校長講話

10月22日に校長講話が行われました。高遠中学校では、今週から人権教育強調月間が始まっており、講話の内容も人権をテーマとしたものとなり、学校長から話がありました。

 

始めに栃木県の小学校の先生である南沢創さんが歌っている、「生きる」を聴きました。南沢さんは小学校のころからだんだん目が悪くなり、今ではほとんど目が見えません。しかし、音や人の気配で周りの様子を確認することができます。現在は日本と韓国の視覚障がいがある教員交流事業を日本側の中心になって進めています。また、同じく全盲だけれども世界的に活躍するピアニストの辻井伸行さんについて紹介しました。

「視覚障がい者と呼ばれる2人ですが、とてもすぐれた仕事をしています。このとき、「障がい」ってなんだろうと考えます。社会生活をを送るうえで不自由なことは多いと思います。しかし、人として劣っているわけではなく、実際には、むしろすぐれていることが多くあり、色々な能力を身に着けている人がたくさんいます。

しかし、「障がいがある」ということだけで、日本では差別されてしまうことがあります。なぜ差別されてしまうのか考えたとき、見た様子がほかと異なること、できないことが多いこと、「かわいそう」や「気の毒」といった、自分より下に見る心を持った人が多くいることだと思います。

でも本当にそうなんでしょうか。環境を整えれば力を発揮してもらうことができますし、実際にすぐれた能力を発揮している人が数多くいます。そういう人たちを本当に差別していいのか考えたいと思います。

障がい者への言葉がけや行動に私たち自身の意識が見えてきます。だからこそ、自分自身を振り返って自分は実際どういう対応をしていくのか、考えていってほしい。

ところがそれを考えない人たちは、人を傷つける言葉を投げかけ、「障がいがあるとは知らなかった」とその場をごまかしてしまいます。しかし、「知らなかった」ではすまないのです。差別心を基にして発した言葉は人を傷つけ、発した言葉は元に戻りません。それだけ言葉には力があり、心に残った傷はなかなか消えず、一生残ってしまうかもしれません。

高遠中学校は、全校で目指す姿のひとつに「挨拶愛語」があります。これは言葉のもつ力が大きいから一番初めにとりあげられています。挨拶は相手の存在を認めないとできず、愛語は相手の立場に立たないとできません。今までの自分は、これからの自分はどうなのかよく考えてみてください。

相手の存在を認めないと先に挨拶はできず、相手を大切にする気持ちがないと大きな声で挨拶はできません。「挨拶愛語」は人権尊重の第一歩です。挨拶が飛び交う学校にしてほしいと思います。得意なこと、苦手なことも含めて、まるごとがその人自身だということを認めていってください。だめな人は1人もいないということをもとにして相手を認め、相手の立場に立った言葉をかけていってください。」

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第60回聖桜祭

ステージバック9月28・29日に「軌跡~伝統からの漸進~」をテーマとして、第60回聖桜祭が行われました。今年は金曜日の午前中に展示準備を行い、開祭式は11時からとなりました。開祭式では聖桜祭実行委員長が開祭宣言を行い、クラスごとに撮影したショートムービーを見ました。

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昼食後、クラスごとに展示見学を行い、各教科の作品やPTAの皆様の力作を鑑賞しました。その後、体育祭となり、大縄跳びやリレー、n人n+1脚をクラス毎に競いました。今年は様々な委員会活動が点数化され、クラス毎に得点を計算しているので、体育祭はとても盛り上がり、クラス一丸となって競技に挑みました。

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土曜日は学習発表、吹奏楽部発表、合唱祭、閉祭式が行われました。学習発表では3年生の太鼓演奏をはじめ、国語の意見文発表、英語のスピーチ、体育のダンス発表が行われました。生徒は堂々とすばらしい発表をしてくれました。

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吹奏楽部の演奏では、様々な楽器が奏でる音の響きがすばらしく、3年生のソロでは大きな拍手が起こりました。合唱祭では、各クラス、学年、PTA・職員の合唱を鑑賞しました。朝や放課後の時間に練習してきた合唱は、とても聴き応えのあるものとなっていました。

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閉祭式では、クラスごとに集計された得点が発表され、様々な賞状が各クラスに渡されました。総合得点では見事2年1組が1位となり、聖桜大賞を受賞しました。

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第60回ということで新しい取り組みがたくさん行われ、一人ひとりが輝ける聖桜祭となりました。お忙しい中お越しいただいた保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。