさんの「知る」「かかわる」「取り組む」「描く」があります。知らないうちに多くのことを学んでいるということになります。

花作相見
 学級ごとにまとまって「ポット移植」を行いました。校内にある花壇を全学級で分担し、夏から秋にかけて学校が花に満ちあふれるよう、小さな苗を一つ一つ移
植していきます。ポットを準備してくれた委員会の皆さんに感謝です。備えあっての取り組みです。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200629)から

芽吹き 校長 山﨑 茂則(2020/5/29)

芽吹き
 5月20日、3年生の環境委員の皆さんが、秋花壇に向けての種まきをしてくれました。
 FBCコンクール出場を目指しての種まきですが、やはり花を愛でることの楽しさや花が咲く楽しみが一番です。アゲラタムの種は、1mmにも満たないほどの小さな種で、風に舞わないかひやひやしながらの活動でした。

「花作相見(はなづくりそうけん)」花づくりを通して、わが身を映し振り返る、花を相見るという意味が込められています。仲間と見合うという意味ともとれます。花づくりを通して、温かく優しい心根、高遠の子の美しい姿の一つに変わりはありません。目指す姿の一つでもあります。
 25日、温室を見てみるとマリーゴールドをはじめ、すでに芽吹きが始まっていました。

ある一定気温を超えてやっと芽吹くと聞いていましたが、あっという間の芽吹きに驚きました。やはり自然の巧みさ、不思議さです。自然に生えてくるものは、もう少し早く芽が出て大きくなっていることと思いますが、あせらず、丁寧に環境委員の皆さんを中心に、全校で花づくりができることを願っています。

音のある風景
 25日から通常の日課がスタートしました。まだ体調が十分に慣れていない生徒さん、緊張感をもって生活している皆さんもおいでかと思います。あせらず、日々の積み重ねをお願いしたい。教室や廊下から聞こえてくる生徒の皆さんの声、放課後の部活動で体を動かし、声を掛け合い、楽器を奏でる様々な音に、学校そのものが励まされているように感じます。
 これまで、お家の皆様には生徒の皆さんを家庭でお支えいただいたことに改めて感謝申し上げます。



思いを伝える
2年1組の生徒さんが、医療従事の方々へメッセージを送ってくれました。その一部を校内の案内看板で放映しました。


本校では家庭通知の他、学校からの情報発信として、さまざまにお便りを出しています。
“プリントが多くて・・・”というご指摘もあろうかと思いますが、それぞれお伝えしたい内容をもって発行していますのでお時間の許す限りお読みいただければ幸いです。
〇学校だより「高遠の子」
〇1学年だより「ひとすじの道」
〇2学年だより「すがしさ」
〇3年だより「学則得」
〇図書館だより「そうだ!本、読もう」
〇保健だより「さくらいろ」
〇生徒指導だより「挨拶愛語」
*いずれも不定期です
この他に、学級だより、生徒会だよりなどがあります。

ソーシャルディスタンス
 今、人と人との距離を少し離しましょうという“ソーシャルディスタンス”が求められていますが、私たちのお互いの距離とはいったいどういうものなのか考えてみたいと思います。
 宇宙は、今なお膨張を続けているという話を聞いたことがあるでしょうか。天文学者のハッブルは「銀河の間の距離をずっと観測していたら、互いに離れていく」ことを発見しました。この発見により、宇宙はどんどん膨張していること、星々もお互いに離れていくということが明らかになりました。離れ方は遠いものほど速く離れ、いずれ光の速さを超えてしまいます。そうすると、果てにある星からは、光も含めて何も地球に届くことはありません。そこで宇宙を「可視宇宙」(観測可能な宇宙)とも言うことがあります。実際の宇宙はさらに広いのかもしれませんが、光がすでに届かないほどの遠くにあることで影響がない、あまり考えなくてもよいと考える学者さんもいます。でも知りたいですよね。その果ての先を。
 さて、話はソーシャルディスタンスに戻ります。新型コロナ対策で言う距離は、おそらく物理的な距離を示していると考えますが、心の距離はどうでしょうか。「ソーシャル」=「社会」「社交」という意味で考えれば、私たちの心と心の距離までもが離れてしまうのはさみしいものです。逆に、心の距離感が互いに違うことで、トラブルが起きていることも事実です。
 『わたしとあそんで』(マリー・ホール・エッツ著、絵本)の中で、「わたし」はいろんな動物と遊ぼうと声をかけたりつかまえようとしたりします。当然みんな逃げてしまいます。
「だあれも遊んでくれない」と、石の上に腰かけてじっとしていると、それまで逃げていった動物たちがみんな「わたし」のそばに寄ってきます。「そのまま、音を立てずに、じっとしているわたし」にどんどん動物たちが近寄ってくるのです。
 宇宙の果てとは異なり、私たちはどのような形であれ、様々な人との関わりの中で生きています。自分からすすんで関わっていくことがよい場合もあれば、待つことがよい場合もあります。相手や状況によってすべて異なるので、一つ一つ、ある意味失敗をしながら関わりをつくっていくことがよいのではと思います。この失敗がとても大事で、近づきすぎたら「近いよ」と言われることで分かってくるし、あんまり離れていると、なんで話しかけてこないの・・と言われもして、距離感というものを自分で獲得していくことになるからです。だからこそ、失敗を責めないことがとても大事だと思います。
 ちなみに、ここで話をしてきた宇宙の真ん中はどこでしょう。それは「わたし」です。わたしを中心にした宇宙の広がりです。と言うことは、すべての人がそれぞれ、自分が中心なのです。人と人が出会えば、お互いに自分が中心ですから、意見や対立が起きるのは当たり前なのかもしれません。
 そこを、どうやってクリアしていくか。人との付き合い方や考え方について、大人も子どもも、「自己中からどのように脱出するか」をみんなで勉強しているのかもしれません。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200529)から

三つの学び方 校長 山﨑 茂則(2020/5/14)

三つの学び方
 臨時休校が続きますが、本校では学年別登校による学習とZOOMを活用した学習の2つの学習方法の併用を試みています。個別の登校での支援も継続していますので、気軽にご相談ください。
 学習時間は、1日3時間と通常の半分です。また1時間の授業時間は30分です。これは、生徒の皆さんが長らく家庭で生活していたことから、一気に通常の学校生活でスタートさせることによる影響や、体調や心身の状態を見ながら始めることがよいとの考えからです。臨時休業が明ける25日から通常の日課でスタートできるかを見極めてまいりたいと考えています。

 登校日での学習もZOOMでの学習も学び方は基本的には同じです。問題や課題を解決しつつ、知識や技能を身に着けるとともに、考え方や表現方法など思考力や表現力を高めていきます。授業時間が30分ですので、学習内容の詳細な部分まで丁寧に行うことは難しい面があります。30分の学習と次の学習までの時間が30分ありますので、体や頭を休めることがポイントと考えます。人間の頭は、なんでもかんでも詰め込めばよいというものではありません。(そういう勉強が必要な時もありますが。)頭を休めることで、学習した内容を頭に浸み込ませていくとよいと聞きます。家では、テレビやゲームの時間にしないよう、しっかりと頭を休ませてください。学習し記録したノート類を見返すことや教科書のページを見返す時間にしてもよいです。
 学校での学習、ZOOMによる学習では、プリントと教科書を用いて、基本となる考え方を中心にしてすすめますので、覚えておきたい事柄の復習や類似の問題を数多く解くためには、「家庭での学習」が不可欠です。これが3つ目の学習です。臨時休業中の家庭学習の時間は通常の日よりもたくさんあります。特に昼過ぎから夕刻までの過ごし方を工夫したいところです。体を休めることや今日の学習の復習など、有意義に過ごしてほしいと思います。

学習内容をリカバーするために
 現在、高遠中学校では学習内容を十分に扱う時間の確保に向けて、年間の行事計画の見直しや長期休業中の学習について検討をしています。いつもの年の90パーセント以上の授業時数は確保したいと考えています。そのために、夏休み期間中に登校日を設けて授業を行うことも検討していますので、ご承知いただきますようお願いします。なお、日課については、通学方法や体調等を考慮して1日6時間の授業時数は変えないようにしたいと考えています。

(1)夏期休業中の登校学習
 夏期休業中に複数日の登校日を設定する予定です。期間について調査研究中ですが、夏休みは10日以上確保できるようにと考えています。状況が刻々と変化しておりますので、お伝えすることはもう少し先になります。

(2)年末年始休業中の登校学習
 年末年始休業も1日程度の登校日を検討しています。3年生の家庭学習を考慮するとともに、冬季のインフルエンザによる休校、今回のような臨時休業が冬季に再度あるかもしれませんので、その備えも検討してまいります。

新型コロナウイルス感染拡大防止にかかる学年行事について
 新型コロナウイルス感染拡大防止のために、学校行事についても、様々に検討をする必要がでています。特に、各学年での宿泊を伴う行事につきましては、上伊那の中学校の様子を聞いたり、伊那市教育委員会、伊那市内の校長会とも相談・情報交換などを行ったりしています。すでに決定した行事や検討をしている段階の
行事につきまして、生徒、保護者の皆様にお伝えすることが大切と考え、見通しがなかなかつきませんが、ここでお伝えをしたいと考えましたので、お読みいただければ幸いです。大きな要素としまして、現在長野県をはじめとして、「県をまたいでの移動を控える」、「3密を防ぐ」ことがあります。これもこれから先の状況を見極めていく必要があります。あらかじめご理解をいただきたくお願いします。

①1学年「宿泊学習」
 計画は1泊2日の行事です。高遠青少年自然の家での開催ですので、泊ができるかどうかを見極めたいと考えています。日帰り日程も含めて検討しています。
 仲間と共に食事の準備をしたり宿泊を体験したり、イベントを仲間と創り上げることで、協働のよさを体感し、仲間との人間関係を深めていくよい機会ですが、「3密」を避けることを念頭に内容を検討してまいります。

②2学年「仙丈ケ岳登山」
 長野県の中学校の特色ある行事で、多くの学びの機会ではありますが、山小屋が開かれないとの連絡をいただきましたので今年度は中止とさせていただきます。
 計画にあります「予備登山」を登山として、2年生みんなで「月蔵山」に登ることを目標に準備をすすめていくことを検討しています。

③3学年「修学旅行」
 3年生の皆さんは、これまで学習を積み重ねており、まさしく「修学」の機会として大切に考えています。現在、旅行業者と連絡を密にとり、実施できる方向を探っています。
 しかしながら、「県をまたいでの移動が制限されている現状」「宿泊状況」「旅行先(奈良・京都)が受け入れ可能か・・」など、課題があり、なかなか方向を見いだせないのが現状です。
 また、すでに一度、期日変更していることから、変更にかかる費用も生じています。国や県、伊那市のお考えもお聞きしつつ、保護者の方への負担を軽減できる方向も探っています。
 現時点では、8月実施について可能かどうかも含めて様子を見ざるを得えず、生徒の皆さん、保護者の皆さんに確定事項をお伝えできないことに心苦しさを感じております。お時間をください。6月末までには、方針を決定したいと考えていますので、ご理解をお願いします。

④2学年「職場体験学習」
 キャリア教育、進路学習の一環として、例年行っています「職場体験学習」について、現時点では、実施が困難と考え、これに代わる別の学習について2学年職員を中心に検討を始めました。
 これまで、地域の皆様のご理解・ご協力を賜っての体験学習です。新型コロナウィルス感染拡大防止、生徒だけでなく事業者様のことも念頭に入れての代替です。ご理解いただきますようお願いします。

第59回長野県中学校総合体育大会夏季大会中止について
 大変残念なお知らせですが、中体連の県大会について、中止との連絡が入りました。
「長野県中学校体育連盟では、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の措置が取られているという状況から、今年度の夏季大会の開催についてどのように対応すべきかを関係者で協議をしてまいりました。現在、県内各中学校において、臨時休業措置が取られ、それに伴い部活動も休止しており、臨時休業開けもしばらくは部活動が平常通り行われず、活動時間や運動量が確保されない見通しです。生徒の命と安全を守ることを最優先とし、苦渋の決断をするに至りました。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。」とのお話をいただきました。県の会長さんから、皆さんへのメッセージをいただきましたので、掲載します。
 また、吹奏楽部も県大会が中止となりました。さまざまなところで皆さんの希望が消えていくことにやりきれない思いでいっぱいですが、私たちはこれを乗り越えていかねばなりません。25日から部活動を開始します。苦しい思いを共にして、新たな目標を設定して臨んでほしいと願っています。

 私は、中学の部活動で野球部に入り、3年最後の大会1回戦の敗戦濃厚な最終回?に1度だけ打席に立たせていただきました。
元々上手ではなく誘われ入部で、本当に本気でやっていたか問われると答えられませんが、「最後を迎える」「けじめをつける」ことはとても大事だと学びました。あれから40年経ちますが、苦手な捕球でありながらキャッチャーとなり、エースのカーブを何度も後逸して迷惑をかけたことだけは今でも忘れません。1年生で何周もグランドを走ったことや、急にめまいがしてグランドに倒れたことなど、思い出はつきません。そういう思い出を皆さんにもたくさん持ってほしいと願っています。

《運動部活動を行っている中学生の皆さんへ》

 この度、新型コロナウイルスの感染拡大により今年度の長野県中学校総合体育大会夏季大会の中止を決めました。 これまで日々努力を積み重ねてきた生徒の皆さんにとっては受け入れがたいことでしょう。その悔しくやりきれない気持ちを思うとまさに断腸の想いです。 大会運営に関係する方々と様々な観点から慎重に協議を重ねた結果、生徒の皆さんの命と安全を守ることを最優先に考え、このような決断をするに至りました。どうかご理解ください。
 部活動を行うにあたって、目標は大会で勝利することかもしれませんが、目的は人間力を磨くことだと考えます。部活動の意味(価値)はそこにあります。 最後までやり遂げようとする意思、自分で考え判断する力、新しいものを創ったり発見したりする創造力、そして、人に思いを寄せる情操等、これまで部活動を通して高めてきた人間力にさらに磨きをかけ、社会でより良く生きていくためにこれからも努力を続けて いってください。
 特に3年生にとっての部活動は集大成のとき。オリンピックのように「来年に延期」という訳にはいきません。ぜひ、高等学校等次のステージにおいて、中学校の部活動で学んだことを活かし、豊かな充実した日々を送ってほしいと願っています。
そして、皆さん一人一人の人生を精一杯輝かせて生きていってほしいと祈っています。

長野県中学校体育連盟 会長 竹村昭浩

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200514)から

令和2年度の学び 校長 山﨑 茂則(2020/5/1)

令和2年度の学び
 臨時休校中の登校日も含めて、4月の入学式から数えてまだ6日しか登校していない生徒さん、生活のリズムはどうでしょうか。毎日の健康観察やZOOM学活で、担任の先生と「つながっている」感はありますか? 登校日で生徒さんのはずむ声に心がなごみ、感謝しています。
 これから大型連休を迎え、いつもなら学校生活の疲れをとり、体勢を整えて5月の学校生活に備えるところが、現時点では、引き続き自宅等で過ごす毎日となっています。それでも、自宅でできることを計画的にすすめ、この大型連休も自立した生活を送ってくれるものと期待をしています。
 さて、校長講話がなかなかありませんので、紙面を借りてお話をしていくこととします。今日の話は、「学び」です。これまでも真摯に学びを紡いできている皆さんですので、ここで改めて言われなくても…と思うかもしれませんが、皆さんが今後、登校して学習をするにあたり、または家庭で学習をするにあたり、少しでも役に立てばということで話します。この臨時休業中も、先生方は臨時休業中の課題や学校再開に向けての授業準備をすすめています。皆さんも、あらかじめどんな学習をするかを知っておくことは大切ですので、基本となる考え方についてお話しします。
 はじめに、どんな力をつけようとしているか、一言で言えば「生きる力」です。高遠で大切にしている「実学」と考えてもよいです。具体的には、知識や技能(知っている・使える)を身に付け、思考力や判断力や表現力(考える力、表す力)を伸ばし、学びに向かう力や人間性(学ぼうとする態度や、例えば人や自然を愛する心、正しいことを行う心など社会に必要な態度や心根)を育てていくということです。これは、全国のどの小中学校でも同じです。
 では、高遠中学校ではどんな学習で力を伸ばしていくか…一言で言えば「問題を解決する」学習です。授業の初めに学習問題や課題があります。これを自分達の力で解き明かしていくことで理解がすすみ、様々な力が身についていきます。中には、「今日は覚える日」という学習もあります。知識がなくては問題が解けないこともあるからです。

臨時休業での学び
 しかしながら、現時点では臨時休業のために、学校での授業がままなりません。ICT環境下での学習も試みていますが、すべての生徒に同様に学習の機会をという部分で十分に果たせていない面もあり、また準備に時間もかかってしまい、心苦しいところです。そういう意味も含めて、当該学年の学習内容を家庭学習で補ったり、質問に答える形での補習的な学習をしたりして、少しでも前に進めていけるよう、手立てを講じています。

学びの価値
 さて、話は「学び」に戻ります。孔子の「論語」に次の言葉がありましたので紹介します。
…子曰く、由や、なんじは、六言六蔽を聞けるか。こたえて曰、未だし。居れ、吾、なんじに語げん。仁を好みて学を好まざれば、その蔽や愚。知を好みて学を好まざれば、その蔽や蕩。信を好みて学を好まざれば、その蔽や賊。直を好みて学を好まざれば、その蔽や絞。勇を好みて学を好まざれば、その蔽や乱。剛を好みて学を好まざれば、その蔽や狂なり。…(「論語コンプリート一文超訳」より改)
 六つの徳について、学ばないとどうなるか孔子が説明しています。いすれも学ばないと…「仁」(思いやり)は、情におぼれて愚かになる。「知」は、博学をほこってわけがわからなくなる。「信」はかたくなになって人を傷つける。「直」(しょうじき)は、窮屈になって孤立する。「勇」は、乱暴になる。「剛」は、自分勝手なでたらめを行うようになる…という意味のようです。ここでいう「学」は、単に知識のことを言ってはいません。様々な生活の中で繰り返されている学びであろうと考えます。この臨時休業中に、お家の方のお手伝いをするなど、机上ばかりでなく、生活の中での学びを高めている生徒さんもいます。これも大事な「学」。大事にしたいところです。

自主自立への挑戦
 「自主自立」は、前回の「一人となる」に通じます。ICTによる学習に限らず、プリントによる課題も同様に、臨時休業中の学習について、その姿を学校で見ることは難しいです。課題を提出して返答がもらえるというのは、先生(他者)が評価してくれるので安心です。本来の自主学習というものは、自分自身に問いかけて、自分で判断していくことに尽きます。やってもやらなくても、誰も正しい評価(賞賛、叱咤激励など)はできないのです。そしてその結果はすべて自分が受け止めねばならないのです。ここがとても苦しいところです。
 私は、数十年前に、ある先輩からいただいた言葉が忘れられません。

「苦しいことには価値がある 価値があることは尊い 尊いことなら、頑張ろう」

 一人は苦しいです。だからこそ、仲間や家族を大切にして生活をしてください。

《今後の動向》
 原稿を作成している時点では、臨時休業は5月6日までですが、その後の対応については、国や県の動向、伊那市の状況も踏まえていかねばなりません。方向が出次第、生徒・保護者の皆様にお伝えできるよう努めてまいります。
 保護者の皆様には、学校再開だけでなく、様々な学校行事、諸活動についてご心配がつきないと思います。状況判断の難しいものが多く、学校単独で判断できかねるものもあります。これらについても、状況や方向が見え次第、順次お伝えしてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。学習につきましても、心配がつきないと思います。先ほども申しましたとおり、新しい内容を含んでいる場合もありますので、分からないことをそのままにしないで質問していただきたいと考えています。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200501)から

ごあいさつ 校長 山﨑 茂則(2020/4/24)

ごあいさつ
 日頃より、高遠中学校の教育活動にご理解とご協力を賜りまして、まことにありがとうございます。

令和2年4月から、本校でお世話になっております山﨑茂則と申します。3月までお隣の美篶小学校に勤めておりました。本校勤務はこれが2回目となります。平成15年度から4年間お世話になりました。改めましてどうかよろしくお願いします。

いつもと違う「入学式」 新入生の凛々しき姿に感動
 4月6日、入学式、始業式をとりおこないました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、大勢の皆様をお招きすることはかないませんでしたが、新入生48名を迎え、全校生徒146名・職員39名により令和2 年度の高遠中学校をスタートすることができました。
 入学式では、在校生は各教室で中継画像による参加、保護者の皆様が見守る中、新入生が入場。横の生徒とは1mほど離れた椅子に座った新入生は、どの生徒さんも凛々しく、小学校での学びを胸に中学校に入学してきた様子が伝わってまいりました。私自身も新鮮な気持ちに立ち返ることができ、身の引き締まる思いでした。今年度はテレビでも紹介され、初々しい新入生の姿、教室で拍手をして新入生を迎える先輩たちの姿をご覧になられた方もおいでかと思います。少しでも雰囲気が伝わりましたならば幸いです。
 さて、入学式の式辞にて、新入生に次のような話をさせていただきました。

「・・・さて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、小学校6年間の学びを修め、高遠中学生としての生活が始まります。
本校は、伊沢修二先生が残された言葉「学則得」学べばすなわち得る、を学校教育目標に定め、「挨拶愛語、清掃不言、花作相見、歌声響合」を目指す姿として、日々学び合い、磨き合う学校です。

今、まさに新型コロナウィルスがその牙をむき始めている中、ここにいる私たちすべての人が、様々な場面で、自分を、そして周りの家族や友を守るために、知恵を出し合い、学び、自らを省みる必要があります。新入生の皆さんには、特に感ずることが多いと思います。中学校生活を通して多くを学び得るとともに、互いを認め合い、学び合う校風を築いてほしいと願っています。・・・」


 本校は歴史と伝統が息づく学校です。その伝統は、まぎれもなくこれまで本校で学んだ先輩方が築いてきたものです。新入生に限らず、この高遠中学校で学びを修め、学んだことを世に生かす人となってほしいという願いを大切に教育に携わることが私たち教職員の使命です。
 新型コロナウイルスという世界中を恐怖に陥れている未知なるものとの闘いを強いられている今だからこそ、学んだことを世に生かすべく努力を積み重ねてほしい、そして家族や仲間を大切にする、ひいてはこの世の中のすべてのものへの愛情を膨らめてほしいという願いからお話をさせていただきました。

学習に遠慮は不要
 生徒の皆さん、学校が始まって4日で臨時休校となってしまい、新入生は特に、級友と親しく話をする機会もあまりもてなかったかと思います。仲間と自由に語らい、学び合う学校生活はしばらくお預けとなってしまいましたが、これをチャンスの機会と考えて、普段おろそかになっていることや今できることに取り組んでいただきたいと願っています。

 高遠中学校では、ICT環境を徐々に整え、校内においては生徒と教師、生徒同士でのタブレットを用いた学習をすすめてまいりました。この度、その技術を用いて、schoolTakt やzoomというアプリで自宅に居ながら学校職員や生徒間の通信により健康観察や「学活」を行っています。学級担任とICT機器を通じて言葉を交わしてみてどんな感想を持ちましたか。
 これとは別にプリントを配布し、臨時休業中の課題を課しています。自分の力を蓄えるチャンスと考えて取り組んでいただきたいと願っています。新しい教科書も配布しました。まずは予習のつもりで自分の好きな教科の教科書を手に取り、読んでみてください。読むだけでも新しい世界が広がります。わくわく感を広げてください。学習に遠慮はいりません。「学べばすなわち得る」を教科書から感じてほしいと思います。臨時休業が延長となりましたので、学校からは新たな課題を用意しています。各教科でどのような課題を用意しているか、さっそくプリントを見てください。大切なことは、「分からない」を見つけることです。分からないことが何かを見つければ、半分は分かったことだと言われます。チャレンジ精神に期待します。

ご協力に感謝

 保護者の皆様には、この度のICT機器による通信にあたり、ご理解とご協力を賜りましてありがとうございます。現在、全国の小中学生1人1台のタブレットを用意して学習できるようにしようと、経済産業省を中心に取り組みが進んでいます。しかしながら今日、明日にできるものではありません。現時点では、ICTを活用して学習をすすめる上で、お家の方のご理解とご協力なしでは難しい現状です。経済的負担もおかけしていることに心苦しいところがあります。お取り組みに感謝申し上げます。

「一人となる」
 生徒の皆さん、家庭で過ごす中で力をつけてほしいことを一つここに記します。題は「一人となる」です。
 「一人になる…」は“ひとりぼっち”とか“仲間はずし”とか、なんとなく寂しい感じが伝わってきます。「一人になる」ではなくて、「一人となる」です。どう違うのか、私の考えを述べます。

 臨時休業中、多くの生徒さんは、生徒だけで留守番をしているのではないかと思います。「中学生なのだから一人で大丈夫でしょう」とお家の方に言われた人もいると思います。一人でいるということは、声をかけてくれる人がいない時間が増えるということです。自分の力で一日の生活を送るのです。体づくりをするのも、勉強も、遊び(ゲーム)も全て自分で決断して行動するのです。「一人となる」は、ひとりぼっちという意味ではありません。自立した人、確たる自分を持つ人、他の人に甘えないということです。そういう意味で臨時休業を考えると、自立する力をつける機会を得たと考えることもできます。

自分の力でできることを一つでも二つでも増やしていくこと。これが、社会に出たときの大きな力、勉強になります。誰もいないからといって、甘えてばかりではいられません。特に、遠くに出かけることもできない厳しい状況にあるのですから、なおさらたくましく成長するチャンスでもあるということです。臨時休業明けに、たくましく成長した皆さんに会うことを楽しみにしています。成功の秘訣は計画を立てて、実行することです。「学べばすなわち得る」です。

 たらたらとたくさんの文字を書きました。読み返しながら、少しでも臨時休業に対する向かい合い方が前向きになることを願っています。

《お願い》
 新型コロナウィルス感染拡大防止のために、県知事が繰り返し県民に伝えていることは、県外との交流による感染を防ぐという点です。
 全国に「緊急事態宣言」が出され、長野県でも不要不急の外出を控えるよう、メッセージが発信されています。臨時休業の延長も、小中学生の安全を第一に考えた措置となっています。
 そこで、学校再開前の2週間(今回は4月23日(木)~5月6日(水))で、
 (1)県外へ行き来した家庭
 (2)県外から帰省した家族や知人との交流があった家庭
につきましては、お子さんの登校について、学校と相談していただきますようお願いします。

※PDFでご覧になる場合はここ(学校だより200424)から