• 9月15日(木)孝行猿のものがたり

    2022年9月15日

    写真左:母との別れ 中:母猿を助けようと必死な子猿 右:熱演した3年生

    今日は、参観日と孝行猿集会がありました。朝から何となくソワソワしている子が多かったような気がしました。参観授業では教科は様々ですが「人権教育」に関わる内容を扱いました。友だちのこと、平和のこと、誰もが幸せになれる世の中にするために、日々積み重ねて学ぶ必要があります。孝行猿集会では、3年生の熱演で子どもが親を、そして、親が子を思う気持ちについて、自分のこととして考えることができたと思います。こうした物語を大事に受け継いできた長谷地区に生まれ育つ子どもたちは、これからも優しい気持ちを一緒に育てていくことができるだろうと思いました。

  • 9月14日(水)「思い合い」

    2022年9月14日

     写真:5年生が日本全国の地域調べを始めました。それぞれの農工業の特産品も書かれて掲示されていました 日本にもいろいろな地域があることを学んでいます

    長谷小学校の9月はなかよし月間です。今週から兄弟学級での「仲良し清掃」(お互いの教室のみ)と「なかよし郵便」が始まっています。1年生のところには、早速6年生からのお手紙が届いて子どもたちが喜んだそうです。子どもたちが自分宛のお手紙をもらうなんて、おそらく年賀状くらいでしょうか。考えてみると、大人も同じような状況かもしれません。SNSやメールである特定の人とのやり取りはあっても、個人から自分宛の手紙をもらうことは本当に少なくなりました。お手紙を書くときには相手のことを考えます。そうやってお互いに「思い合う」ことが日常的にあればいいなと思っています。

  • 9月12日(月)学び、育つ

    2022年9月12日

    写真 左から 事前の打ち合わせ「みなさん、お話しします」の一言で集中し、よく話を聴いていました。 病気の母親と悲しい別れの場面 子どものために今までは猟で打ったことがない猿を狙っている勘助 冷たくなった母猿を手で必死に暖める子猿たちとそれを見てしまった勘助

    15日の参観日に3年生が「孝行猿」の劇を発表します。長谷小学校では3年生が毎年行ってきている伝統行事となっています。その年によって、自分たちが表現したいように少しずつ挿入歌や台詞、演出等が変わっています。今日は、本番に備えてお客さん慣れをするために、舞台稽古の見学の案内があったので観劇してきました。感想を一言で言えば「とても立派でした」。声の大きさ、語りかけ方、動作、劇中の準備、片付け、歌、笛・・・子ども9人+先生で時間をかけて創り上げてきていることがよくわかります。「劇」には子どもたちが育つ要素がたくさんあります。教室での座学も大切ですが、地域に学び、地域から学び、自分たちのものとして発表できるようにするところまで、みんなで学び、育つ。それを支える先生もこの劇を完成させるまでどれほどの時間を費やしたことでしょう。入学式の時のあの子が・・・とどの子にも本当に成長を感じ、とても嬉しい気持ちになりました。

  • 9月7日(水)やりたいこと

    2022年9月7日

    写真:9月は仲良し月間です 「長谷っ子講座」がありました

    「あー、体育がやりたい」と言いながら廊下を歩いてきたのは6年生。ここ数日、天候不順でグランドが使えないので、体育でやっている野球型の授業ができていません。加えて、警戒レベル6になっているため、体育館も学年毎遊ぶ時間が決められていて思うように使えません。きっとそういう気持ちが体育の授業が楽しくて「やりたい」と言葉になったのでしょう。学校でそしてクラスでやるから楽しいのです。自分からやりたいと思えることがある、前向きな気持ち、楽しもうとする気持ちがいいなと思いました。

  • 8月23日(火)使わせてもらってもいいですか

    2022年8月23日

     写真 左:1年生が体育で「タイヤ跳び」をしていました。2つに分かれて、途中で出会ったらジャンケン勝負です。勝負がつく度に歓声があがっていました 右:お昼休みに校庭でいろいろな学年が混ざって17人でサッカーをしていました。元気よく遊んでいるのを見ると、元気を分けてもらえます

    「先生、使わせてもらってもいいですか」と廊下でお昼休みに音楽室での楽器練習のお願いしていた6年生。「いいですよ」と許可をもらうと「ありがとうございます」と大きな声でお礼を言って音楽室に向かっていきました。2学期の全校行事の中でも音楽会は、子どもたちにも特別な思い入れがあります。特に6年生は、小学校生活最後となった年の先輩達の合唱や合奏のように、参観していただいた皆さんに感動してもらいたいと考えているようです。昨年も一昨年も同じでした。自分たちも最高学年の伝統として守っていきたいと意識していると思います。音楽会まで約2ヶ月ありますが、自分たちが納得出来る演奏ができるまで子どもたちの自主練習は今年も続いていくことでしょう。

  • 8月19日(金)2学期スタート

    2022年8月19日

     写真:児童代表の発表

    休み中に作った作品や自由研究のまとめ用紙、ポスターなどをたくさん持って、子どもたちが学校に登校してきました。朝から元気のよい「おはようございます」の声が校舎内に響きます。始業式には、児童の代表として2年生、4年生、6年生が「2学期に頑張りたいこと」を発表してくれました。「算数や漢字等勉強を頑張りたい」「音楽会で力を合わせて演奏したい」「マラソン大会で力を出し切りたい」「児童会フェスティバルを成功させたい」等行事や勉強、学校生活に関わる内容について、自分の意気込みを語ってくれました。他の子どもたちも2学期に頑張りたいことがあると思います。今日はどのクラスでも夏休みの思い出を語ったり、お互いに頑張ることを確認し合ったりする一日でもありました。久しぶりの学校生活でしたが、全校下校時も夏の太陽に負けず元気よく帰っていきました。2学期も子どもたちの活躍が楽しみです。

  • 7月22日(金)一学期終了 あれも、これもできました

    2022年7月22日

    今日で一学期が終了しました。全校児童全員出席で最終日を迎えられたことを本当に嬉しく思います。学校はもちろんですが、ご家庭でも感染症予防対策をキチンとしていただいているおかげで、毎日無事に登校し学校生活を送ることができていると思っています。終業式では、3年生と5年生の代表児童5名が一学期を振り返って作文発表がありました。初めての割り算ができるようになった。リコーダーが吹けるようになった。長谷探検でたくさんメモをした。掃除をていねいにやれた。音楽が好きになった。運動会の係活動を頑張った。臨海学習でたくさんの思い出ができた。水泳が楽しかった。算数がわからなかったけど、たくさん質問して自分一人で出来たときはうれしかった。あれも、これもたくさんできるようになったり、頑張ったりすることができたことがわかりました。子どもたち一人ひとりが4ヶ月分成長し、長谷小学校全体も一歩先に進むことができた一学期でした。明日から夏休みです。全員が健康、無事で元気に楽しんで過ごしてほしいと願っています。一学期の学校教育活動にご理解・ご協力いただきありがとうございました。

    写真左:エコキャップを寄付していただきました。いつもありがとうございます 中・右:雨続きで草も伸びる伸びる。観察用のヘチマも畑も手入れが大変です

  • 7月13日(水)土が燃える

    2022年7月13日

    窓の外から「ゴーゴー」聞こえる送風機の音。今日は朝から2年生の粘土の本焼きをしていました。「今、394℃なんだって」「火が見たい」「どうなってるの」と子どもたちが口々に思ったことを口にします。「これが1300℃近くになると、土が燃えていることになるんだよ。地球の中も同じように土が燃えているんだよ。それを見ることになるよ」と先生に教えてもらうと、また興奮して一騒ぎ。4時間目が始まる頃には「今、903℃になったって」と嬉しそうに何回もみんなで確認にきていました。焼き上がるまでワクワクして待っている気持ちは、大人になって粘土釜を見る度に思い出すはずです。身体全体で感じている学びの一つだと思いました。

    写真 左:音楽集会「ビリーブ」を全校で歌いました。「世界中の優しさで、この地球を包みたい」今の世界情勢を考えると、子どもたちの純粋な歌声で聞くこの歌詞が胸に響きました 右:久しぶりに火が入った粘土釜

  • 7月8日(金)どれがいい?

    2022年7月8日

    写真:参観日の様子 左上から 1年「国語大きなカブ」2年「図工釉薬をつける」3年「長谷探検隊」4年「ものの温まり方 金属」5年「臨海学習のまとめ」6年「臨海学習のまとめ」

    「あのさぁ、この中でだったらどれがいい?」「わたしは、これかな」「わたしは、これ。だってイケメンだもん。あとはおじさんだから・・・」廊下に掲示してあるポスターの中にいる人を指さしながら楽しそうに会話していたのは1年生の女の子たち。まさか「イケメン」という基準で会話しているとは思わなかったので、「イケメンがいいの?」と聞いてみると「だいじだよね」と返事がありました。今日は参観日です。お家の方が来る参観前で少し興奮気味だったのかもしれません。何を見ても一緒に楽しんでいる様子がかわいらしかったです。

  • 7月6日(水)小中合同読み聞かせ会

    2022年7月6日

    1時間目は小中合同読み聞かせ会でした。読書週間に合わせて、長谷中学生が全校で本の読み聞かせに来てくれたのです。本を読んでもらうだけではなく、クイズや手遊びもしました。小学1年生から中学3年生までの全員が同じ時間を共有し、グループ毎同じお話の世界を楽しみました。一緒に楽しむ姿がとても良かったです。これからも交流の機会を増やしていくように考えたいと思っています。