南アルプス太鼓

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資料「南アルプス太鼓」

1 はじまり

・昭和61年度(開校26年)赤羽敬一校長が、「地域に根ざした教育」を方針にしていた。一方で、当時長谷村役場総務課中山晶計係長(現長谷総合支所長)が、「村づくり運動」として、中尾歌舞伎や戸台の化石など長谷村ならではの特産物など、村として誇れるものづくりに力を入れていた。

・中学校で太鼓を取り入れたらどうかという話が、学校長と中山さんの間で進み、市野瀬の青年会で始めた「創竜太鼓」の宮下由紀夫さんが指導をしてくださることで具体的になっていった。

・創竜太鼓は、昭和54年ころから始まりこのとき数年活動してきていた。指導者の宮下さんが中学生のために「仙丈」をつくり、平成61年9月に、「南アルプス太鼓クラブ」として練習を始めた。当時の顧問は、横田隆司教頭であった。

・和太鼓は、宝くじの補助金をあてて当時で70~80万円ほどであった。岡谷で当時は太鼓づくりの職人であった小口大八さんから購入した。

2 継続・ひろがり

・スタート当時は、3年生の男子生徒のみで活動していた。法被の下は、Tシャツと短パン姿。法被は長年使用されていたが、50周年記念(平成22年度)において新しく21着を制作した。それが現在の法被である。昭和61年は全校生徒105名でしたが、今年は32名。当時は3年生男子だけでの演奏でしたが、現在は3年生全員で演奏している。

・昭和62年には、伊那養護学校の中等部で和太鼓を始めたので、長谷中学校と交流をしたいという申し出があった。以後、伊那養護学校との交流会も継続してきている。

・一年後の昭和62年10月には、SBCこども音楽コンクールで「優秀賞」を受賞している。

・平成17年度末をもって長谷村は伊那市に合併し、45年間続いた長谷村立長谷中学校から伊那市立長谷中学校に変わった。しかし、こうした長谷の地域で育ったものを以後も大切にしてきている。

・平成26年度には、SBCこども音楽コンクールに出場してみごと優秀賞をいただくことができた。

3 「仙丈」「タケル」の曲について

・平成61年9月に南アルプス太鼓ができた当時、宮下さんが中学校の生徒のために「仙丈」をつくってくださった。「タケル」は今から3年前に新しくつくってくださった。この曲は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の話をもとにしてつくっていただいた。
資料:別紙

・演奏は、12月ころに3年生から2年生に受け継がれ(1時間引継ぎとして3年生が指導する)、その時には「タケル」を練習している。文化祭前には、長年受け継がれてきた
「仙丈」の練習をして披露している。

・曲は生徒の人数や子どもたちの希望などによって、毎年振り付けやかけ声や演奏のフォーメーションをアレンジしていただき、その年に合わせて宮下さんが指導していただいている。

4 活動・発表の場

・2年生は、3月の3年生を送る会で初めてのお披露目となる。以後、4月入学式、南アルプス開山祭、6月ふれあい訪問(サンハート美和)、7月保育園夏祭り、9月くろゆり祭(文化祭)、10月南アルプスふるさと祭、伊那養護学校との交流会、中部音楽会など年間に発表の機会がある。他にも機会があれば発表を行っている。

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