目 標 の 具 現
1 「真事」の教育
・真事は「事」にある。「事」を責め立てて、具体的に事が何かはっきりさせることが、真事への第一歩である。
・そのため、教師は教材を十分研究し、教材のつぼ、指導のつぼを心得る努力が大切である。
・学年会、教科会を重視し、学年会は児童の側から、教科会は教材の側から事を責め立てて、手だてを究明し、その研究と実践を重んずる。

2 「真言」の教育
・真言は「ことば」である。教師と子ども、子ども同士に虚言がなく、真実のことば、思いやりのあることばをもって接することが第一歩で ある。
・真言は「愛語」である。愛語「よく回天の力あることを学すべきなり」正法眼蔵児童愛に根ざし、児童の言をよく聞き、深く理解して、実 のある自分のことばを責め立てて説得にあたるべきである。
・そのために、読み合わせ会を重視し、ことばのもつ意味を究明し合うと共に、平常、常に辞書を引き、ことばの感覚を磨くべきである。

3 「誠」の教育
・「誠」とは、「ことば」が成り遂ぐる義であるから、言行一致が「誠」の具現の第一歩である。
・教師は、子どもの毎日の清掃、遊び、勤労作業、諸行事等、常に子どもと共にあり、その行動を通して誠実に対処することが大切である。

児 童 の 目 標
1 こつこつ勉強する
大きな木になるには、どっしり根をはらなければならない。大きな自分を作り上げるには、自分の努めである勉強をこつこつとやり、しっかりと根をはることが大切である。

2 友がきをつくる
林の中から松はまっすぐ伸びていくことができる。しかし、1本だけの木は、なかなか上へ伸びれない。体の弱いものも、力の弱いものも、みんな同じように伸びていくためには、助け合い励まし合っていける友がきを作ることが大切である。
真実のことばは人を動かす。

3 とことんやり抜く
桜ばかりが美しいのではない。梅には梅の美しさがあり、なずなにはなずなの美しさがある。人それぞれ、自分のありったけを出せば、自分の美しさが出るし、他人の美しさにも気づく。そのためには、誠実に、自分のありのままを出し、とことん求め続けることが大事である。