学是

『 不 撓 不 屈(ふとうふくつ) 』

校内の彼方此方に「不撓不屈」が掲げられている。二代校長、松村正文先生(S41~44)
が記念誌『二十年の歩み』に寄せた次の一文から、「不撓不屈」が学是として掲げられたこ
とを理解することができる。

      「出ると負け」から「勝つ喜び」まで -不撓不屈の精神-          二代校長 松村正文

この頃は中体連で行う各種スポーツは全盛であった。ところが生徒の声の中から「長谷中
は出ると負けよ。」 という言葉が時々聞かれた。野球でも陸上競技でも試合に出て、生徒に
気 力が乏しかった。残念でたまらない。  長谷村は中学校の校歌にもある如く、奥深き豊か
な大 自然につつまれている。「流れゆく永久の三峰川、豊かなる長谷の山川……」と。生徒
はこの 大自然の中で育てられ鍛えられている。知らず知らずの中にこの不撓不屈 の逞しい
精神を宿 している筈だ。これを自覚しなくてはならない。
「山と川豊かな自然にはぐくまれ、不撓不屈の長谷中健児」
これをかかげて、学問と運動の両立を学校教育の柱とした。  〈 『二十年の歩み』P18「往時を語る」から〉 

時はうつり、生徒を取り巻く状況は30年前、40年前とは大きく変わっているが、かつて、
バレーボールで全国大会に出場した時代や、ソフトテニスで県大会常連校であったときのこ
とを知っている長谷の方々には「不撓不屈」の言葉が浸透している。入学式・卒業式の来賓
祝辞の中で、しばしば用いられる言葉である。
「不撓不屈」は、学校目標の「たくましく」につながる精神であり、これからも「精神力 の強
い何事にも耐え得る若人たち」を育てることが本校の使命である。