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9月20日(火)、社会科の研究授業が行われました。本校では、全校や各教科の研究テーマの他に、教師個人が自分の研究テーマをもって取り組んでいます。社会科では、「考えをゆさぶり、みんなで考えられる資料提示」を教科のテーマに、二人の教師がそれぞれ「課題意識をもち、お互いに関わり合いが持てる授業」「考えたくなる、話し合いたくなる授業」を目指して取り組んでいます。今回の授業から学んだことを、これからの授業づくりに生かしていきます。高遠中学校ではこれからも生徒が学ぶだけではなく、教師もよりよい授業を作るために学んでいきたいと思います。
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9月16日、高遠中学生にスマホの使い方と危険性を伝えるために、駒ヶ根工業高校と高遠高校から「高校生スマホキャラバン」のメンバーが来てくれました。長野県警のサイバー犯罪対策室のボランティアとして活動しているとのことで、当日は県警の方や長野県教育委員会の方、マスコミの方も参観にいらっしゃいました。
コマレンジャー同好会のメンバーがこの活動に参加しており、最初にショーを披露してくれました。
高校生だけで考えたというショーは、中学生の興味を引き、その後のスマホの使い方の説明を集中して聞くことができたようです。
今の世の中には必需品となったスマートフォン。その使い方を中学生のうちから学び、上手な使い方、付き合い方をしていってもらいたいものです。
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以前にもここで書かせてもらいましたが、高遠中学校では「花作相見」を目指す子どもの姿に取り入れています。1クラスにつき花壇を1ヶ所管理し、現在学校中が花であふれています。その中のメイン花壇と呼ばれる花壇でFBC(フラワーブラボーコンクール)にエントリーし、9月5日に審査がありました。花の生育具合やデザイン、生徒からのアピールなどをもとに、評価していただきました。
その日のうちに結果が届き、奨励賞となりました。夏休み中も環境委員を中心に水やりや草取り、花がら摘みをして一生懸命管理してきたことが実を結んだにちがいありません。高遠中の花々はまだまだ見ごろです。
今月末の9月30日、10月1日は聖桜祭が開かれます。学校にお越しの際はぜひ、学校の花壇にも目を向けてみてください。
↑↑現在のメイン花壇の様子です。屋上から撮影しました。
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8月31日と9月1日にかけて、2年生は仙丈ケ岳登山に行ってきました。標高3,033mの山に登る機会はあまりなく、生徒の顔は期待と不安が入り混じった表情をしていました。心配していた台風は前日に周りの雲をつれて去っていき、台風一過のすばらしい天気のなか、登り始めることができました。馬の背ヒュッテを越え、稜線に出たときは生徒から「すごい!」という声が上がり、それまでの疲れが吹き飛んだような笑顔を見ることができました。
夜には満天の星空を眺めることもできましたが、頂上付近の気温は11月下旬並みに低く、標高による気温の低下を実感しました。「寒い、寒い」と防寒着を着込み貴重な体験をすることができたようです。
2日目の早朝は残念ながら頂上は霧に覆われ、風も強くご来光は断念せざるをえませんでした。しかし、太陽のおかげで7時ごろには霧も消え、頂上アタックをし、360度の大パノラマを眺めました。今回の経験は生徒にとって、登山は楽しいものだと考えることができたと思います。
ご来光は残念でしたが、誰一人途中で諦めることなく、無事に下山することができました。ガイドさんをはじめ、一緒に登ってサポートしてくれた方々に深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
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高遠中学校の修学旅行は本来4月に予定されていましたが、インフルエンザのため延期になり、8月18日から20日に京都・奈良に行ってきました。修学旅行に訪れている生徒は本校だけで、訪問先では比較的ゆったりと見学することができました。普段、標高700mを越えている高遠で過ごしている生徒たちにとっては当地の暑さはひとしおのようでしたが、最終日は宇治川で涼を感じながら食事をいただくなど、夏ならではの格別な旅行になりました。