【令和6年度生徒数】

1年…11名 2年…10名 3年…10名  全校31名

 

【特色ある活動】

(1)長谷の縁側

伊那市社会福祉協議会による「まちの縁側」事業とタイアップして、月に一度地域の方を学校に招いて一緒に交流活動を行います。花壇づくりや草取り、畑の作業の指導や手伝いなど、学校の活動を一緒に行い、終了後には一緒にお茶を飲んで歓談します。かつての宿直室を和室(長 谷の縁側)として改修し、いつでも自由に来ていただけるよう設置しています。年に1回、「長谷の縁日」と名称を変え、保育園児や小学生を含めた地域の縁日を開催します。また、文化祭の中で実施するミニ運動会にも、小学生を含めた地域の方に一緒に参加してもらっています。

 

(2)長谷の太陽(ラー油)

「中学生にできる地域おこし」を合言葉に、地域の名物にしようと、とうがらしを栽培し、収穫後にラー油を作って販売する活動(6次産業化)に挑戦しています。「総合的な活動の時間」を使ってラー油を製造し、地域の「道の駅」や宿泊施設、バスターミナルなど様々なところで販売してもらったり、地域のイベントに中学生が出店を出して販売したりしました。栽培については、「長谷の縁側」で、地域の方と一緒に定植や収穫の作業をしたり、生徒たちが「三峰の時間(日課に15分位置づけた帯活動)」を利用して除草したりしています。また、苗を配布し地域でも栽培してもらい、収穫後に提供していただいています。

現在は、3種類のラー油(長谷の太陽・長谷の新緑・鹿嶺の頂)を製造・販売しています。

【販売所】

○「道の駅」南アルプス村    ○伊那バスターミナル

○中央道下り線 小黒川PA     ○高遠さくらホテル

ニシザワ高遠食彩館           ほか

 

(3)学校花壇への取り組み

造園委員会を中心に、種から苗を育て、学校花壇を作っています。除草や灌水など、全校生徒が関わっています。FBC花壇コンクールでは、これまでに「内閣総理大臣賞」「文部科学大臣賞」をはじめ、何度も賞をいただいています。 受賞歴はこちら FBC受賞歴

 

 

(4)パンジー配付

毎年4月に、長谷地区(旧長谷村)の全戸に、学校で育てたパンジーの苗を配付しています。届ける際の地域の方との交流が、中学生のやる気にもつながっています。

 

(5)その他

・伝統文化(中尾歌舞伎・南アルプス太鼓)への協力、伝承

・特別養護老人ホームや保育園、特別支援学校との交流活動

・音楽部によるフラワーコンサート、オータムコンサート    など