• 令和5年度 学校だより「高遠の子」8号

    2023年12月24日

    本年度「学校だより」第8号を掲載しました。学校だより No8 12月22日

  • 校長のひとり言 5/25 ~宿泊行事を終えた反省会で~

    2023年5月26日

    2日間の1年宿泊体験学習の引率を終えて学校に戻ってきた先生方。校長室で短時間、報告会を兼ねた反省会が行われた。7名の先生方が一人ひとり生徒たちの様子を次々に語っていく。「キャンプファイアーであれだけみんなで盛り上がれる生徒たちは凄いと思った」「教師が指示をそれほど出さなくても自分たちで栞を見たり声を掛け合ってどんどん動いていて凄いなと思った」「自分のことだけでなくまわりのこともよく見て、考えて行動している生徒が多かった」「野外炊飯では手際がよすぎて予定よりだいぶ早く夕食が出来上がってしまった(よい意味で)」「あれだけやれる生徒たちだから、指導員の方にはもっと手を出さずに見守ってもらえるようにお願いしておけばよかった」「〇〇くんは他の子もうまく巻き込んで活動をすすめていた」「学校ではあまり気づかなかった◎◎さんのよさを知ることができた」「これからは教師が与えすぎずにもっともっと生徒たちに考えさせたり企画させたりしていってもいい」等々。

    先生方は疲れているにもかかわらず、2日間で見えた、そして気づいた、生徒たちの姿を伝え合った。最後に、「この生徒たちの凄い力をさらにどのように伸ばしていくか、育てていくか、あらためて生徒たちから宿題をもらいました。この生徒たちとともに私たちも成長していきましょう」と学年主任が締めくくった。行事を通して学ぶことは大きい。生徒も先生たちも!

  • 校長のひとり言 5/10 学び合う、助け合う先生方の姿

    2023年5月13日

    中部教職員総会と同学年会・同教科会が、生徒の下校を早め15時から行われた。特に本校は、小規模校であるため、同教科の先生が多くても2人、そして多くの教科は1人だけである。だから、教師は1人で3学年全学級の授業をもち、全ての定期テスト等を作成し、そして通知表を書くなど孤軍奮闘している。もちろん、メリットもある。より多くの生徒たちを知ることができたり、授業進度も教師の裁量度が高くなるために、内容や展開を創意工夫したりできる。しかし、場合によってはひとりよがりの授業になりがちになったり、同じ教科の教師間の刺激が少なくなることから、教師同士が切磋琢磨し合い互いの専門性を高めていくことができにくくなったりなどの課題もある。だから、本校と同様の小規模校である長谷中の先生方とともに、このような機会に膝を交えてじっくりと教科指導について情報交換したり教材研究をともにしたりすることの意義は大きい。

    実際に、いくつかの教科会の様子を見させていただいた。ある教科会では、教科書を開き合い「この単元の指導では・・・のように進めてみたけど・・・」と好事例やうまくいかなかった事例を出し合いながら改善策やアイデアを考え合う姿や、「これって、もしかしたら教材が前のものかもしれませんよ。確認してみましょうよ。」などと、少しショッキングな、しかし、他の視点が入らないと気づけなかったことなどを熱く語り合っていた。まさに、「井の中の蛙」から抜け出せるチャンスがこの同教科会・同学年会だと感じ、そして、何よりも「先生方は、子供たちのためによりよくなろうとしている」ことをうれしく思った。このような先生方が研修し合う時間は、子どもたちと触れ合う時間とともに、しっかりと確保していかなければならない。また、明日から、子どもたちの笑顔のために、子どもたちの前に自信をもって立つために。

  • 校長講話

    2018年12月20日

    12月18日に、今年度3回目となる校長講話が行われました。高遠中学校では今、『縦割り清掃』を実施しています。普段は学年別に分担している清掃を、学年の垣根を越えて分担して行っています。今回の講話では校長室の床の写真から始まりました。

    「校長室の床は清掃の時間のたびに掃除分担の3年生の生徒が磨き上げ、徐々に本来の色を取り戻し、黒っぽかった床が明るい色になりました。校長室掃除の人たちの努力の結果、とてもきれいになりました。校長室内のソファや机も動かしてきれいにしてくれました。縦割り清掃が始まる前にきれいにしようと計画を立て、進めた結果です。

    重点目標『高遠の子』の一つ、『清掃不言』は一心に取り組み、自分の心と向き合い、床とともに自分の心も磨いていくことです。ただ黙って掃除をすることではありません。『不言』の次には『不言実行』という言葉が続くと思います。ただ黙ってやるだけではなく、自分の心と向き合って、どれだけ気持ちを込めて実行するかということが大事な意味だと思います。

    そして、『清掃不言』は頭脳活動の第一歩だと思います。考えなければ、先ほどの校長室の掃除は黒くなってきたことに気付き、考え、ここを磨こうと、計画的に取り組むことが頭脳活動なのです。今取り組んでいる縦割り清掃は高遠中の『清掃不言』の心を伝えていってくれているのだと思います。どのように伝え、何を残していくのか、また、3年生の思いをしっかりと受け止めていくことができるか、ただ集まって掃除のやり方を教わるだけではなく、3年生から多くのことを学び、受け継いでほしいと思います。

    これは人と人との関係も同じです。人に対する接し方、言葉の掛け方、行動の仕方などです。ここで出てくるものは形はなく、しっかりとした思いであったり、考えといったものが背景にあります。先輩たちから引き継ぐのは形ではなく、その心、精神といった高遠中が大事にしてきたものです。3年生から2年生、1年生に引き継ぐには、あと3ヶ月と少ししかありません。生徒会の引継ぎもあり、それをチャンスにしっかり学び、聞いておくことが大事になると思います。

    校長室掃除だけでなく、他の場所でも一生懸命取り組んでいる人がいます。そんな皆さんの姿を見ていて思い出したのが『随所に主となれ』という仏教の禅の言葉です。自分がすべきところで精一杯取り組めという意味です。今年、清掃以外でもたくさんその姿を見ることができました。花壇の水遣りや、一人ひとりが頑張らなくてはならない合唱などです。また、目立たないけれど、誰かがやってくれていることがたくさんあります。それを当たり前と思わず、感謝の気持ちを持ち、気付いてほしいと思います。危険箇所の細かい地図を用意してくれて先生や、毎日落ち葉をきれいにしてくれている先生、校長室を始めとしたあちこちに花を生けてくれている先生など、色々なところに誰がやってくれているかわからないものはたくさんあります。自分が精一杯取り組んでいることをしっかりやることで高遠中をよくして、自分を高めていくことになります。逆に人のことを馬鹿にしている人に自分を高めることはできません。自分だけよければよいのではなく、友達を高め、一緒に高まる。自分はまだまだ足りない、もっともっと伸びなければいけないという気持ちをもって、今できることを精一杯して自分自身と高遠中を高めていってください。」

  • ペレットストーブ試運転

    2018年12月13日

    ここ1ヶ月の間、主に土日に行われていた普通教室のペレットストーブ設置工事が終わり、12月11日に操作説明会を兼ねた試運転が行われました。教室の後方に煙突用の穴を開けて設置された新しいペレットストーブはかなり存在感があります。タンク内のクリーニング方法や、毎日の手入れの仕方を、上伊那森林組合の方から教わりました。実際に点火してみると温風が出て、4段階の火力調整で教室内を暖められることがわかりました。

    どのくらいの時間で教室内を暖められるのか、火力はどうするか、移動教室の際はどうするか等、効率的な使い方についてはこれから徐々に試していきたいと思います。

  • 人権同和教育授業研究会

    2018年11月12日

    11月8日に本校を会場として、伊那市人権同和教育授業研究会が行われました。1年生を対象とした授業では、前時に自分の長所や短所を見つけて書き出し、今回の授業では書き出した短所をリフレーミング(言い換え)して長所にできないか考えました。授業の導入では1年生の担任二人がロールプレイを行い、実際に短所を長所にしてみせることで、生徒に具体的なイメージを持たせ、授業を円滑に進めることができました。授業の終わりには感想欄に「自分の短所を長所に言い換えてもらえてうれしかった」、「自分のことがもっとよくわかった」といったことが書かれていました。

  • 数学出前授業

    2018年2月16日

    前回の高遠小学校に続いて、高遠北小学校6年生に中学の職員数学の出前授業に伺いました。

    次のようなことをやりました。1と2に、好きな一桁の数字を入れます。上下を足した合計を下の欄に書きます。二桁の場合は一の位だけを書きます。そうすると、5のときは5、6のときは2、7のときは9、8のときは6というように17番目の数が決まってきます。さて、それはどうしてでしょう。

    方程式とかxを使うやり方などは中学に来てからしっかり勉強すればいいので、小学校では九九や繰り上がり、繰り下がりのある足し算や引き算など基本的な計算を、できるだけ速く、正確にできるようにすることが大切です。

  • 教育課程研究協議会「国語」

    2017年10月13日

    10月11日に上伊那郡内の小中学校の教員が集まり、教科ごとに研修会を行いました。高遠中学校では国語科の研究授業や研究発表、レポート発表、指導主事の久保貴史先生からのご指導などが行われました。

    研究発表では、研究授業の教材である「竹取物語」について、本校教員の小林智教諭が、研究テーマ「つける力を決め、目的的に教材を読む授業の工夫」などを取り上げ、高遠の学と関連付けて発表が行われました。

    公開授業では鬼頭つかさ教諭により、古典教材の「竹取物語」が扱われ、古文特有のリズムを意識して音読するなど、楽しんで読むための工夫や七五調を取り入れた口調訳をグループで考える活動があり、とても楽しい授業となっていました。

    レポート発表では板書をどのように行うか、4~5人のグループに分かれて話し合いを行い、iPadからプロジェクターに映して、考えを共有しました。

  • 非違行為防止研修

    2016年10月27日

    10月26日の職員会の際に非違行為防止研修が行われました。昨今、教員の不祥事がニュースで取り上げられることが多くなり、私たちが気を引き締めていかなければなりません。今回の研修では校長先生からのお話を聞き、非違行為根絶のためのチェックリストに目を通しました。子どもたちを導き育てる立場の教職員として、この深刻な事態を自らの戒めとして受け止め、一人ひとりが初心に帰り、自分の行動を見つめ直していくことを全職員で確認しました。